ガオガイガー

2014年9月5日 (金) 21:09時点におけるZakira (トーク | 投稿記録)による版 (第2次α関連を編集、追記)

GBR-1 ガオガイガー(Gaogaigar)

  • 登場作品勇者王ガオガイガー
  • 型式番号:GBR-1
  • 分類:重機動スーパーメカノイド
  • 全高:31.5m
  • 重量:630.0t
  • 最高走行速度:時速172.0km[初期] → 不明[ウルテクエンジン搭載後]
  • 最高飛行速度:M3.0[初期] → 不明[ウルテクエンジン搭載後]
  • 最大出力:7,500,000kw(100万馬力)[初期] → 11,250,000kw(150万馬力)?[ウルテクエンジン搭載]→ 3,800,000,000kw(50億馬力)[ザ・パワー?]
  • 構成機体:ガイガー【コア】、ドリルガオー【脚部】、ライナーガオー【上腕部】、ステルスガオー【背部、頭部、前腕部】
  • 装甲材質:レーザーコーティングスーパーG装甲
  • 動力:Gストーン動力炉+GSライド3基※
  • 開発者:獅子王麗雄
  • 主なパイロット:獅子王凱
  • メカニックデザイン:大河原邦男

ガイガーと三機のガオーマシンがファイナルフュージョンした重機動スーパーメカノイド。 当初は十分なテストが行えないまま出撃し、1回の戦闘で満身創痍(敵からのダメージよりも未完成だけに自壊した部分が多い)の状態であったが、戦闘を重ねてその問題点を徐々に解消していく。これはGGG整備部スタッフによる勇気と英知である。
31話「さらばGGG」で三大原種により大破した際ウルテクエンジンによる強化改修が施されたが、今のところゲームでは再現されていない。資料によっては、前期型の500倍もの出力とされているが、劇中で数値が判明したのはザ・パワー発動中の47話アイキャッチであり、通常時の数値ではない可能性も否定できない。

ゾンダーとの決戦後、襲来した31原種との戦いで大破。その後、背中のステルスガオーが宇宙戦対応型のステルスガオーIIに強化され、ブロウクンマグナムがブロウクンファントムに、プロテクトシェードがプロテクトウォールに強化された。これがスターガオガイガーである。勇者シリーズ伝統の2号ロボとの合体を廃し、あくまで強化レベルに留めたのは製作陣の愛故。

堅牢な装甲を持つが、その反面内部への衝撃を緩和する能力は低く、攻撃を喰らうと中の凱自身への衝撃ダメージがそのまま伝わる、という弱点がある。また、装甲の熱耐久度は5000度が限界であり、「滅ぶべき右腕」でグランドノヴァに囚われた際はギャレオンが咄嗟に展開したプロテクトシェードで持ち堪えてはいたが、それでも融解ギリギリまで追い込まれていた。

合体時にパーツとなるガオーマシンの3機は、ギャレオンに保存されていたジェネシックマシンのデータをもとに地球の技術で複製されたものであり、スパイラルガオーとストレイトガオーはまとめてドリルガオー、ブロウクンガオーとプロテクトガオーはまとめてライナーガオー、ガジェットガオーはステルスガオーとして作り上げられた。また、オリジナルが動物モチーフだったのに対し、ガオーマシンは車両ベースなのも違い。

因みにコクピットへはギャレオンの口から直通であり、ガオガイガーは常に弱点をむき出しで戦っていることになる。 ゾンダー編や原種編にその弱点を突かれた描写はなかったが、破壊神遊星主の戦いでついに…

登場作品と操縦者

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。CGでの合体ムービーも有り、ゾンダー編までだが、他にも様々なイベントが再現されている。中でもマニュアル合体イベントでは、独自要素としてそのマップに出撃した小隊長機も合体の補助をしてくれるほか、条件次第で一足早くスターガオガイガーに換装可能。
性能の方は広範囲バリアであるプロテクト・シェードと、中盤で解禁される作中屈指の威力のハンマーヘルアンドヘヴンが強み。欠点は全体攻撃を持たず、射程も低いためボス戦以外では小隊長には向かないこと。しかし小隊員でも前述のバリア、凱の加速の存在により、コストは高いものの腐ることはない。ちなみにヘルアンドヘヴンの手の組み方が原作と違い、右手親指が上になっている。
第3次スーパーロボット大戦α
原種編からOVAのFINALを再現し、途中でスターガオガイガーに換装できるように。また、オプションの『ガイダンスシナリオ』にも、アラドが操作するユニットの一体として登場する。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
第1部に登場。ほぼ原作再現されており、原種に破壊されスターガオガイガーに乗り換える。
序盤は武装が少なく登場時は僅か二つ、その後もしばらく三つだけの武装で戦うことになる。能力も意外と低いので乗り換えるまで過信は禁物。

