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| *キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏 | | *キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏 |
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− | [[神聖ブリタニア帝国]]第3皇女、親しい人間からの愛称はユフィ。[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]は実姉。[[エリア11]]を統治すべく赴任してきた少女で、学生の身でありながら政治にも手を付ける。性格は自由気侭で、途方も無いことを仕出かしたり、喋りだしたりと、掴みきれない一面を持つ。行動活発な面もあるが、内心「お飾りの皇女」と叩かれており、それを見返したかった側面もある。[[イレヴン]]他ナンバーズへの差別は全くといいほどなく、[[アーサー]]と共に[[枢木スザク|スザク]]と出会い、やがて彼を専属騎士に任命する。 | + | [[神聖ブリタニア帝国]]第3皇女、親しい人間からの愛称は'''ユフィ'''。[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]は実姉。[[エリア11]]を統治すべく赴任してきた少女で、学生の身でありながら政治にも手を付ける。[[性格]]は自由気侭で、途方も無いことを仕出かしたり、喋りだしたりと、掴みきれない一面を持つ。行動活発な面もあるが、内心「お飾りの皇女」と叩かれており、それを見返したかった側面もある。[[イレヴン]]他ナンバーズへの差別は全くといいほどなく、[[アーサー]]と共に[[枢木スザク|スザク]]と出会い、やがて彼を専属騎士に任命する。 |
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| [[神根島]]にて別れていた[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と再会、お互い隠し事せず、辛い日々を語ったルルーシュに涙を見せるなど心優しい少女であり、自責の念に駆られたスザクの心を溶かした。そして「[[行政特区日本]]」を提唱し、自らの大切な人々が争わずに済む世界への一歩を踏み出しかける。しかしルルーシュとも完全和解する寸前、ルルーシュの[[ギアス]]の暴走に抗えず日本人の大虐殺を命令してしまう。最期は収拾をつけるために已むなく放たれたルルーシュの銃撃で致命傷を負い、死に際にギアスによるスザクへの殺意を抑えつつ息を引き取った。 | | [[神根島]]にて別れていた[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と再会、お互い隠し事せず、辛い日々を語ったルルーシュに涙を見せるなど心優しい少女であり、自責の念に駆られたスザクの心を溶かした。そして「[[行政特区日本]]」を提唱し、自らの大切な人々が争わずに済む世界への一歩を踏み出しかける。しかしルルーシュとも完全和解する寸前、ルルーシュの[[ギアス]]の暴走に抗えず日本人の大虐殺を命令してしまう。最期は収拾をつけるために已むなく放たれたルルーシュの銃撃で致命傷を負い、死に際にギアスによるスザクへの殺意を抑えつつ息を引き取った。 |
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− | この出来事により『R2』の時代では日本人を始めとした多くの人々から「虐殺皇女」という蔑称をつけられてしまう。この事件はブリタニアにとっては大きな不祥事であったため、彼女の死にゼロが関わっていたことは伏せられ、公式には皇籍を剥奪された上、処刑されたことになっている。
| + | この出来事により『R2』の時代では日本人を始めとした多くの人々から「虐殺皇女」という蔑称をつけられてしまう。この事件はブリタニアにとっては大きな不祥事であったため、彼女の死に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]が関わっていたことは伏せられ、公式には皇籍を剥奪された上、処刑されたことになっている。 |
