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**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
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**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
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*全備重量:85.6 t
 
*全備重量:85.6 t
 
*[[動力]]:対消滅エンジン([[ブラックホールエンジン]])
 
*[[動力]]:対消滅エンジン([[ブラックホールエンジン]])
*エネルギー:ブラックホール,アストラルエネルギー
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*エネルギー:ブラックホール・アストラルエネルギー
 
*MMI(マン・マシン・インターフェース):カバラ・プログラム
 
*MMI(マン・マシン・インターフェース):カバラ・プログラム
 
*推進機能:ネオ・ドライブ
 
*推進機能:ネオ・ドライブ
 
*装甲材質:超抗力チタニウム
 
*装甲材質:超抗力チタニウム
*主な開発者:シュウ・シラカワ / [[エリック・ワン]]
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*主な開発者:[[シュウ・シラカワ]] / [[エリック・ワン]]
 
*所属:個人所有(地上では[[ディバイン・クルセイダーズ]](DC)、[[ラ・ギアス]]では[[ヴォルクルス教団]])
 
*所属:個人所有(地上では[[ディバイン・クルセイダーズ]](DC)、[[ラ・ギアス]]では[[ヴォルクルス教団]])
 
*主なパイロット:[[シュウ・シラカワ]]  
 
*主なパイロット:[[シュウ・シラカワ]]  
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グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラ・プログラムはそのためのシステムであり、いわば「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」とは仮の姿に過ぎず、あくまでも変化後の姿であるネオ・グランゾンこそが真の姿と言える。
 
グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラ・プログラムはそのためのシステムであり、いわば「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」とは仮の姿に過ぎず、あくまでも変化後の姿であるネオ・グランゾンこそが真の姿と言える。
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[[シュウ・シラカワ]]が[[エリック・ワン]]と共に開発した対異星人戦闘用アーマードモジュール。全身がブラックボックスの塊で、重力制御を利用した強力な戦闘力を持つ。α以外の作品群では、南極事件の折にシュウが乗り込んで持ち去り、以後彼の専用機として運用されている。
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ブラックホールを利用した対消滅エンジンを動力源に使用。極秘裏に組み込んだ「カバラ・プログラム」により[[ラ・ギアス]]の精霊界に存在するアストラルエネルギーをも利用している。それらを武器に使っている上に、地球外の科学に加え地底世界の技術すら取り込んでおり、その性能は計り知れない。推進機能にはネオ・ドライブを使用しており、重力干渉を受けないため、重厚な見た目とは裏腹に、最高スピードは[[サイバスター]]をも凌駕する上、小回りなどを含めた機動性でも並ぶ。装甲に使われている超抗力チタニウムとは、素粒子レベルで強化処理を施した材質である。次元跳躍システムらしいものが搭載されており、これは「ワームスマッシャー」に応用されているほか、機体そのものも跳躍できる。ただし、機能に関しては限定的であり、使えないことも多い。
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基本的にシュウは戦いに介入することを嫌っており、戦場に現れたとしても様子見であったり、多少の干渉を行うだけに留まり、正面から戦う機会はあまりなく、この機体の実力を窺い知る局面は少ない。しかし、一度戦いに介入すれば単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。機体各所にはシュウが独自に組み込んだ「リドル」が存在。このネットワークは「マハーカーラ」と称され、管理システムである「カバラ・プログラム」を起動することで邪神ヴォルクルスの力を引き出し、グランゾンを超越した真の姿、[[ネオ・グランゾン]]へと変化する。
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グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラ・プログラムはそのためのシステムであり、いわば「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」とは仮の姿に過ぎず、あくまでも変化後の姿であるネオ・グランゾンこそが真の姿と言える。
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なお、カバラ・プログラムの組み込みにはエリックも携わったことが示唆されている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
α設定では後の「魔装機神シリーズ」や「OGシリーズ」とは異なっており、独自設定である。
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αシリーズでは後の「魔装機神シリーズ」や「OGシリーズ」とは異なる独自設定を持つ。
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:α設定。「[[ヴァルシオンシリーズ]]の3号機」「究極の対異星人戦闘用機動兵器」「[[SRX計画]]の一部」としてシュウを中心に[[新西暦]]184年12月から開発が始まり、'''DCの総予算の3分の2'''という凄まじい大金をつぎ込んであらゆる[[EOT]]技術を結集して開発された。
 
