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| === TV版 === | | === TV版 === |
− | [[白鳥九十九]]の地球側との和平交渉には、一見理解を示している様に見せても内心では強引な力押しの説得には賛同しておらず、[[ボソンジャンプ]]の[[演算ユニット]]が[[火星]]の極冠遺跡で発見された事で、和平交渉を失敗に持ち込むよう陰謀を張り巡らす。このようになったのには、ひとえに熱血クーデターで強引な力押し同然で草壁春樹や他の古い型の軍人を完全に無視し強引かつ早急に物事を進めた結果であり、本来はじっくり時間を掛けて話し合わなければならない工程を一気に無視した結果でもある事から、こうなったのは必然とも言える。 | + | [[白鳥九十九]]の地球側との和平交渉には、一見理解を示している様に見せても内心では強引な力押しの説得には賛同しておらず、[[ボソンジャンプ]]の[[演算ユニット]]が[[火星]]の極冠遺跡で発見された事で、和平交渉を失敗に持ち込むよう陰謀を張り巡らす。そして仮調印式の日、[[暗殺]]の命を[[月臣元一朗]]に下し、火星の極冠遺跡を巡って地球側との決戦へと持ち込む。 |
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− | 彼だけが悪い訳ではない証拠に意見を完全に無視された他の旧[[木連]]幹部たちも彼のやり方に賛同を示している。ただし彼等も草壁のやり方全てに賛同を示している訳では無い。
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− | そして仮調印式の日、[[暗殺]]の命を[[月臣元一朗]]に下し、火星の極冠遺跡を巡って地球側との決戦へと持ち込む。
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| しかし、火星での激戦の終盤にて、演算ユニットはブリッジを切り離した[[ナデシコ]]に搭載され、ボソンジャンプで宇宙の彼方へと飛ばされてしまい、その目論見は失敗に終わってしまう。更に火星での戦闘後、白鳥の暗殺を実行した月臣や真実を知った秋山を中心とする若手将校達によって起こった「熱血クーデター」が発生。草壁は自ら出撃して月臣と交戦した後、その行方を眩ませる事になる。 | | しかし、火星での激戦の終盤にて、演算ユニットはブリッジを切り離した[[ナデシコ]]に搭載され、ボソンジャンプで宇宙の彼方へと飛ばされてしまい、その目論見は失敗に終わってしまう。更に火星での戦闘後、白鳥の暗殺を実行した月臣や真実を知った秋山を中心とする若手将校達によって起こった「熱血クーデター」が発生。草壁は自ら出撃して月臣と交戦した後、その行方を眩ませる事になる。 |
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| === TV版から劇場版までの間 === | | === TV版から劇場版までの間 === |
| 熱血クーデター後に行方を晦ませていた草壁は、密かに賛同者達を集めていき、木連の残党を中心とした秘密結社『[[火星の後継者]]』を結成。そのリーダーとして、再び地球圏に戦いを仕掛けるべく、暗躍する。 | | 熱血クーデター後に行方を晦ませていた草壁は、密かに賛同者達を集めていき、木連の残党を中心とした秘密結社『[[火星の後継者]]』を結成。そのリーダーとして、再び地球圏に戦いを仕掛けるべく、暗躍する。 |
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| + | 賛同者が多数いた理由の一つに、熱血クーデターで強引な力押し同然で草壁や他の古い型の軍人を完全に無視し強引かつ早急に物事を進めたことが挙げられる。本来はじっくり時間を掛けて話し合わなければならない工程を一気に無視した結果でもある事から、火星の後継者の結成は必然とも言える。その証拠に意見を完全に無視された他の旧木連幹部たちも彼のやり方に賛同を示している。ただし彼等も草壁のやり方全てに賛同を示している訳では無い。 |
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| 宇宙の彼方へ飛ばされた演算ユニットの積載されたナデシコAを密かに回収し、ボソンジャンプを行える者の中でもA級ジャンパー達を事故死等に見せかけて次々と拉致。[[テンカワ・アキト]]や[[ミスマル・ユリカ]]もまた拉致される事になり、ユリカは演算ユニットを自由にコントロールする為のデバイスとして組み込む事になる。 | | 宇宙の彼方へ飛ばされた演算ユニットの積載されたナデシコAを密かに回収し、ボソンジャンプを行える者の中でもA級ジャンパー達を事故死等に見せかけて次々と拉致。[[テンカワ・アキト]]や[[ミスマル・ユリカ]]もまた拉致される事になり、ユリカは演算ユニットを自由にコントロールする為のデバイスとして組み込む事になる。 |
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| :第47話「黒衣の復讐者の最期」に於ける[[キラ・ヤマト|キラ]]との[[戦闘前会話]]で、戦う理由を問い詰めてきた彼に対する反論。暗に『SEED DESTINY』時代のキラを皮肉った台詞ともとれるが、自分のことを完璧に棚に上げているので説得力はない。……というか「言葉を尽くしてもわからん人間」というのはどう考えてもキラではなく草壁自身である。 | | :第47話「黒衣の復讐者の最期」に於ける[[キラ・ヤマト|キラ]]との[[戦闘前会話]]で、戦う理由を問い詰めてきた彼に対する反論。暗に『SEED DESTINY』時代のキラを皮肉った台詞ともとれるが、自分のことを完璧に棚に上げているので説得力はない。……というか「言葉を尽くしてもわからん人間」というのはどう考えてもキラではなく草壁自身である。 |
| ;「言葉は不要だ。お前はお前の信じた道を行け、その熱血と共にな!」 | | ;「言葉は不要だ。お前はお前の信じた道を行け、その熱血と共にな!」 |
− | :同上。[[月臣元一朗|月臣]]との戦闘前会話の一節。半年前の言葉を交えつつも、あくまでも自分の「正義」を頑なに変えない事を暗に示している。 | + | :同上。[[月臣元一朗|月臣]]との戦闘前会話の一節。一年前の言葉を交えつつも、あくまでも自分の「正義」を頑なに変えない事を暗に示している。 |
| ;「プラン甲が失敗した時点で我々の敗北は決まっていたのだ……あとは潔く裁きを受けよう」 | | ;「プラン甲が失敗した時点で我々の敗北は決まっていたのだ……あとは潔く裁きを受けよう」 |
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