差分
編集の要約なし
基本的には[[地球連邦軍|連邦軍]]等の軍幹部として登場するが、軍規に厳しく融通が利かず、そのくせ立場を盾にした言動や命令の朝令暮改を繰り返すなど自分に甘い人間として、民間人の協力者が多いプレイヤー部隊の人間と規律や言動を巡りしばしば衝突し、忌み嫌われることが多い。また、[[バーム星人]]をはじめとした[[異星人]]のみならず、原作には登場しない[[スペースノイド]]や[[コーディネイター]]等の地球外に居住する人間勢力にも敵意を抱いており、彼らの殺害や拷問には躊躇がない。
基本的には[[地球連邦軍|連邦軍]]等の軍幹部として登場するが、軍規に厳しく融通が利かず、そのくせ立場を盾にした言動や命令の朝令暮改を繰り返すなど自分に甘い人間として、民間人の協力者が多いプレイヤー部隊の人間と規律や言動を巡りしばしば衝突し、忌み嫌われることが多い。また、[[バーム星人]]をはじめとした[[異星人]]のみならず、原作には登場しない[[スペースノイド]]や[[コーディネイター]]等の地球外に居住する人間勢力にも敵意を抱いており、彼らの殺害や拷問には躊躇がない。
ゲームでは「権力を笠に着た無能」あるいは「敵よりも邪魔な味方」と、軍事面でも無能というイメージが強く、SRWシリーズにおいても数多く登場する「独善的で過激な思想を持った地球側の軍・政府の幹部格」「対話の余地のある敵を「敵」としか看做さない殲滅主義者で、他者とわかり合う気の無い存在」「敵よりも邪魔な味方サイドの人物」の代名詞的存在。自軍の大半のキャラクターからは同じ軍人からですら終始大いに嫌われているのがお約束となっている。<br/>
そして最終的にはプレイヤー部隊と決裂、最後は原作通りに哀れかつ自業自得な末路を迎える、というより'''死亡するまでに至る'''という原作以上の展開になることが多い。通常、スパロボでは原作で死亡した者には何らかの生存処置がとられることが多いのだが、三輪は逆に'''原作で死亡していないキャラが死亡する'''という設定のキャラである(このような扱いを受けるキャラクターは主に主人公の敵となったパイロットだが、[[NPC]]([[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]以外)として登場するキャラクターで死亡するパターンは稀である)。その強烈かつ無茶苦茶なキャラクターはもはやネタキャラの域に達しており、一部スパロボ攻略本では「名物ならぬ迷物キャラ」とされている。<!-- また、スパロボに『[[闘将ダイモス]]』が参戦する時は「'''今回は三輪は何をやらかしてくれるのか'''」と期待するファンも少なくない。死亡していないキャラを死亡させることには異論が出てもおかしくないが、彼に限ってはそういった話はなく、むしろ「どのような最期を遂げるか」が注目の的になっている。また、元々原作で予定されていた「生き恥同然の惨め過ぎる結末」に比べれば、「戦いの中で死ぬ」という軍人としての本望といえる結末を迎えているため、見方によってはスパロボにおいて三輪が辿る「死亡」という結末は、むしろ報われているのかもしれない。 -->
そして最終的にはプレイヤー部隊と決裂、最後は原作通りに哀れかつ自業自得な末路を迎える、というより'''死亡するまでに至る'''という原作以上の展開になることが多い。通常、スパロボでは原作で死亡した者には何らかの生存処置がとられることが多いのだが、三輪は逆に'''原作で死亡していないキャラが死亡する'''という設定のキャラである(このような扱いを受けるキャラクターは主に主人公の敵となったパイロットだが、[[NPC]]([[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]以外)として登場するキャラクターで死亡するパターンは稀である)。その強烈かつ無茶苦茶なキャラクターはもはやネタキャラの域に達しており、一部スパロボ攻略本では「名物ならぬ迷物キャラ」とされている。<!-- また、スパロボに『[[闘将ダイモス]]』が参戦する時は「'''今回は三輪は何をやらかしてくれるのか'''」と期待するファンも少なくない。死亡していないキャラを死亡させることには異論が出てもおかしくないが、彼に限ってはそういった話はなく、むしろ「どのような最期を遂げるか」が注目の的になっている。また、元々原作で予定されていた「生き恥同然の惨め過ぎる結末」に比べれば、「戦いの中で死ぬ」という軍人としての本望といえる結末を迎えているため、見方によってはスパロボにおいて三輪が辿る「死亡」という結末は、むしろ報われているのかもしれない。 -->
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では[[NERV]]攻撃の際、半ば廃人状態だった彼女を[[EVA弐号機]]もろとも殺そうとしたが、復活した彼女によって返り討ちに遭う。