:α設定。「[[ヴァルシオンシリーズ]]の3号機」「究極の対異星人戦闘用機動兵器」「[[SRX計画]]の一部」としてシュウを中心に[[新西暦]]184年12月から開発が始まり、'''DCの総予算の3分の2'''という凄まじい大金をつぎ込んであらゆる[[EOT]]技術を結集して開発された。
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:物語後半から登場。ゲームとは違い、最終決戦でクロガネ・ヒリュウ改と合流。ベーオウルフ戦においては[[ツヴァイザーゲイン]]の頭部に搭乗して無防備なギリアムを[[ノイヴォルフ]]の攻撃から守っている姿が見られるが、一瞬しか映らない上に画面下部のため、注意しないと結構な確率で見逃す(よく言われる「何もしていない」というのは誤りである)。
 
:物語後半から登場。ゲームとは違い、最終決戦でクロガネ・ヒリュウ改と合流。ベーオウルフ戦においては[[ツヴァイザーゲイン]]の頭部に搭乗して無防備なギリアムを[[ノイヴォルフ]]の攻撃から守っている姿が見られるが、一瞬しか映らない上に画面下部のため、注意しないと結構な確率で見逃す(よく言われる「何もしていない」というのは誤りである)。
 
;[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]]
:条件を満たすことで使用可能になる。広範囲への攻撃が可能な必殺技2種、追尾性を持つグランビーム、実質無限射程のワームスマッシャーなど、強力な武装を有する。反面、コストは最高の3000。
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:条件を満たすことで使用可能になる。広範囲への攻撃が可能な2種類の必殺技、追尾性能を持つグランビーム、実質無限射程のワームスマッシャーなど強力な武装を有する。反面、コストは作中最高の3000。
 
:ミッションモード最高難易度の「インフィニットバトル」では、ヴァルシオンとともに襲いかかってくる。
 
:ミッションモード最高難易度の「インフィニットバトル」では、ヴァルシオンとともに襲いかかってくる。
    
=== その他・単独作品 ===
 
=== その他・単独作品 ===
;[[ヒーロー戦記]]
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;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 
:スポット参戦の後に、条件を満たすことで仲間になる。サイバスター同様レベル99で仲間になるのでかなり強い。
 
:スポット参戦の後に、条件を満たすことで仲間になる。サイバスター同様レベル99で仲間になるのでかなり強い。
 
;[[魔装機神サイバスター]]
 
;[[魔装機神サイバスター]]
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;グランワームソード
 
;グランワームソード
 
:グランゾンが使用する大剣。作品によってデザインが異なる。設定上、刃自体が次元振動を引き起こし、空間それ自体を虚の次元へと放逐するという機能があるらしいが、作中それらしい描写は一度も無い。旧シリーズではいつの間にか取り出していたが、演出の進化に伴い通常グラフィックで構えていない場合はワームホールから取り出すという演出が基本となっている。
 