装備・機能

武装・必殺武器

プラズマホールド
「防御の左腕」
左腕の防御エネルギーを攻撃エネルギーに反転させ、放電で相手を拘束する。
防御エネルギーを反転させるのはかなりの負荷がかかるらしく、使用後は凱が疲労していることが度々あった。
第3次αでは真の姿になるとジェネシックボルトに置き換わる。
ドリルニー
膝に装備されたドリル。αシリーズではブロウクンマグナムの射程に穴があるので隣接されたときの反撃くらいにしか使われない不遇な武装。
第3次αでは真の姿になるとストレイトドリルとスパイラルドリルがオミットされるためウィル・ナイフに置き換わる。こちらは有射程でノーコストなのでブロウクンマグナムよりも出番は多い。
ブロウクンマグナム
「破壊の右腕」
右下腕部と拳を高速で個別に逆回転させ射出、目標を文字通り「粉砕」する。原作でバリアシステムを貫通しているせいか、バリア無効が付いている(W除く)。
格闘
構造の問題から動きが制限されるため肉弾技の種類は少なく、基本的にパンチとかかと落とし、腕ひしぎ十字固めと上記のドリルニーしかしない。
ヘルアンドヘヴン
ガオガイガーの代名詞とも呼べる必殺技。「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」と呪文を唱えながら両掌の攻撃エネルギーと防御エネルギーを融合させ、EMTトルネード(電磁竜巻)で拘束した敵に突撃。目標を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放、プロテクトシェードで核を保護しつつ目標を内部から完全に破壊する。人命救助を旨とするGGGらしい武装だが、ゾンダー核の正体が不明だった1話や、ガイがアドレナリンで正気を失っていた時は核をそのまま握り潰そうとした。また、核を摘出してエネルギーを放出しゾンダーを破壊した刹那の無防備な瞬間を狙われたこともあった。因みにエネルギー融合の呪文の意味は「2つの力を1つに」、この技自体は不完全なまま使用されており本来の威力は発揮されておらず、負担も本来以上の物となる。その負担を軽減するために開発されたのがゴルディオンハンマーである。
ハンマーヘルアンドヘヴン
正式名称グラヴィティショックウェーブジェネレイティングツール(重力衝撃波発生装置)のゴルディオンハンマーを使った必殺技。
マーグハンドから取り出した釘をゾンダーに打ち付け(「ハンマーヘル」)、釘抜きの要領でコアを摘出(「ハンマーヘブン」)してから「光になれ!」の掛け声と共にゴルディオンハンマーを叩きつけて標的を光に分解、消滅させる。
ゴルディオンハンマーの威力は絶大で、初使用時にはガオガイガーの右半身を犠牲とせねばならなかったが、ゴルディーマーグ登場によりガオガイガー自身への影響を緩和する。
余談だが、ゾンダー以外には「ハンマーヘヴン」が省略され、パイロットは無事ではないはずだが、それでも基本的には当然のように脱出させてくれるスパロボの脱出装置は偉大である。
第2次αではナシム・ガンエデンを光にすると、凱に専用セリフが用意されている。
ディバイディングドライバー
左腕に装着されるハイパーツール。原作では市街への被害を防ぐため地面を湾曲させ戦闘フィールドを作るための道具(うまく応用できれば敵の攻撃の威力を抑えたり動きを止めたりできる)。人命優先であるGGGらしいツールでもあるが、アニメ製作現場的には作画が大変になる市街戦描写の負担を軽減するための道具である。スパロボではイベントでのみ登場する。
因みに第2次αではゴルディオンハンマーとの出番が逆である。(前者は第1話から、後者は物語中盤から)

特殊能力

プロテクト・シェード
左腕から展開される空間湾曲バリア。原作では受けた攻撃がビーム兵器の場合反射することもあった。SRWでは反射はしないが、小隊制の場合小隊全部を守る広域バリアなので心強い。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

勇者王誕生!
デフォルトBGM。
ヘル&ヘブン
ヘルアンドヘヴン使用時のBGM。
ゴルディオンハンマー
ハンマーヘルアンドヘヴン使用時のBGM。

関連機体

スターガオガイガー
宇宙戦闘用。
ガオガイガー長距離移動仕様
太陽付近に出現した黒きキングジェイダーに対応すべく出動した際の形態。クライマー1二基をブースターとし、ゴルディオンハンマーをメインフレームとしている。
ゴルディーマーグ
ハンマーヘルアンドヘブンで必要な相棒。
ガオファイガー
ガオガイガーに代わる戦力の要として造られた。
ジェネシックガオガイガー
オリジナルのガオガイガー。ガオガイガーはこの機体を地球の技術で再現したデッドコピーにあたる。
グランディール
SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚に登場する大型FTで、ガオガイガーに似ている。

余談

  • 人間と乗り物と「融合合体」してから、さらに巨大ロボットになるという2段変身のステップを踏む合体形態は前作『勇者指令ダグオン』の合体パターンを踏襲している。

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