戦闘惑星ゾーマ
戦闘惑星ゾーマとは、『デトネイター・オーガン』に登場する惑星。
概要編集
イバリューダーの拠点であると同時に任意の目的地に移動できる要塞でもある。月の4分の1程のサイズを誇り、前方には地球を一発で跡形もなく完全に消滅させても有り余る威力の巨大な反物質砲を配備。数々の星を破壊しては新たな星を探して移動し続ける。
久見・ジェファーソンの予知により、地球にあと三ヶ月で到着することが明らかとなり、EDFは反物質砲が射程圏に入る前に内部から破壊することを目的とし行動するも、大量のイバリューダーに圧される。オーガンの活躍により数体のソリッドアーマーが潜入し、要塞中心部であるコントロールルームの破壊に成功するが、反物質砲の発射を止める事はできなかった。
地球側はゾアとの死闘の直後のオーガンに全てを託すも、グランドクルスアタックは太陽が出ていないと使えない。しかし久見の決死の超能力で日の出までの時間を”切り取り”太陽が見え、反物質砲と重力レンズ砲が衝突。この衝突による爆発でゾーマは真の姿である小さな球体を現し、総統ミークの意向により戦闘を放棄、破片と生き残ったイバリューダーを回収し、修復を行いながら太陽系から去っていく。
小説版での惑星ゾーマの正体は超重力源の周囲を砕かれた星々の破片が覆う実態の無いものであり、その本体は超圧縮されたシグナライト号の残骸であるとされている。
登場作品編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦W
- 地球圏で活動していたラダムの壊滅を知り、残る脅威であるピサ・ソールを破壊するため金星に向かう(この結果、ノイ・ヴェルターはソール11遊星主の拠点を発見できた)。三つ巴になるもノイ・ヴェルターは双方の同時撃破に成功、太陽とゴルディオンクラッシャーの光を受けたオーガンのグランドクルスアタックに反物質砲を止められる。
関連する用語編集
メモ編集
- 流石にイバリューダーと比べ移動速度は遅いものの、それでも移動速度は秒速6光年を超える。原作では移動しているのではなく超重力によってこちらが「引き寄せられてる」と解釈した発言がある。
- OVA第1話のエンディングで地球にゾーマの姿がオーバーラップするのは、イバリューダーが地球人と根を同一にするという暗喩である。