:グランゾンが使用する大剣。作品によってデザインが異なる。設定上、刃自体が次元振動を引き起こし、空間それ自体を虚の次元へと放逐するという機能があるらしいが、作中それらしい描写は一度も無い。旧シリーズではいつの間にか取り出していたが、演出の進化に伴い通常グラフィックで構えていない場合はワームホールから取り出すという演出が基本となっている。
:[[OGシリーズ]]では数回敵に斬りつけた後、グランゾン自身が空間転移し、敵の目の前に移動、追い撃ちをかける。『OGS』『第2次OG』ではでは取り出した後、切りつける⇒横一文字に切り裂く⇒背後から斬り飛ばす⇒ワームホールで転移、吹っ飛ぶ相手の正面に現れてトドメ、という流れ。また、この武器だけシュウのカットインが挿入されない。『OGDP』でもカットインが挿入されないのは同様だが、戦闘アニメが作り直されたことでいい意味でグランゾンらしくない高機動戦闘を披露している。流れは同じだが、横斬りの際に切り抜けず、機体をバレルロールさせて刀身に引っ掛けた相手を高空に投げ飛ばし、ブーストをかけて追撃、相手の上昇が止まった瞬間に上から落ちてきて、体勢を戻すと同時に一撃加えて吹き飛ばし、転移から正面斬り……と言う流れになった。ゼオルートとの戦いでシュウが学び取ったのは「[[堅忍不抜]]」だけではなかったようだ。
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:[[OGシリーズ]]では数回敵に斬りつけた後、グランゾン自身が空間転移し、敵の目の前に移動、追い撃ちをかける。『OGS』『第2次OG』ではでは取り出した後、切りつける⇒横一文字に切り裂く⇒背後から斬り飛ばす⇒ワームホールで転移、吹っ飛ぶ相手の正面に現れてトドメ、という流れ。また、この武器だけシュウのカットインが挿入されない。『OGDP』でもカットインが挿入されないのは同様だが、戦闘アニメが作り直されたことでいい意味でグランゾンらしくない高機動戦闘を披露している。流れは同じだが、横斬りの際に切り抜けず、機体をバレルロールさせて刀身に引っ掛けた相手を高空に投げ飛ばし、ブーストをかけて追撃、相手の上昇が止まった瞬間に上から落ちてきて、体勢を戻すと同時に一撃加えて吹き飛ばし、転移から正面斬り……と言う流れになった。ゼオルートとの戦いでシュウが学び取ったのは「堅忍不抜」だけではなかったようだ。
 
:なお、『OGDP』では装甲値ダウンL2の[[特殊効果]]が付いた。それ以外にも、ルオゾールをヴォルクルスの生贄にする際にも使用されている(そのやり方は、モニカのノルス目がけて大剣を投擲し、直撃する寸前ノルスの前面にワームホールを展開し、その後ろにいたナグツァートに命中させるというもの)。
 
:なお、『OGDP』では装甲値ダウンL2の[[特殊効果]]が付いた。それ以外にも、ルオゾールをヴォルクルスの生贄にする際にも使用されている(そのやり方は、モニカのノルス目がけて大剣を投擲し、直撃する寸前ノルスの前面にワームホールを展開し、その後ろにいたナグツァートに命中させるというもの)。
 
;ワームスマッシャー
 
;ワームスマッシャー
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:*'''IB''':ロックしている敵めがけて、空間転移射撃を放つ。遮蔽物や射程をほぼ無視できるので便利。
 
:*'''IB''':ロックしている敵めがけて、空間転移射撃を放つ。遮蔽物や射程をほぼ無視できるので便利。
 
;ディストリオンブレイク
 
;ディストリオンブレイク
:初出は『魔装機神II』から。新紀元社のムックによれば、「ワームスマッシャー」と原理を同じとする攻撃手段のひとつ。歪曲空間を全方位攻撃に使用するスマッシャーに対し、ブレイクは歪曲空間を光線の収束と増幅に使用するらしい。プレイヤーからはヴォルクルスの「ハイパーソニックウェーブ」との類似性を指摘されており、攻撃時に周辺の空間が歪む描写をみせたSFC版『LOE』におけるスマッシャーとの関連にも注目されている。『OGDP』では地を抉って山を消し飛ばしており、その高威力の反動を相殺するために背面のブースターをかけている。理由は不明だが、[[ネオ・グランゾン]]形態でこの武器を使用したことはまだない。
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:初出は『魔装機神II』から。新紀元社のムックによれば、「ワームスマッシャー」と原理を同じとする攻撃手段のひとつ。歪曲空間を全方位攻撃に使用するスマッシャーに対し、ブレイクは歪曲空間を光線の収束と増幅に使用するらしい。プレイヤーからはヴォルクルスの「ハイパーソニックウェーブ」との類似性を指摘されており、攻撃時に周辺の空間が歪む描写をみせたSFC版『LOE』におけるスマッシャーとの関連にも注目されている。『OGDP』では地を抉って山を消し飛ばしており、その高威力の反動を相殺するために背面のブースターをかけている。理由は不明だが、[[ネオ・グランゾン]]形態でこの武器を使用したことはない。
:*'''ROE''':「ワームスマッシャー」と入れ替わる形で登場。シュウは「この武装を試してみますか」と発言しているが、武器というよりは射技に近い。目標と自機の間に並べた無数の歪曲空間は発射台とレンズを兼ねており、それに沿って熱線を発射すれば威力を増した光が敵に直撃する。
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:*'''ROE''':「ワームスマッシャー」と入れ替わる形で登場。シュウは「この武装を試してみますか」と発言しているが、武器というよりは射撃技に近い。目標と自機の間に並べた無数の歪曲空間は発射台とレンズを兼ねており、それに沿って熱線を発射すれば威力を増した光が敵に直撃する。
 