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では[[NERV]]攻撃の際、半ば廃人状態だった彼女を[[EVA弐号機]]もろとも殺そうとしたが、復活した彼女によって返り討ちに遭う。
;[[葛城ミサト]]
;[[葛城ミサト]]
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では彼女にも心底嫌悪・軽蔑されており、「あの男」呼ばわりされている。[[ゼーレ]]の尖兵と化して[[NERV]]を攻撃する三輪に対して「ゼーレに利用されているだけだ」と突きつけられるが、それを知りながらも世界の終局などそっちのけで[[異星人]]の殲滅と自身の復権に固執する三輪に一層激怒する。[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では特に触れてはいないのだが、αナンバーズの面々の評価を考えれば確実に軽蔑していたと思われる。
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では彼女にも心底嫌悪・軽蔑されており、「あの男」呼ばわりされている。[[ゼーレ]]の尖兵と化して[[NERV]]を攻撃する三輪に対して「ゼーレに利用されているだけだ」と突きつけるが、それを知りながらも世界の終局などそっちのけで[[異星人]]の殲滅と自身の復権に固執する三輪に一層激怒する。[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では特に触れてはいないのだが、αナンバーズの面々の評価を考えれば確実に軽蔑していたと思われる。
;[[碇ゲンドウ]]
;[[碇ゲンドウ]]
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では終盤に[[ネルフ]]を攻撃した際に彼に降伏勧告を突きつけるが突っぱねられる。三輪に降伏したところで、無駄だと解り切っていたからだろう。
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では終盤に[[ネルフ]]を攻撃した際に彼に降伏勧告を突きつけるが突っぱねられる。三輪に降伏したところで、無駄だと解り切っていたからだろう。
;「バン!バン!!バームチェイジンヲコロセ!バームチェイジンハミナゴロシダ!!バン、バン!!」
;「バン!バン!!バームチェイジンヲコロセ!バームチェイジンハミナゴロシダ!!バン、バン!!」
:長浜監督が語った、監督の本来の構想における『[[闘将ダイモス]]』の最終話での三輪の台詞。全てを失い、浮浪者となり、廃人と化した状態で、[[火星]]開発団の出発セレモニーの最中におもちゃの銃を振り回しながら呟く台詞である。片言になっている時点で既に精神が崩壊していることが窺い知れる。自業自得ではあるが、どこか哀れで非常に後味の悪い場面である。
:長浜監督が語った、監督の本来の構想における『[[闘将ダイモス]]』の最終話での三輪の台詞。全てを失い、浮浪者となり、廃人と化した状態で、[[火星]]開発団の出発セレモニーの最中におもちゃの銃を振り回しながら呟く台詞である。片言になっている時点で既に精神が崩壊していることが窺い知れる。自業自得ではあるが、どこか哀れで非常に後味の悪い場面である。
;「これは心外だなリヒテルくん。ワシとてあの戦いで学んだ。反省したのだよ」<br />「かつては確かに異星人はすべて殲滅すべきと固く信じていた」<br />「だが、今は考えが変わったのだよ。こうして地球人であろうとし、地球のために働くものあれば、ともに手を取り合って生きてゆくべきだと! すばらしいだろう?」
:『ゴッドバード』34話でダイモスを基に作られたロボット「ダイモス プルートゥ」に搭乗して、洸や超電磁チームに代わって[[ライディーン]]と超電磁ロボに搭乗する[[プリンス・シャーキン|シャーキン]]、[[ガルーダ]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]と対峙した際、ボアザン星人と地球人のハーフでありながら異星人殲滅主義者の三輪を「マスター」と仰ぎ三輪の忠実な部下として戦うカークの様に「カークに何を吹き込んだ」とリヒテルに問い質されて返した返事。一見もっともらしく反省したような美麗字句を並べ立てているが、リヒテルからは「尻尾を振った犬には褒美をやるという意味にしか聞こえない」「他者の存在を受け入れたわけではなく、考えがまるで変わっていない」と看破され、ハイネルからも「かつてのボアザンが犯した愚行を宇宙規模で繰り返そうとしているに過ぎない」と一蹴される。『ゴッドバード』の三輪は単純な面も多かった『ダイモス』本編やSRWシリーズと比較して、その狡猾さや悪辣さ、非道さが更に上昇しており(ある意味スパロボで同様に大きな補正を受けた悪役である[[ハザード・パシャ|この男]]にも通ずる)、この場面はそんな本作での彼を端的に表している場面の一つでもある。
== スパロボシリーズでの暴言・迷言集 ==
== スパロボシリーズでの暴言・迷言集 ==