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== アカシックレコード(Akashic Records) ==
 
== アカシックレコード(Akashic Records) ==
   
万物の全てがある空間に記録されているという概念。語源はサンスクリット語の「アカシャ」(Akasha:虚空)。
 
万物の全てがある空間に記録されているという概念。語源はサンスクリット語の「アカシャ」(Akasha:虚空)。
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それゆえ多様な解釈が存在し、一意に定まった解釈はないに等しいが、概ね共通する点は「その本質はいわば運命のようなものであり一切抗うことができない」という点であり、またいわゆる「預言者」が預言を行うのはアカシックレコードを読み取る力によるものと解釈されることが多い。
 
それゆえ多様な解釈が存在し、一意に定まった解釈はないに等しいが、概ね共通する点は「その本質はいわば運命のようなものであり一切抗うことができない」という点であり、またいわゆる「預言者」が預言を行うのはアカシックレコードを読み取る力によるものと解釈されることが多い。
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=== スパロボ(SRW)における扱い ===
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=== スパロボにおける扱い ===
 
『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』においては、アカシックレコードが前述の運命とほぼ同じ解釈で扱われており、全宇宙の滅びを招く災厄である「[[アポカリュプシス]]」もその中で予め定められた事象とされている。また(正の)[[無限力]]が因果律(運命)を操る力を持つことから、無限力とアカシックレコードも概ね同義の用語として扱われている。なお、この作品におけるアカシックレコードの正体は[[第一始祖民族]]の残留思念であることが[[ルアフ・ガンエデン|ルアフ]]によって明言されている。
 
『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』においては、アカシックレコードが前述の運命とほぼ同じ解釈で扱われており、全宇宙の滅びを招く災厄である「[[アポカリュプシス]]」もその中で予め定められた事象とされている。また(正の)[[無限力]]が因果律(運命)を操る力を持つことから、無限力とアカシックレコードも概ね同義の用語として扱われている。なお、この作品におけるアカシックレコードの正体は[[第一始祖民族]]の残留思念であることが[[ルアフ・ガンエデン|ルアフ]]によって明言されている。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*『[[スーパーロボット大戦Z]]』において登場する「[[次元力]]」は、詳細不明ながらあらゆる世界でその力を発揮する性質のものであるとされており、その鍵が「[[スフィア]]」である。そのスフィアを12個全て集めることで「[[太極]]」への道が開けると言われているが、その「太極」とは万物の根源と呼べる存在とされている(それゆえ次元力は「原初の力」とも呼称される)。
 
*『[[スーパーロボット大戦Z]]』において登場する「[[次元力]]」は、詳細不明ながらあらゆる世界でその力を発揮する性質のものであるとされており、その鍵が「[[スフィア]]」である。そのスフィアを12個全て集めることで「[[太極]]」への道が開けると言われているが、その「太極」とは万物の根源と呼べる存在とされている(それゆえ次元力は「原初の力」とも呼称される)。
**[[ダークブレイン]]は負の[[無限力]]を持つ存在だが、同時に「知的生命体の思念を食い尽くす」存在でもある。[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]において、[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]はダークブレインのこのような性質を「知恵の実を口にした原初の人類は、楽園から追放されたと言うが……」と評し、ダークブレインもそれを肯定している。
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**[[ダークブレイン]]は負の[[無限力]]を持つ存在だが、同時に「知的生命体の思念を食い尽くす」存在でもある。『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』において、[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]はダークブレインのこのような性質を「知恵の実を口にした原初の人類は、楽園から追放されたと言うが……」と評し、ダークブレインもそれを肯定している。
 
**ダークブレインはまた、自身が「太極」に至るために「至高天・十二の鍵(=[[スフィア]]であると考えられている)」を欲していることを述べているが、仮にレーツェルの指摘した欲求を満たすために太極に至ることを目論んでいるのだとすれば、'''太極に至るということはより多くの知識を貪ることができるようになる事象である'''と考えることも可能である。そして、文字通り「この世の全て」が記録されているアカシックレコードは、まさしくそのような性質を有するものである。
 
**ダークブレインはまた、自身が「太極」に至るために「至高天・十二の鍵(=[[スフィア]]であると考えられている)」を欲していることを述べているが、仮にレーツェルの指摘した欲求を満たすために太極に至ることを目論んでいるのだとすれば、'''太極に至るということはより多くの知識を貪ることができるようになる事象である'''と考えることも可能である。そして、文字通り「この世の全て」が記録されているアカシックレコードは、まさしくそのような性質を有するものである。
 
**以上の点を纏めると、スーパーロボット大戦Zでその一端が示された「太極」とは、アカシックレコードに極めて近い性質を持つものである可能性が高い。
 
**以上の点を纏めると、スーパーロボット大戦Zでその一端が示された「太極」とは、アカシックレコードに極めて近い性質を持つものである可能性が高い。
 
*[[アサキム・ドーウィン]]がパイロットである人型機動兵器「[[シュロウガ]]」はサイバスターを彷彿させる意匠・武装・性能を持つことで話題となっている。もし実際に同機と何らかの関わりを持つものであるとすれば、シュロウガにもラプラスデモンタイプコンピュータに類する性質のもの、すなわちアカシックレコードにアクセスするための機能が備わっている可能性がある。また、シュロウガの[[必殺武器|最強武器]]「レイ・バスター」の戦闘アニメで映し出されるアサキムの過去の業に纏わるものと思われる映像は、同機がサイバスターと何らかの関わりを有する根拠の一つであるが、同時に「シュロウガおよびアサキムには'''過去・現在(・未来)における「[[平行世界]]」の記録が保存されている'''」ことの証左でもある。アサキム自身による「太極の罪により死ねない身体=無限獄」との発言と合わせて考えると、アサキムがアカシックレコードに見込まれた並行世界間の記録者であるという可能性もある。
 
*[[アサキム・ドーウィン]]がパイロットである人型機動兵器「[[シュロウガ]]」はサイバスターを彷彿させる意匠・武装・性能を持つことで話題となっている。もし実際に同機と何らかの関わりを持つものであるとすれば、シュロウガにもラプラスデモンタイプコンピュータに類する性質のもの、すなわちアカシックレコードにアクセスするための機能が備わっている可能性がある。また、シュロウガの[[必殺武器|最強武器]]「レイ・バスター」の戦闘アニメで映し出されるアサキムの過去の業に纏わるものと思われる映像は、同機がサイバスターと何らかの関わりを有する根拠の一つであるが、同時に「シュロウガおよびアサキムには'''過去・現在(・未来)における「[[平行世界]]」の記録が保存されている'''」ことの証左でもある。アサキム自身による「太極の罪により死ねない身体=無限獄」との発言と合わせて考えると、アサキムがアカシックレコードに見込まれた並行世界間の記録者であるという可能性もある。
<!-- == 話題まとめ == -->
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[[Category:小辞典]]
 
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[[Category:バンプレストオリジナル]]
 
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