:*'''OGDP''':演出は[[魔装機神シリーズ]]に準拠。敵に向けて直列に配置した無数の歪曲空間に一条の熱線を放射。レンズを通る光のごとく歪曲空間によって限界まで収束された高熱の光線は、空間の崩壊と供に膨張して増進。その勢いのまま延長線上に存在する全ての物体を焼き払う。その派手さときたら……さながら必殺技並である(実際にブラックホールクラスターが解禁されるまでは最強の武器であり、必殺技の位置付けでも問題はないだろう)。射程は短めだが、気力の都合でBHCよりも手軽に撃てる[[全体攻撃]]。運動性ダウンL2の追加効果がある。『POJ』と同様、ネオ・グランゾン時は使用不可(実質的には縮退砲と入れ替わる)。なお、[[シュロウガ]]の武器演出で登場するグランゾンらしき機体もこれと思しき攻撃を放っている。
 
:*'''OGDP''':演出は[[魔装機神シリーズ]]に準拠。敵に向けて直列に配置した無数の歪曲空間に一条の熱線を放射。レンズを通る光のごとく歪曲空間によって限界まで収束された高熱の光線は、空間の崩壊と供に膨張して増進。その勢いのまま延長線上に存在する全ての物体を焼き払う。その派手さときたら……さながら必殺技並である(実際にブラックホールクラスターが解禁されるまでは最強の武器であり、必殺技の位置付けでも問題はないだろう)。射程は短めだが、気力の都合でBHCよりも手軽に撃てる[[全体攻撃]]。運動性ダウンL2の追加効果がある。『POJ』と同様、ネオ・グランゾン時は使用不可(実質的には縮退砲と入れ替わる)。なお、[[シュロウガ]]の武器演出で登場するグランゾンらしき機体もこれと思しき攻撃を放っている。
 
;グラビトロンカノン
 
;グラビトロンカノン
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==== 必殺武器 ====
 
==== 必殺武器 ====
 
;ブラックホールクラスター
 
;ブラックホールクラスター
:胸部を解放して、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『DP』で武器使用時の説明を挿入。パイロットは、「ロジックサーキット」に「カバラ・プログラム」とふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。『魔装機神II』ではなんと気力制限なし、MG・弾数制限なしのプラーナの消費だけで撃ちまくれる。その分、威力が必殺武器としては低めな上にランクアップもないので本作のグランゾンのガッカリ具合を象徴してしまっているのだが…(一応、フル改造すれば補正攻撃力は1万を突破できるが)。OGでは[[全体攻撃]]武器だが、グランゾンは足が遅いので頼りすぎると置いていかれる。
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:胸部を解放して、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『OGDP』で武器使用時の説明を挿入。パイロットは、「ロジックサーキット」に「カバラ・プログラム」とふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。『魔装機神II』ではなんと気力制限なし、MG・弾数制限なしのプラーナの消費だけで撃ちまくれる。その分、威力が必殺武器としては低めな上にランクアップもないので本作のグランゾンのガッカリ具合を象徴してしまっているのだが…(一応、フル改造すれば補正攻撃力は1万を突破できるが)。OGでは[[全体攻撃]]武器だが、グランゾンは足が遅いので頼りすぎると置いていかれる。
 
:『IB』では必殺技IIとして登場。着弾した敵機または場所にブラックホールを形成して周辺の敵機も吸い込んでダメージを与える。吸い込みの有効範囲は割と広いため、放たれるとかなりの被害になること請け合い。直撃しなくてもダメージソースとなりうる数少ない武装。また、着弾してからグランゾンが行動可能になるため、身動きが取れない敵に「ワームスマッシャー」などで追撃可能という凶悪な特性を持つ。
 
