差分
→来歴
[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた<ref>漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、地球方面軍司令官は[[マ・クベ]]中将であり、ガルマは階級は大佐のままで、マ・クベの部下である北米方面軍司令官となっている</ref>。
[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた<ref>漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、地球方面軍司令官は[[マ・クベ]]中将であり、ガルマは階級は大佐のままで、マ・クベの部下である北米方面軍司令官となっている</ref>。
TV版第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた<ref>ただし、これらの行動には地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではエッセェンバッハ市長がゲリラを操っているため、イセリナを情報源にしている描写もある。</ref>。その後、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになってしまい、シャアからの通信で自身が彼に利用されていた事実に気づく。しかし、泣き言を言う事無く、自らの死の覚悟を決めたガルマは、せめて犬死だけにはならないようホワイトベースに最後の突撃を敢行し、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
TV版第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]<ref>『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、[[ロサンゼルス]]に変更されている。</ref>市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた<ref>ただし、これらの行動には地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではイセリナの父ヨーゼフ・エッシェンバッハ市長がゲリラを操っているため、イセリナを情報源にしている描写もある。</ref>。その後、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになってしまい、シャアからの通信で自身が彼に利用されていた事実に気づく。しかし、泣き言を言う事無く、自らの死の覚悟を決めたガルマは、せめて犬死だけにはならないようホワイトベースに最後の突撃を敢行し、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。