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| ギアスによる彼女の暴挙と死は日本人の反ブリタニア感情を高めるなど、作中人物に様々な影響を及ぼした。 | | ギアスによる彼女の暴挙と死は日本人の反ブリタニア感情を高めるなど、作中人物に様々な影響を及ぼした。 |
− | (ただしユフィの人柄を知る身近な人物は皆虐殺事件を見て驚愕しているにも関わらず、当時現場に居合わせた一般ブリタニア兵は彼女の虐殺命令を聞いてこれを待っていたと言わんばかりの行動を見せている)
| + | (ただし、ユフィの人柄を知る身近な人物は皆虐殺事件を見て驚愕しているにも関わらず、当時現場に居合わせた一般ブリタニア兵は彼女の虐殺命令を聞いてこれを待っていたと言わんばかりの行動を見せている) |
− | ギアスの暴走という事実はルルーシュとC.C.しか知らなかった(シャルルとV.V.も可能性あり)がためにルルーシュとスザクの関係に決定的な亀裂を生んだ出来事でもある。また、彼女の専任騎士であったスザクは真相を知らない日本人からは残虐な虐殺皇女に媚を売って従っていたと誤解され、R2の時期には彼を敵視する日本人が増えてしまった。
| + | ギアスの暴走という事実はルルーシュと[[C.C.]]しか知らなかった([[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]と[[V.V.]]も可能性あり)がためにルルーシュとスザクの関係に決定的な亀裂を生んだ出来事でもある。また、彼女の専任騎士であったスザクは真相を知らない日本人からは残虐な虐殺皇女に媚を売って従っていたと誤解され、R2の時期には彼を敵視する日本人が増えてしまった。 |
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| 後に[[黒の騎士団]]の面々はこの事件がゼロのギアスによるものであり、彼女が無実だった事を知るが、影響の大きさと内容があまりに現実離れしていた事から、結局は世間にこの真相は伏せたままとなった。最終的にどの程度まで彼女の名誉が回復したかは不明。 | | 後に[[黒の騎士団]]の面々はこの事件がゼロのギアスによるものであり、彼女が無実だった事を知るが、影響の大きさと内容があまりに現実離れしていた事から、結局は世間にこの真相は伏せたままとなった。最終的にどの程度まで彼女の名誉が回復したかは不明。 |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :破界篇で死亡したので登場しない…と思われていたが、騎士団ルートではまさかの'''生存判明'''。前作で一度息を引き取ったと思われた後、奇跡的に一命を取り留めたらしく(表向きには死亡と発表されたままだった)、フジ決戦のラスト、[[ダモクレス要塞]]内部にて対峙するゼロ&スザクとナナリーの間にコーネリアと共に割って入り、場を収める。ゼロ(ルルーシュ)とスザクの真意は既に理解しており、全てを知った上でスザクを改めて「解任」し、ゼロと共に行くよう後押しする。また、ゼロ(ルルーシュ)の事も完全に許している。その後は改心したシュナイゼルやコーネリア、ナナリー達と共に連邦の改革に尽力する。[[ZEXIS]]の彼女に対する誤解も今作で解ける事になり、黒の騎士団ルートでは彼女の生存の報せも、フジ決戦後にすぐに彼らに伝わっている。行政特区の一件がどう処理されたのかは不明だが、EDでのナナリーの台詞から察するに、最終的には表舞台には復帰していると思われるため、おそらくは名誉回復が行われたものと推測される。<br/>なお、彼女が誰の手でどのようにして助かったのかは詳しくは語られないが、本作には[[アリー・アル・サーシェス|体の半分が消し炭になった男]]も再生治療で蘇らせることが出来る「[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]」の世界観が含まれているので、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]あたりが極秘裏に蘇生治療や療養をさせていたのかもしれない(が、実際に登場するまで伏線が全くない、あまりにも唐突過ぎる復活であるためこの展開に関してはユーザーからも賛否が分かれている)。なお、ジェレミアと関わった形跡がないので、'''ギアスが解除されていないはずである'''(ただし、小説版では致命傷を負ったことでギアスの効力が消えていったという描写があるのでその設定を取り入れた可能性はある)。