差分

4 バイト除去 、 2020年8月8日 (土) 21:01
36行目: 36行目:  
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
 
==== 第一部前半・フリット編 ====
 
==== 第一部前半・フリット編 ====
A.G.101年、'''「天使の落日」'''と呼ばれる[[ヴェイガン]](当時はUEと呼ばれていた)による最初の[[スペースコロニー|コロニー]]「エンジェル」襲撃の日に生まれた。7歳の時、ヴェイガンによってフリットの故郷であるコロニー「オーヴァン」を襲撃され、母マリナを喪う<ref name="Flit's father">ちなみに、フリットの父親(マリナの夫)の存在はTV版本編での描写が皆無で、名前等の詳細も明かされていない。一方、[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『[[機動戦士ガンダムAGE]] ユニバーサルアクセル/コズミックドライブ』では、[[ヴェイガン|UE]]が襲撃して来た日に妻のマリナと共に亡くなった事実がフリット本人によって語られている。</ref> 。彼女の死に際に、小型コンピューター「AGEデバイス」を手渡された。
+
A.G.101年、'''「天使の落日」'''と呼ばれる[[ヴェイガン]](当時はUEと呼ばれていた)による最初の[[スペースコロニー|コロニー]]「エンジェル」襲撃の日に生まれた。7歳の時、ヴェイガンによってフリットの故郷であるコロニー「オーヴァン」を襲撃され、母マリナを喪う<ref name="Flit's father">ちなみに、フリットの父親(マリナの夫)の存在はTV版本編での描写が皆無で、名前等の詳細も明かされていない。一方、[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『[[機動戦士ガンダムAGE]] ユニバーサルアクセル/コズミックドライブ』では、[[ヴェイガン|UE]]が襲撃して来た日に妻のマリナと共に亡くなった事実がフリット本人によって語られている。</ref>。彼女の死に際に、小型コンピューター「AGEデバイス」を手渡された。
    
14歳時、住んでいたコロニー・ノーラへとヴェイガン(UE)が侵攻。AGEデバイスに内蔵されていた設計図のデータを元に製造・完成した[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|ガンダムAGE-1]]を起動させ、敵MS・[[GUNDAM:ガフラン|ガフラン]]を辛くも撃破する。それ以降はヴェイガンを多く撃破する数少ない戦力として重宝されるようになり、ヴェイガンの秘密基地アンバット陥落(後に「コウモリ退治戦役」と呼称される)まで前線で戦い抜いた。頑固な[[性格]]で自身の考えを曲げようとしない。また、悲劇的な経歴からか、この頃はガンダムに対する想いが人一倍強く、ガンダムAGE-1に他のパイロットが乗る事を強く拒絶する程<ref>一方、[[漫画|漫画版]]等では[[テストパイロット]]である[[GUNDAM:ラーガン・ドレイス|ラーガン]]に対して[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|AGE-1]]で出撃するように進言する事もあった。</ref>。しかしアセム編以降は成長によるものか、執着心はだいぶ薄れている。
 
14歳時、住んでいたコロニー・ノーラへとヴェイガン(UE)が侵攻。AGEデバイスに内蔵されていた設計図のデータを元に製造・完成した[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|ガンダムAGE-1]]を起動させ、敵MS・[[GUNDAM:ガフラン|ガフラン]]を辛くも撃破する。それ以降はヴェイガンを多く撃破する数少ない戦力として重宝されるようになり、ヴェイガンの秘密基地アンバット陥落(後に「コウモリ退治戦役」と呼称される)まで前線で戦い抜いた。頑固な[[性格]]で自身の考えを曲げようとしない。また、悲劇的な経歴からか、この頃はガンダムに対する想いが人一倍強く、ガンダムAGE-1に他のパイロットが乗る事を強く拒絶する程<ref>一方、[[漫画|漫画版]]等では[[テストパイロット]]である[[GUNDAM:ラーガン・ドレイス|ラーガン]]に対して[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|AGE-1]]で出撃するように進言する事もあった。</ref>。しかしアセム編以降は成長によるものか、執着心はだいぶ薄れている。
64行目: 64行目:  
戦後、[[火星]]の[[医療・病障害|マーズ・レイ]]の対策に人生を費やし死病の克服を実現に成功し「抱え切れなかった人口」全てを了承できるよう火星移住計画を実現させるも、完遂を待たず死去。そしてラ・グラミス戦から37年後に当たるある日、[[地球]]とヴェイガンの双方を救った彼を讃え、ガンダム記念館に「フリットの銅像」が建てられていた。この記念館の完成時点をもってフリット生誕=ヴェイガン(UE)と人類の接触より100年、『機動戦士ガンダムAGE』の謳い文句でもある「100年に渡る戦い」はついに終わりを迎えたのだった。  
 
戦後、[[火星]]の[[医療・病障害|マーズ・レイ]]の対策に人生を費やし死病の克服を実現に成功し「抱え切れなかった人口」全てを了承できるよう火星移住計画を実現させるも、完遂を待たず死去。そしてラ・グラミス戦から37年後に当たるある日、[[地球]]とヴェイガンの双方を救った彼を讃え、ガンダム記念館に「フリットの銅像」が建てられていた。この記念館の完成時点をもってフリット生誕=ヴェイガン(UE)と人類の接触より100年、『機動戦士ガンダムAGE』の謳い文句でもある「100年に渡る戦い」はついに終わりを迎えたのだった。  
   −
結果的にその人生の多くを戦争に費やし、護れなかった自責の念から他者のために戦い続け、ヴェイガンを憎んで憎んで憎み続けながらも最終的には憎しみを捨て、地球とヴェイガンの双方に尽力した末にその生涯を終える、という壮絶な人生を送ったフリット・アスノは間違いなく人類の救世主とも言えようか。  
+
結果的にその人生の多くを戦争に費やし、護れなかった自責の念から他者のために戦い続け、ヴェイガンを憎んで憎んで憎み続けながらも最終的には憎しみを捨て、地球とヴェイガンの双方に尽力した末にその生涯を終える、という壮絶な人生を送ったフリット・アスノは間違いなく人類の救世主とも言えようか。
    
=== キャラクターの総評 ===
 
=== キャラクターの総評 ===
5,518

回編集