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=== 突然の退場 ===
=== 突然の退場 ===
このバニングの戦死は第8話「策謀の宙域」での出来事だが、劇中中盤において、[[エイパー・シナプス]]艦長と飲み交わしながら、'''“[[コウ・ウラキ|主人公]]を含め後輩達の成長を認める”'''、'''“[[地球]]にいる別居中の妻の話題”'''、'''“「[[デラーズ紛争|デラーズとの戦い]]がパイロットとしての最後になっても、悔いの無い様にしたいだけです」発言”''' と、かなり明確な[[死亡フラグ]]を立てている。しかし、何と言っても極めつけは'''“第8話からの後期OP「MEN OF DESTINY」映像にバニングの姿が無い”'''事だろう。この為、後期OP映像の時点でバニングの死を予想した視聴者も少なくなかった。
このバニングの戦死は第8話「策謀の宙域」での出来事だが、劇中中盤において、[[エイパー・シナプス]]艦長と飲み交わしながら、'''“[[コウ・ウラキ|主人公]]を含め後輩達の成長を認める”'''、'''“[[地球]]にいる別居中の妻の話題”'''、'''“「[[デラーズ紛争|デラーズとの戦い]]がパイロットとしての最後になっても、悔いの無い様にしたいだけです」発言”''' と、かなり明確な[[死亡フラグ]]を立てている。しかし、何と言っても極めつけは'''“第8話からの後期オープニング「MEN OF DESTINY」映像にバニングの姿が無い”'''事だろう。この為、後期OP映像の時点でバニングの死を予想した視聴者も少なくなかった。
また、MS搭乗中にレッドアウト（視界が真っ赤に染まる現象）を感じたり、負傷の治りが遅いことを嘆いて年齢を自覚したり…と、たとえ生き残っていたとしても、彼のMS乗りとしての「寿命」はさほど長くなかったであろうことも示唆されている。
また、MS搭乗中にレッドアウト（視界が真っ赤に染まる現象）を感じたり、負傷の治りが遅いことを嘆いて年齢を自覚したり…と、たとえ生き残っていたとしても、彼のMS乗りとしての「寿命」はさほど長くなかったであろうことも示唆されている。
;[[ケリィ・レズナー]]
;[[ケリィ・レズナー]]
:原作ではこれといった絡みや交戦はなかったが、[[漫画]]『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では彼の乗る[[ヴァル・ヴァロ]]と交戦した際に、クローでコクピットを掻き斬られて戦死した。
:原作ではこれといった絡みや交戦はなかったが、[[漫画]]『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では彼の乗る[[ヴァル・ヴァロ]]と交戦した際に、クローでコクピットを掻き斬られて戦死した。
;シルビア・バニング
:地球に別居中の妻。劇中ではバニングの持っていた写真のみの登場。アルビオンに彼女からの手紙が届けられるが、バニングの手に渡らず、彼の死亡後、ニナを通じてシナプスに手渡されシナプスが返事を書くことを告げた。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
:彼も同じ大尉であるが、'''「ハリーには過去に結婚歴が有り、バニングは妻と別居状態」という意外な共通点が有り'''、作中においてそれに関連した会話も登場する。
:彼も同じ大尉であるが、'''「ハリーには過去に結婚歴が有り、バニングは妻と別居状態」という意外な共通点が有り'''、作中においてそれに関連した会話も登場する。
;[[キラ・ヤマト]]、[[フレイ・アルスター]]、[[サイ・アーガイル]]
;[[キラ・ヤマト]]、[[フレイ・アルスター]]、[[サイ・アーガイル]]
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、フレイの謀略が原因でいざこざが起こった際に、彼等を「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」と皮肉と哀れみを込めて評していた。
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では、フレイの謀略が原因でいざこざが起こった際に、彼等を「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」と皮肉と哀れみを込めて評していた。
;[[アンドリュー・バルトフェルド]]
;[[アンドリュー・バルトフェルド]]
:『第3次α』ではお互いの[[指揮官]]としての器を認め合っていた。
:『第3次α』ではお互いの[[指揮官]]としての器を認め合っていた。
;「戦いはお前達がいつまでもピーピーやかましいヒヨッコかどうかで決まる！」
;「戦いはお前達がいつまでもピーピーやかましいヒヨッコかどうかで決まる！」