参戦したR2では既に故人だったためか、彼女の顔グラは前作のものを流用している(実際にR2では回想シーンにしか登場しない)。 | + | :破界篇で死亡したので登場しない…と思われていたが、黒の騎士団ルートではまさかの'''生存判明'''。前作で一度息を引き取ったと思われた後、奇跡的に一命を取り留めたらしく(表向きには死亡と発表されたままだった)、フジ決戦のラスト、[[ダモクレス要塞]]内部にて対峙するゼロ&スザクとナナリーの間にコーネリアと共に割って入り、場を収める。ゼロ(ルルーシュ)とスザクの真意は既に理解しており、全てを知った上でスザクを改めて「解任」し、ゼロと共に行くよう後押しする。また、ゼロ(ルルーシュ)の事も完全に許している。 |
| + | :その後は改心した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]や[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]、[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]達と共に[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]の改革に尽力する。[[ZEXIS]]の彼女に対する誤解も今作で解ける事になり、黒の騎士団ルートでは彼女の生存の報せも、フジ決戦後にすぐに彼らに伝わっている。行政特区の一件がどう処理されたのかは不明だが、EDでのナナリーの台詞から察するに、最終的には表舞台には復帰していると思われるため、おそらくは名誉回復が行われたものと推測される。 |
| + | :なお、彼女が誰の手でどのようにして助かったのかは詳しくは語られないが、本作には[[アリー・アル・サーシェス|体の半分が消し炭になった男]]も再生治療で蘇らせることが出来る「[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]」の世界観が含まれているので、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]あたりが極秘裏に蘇生治療や療養をさせていたのかもしれない(が、実際に登場するまで伏線が全くない、あまりにも唐突過ぎる復活であるためこの展開に関してはユーザーからも賛否が分かれている)。ちなみに、[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]と関わった形跡がないので、'''ギアスが解除されていないはずである'''(ただし、小説版では致命傷を負ったことでギアスの効力が消えていったという描写があるのでその設定を取り入れた可能性はある)。参戦したR2では既に故人だったためか、彼女の顔グラは前作のものを流用している(実際にR2では回想シーンにしか登場しない)。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :第3皇子で異母兄だがルルーシュに殺害されてしまう。そして、彼女自身もまた…。 | | :第3皇子で異母兄だがルルーシュに殺害されてしまう。そして、彼女自身もまた…。 |
| ;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | | ;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] |
− | :幼少時はルルーシュやナナリーと共にアリアスの離宮で過ごしていた。 | + | :ルルーシュ・ナナリー兄妹の母親。ユフィは幼少時に彼らと共にアリアスの離宮で過ごしていた。 |
| ;[[シャルル・ジ・ブリタニア]] | | ;[[シャルル・ジ・ブリタニア]] |
− | :父親、皇帝。 | + | :父親で、[[神聖ブリタニア帝国]]の皇帝。劇中の彼の言動を見ると、ユフィに対しては父親としての愛情は稀薄だったようである。 |
| ;[[紅月カレン]] | | ;[[紅月カレン]] |
