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| == 政治体制 == | | == 政治体制 == |
− | 「[[霊帝]]」と呼ばれる君主を頂く専制政治。霊帝と「十二支族」と呼ばれる支配階級が臣民を支配する構図となっており、文化や娯楽などは「民族の堕落を防ぐ」との名目の下、十二支族によって独占されている。さらに創世神ズフィルードを崇める宗教が存在しており、高い結束力を誇っていた。 | + | 「[[霊帝]]」と呼ばれる君主を頂く専制政治。霊帝と「十二支族」と呼ばれる支配階級が臣民を支配する構図となっており、文化や娯楽などは「民族の堕落を防ぐ」との名目の下、十二支族によって独占されている。さらに創世神ズフィルードを崇める宗教が存在しており、高い結束力を誇っていた。また、最高評議会「シケム」が存在し、現在はシヴァーが議長を務めている。 |
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| === 霊帝 === | | === 霊帝 === |
| 帝国の最高統治者。[[ゲベル・ガンエデン]]の力を行使可能な、[[サイコドライバー]]能力を持つ[[不老不死]]の少年が代々その地位を受け継ぐこととなっており、現在の霊帝は[[ルアフ・ガンエデン]]。しかし、真の支配者・霊帝は「[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]」で、彼はその走狗にして代理人に過ぎない。その正体に気付いた者は帝国内にもほんの数人しかいない。 | | 帝国の最高統治者。[[ゲベル・ガンエデン]]の力を行使可能な、[[サイコドライバー]]能力を持つ[[不老不死]]の少年が代々その地位を受け継ぐこととなっており、現在の霊帝は[[ルアフ・ガンエデン]]。しかし、真の支配者・霊帝は「[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]」で、彼はその走狗にして代理人に過ぎない。その正体に気付いた者は帝国内にもほんの数人しかいない。 |
| + | |
| + | なお、霊帝宮はナシムが座していたバラルの塔と同じ構造をしており、これ自体も念動砲撃兵器となる。 |
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| === 十二支族 === | | === 十二支族 === |
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| **[[ルリア・カイツ]] | | **[[ルリア・カイツ]] |
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− | *ガンエデンに仕える巫女 | + | *ティクヴァー家(ガンエデンの巫女の血統) |
| **[[アルマナ・ティクヴァー]] | | **[[アルマナ・ティクヴァー]] |
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| === 軍組織 === | | === 軍組織 === |
| ;霊帝近衛師団 | | ;霊帝近衛師団 |
− | :霊帝直属の師団。要するに親衛隊である。 | + | :霊帝直属の師団。要するに親衛隊である。バランはここの将軍だが、師団長は不明。 |
| ;辺境銀河方面帝国監察軍 | | ;辺境銀河方面帝国監察軍 |
− | :旗艦[[ヘルモーズ|ヘルモーズ級]]と、5隻の[[フーレ]]を伴って各星系に派遣された艦隊。指揮官兼ヘルモーズ艦長には[[ハイブリッド・ヒューマン]]の「[[ジュデッカ・ゴッツォ]]」が率いる。目的は星系を調査して軍事力を取り込み、その戦力とすること。『新』では8つの艦隊が、[[αシリーズ]]では7つの艦隊が確認されている。[[ジュデッカ・ゴッツォ]]の名前を持つ者達([[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ|ラオデキヤ]]、[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ|エペソ]]、[[サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ|サルデス]]、[[ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ|ヒラデルヒア]])の名前の由来を考えると、7つというのが正式な数だろう。ただし、ジュデッカ・ゴッツォが指揮しない艦隊が存在する可能性もある。現在判明しているのは6つの艦隊で、第2艦隊のみが詳細不明である。 | + | :旗艦[[ヘルモーズ|ヘルモーズ級]]と、5隻の[[フーレ]]を伴って各星系に派遣された艦隊。「帝国監察軍」と略されることが多い。指揮官兼ヘルモーズ艦長には[[ハイブリッド・ヒューマン]]の「[[ジュデッカ・ゴッツォ]]」が率いる。目的は星系を調査して軍事力を取り込み、その戦力とすること。『新』では8つの艦隊が、[[αシリーズ]]では7つの艦隊が確認されている。[[ジュデッカ・ゴッツォ]]の名前を持つ者達([[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ|ラオデキヤ]]、[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ|エペソ]]、[[サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ|サルデス]]、[[ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ|ヒラデルヒア]])の名前の由来を考えると、7つというのが正式な数だろう。ただし、ジュデッカ・ゴッツォが指揮しない艦隊が存在する可能性もある。現在判明しているのは6つの艦隊で、第2艦隊のみが詳細不明である。 |
| :;第7艦隊ラオデキヤ | | :;第7艦隊ラオデキヤ |