:第2話の追撃戦中に。敵にエースである[[アナベル・ガトー]]がおり、状況的にも敵優位で不安がるコウやキースに対し「敵は試作2号機奪取が主目的で、ガトーも積極的には戦えないかも知れない」と叱咤激励。新兵達の気を引き締めさせた。
:第2話の追撃戦中に。敵にエースである[[アナベル・ガトー]]がおり、状況的にも敵優位で不安がるコウやキースに対し「敵は試作2号機奪取が主目的で、ガトーも積極的には戦えないかも知れない」と叱咤激励。新兵達の気を引き締めさせた。
:αシリーズの[[キャラクター事典]]に収録されている。
;「あの馬鹿どもめ！ いつまでガキの遊びをしてやがる！」
;「あの馬鹿どもめ！ いつまでガキの遊びをしてやがる！」
:第4話。序盤にて[[アルビオン]]左舷MSデッキの揉め事を止めに行く時に発した台詞。
:第4話。序盤にて[[アルビオン]]左舷MSデッキの揉め事を止めに行く時に発した台詞。
;「無駄弾が多すぎる！」<br />キース「そ、そんなこと言ったって…」<br />「無駄口もだ！」
;「無駄弾が多すぎる！」<br />キース「そ、そんなこと言ったって…」<br />「無駄口もだ！」
:第8話冒頭の模擬戦にて。容赦無く[[チャック・キース|キース]]をシゴく。
:第8話冒頭の模擬戦にて。容赦無く[[チャック・キース|キース]]をシゴく。
;「ウラキ、やりおったな。後でビールをおごってやる」
:同上。模擬戦に勝利したコウに対しての賞賛。
:当時のアニメ雑誌の広告でも紹介された台詞であり、なんとなく彼の運命を予感してしまう。模擬戦の後にビールをおごったのかは不明。
;「実は、妻とは以前から別居中の状態でして…」
:同上。シナプスと酒を酌み交わしながら、地球に妻がいることを話題に出され、シナプスに「どうだね、作戦が一区切りしたら休暇申請を出しては？」と提案され、痛いところを突かれたように一度は跳ねのけるも、落ち着きを取り戻しての告白。
:『第2次α』および『第3次α』のキャラクター事典に収録されている。
;「そういう時は身を隠すんだ！」
;「そういう時は身を隠すんだ！」
:同話、見失った敵を探すのに気を取られて無防備になった[[ゲルググM]]を撃墜して。SRWでは戦闘中によく聞く台詞だが、戦闘アニメではどういう時なのかさっぱりなのはご愛嬌。
:同上。見失った敵を探すのに気を取られて無防備になった[[ゲルググM]]を撃墜して。SRWでは戦闘中によく聞く台詞だが、戦闘アニメではどういう時なのかさっぱりなのはご愛嬌。
;「ああ、大丈夫だ。少し弾を食らったが…何、アルビオンは近い」
;「ああ、大丈夫だ。少し弾を食らったが…何、アルビオンは近い」
:同話、戦闘終了後の台詞。確かにパイロットは無事だが、[[死亡フラグ|台詞が明らかに大丈夫ではない…]]
:同上。戦闘終了後の台詞。確かにパイロットは無事だが、[[死亡フラグ|台詞が明らかに大丈夫ではない…]]
;「いや、俺も不器用でな…。まあ、お前ほどではないが」
:同上。着艦までの間コウが処分したというニナの写真を「一枚くらい残しておくんだったな」と言った後、コウに「代位もお持ちなんですか？」と問われ、妻シルビアの写真を見ながらの台詞。
:『第2次α』および『第3次α』のキャラクター事典に収録されている。
;「ん？ そうだ、着艦の前に……『回礼に基づく[[星の屑作戦]]・[[ソロモン]]海域実施要綱』…これはすごい！ 敵の配置が一目瞭然だ！ …ん！？ [[ガンダム試作2号機|ガンダム2号機]]！」<br />コウ「大尉、なんと言いました！？ ガトーですか！？」<br />「そうだ！ ウラキ、ガトーが動くぞ！」<br />コウ「奴らの目的は何です！？」<br />「奴らの目的……こ、これは……！」
;「ん？ そうだ、着艦の前に……『回礼に基づく[[星の屑作戦]]・[[ソロモン]]海域実施要綱』…これはすごい！ 敵の配置が一目瞭然だ！ …ん！？ [[ガンダム試作2号機|ガンダム2号機]]！」<br />コウ「大尉、なんと言いました！？ ガトーですか！？」<br />「そうだ！ ウラキ、ガトーが動くぞ！」<br />コウ「奴らの目的は何です！？」<br />「奴らの目的……こ、これは……！」
:同話、死亡直前の台詞。
:同上、死亡直前の台詞。
:撃墜した敵から「星の屑作戦」に関する機密文書を手に入れて帰還している最中、文書を閲覧して重要箇所を確認したその瞬間、被弾箇所が突如爆発し、機体と文書もろとも宇宙に散った。
:撃墜した敵から「星の屑作戦」に関する機密文書を手に入れて帰還している最中、文書を閲覧して重要箇所を確認したその瞬間、被弾箇所が突如爆発し、機体と文書もろとも宇宙に散った。
:言いようからして相当な情報量だったはずであり、無事に本隊に帰還するか、せめてもう少し読む時間が与えられていれば'''星の屑作戦の成否、ひいては宇宙世紀の歴史すら変わっていた'''かもしれない。そういう意味でも重大な死であった。
:言いようからして相当な情報量だったはずであり、無事に本隊に帰還するか、せめてもう少し読む時間が与えられていれば'''星の屑作戦の成否、ひいては宇宙世紀の歴史すら変わっていた'''かもしれない。そういう意味でも重大な死であった。