| :初対面でいきなり喧嘩になる程、相性は悪い。どちらも意志が固く、曲がったことが嫌いという共通点もある。日本人虐殺事件の際には彼女から殺意と憎悪を向けられた。後に誤解だった事を知るが、特にそれに関して言及はしていない。 | | :初対面でいきなり喧嘩になる程、相性は悪い。どちらも意志が固く、曲がったことが嫌いという共通点もある。日本人虐殺事件の際には彼女から殺意と憎悪を向けられた。後に誤解だった事を知るが、特にそれに関して言及はしていない。 |
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| :肉声を媒介とした「絶対遵守」のギアスユーザー。行政特区日本の一件の際、彼にギアスの命令を上書きされて惨劇が回避される展開がある。 | | :肉声を媒介とした「絶対遵守」のギアスユーザー。行政特区日本の一件の際、彼にギアスの命令を上書きされて惨劇が回避される展開がある。 |
| ;カリーヌ・ネ・ブリタニア | | ;カリーヌ・ネ・ブリタニア |
− | :第5皇女。異母妹。初登場がR2からなので劇中では一緒に出てくることはないが小説版ではユフィが行政特区日本の虐殺事件を引き起こしたので「殺されたのは馬鹿なことをしたので自業自得」という趣旨の発言をナナリーに向けて言っている。さらにはこの後も「きれいな顔をして汚いことは全て他人任せ。シュナイゼル兄様やコーネリア姉様がかわいそう」とユフィとナナリーを馬鹿にする発言をしている。最もこんな言葉を当のコーネリアが聞いたら只では済まされなかっただろうが…。最終的にナナリーの兄であるルルーシュのギアスによって皇族の地位を失った挙句、ナナリーとシュナイゼルによる帝都へのフレイヤ攻撃によって殺されてしまうという皮肉極まりない最期を遂げた。 | + | :第5皇女。異母妹。初登場がR2からなので劇中では一緒に出てくることはないが、小説版ではユフィが行政特区日本の虐殺事件を引き起こしたので「殺されたのは馬鹿なことをしたので自業自得」という趣旨の発言をナナリーに向けて言っている。さらにはこの後も「きれいな顔をして汚いことは全て他人任せ。シュナイゼル兄様やコーネリア姉様がかわいそう」とユフィとナナリーを馬鹿にする発言をしている。もっとも、こんな言葉を当のコーネリアが聞いたら只では済まされなかっただろうが…。 |
| + | :最終的にナナリーの兄であるルルーシュのギアスによって皇族の地位を失った挙句、ナナリーとシュナイゼルによる帝都へのフレイヤ攻撃によって殺されてしまうという皮肉極まりない最期を遂げた。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :日本人虐殺事件の後、真相を知る由もないのに彼女を非難することもなく、軽口を利いたコーラサワーを咎めるシーンがある。ロジャーのように彼女の本質を理解していたようである。 | | :日本人虐殺事件の後、真相を知る由もないのに彼女を非難することもなく、軽口を利いたコーラサワーを咎めるシーンがある。ロジャーのように彼女の本質を理解していたようである。 |
| ;[[マリナ・イスマイール]] | | ;[[マリナ・イスマイール]] |
− | :第2次Zでは[[日本]](エリア11)にやって来て、リリーナやニーナと共に彼女と語り合う。日本人虐殺事件の後、虐殺を彼女が引き起こしたことを信じられず、悲しみに暮れていた。 | + | :第2次Zでは[[日本]]([[エリア11]])にやって来て、リリーナやニーナと共に彼女と語り合う。日本人虐殺事件の後、虐殺を彼女が引き起こしたことを信じられず、悲しみに暮れていた。 |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] |
| :彼が事件を知った際、虐殺を非難された。無論、彼は真相を知る由もないが…。 | | :彼が事件を知った際、虐殺を非難された。無論、彼は真相を知る由もないが…。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ;「私を好きになりなさい! 」 | | ;「私を好きになりなさい! 」 |
− | :専属騎士として命令に逆らってまでゼロを逃し、自責の念に駆られたスザクの心を溶かしたのは、なんと告白であった。スザクの返答は心安らかに受け取り、ようやく二人に愛が芽生えたはずだったのだが…。 | + | :専属騎士として命令に逆らってまで[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を逃し、自責の念に駆られた[[枢木スザク|スザク]]の心を溶かしたのは、なんと告白であった。スザクの返答は心安らかに受け取り、ようやく二人に愛が芽生えたはずだったのだが…。 |