| ::『[[α]]』の際に、地球圏へ襲来した監察軍の中でも最初に地球へ現れた艦隊。[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]が艦隊司令であるかに思われたが、本物のラオデキヤ(※)はストーリーから2年前になる[[ゼントラーディ]]との決戦で、副指令である[[ユーゼス・ゴッツォ]]に謀殺されており、実際はラオデキヤの同型体を操るユーゼスが、艦隊の実権を握っていた。 | | ::『[[α]]』の際に、地球圏へ襲来した監察軍の中でも最初に地球へ現れた艦隊。[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]が艦隊司令であるかに思われたが、本物のラオデキヤ(※)はストーリーから2年前になる[[ゼントラーディ]]との決戦で、副指令である[[ユーゼス・ゴッツォ]]に謀殺されており、実際はラオデキヤの同型体を操るユーゼスが、艦隊の実権を握っていた。 |
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| :外銀河系に派遣された艦隊。『第2次α』の時期に、[[バッフ・クラン]]へ進軍を行っていたらしいが、圧倒的物量差の前に、逆に壊滅的被害を被ってしまっている模様。 | | :外銀河系に派遣された艦隊。『第2次α』の時期に、[[バッフ・クラン]]へ進軍を行っていたらしいが、圧倒的物量差の前に、逆に壊滅的被害を被ってしまっている模様。 |
| ;[[ゴラー・ゴレム隊]] | | ;[[ゴラー・ゴレム隊]] |
− | :帝国監察軍総司令官直属の部隊。[[バルシェム]]と呼ばれる[[ハイブリッド・ヒューマン]]で構成されており、所属する全隊員が仮面を付けている。彼らバルシェムの指揮官は生みの親であるシヴァーであり、彼の命令を最優先で実行する。ゴラー・ゴレム隊には独自の命令系統が存在する。 | + | :帝国監察軍総司令官直属の部隊。[[バルシェム]]と呼ばれる[[ハイブリッド・ヒューマン]]で構成されており、所属する全隊員が仮面を付けている。彼らバルシェムの指揮官は生みの親であるシヴァーであり、彼の命令を最優先で実行する独自の指令系統が組まれている。基本的には前線指揮官であるハザルが指令を下すが、場合によってはシヴァーがエイスを通じて直接命令することもある。 |
| ;[[エアロゲイター]] | | ;[[エアロゲイター]] |
| :ユーゼスが送り込んだ機械化集団。[[ネビーイーム]]を本拠地として、「戦闘兵器」として転用可能かを偵察し、調査するのが目的。帝国監察軍と同じ目的で派遣されている。 | | :ユーゼスが送り込んだ機械化集団。[[ネビーイーム]]を本拠地として、「戦闘兵器」として転用可能かを偵察し、調査するのが目的。帝国監察軍と同じ目的で派遣されている。 |
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| === 戦艦 === | | === 戦艦 === |
| ;[[ヘルモーズ]] | | ;[[ヘルモーズ]] |
− | :帝国監察軍第7艦隊旗艦。主兵装のレギオンバスターは高い威力を誇る。 | + | :帝国監察軍第7艦隊旗艦。主兵装のレギオン・バスターは高い威力を誇る。 |
| ;[[ヘルモーズ#ヘルモーズ・エハッド|ヘルモーズ・エハッド]] | | ;[[ヘルモーズ#ヘルモーズ・エハッド|ヘルモーズ・エハッド]] |
| :帝国辺境銀河方面監察軍第1艦隊旗艦。第1・第5・第6艦隊のヘルモーズタイプはバルカン・ファランクスがオミットされている。 | | :帝国辺境銀河方面監察軍第1艦隊旗艦。第1・第5・第6艦隊のヘルモーズタイプはバルカン・ファランクスがオミットされている。 |
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| :帝国辺境銀河方面監察軍第6艦隊旗艦。 | | :帝国辺境銀河方面監察軍第6艦隊旗艦。 |
| ;[[フーレ]] | | ;[[フーレ]] |
− | :主力戦艦。火力はヘルモーズに比べると流石に劣るがそれでも高水準。 | + | :主力戦艦。火力はヘルモーズに比べると流石に劣るがそれでも高水準。OGでは何隻かゲストに鹵獲されている。 |
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| === 専用機 === | | === 専用機 === |
| ;[[アストラナガン]] | | ;[[アストラナガン]] |
− | :[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が地球側の技術を取り入れて開発した専用機。帝国では非常に特別な存在として見られており、並行世界論でもかなり特異な機体。 | + | :[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が地球側の技術を取り入れて開発した専用機。帝国では非常に特別な存在として見られており、並行世界においても同位体が確認されないなど、かなり特異な機体。 |
| ;[[ジュデッカ]] | | ;[[ジュデッカ]] |
| :[[ユーゼス・ゴッツォ]]が製作した[[念動力]]感知増幅装置搭載型機動兵器。帝国監察軍第7艦隊に存在する2機しかない。OGではネビーイームの中枢ユニットとして接続されており、レビの搭乗する1機しか確認されていない。 | | :[[ユーゼス・ゴッツォ]]が製作した[[念動力]]感知増幅装置搭載型機動兵器。帝国監察軍第7艦隊に存在する2機しかない。OGではネビーイームの中枢ユニットとして接続されており、レビの搭乗する1機しか確認されていない。 |
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| :ヘルモーズの中枢を兼ねるゼ・バルマリィ帝国の最終兵器。人型の姿をしている。第3次αに登場した変異体より圧倒的に性能が高い。 | | :ヘルモーズの中枢を兼ねるゼ・バルマリィ帝国の最終兵器。人型の姿をしている。第3次αに登場した変異体より圧倒的に性能が高い。 |
| ;[[セプタギン]] | | ;[[セプタギン]] |
− | :隕石「メテオ3」に偽装して[[地球]]へ送り込んだ最終兵器。 | + | :隕石「メテオ3」に偽装して[[地球]]へ送り込んだ最終兵器。侵攻が失敗に終わった場合、その文明を滅却する仕掛爆弾。 |
| ;[[ズフィルード・エヴェッド]] | | ;[[ズフィルード・エヴェッド]] |
| :ヘルモーズの中枢を兼ねるゼ・バルマリィ帝国の最終兵器。超大型戦艦の姿をしている。[[G・テリトリー]]がディフレクトフィールドに変質している。 | | :ヘルモーズの中枢を兼ねるゼ・バルマリィ帝国の最終兵器。超大型戦艦の姿をしている。[[G・テリトリー]]がディフレクトフィールドに変質している。 |