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=== 展開メディアの問題を疑われていた作品 ===
 
=== 展開メディアの問題を疑われていた作品 ===
 
;[[機神咆吼デモンベイン]]
 
;[[機神咆吼デモンベイン]]
:成人向けPCソフト『斬魔大聖デモンベイン』並びに、それを移植した全年齢向けPS2用ソフト『機神咆吼デモンベイン』を原作とするテレビアニメ。[[声優:緑川光|緑川光]]氏が推していたことでも有名。
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:成人向けPCソフト『斬魔大聖デモンベイン』並びに、それを移植した一般向けPS2用ソフト『機神咆吼デモンベイン』を原作とするテレビアニメ。[[声優:緑川光|緑川光]]氏が推していたことでも有名。
:原作は成人向け(18禁)作品であるので参戦は不可能と思われたが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でアニメ版名義での参戦が実現した。当時は「'''スパロボに18禁ゲームが参戦してしまった'''」と騒がれたが、これはよくある誤解。あくまでアニメ版として出ているので「全年齢向けのアニメ版が原作」扱いであり、そもそもアニメ版の元になったのも全年齢向けのゲームである。なお、同じように漫画版が18禁である『[[冥王計画ゼオライマー]]』や『[[戦え!! イクサー1]]』も同様。
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:原作は成人向け作品であるので参戦は不可能と思われたが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』でアニメ版名義での参戦が実現した。「'''スパロボ初の成人向けタイトル参戦'''」と誤解されがちであるが、あくまでアニメ版名義の参戦であるため一般向けのアニメ版が原作扱いであり、そもそもアニメ版の元になったのも一般向けのゲーム版である。なお、同じように漫画版が成人向けである『[[冥王計画ゼオライマー]]』や『[[戦え!! イクサー1]]』についても同様。
 
;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
 
;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
 
:小説作品。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で機体のみ参戦。
 
:小説作品。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で機体のみ参戦。
 
:『第4次』では[[Ξガンダム]]が[[没データ]]に存在しており、上記の[[Sガンダム]]と同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。
 
:『第4次』では[[Ξガンダム]]が[[没データ]]に存在しており、上記の[[Sガンダム]]と同様に機体のみが登場する予定であったことが伺える。
:『閃光のハサウェイ』は、『[[逆襲のシャア]]』で登場した[[ブライト・ノア]]の息子の[[ハサウェイ・ノア]]が20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、二人を同時参戦させるのは難しい。また『[[機動戦士ガンダムUC]]』とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測されていた。
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:『閃光のハサウェイ』は、『[[逆襲のシャア]]』で登場した[[ブライト・ノア]]の息子の[[ハサウェイ・ノア]]が20代まで成長したときの物語で、ブライトを『Zガンダム』から『逆襲のシャア』時代の20代~30代の年齢イメージで出演させているスパロボでは、2人を同時参戦させるのは難しい。また『[[機動戦士ガンダムUC]]』とも年代が合わない為に同時出場させにくいという事情も推測されていた。
:『[[ガンダム・センチネル]]』と同様に'''小説作品であることがネックになっている'''という説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)'''ハサウェイを出すとΞガンダム参戦希望の声が出て困る'''」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でさえも登場頻度が少ないとする説もある。
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:『[[ガンダム・センチネル]]』と同様に'''小説作品であることがネックになっている'''という説があるが定かではない。また、寺田Pが『スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』のインタビュー内で「(『逆襲のシャア』設定での)'''ハサウェイを出すと[[Ξガンダム]]参戦希望の声が出て困る'''」と冗談交じりでコメントしたことから、この煽りで『逆襲のシャア』設定でさえも登場頻度が少ないとする説もある。
 
:2020年より劇場作品3部作が公開予定であり、今後はこちら名義での参戦の可能性がある<ref>https://www.cinematoday.jp/news/N0105037</ref>。
 
:2020年より劇場作品3部作が公開予定であり、今後はこちら名義での参戦の可能性がある<ref>https://www.cinematoday.jp/news/N0105037</ref>。
 
:なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ以外のアニメも参戦している『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』に出演経験を持っている。
 
:なお『ガンダム・センチネル』と違い、本作はガンダムシリーズ以外のアニメも参戦している『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』に出演経験を持っている。
 
;[[劇中劇]]作品
 
;[[劇中劇]]作品
 
:『X-Ω』にて『[[クレヨンしんちゃん]]』の参戦に伴って[[カンタム・ロボ]]が、後に『[[無尽合体キサラギ]]』が劇中劇単独で参戦。
 
:『X-Ω』にて『[[クレヨンしんちゃん]]』の参戦に伴って[[カンタム・ロボ]]が、後に『[[無尽合体キサラギ]]』が劇中劇単独で参戦。
:『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』はスパロボにも重要なキーワードとして幾度となく登場するものの、一本のアニメ作品として参戦したことはない。『[[機動戦艦ナデシコ]]』初参戦時に「ゲキ・ガンガーが隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが、現在に至っても未参戦のままなので、劇中劇の参戦には何か障害があるのではないかと疑われることもあった。
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:『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』はスパロボにも重要なキーワードとして幾度となく登場するものの、一本のアニメ作品扱いとして参戦したことはない。『[[機動戦艦ナデシコ]]』初参戦時に「ゲキ・ガンガーが隠しユニットで登場するのではないか?」とネタ交じりで噂された事はあったが、現在に至っても未参戦のままなので、劇中劇の参戦には何か障害があるのではないかと疑われることもあった。
 