− | ;「スザク、死なないで! 生きていて!」 | + | ;「スザク、死なないで! 生きていて!」 |
| :[[ランスロット]]のエナジーフィラーが尽きて死を覚悟したことを告げたスザクに対して今にも泣きそうな表情で呼びかける。この後、ゼロの[[ガウェイン]]が介入して事無きを得るが近い将来の悲劇は誰も予想もできないことであった。 | | :[[ランスロット]]のエナジーフィラーが尽きて死を覚悟したことを告げたスザクに対して今にも泣きそうな表情で呼びかける。この後、ゼロの[[ガウェイン]]が介入して事無きを得るが近い将来の悲劇は誰も予想もできないことであった。 |
| ;(ルルーシュ、また昔みたいに…) | | ;(ルルーシュ、また昔みたいに…) |
− | :[[アッシュフォード学園]]で行政特区日本設立宣言を行なった後、ルルーシュとナナリーを見ながらの独白。しかし、当のルルーシュからは「違うんだ!もう昔とは!」と心の中で否定され、憎しみの目を向けられていた。 | + | :[[アッシュフォード学園]]で[[行政特区日本]]設立宣言を行なった後、ルルーシュとナナリーを見ながらの独白。しかし、当のルルーシュからは「違うんだ!もう昔とは!」と心の中で否定され、憎しみの目を向けられていた。 |
| ;「お姉さま。これがお姉さまにとっても大切な人たちを助けることができるたった一つの方法なんです」<br />「「理由はまだ言えません。でも、いつか必ずお話します。だから、お願い。どうか分かって、お姉さま」 | | ;「お姉さま。これがお姉さまにとっても大切な人たちを助けることができるたった一つの方法なんです」<br />「「理由はまだ言えません。でも、いつか必ずお話します。だから、お願い。どうか分かって、お姉さま」 |
− | :小説版で行政特区日本設立宣言を行なった日の夜にコーネリアに語った言葉。自分の皇籍を返上することでルルーシュの罪を免じてもらい、ルルーシュとナナリーを救おうとしていた彼女だが、この時点では2人が生きていることもルルーシュがゼロであることも知らないコーネリアには受け入れられるはずもなく、反対され、何としても皇籍奉還を阻止しようとさえしていた。コーネリアはこの後、面会を申し入れられても感情的に拒否し続けたため、結果的にこれが2人の最後の言葉になってしまった。 | + | :小説版で行政特区日本設立宣言を行なった日の夜に[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]に語った言葉。自分の皇籍を返上することでルルーシュの罪を免じてもらい、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を救おうとしていたユフィだが、この時点では2人が生きていることもルルーシュがゼロであることも知らないコーネリアには受け入れられるはずもなく、反対され、何としても皇籍奉還を阻止しようとさえしていた。コーネリアはこの後、面会を申し入れられても感情的に拒否し続けたため、結果的にこれが2人の最後の言葉になってしまった。 |
| ;「ただのユフィなら…一緒にやってくれる?」 | | ;「ただのユフィなら…一緒にやってくれる?」 |
| :ルルーシュに懇願するように微笑みながら語りかけた言葉。彼女が皇籍を返上してまで自分たち兄妹の事を思い遣ってくれたことに感激したルルーシュは彼女に協力しようと思い直したのだが…。R2ではルルーシュはナナリーと再会したとき、彼女の立ち振る舞いからこの時の光景を思い出し、たじろぐ場面もあった。 | | :ルルーシュに懇願するように微笑みながら語りかけた言葉。彼女が皇籍を返上してまで自分たち兄妹の事を思い遣ってくれたことに感激したルルーシュは彼女に協力しようと思い直したのだが…。R2ではルルーシュはナナリーと再会したとき、彼女の立ち振る舞いからこの時の光景を思い出し、たじろぐ場面もあった。 |
| ;「それにしても私って信用がないのね」<br />「脅されたからって私が本当にルルーシュを撃つと思ったの?」 | | ;「それにしても私って信用がないのね」<br />「脅されたからって私が本当にルルーシュを撃つと思ったの?」 |
| :ルルーシュと和解し、彼が式典会場に来た目的を聞かされたことに対しての感想。この後、ルルーシュは彼女のこの見解を否定し、[[ギアス]]の秘密を語り始めるが… | | :ルルーシュと和解し、彼が式典会場に来た目的を聞かされたことに対しての感想。この後、ルルーシュは彼女のこの見解を否定し、[[ギアス]]の秘密を語り始めるが… |
− | ;「いや…私…いや…殺したくない…!」<br />「'''そうね…日本人は殺さなきゃ…'''」 | + | ;「いや…私…いや…殺したくない…!」<br />「そうね…日本人は殺さなきゃ…」 |
− | :ルルーシュのギアスの暴発により、ギアスにかかってしまった際の反応。彼女にとって「日本人の虐殺」は許しがたい事であるためか劇中で初めてギアスに抗おうとする反応を見せている。 | + | :ルルーシュの[[ギアス]]の暴発により、ギアスにかかってしまった際の反応。彼女にとって「日本人の虐殺」は許しがたい事であるためか劇中で初めてギアスに抗おうとする反応を見せている。 |
− | ;「日本人を名乗る皆さん。お願いがあります。死んで頂けないでしょうか?」<br />「えーと、自殺してほしかったんですけどダメですか?それじゃあ…兵士の方々、皆殺しにして下さい。虐殺です!」 | + | ;「日本人を名乗る皆さん。お願いがあります。死んで頂けないでしょうか?」<br />「えーと、自殺してほしかったんですけどダメですか? それじゃあ…兵士の方々、皆殺しにして下さい。虐殺です!」 |
− | :ギアスに掛けられたユフィの唐突な死刑宣告。この宣言によって会場中がどよめく。直後、一人の日本人を殺害し、ブリタニア兵を策動してしまう。これによりR2の頃には「虐殺皇女」という不名誉な蔑称を付けられてしまい、この一件を境にスザクはゼロに対して本気で憎しみを抱くようになる。このとき、虐殺と明言したことも虐殺皇女の蔑称をつけられる理由になったようである。 | + | :ギアスに掛けられたユフィの唐突な死刑宣告。この宣言によって会場中がどよめく。直後、一人の日本人を殺害し、ブリタニア兵を策動してしまう。 |
| + | :これによりR2の頃には「虐殺皇女」という不名誉な蔑称を付けられてしまい、この一件を境にスザクはゼロに対して本気で憎しみを抱くようになる。このとき、虐殺と明言したことも、虐殺皇女の蔑称をつけられる理由になったようである。 |
| ;「私、ユーフェミア・リ・ブリタニアの名において命じさせていただきます。日本人を名乗る人々は全て殺してください。一人たりとも残してはなりません」 | | ;「私、ユーフェミア・リ・ブリタニアの名において命じさせていただきます。日本人を名乗る人々は全て殺してください。一人たりとも残してはなりません」 |
| :ギアスに支配されている際にブリタニア軍に出した命令。この命令を虚ろな笑みを浮かべながら発している間に劇中で殺された日本人達とボロボロになった日章旗が映し出されるという血生臭い場面。 | | :ギアスに支配されている際にブリタニア軍に出した命令。この命令を虚ろな笑みを浮かべながら発している間に劇中で殺された日本人達とボロボロになった日章旗が映し出されるという血生臭い場面。 |
− | ;「日本人ですか? 無礼でしょう! 私はユーフェミア・リ・ブリタニアですよ!」 | + | ;「日本人ですか? 無礼でしょう! 私はユーフェミア・リ・ブリタニアですよ!」 |
− | :[[グロースター]]に搭乗して日本人に銃を向けている際に攻撃してきた[[紅月カレン|カレン]]に対して。ギアスに支配されているために出てきた言葉だがカレンからは日本人を蔑視する本性を現したという様に見えたことだろう。 | + | :[[グロースター]]に搭乗して日本人に銃を向けている際に攻撃してきた[[紅月カレン|カレン]]に対して。ギアスに支配されているために出てきた言葉だが、[[紅月カレン|カレン]]からは日本人を蔑視する本性を現したという様に見えたことだろう。 |
| ;「ねえ、考えたんだけど一緒に行政特区日本の宣言を…あれ、日本?」 | | ;「ねえ、考えたんだけど一緒に行政特区日本の宣言を…あれ、日本?」 |
| :ギアスにかかった状態でゼロ(ルルーシュ)にこう語りかける。相対するルルーシュが日本人ではないため、ギアスに支配されながらも行政特区日本のことを完全に忘れてはいないことが伺える。しかし、悲しいことに虐殺を引き起こしてしまった彼女を日本人がもう信用しないことは間違いなかっただろう。 | | :ギアスにかかった状態でゼロ(ルルーシュ)にこう語りかける。相対するルルーシュが日本人ではないため、ギアスに支配されながらも行政特区日本のことを完全に忘れてはいないことが伺える。しかし、悲しいことに虐殺を引き起こしてしまった彼女を日本人がもう信用しないことは間違いなかっただろう。 |