;特撮作品全般
 
;特撮作品全般
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、怪獣映画「ゴジラシリーズ」とアニメ作品『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のコラボ企画である『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』『[[宇宙刑事ギャバン]]』『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』が参戦。ちなみに「ゴジラシリーズ」単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。
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:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、怪獣映画「ゴジラシリーズ」とアニメ作品『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のコラボ企画である『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』の参戦を経て、純粋な特撮作品として『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』『[[宇宙刑事ギャバン]]』『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』『[[ガンヘッド]]』が参戦。ちなみに「ゴジラシリーズ」単体としては『バトルベースボール』『バトルサッカー』に参戦済み。
 
:スパロボにおいては'''ビジュアル的に他アニメ作品との折り合いが付かない'''などの理由で、基本的に特撮作品の参戦は無いと寺田Pが「東京ロボット新聞」で明言していた。特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「'''実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる'''」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』『ギャバン』『ゴーカイジャー』では変身後のみを登場させている。
 
:スパロボにおいては'''ビジュアル的に他アニメ作品との折り合いが付かない'''などの理由で、基本的に特撮作品の参戦は無いと寺田Pが「東京ロボット新聞」で明言していた。特撮作品の参戦を想定した際のよくある議論点として「'''実写作品の素面キャラクターを登場させた場合、演じた役者の肖像権に抵触し予算面の負担になる'''」と言うものがあるが、『ゴジラ対エヴァンゲリオン』はキャラクターの顔をヘルメットとバイザーで覆って素面が判らないようにし、『ジュウレンジャー』『ギャバン』『ゴーカイジャー』では変身後のみを登場させている。
 
:しかし、「肖像権による予算圧迫」は'''公式で明言されたことがない'''ため未だ推測の域を出ない。そもそも「ビジュアル面での相性」とは言うものの、原作サイド(権利者)がそれを理由に拒絶したのか、購入者向けのアンケート等で実写作品が敬遠されることが判明したのか、はたまたスパロボサイド(寺田P)の主観なのか、全く不透明なままとなっている。
 
:しかし、「肖像権による予算圧迫」は'''公式で明言されたことがない'''ため未だ推測の域を出ない。そもそも「ビジュアル面での相性」とは言うものの、原作サイド(権利者)がそれを理由に拒絶したのか、購入者向けのアンケート等で実写作品が敬遠されることが判明したのか、はたまたスパロボサイド(寺田P)の主観なのか、全く不透明なままとなっている。
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=== 作品のジャンルで賛否ある作品 ===
 
=== 作品のジャンルで賛否ある作品 ===
ここでは便宜上、'''ファンの間で参戦候補に挙げられる様子が想像しづらいもの'''も列挙されているので、必ずしも全ての作品に参戦希望があったとは限らないことに留意してもらいたい。
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ここでは便宜上、'''ファンの間で参戦候補に挙げられる様子が想像しづらいもの'''も列挙されているので、必ずしも全ての作品に参戦希望があったとは限らないことに留意されたい。
 
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]、[[疾風!アイアンリーガー]]
 
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]、[[疾風!アイアンリーガー]]
 
:原作がそもそも、かたや変身ヒーローもの、かたやスポ根ものであり人間が巨大ロボットに乗り込むいわゆる「巨大ロボットもの」では無い為、参戦が発表されるまでそもそも参戦が難しいという議論の対象になる事すらほとんど無かった。
 
:原作がそもそも、かたや変身ヒーローもの、かたやスポ根ものであり人間が巨大ロボットに乗り込むいわゆる「巨大ロボットもの」では無い為、参戦が発表されるまでそもそも参戦が難しいという議論の対象になる事すらほとんど無かった。
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:『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。
 
:『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。2017年発売の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で参戦。
 
:同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『[[機動戦士ガンダム]]』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。
 
:同作記事にも書かれている通り、登場するメカニックは戦艦や艦載機中心で巨大ロボットの登場しない作品である為参戦は難しいとされてきた一方、『宇宙戦艦ヤマト』が『[[機動戦士ガンダム]]』と共に第二次アニメブームを牽引してきた作品として有名なためリメイク前から参戦議論でその名が出ることがあった。
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:『V』における本作の参戦を契機に以降のスパロボ作品においても『[[ふしぎの海のナディア]]』『[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]』といった艦船メカ主体の作品が参戦していくこととなる。
 
;[[ハッカドール]]、[[セガ・ハード・ガールズ]]
 
;[[ハッカドール]]、[[セガ・ハード・ガールズ]]
 
:前者はサブカルチャーに特化したスマートフォン向けニュースアプリ、後者はセガの歴代ゲーム機を擬人化したメディアミックス作品。
 
:前者はサブカルチャーに特化したスマートフォン向けニュースアプリ、後者はセガの歴代ゲーム機を擬人化したメディアミックス作品。