| ;「えっ…どうして…ルルーシュ…」 | | ;「えっ…どうして…ルルーシュ…」 |
| :事態を収拾するためにゼロ(ルルーシュ)に撃たれた際の言葉。彼女にとって信頼しているルルーシュに撃たれたことは衝撃であり、この時に致命傷を負ったことが原因でギアスの効力も薄れていった。 | | :事態を収拾するためにゼロ(ルルーシュ)に撃たれた際の言葉。彼女にとって信頼しているルルーシュに撃たれたことは衝撃であり、この時に致命傷を負ったことが原因でギアスの効力も薄れていった。 |
− | ;「ダメ、そんなの…ダメ! 考えちゃ、いけない…!」 | + | ;「ダメ、そんなの…ダメ! 考えちゃ、いけない…!」 |
| :ルルーシュに撃たれた後、[[アヴァロン級]]の治療室でスザクと話している際に「日本人を殺せ」というギアスの衝動を抑えているときの言葉。この後、衝動は消えていくがそれは彼女の意志というよりも彼女が死を迎えようとしているために効力が消えていったためである。 | | :ルルーシュに撃たれた後、[[アヴァロン級]]の治療室でスザクと話している際に「日本人を殺せ」というギアスの衝動を抑えているときの言葉。この後、衝動は消えていくがそれは彼女の意志というよりも彼女が死を迎えようとしているために効力が消えていったためである。 |
| ;「スザク、あなたに…会えて…」 | | ;「スザク、あなたに…会えて…」 |
− | :最期の言葉。涙を流しながら眠るように息を引き取っていった。スザクは取り乱し落ち込むが、直後に真実を知る人物と出会うこととなる。 | + | :最期の言葉。涙を流しながら眠るように息を引き取っていった。スザクは取り乱し落ち込むが、直後に[[V.V.|真実を知る人物]]と出会うこととなる。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
− | ;「うふふ~、はい。素敵でしょう? とってもお似合いになると思います~♪」<br />「それに、クロヴィス兄様がデザインした水着の中では、これが一番無難です。ですからほら、お早く~」 | + | ;「うふふ~、はい。素敵でしょう? とってもお似合いになると思います~♪」<br />「それに、クロヴィス兄様がデザインした水着の中では、これが一番無難です。ですからほら、お早く~」 |
− | :ピクチャードラマ8.75にて、クロヴィスデザインの水着を前に「これを着るのか?」と躊躇するコーネリアに対して。かなり楽しそうな上に半分悪ノリしている。 | + | :ピクチャードラマ8.75にて、[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]デザインの水着を前に「これを着るのか?」と躊躇する[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]に対して。かなり楽しそうな上に半分悪ノリしている。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「ナナリーから離れなさい、ゼロ!」<br />「もう一度言います。ナナリーから離れなさい……!」 | | ;「ナナリーから離れなさい、ゼロ!」<br />「もう一度言います。ナナリーから離れなさい……!」 |
− | :第2次Z 再世篇の黒の騎士団ルート52話「決死のエンドゲーム」より。ダモクレス要塞内部にてナナリーと対峙するゼロとスザクの前にコーネリアと共に姿を現した際の台詞。死亡したはずのユーフェミアが'''生きていた'''というまさかの展開にスザクやルルーシュはもとより、プレイヤーも驚愕したことだろう。 | + | :第2次Z 再世篇の黒の騎士団ルート第52話「決死のエンドゲーム」より。[[ダモクレス要塞]]内部にてナナリーと対峙するゼロとスザクの前にコーネリアと共に姿を現した際の台詞。 |
− | ;「枢木スザク! 地球連邦に剣を向けたあなたはもはや私の騎士ではありません! どこへでも好きな所へ行くがいい!」 | + | :死亡したはずのユーフェミアが'''生きていた'''というまさかの展開にスザクやルルーシュはもとより、プレイヤーも驚愕したことだろう。 |
− | :続けてスザクに向けた言葉。解任・追放という形でスザクの束縛を消し、彼が彼自身の意思で戦えるよう計らった。 | + | ;「枢木スザク! 地球連邦に剣を向けたあなたはもはや私の騎士ではありません! どこへでも好きな所へ行くがいい!」 |
| + | :続けてスザクに向けた言葉。「解任・追放」という形でスザクの束縛を消し、彼が彼自身の意思で戦えるよう計らった。 |
| ;(スザク…。私は…こうする事でしか、あなたとルルーシュを助ける事は出来ません…) | | ;(スザク…。私は…こうする事でしか、あなたとルルーシュを助ける事は出来ません…) |
| :上記の宣告をスザクに突きつけながらも、心中で吐露した本心。愛する人と異母兄を助ける為には、今はこれが彼女のせいいっぱいだった…。 | | :上記の宣告をスザクに突きつけながらも、心中で吐露した本心。愛する人と異母兄を助ける為には、今はこれが彼女のせいいっぱいだった…。 |
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| :上記の台詞の後、既に「ルルーシュ」としての自分と決別し、「ゼロ」として戦い続ける未来を選択し、去りゆく異母兄の姿を姉と妹と共に見送りながら。短い再会となったが、ユフィはそこではっきりと、今も平和を願い戦い続けるルルーシュとスザクの姿を見た…。 | | :上記の台詞の後、既に「ルルーシュ」としての自分と決別し、「ゼロ」として戦い続ける未来を選択し、去りゆく異母兄の姿を姉と妹と共に見送りながら。短い再会となったが、ユフィはそこではっきりと、今も平和を願い戦い続けるルルーシュとスザクの姿を見た…。 |
| ;(ありがとう、スザク、ゼロ…。ありがとう、ピースクラフト王、トレーズ司令。そして、ZEXIS…)<br />(あなた達の存在を非難する人もきっと少なくはないでしょう…)<br />(だからせめて、私から感謝の言葉を贈らせてください…) | | ;(ありがとう、スザク、ゼロ…。ありがとう、ピースクラフト王、トレーズ司令。そして、ZEXIS…)<br />(あなた達の存在を非難する人もきっと少なくはないでしょう…)<br />(だからせめて、私から感謝の言葉を贈らせてください…) |
− | :第2次Z 再世篇の黒の騎士団ルート53話より、フジ決戦、リーブラ決戦を経て遂に地球人同士の争いが終わり、人類の未来を示す為に[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]が自ら「敗者」となり、ゼロや[[ZEXIS]]との対決や盟友の最期を経てシュナイゼルも改心し、遂に人類が一つにまとまり、新しい時代の訪れを前に、ユーフェミアは心の中で新時代と平和のために戦い続けた者達に、深く感謝の言葉を述べる。原作アニメでは新しい時代を見る事無く、その短い生涯を終えているだけに、心に来るものがある台詞である。 | + | :第2次Z 再世篇の黒の騎士団ルート第53話より、フジ決戦、リーブラ決戦を経て遂に地球人同士の争いが終わり、人類の未来を示す為に[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]が自ら「敗者」となり、ゼロや[[ZEXIS]]との対決や盟友の最期を経てシュナイゼルも改心し、遂に人類が一つにまとまり、新しい時代の訪れを前に、ユーフェミアは心の中で新時代と平和のために戦い続けた者達に、深く感謝の言葉を述べる。 |
| + | :原作アニメでは新しい時代を見る事無く、その短い生涯を終えているだけに、心に来るものがある台詞である。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| :式根島の戦いの際に搭乗。 | | :式根島の戦いの際に搭乗。 |
| ;[[グロースター]] | | ;[[グロースター]] |
− | :ギアスの暴走による日本人虐殺事件の際に搭乗。 | + | :[[ギアス]]の暴走による日本人虐殺事件の際に搭乗。 |
| ;[[サザーランド]] | | ;[[サザーランド]] |
| :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]で式根島の戦いの際に搭乗。 | | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]で式根島の戦いの際に搭乗。 |