:『IB』では必殺技IIとして登場。着弾した敵機または場所にブラックホールを形成して周辺の敵機も吸い込んでダメージを与える。吸い込みの有効範囲は割と広いため、放たれるとかなりの被害になること請け合い。直撃しなくてもダメージソースとなりうる数少ない武装。また、着弾してからグランゾンが行動可能になるため、身動きが取れない敵に「ワームスマッシャー」などで追撃可能という凶悪な特性を持つ。
 
:『OGDP』では復活直後の不調により最初は使用不可能となっている。演出は第2次OGからさらにパワーアップしており、今までは胸部で精製した重力球を巨大化させていくだけだったのが、まず両手に重力場を生成してから重力球を生成、双方を合成。さらにそれを右手→左手の順で掴んでエネルギーを溜めこみ、左手で重力衝撃波を先んじて放ちつつ撃ち飛ばして敵を消滅させる、という流れ。発射直前にはグランゾンと同じく何かを掲げる様な全身カットインに続き、'''どアップで悪い笑みを浮かべる'''シュウのカットインが入る。なお、本作から発射前の重力学原理講座のバリエーションが増えた。
 
:『OGDP』では復活直後の不調により最初は使用不可能となっている。演出は第2次OGからさらにパワーアップしており、今までは胸部で精製した重力球を巨大化させていくだけだったのが、まず両手に重力場を生成してから重力球を生成、双方を合成。さらにそれを右手→左手の順で掴んでエネルギーを溜めこみ、左手で重力衝撃波を先んじて放ちつつ撃ち飛ばして敵を消滅させる、という流れ。発射直前にはグランゾンと同じく何かを掲げる様な全身カットインに続き、'''どアップで悪い笑みを浮かべる'''シュウのカットインが入る。なお、本作から発射前の重力学原理講座のバリエーションが増えた。
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;「[[ビーム吸収]]」
 
;「[[ビーム吸収]]」
 
:実際[[改造]]できたとしても、シュウが参戦した時点で[[ビーム兵器]]持ちの敵が殆どいない(一応、1種類だけビーム兵器を装備している敵が存在)上に、すぐに裏切ってしまうのであまり意味がない…… 『第2次OG』でも、正式参戦した直後にフル改造しないと全く役に立たない(ゲストとの決戦にしか効果を発揮できない)。こんな能力が備わっているのは光すら吸い込むブラックホールをエネルギー源とするためか、それとも[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]の呪縛の影響か(ヴォルクルスもビーム吸収持ち)。
 
:実際[[改造]]できたとしても、シュウが参戦した時点で[[ビーム兵器]]持ちの敵が殆どいない(一応、1種類だけビーム兵器を装備している敵が存在)上に、すぐに裏切ってしまうのであまり意味がない…… 『第2次OG』でも、正式参戦した直後にフル改造しないと全く役に立たない(ゲストとの決戦にしか効果を発揮できない)。こんな能力が備わっているのは光すら吸い込むブラックホールをエネルギー源とするためか、それとも[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]の呪縛の影響か(ヴォルクルスもビーム吸収持ち)。
:『OGDP』では一転して重要なボーナスに。この能力があれば終盤のゲスト戦が非常に楽になる。[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]が相手の場合はこの能力を得て密着すれば'''全くダメージを受けずに勝ててしまう'''(こちらも火力の高い武装が使えないために時間はかかるが……)。
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:『OGDP』では一転して重要なボーナスに。この能力があれば終盤のゲスト戦が非常に楽になる。[[ウユダーロ級制圧砲艦|メッケンノーザ]]が相手の場合はこの能力を得て密着すれば'''全くダメージを受けずに勝ててしまう'''(こちらも火力の高い武装が使えないために時間はかかるが……)。
    
== [[BGM|機体BGM]] ==
 
== [[BGM|機体BGM]] ==
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*元々は『魔装機神サイバスター』とは別のオリジナル企画『武装機甲士グランゾン』の主人公ロボットとして考案されたロボット。それを『魔装機神』の世界観に組み込んだことで現在のグランゾンの基本設定が誕生した。『魔装機神』のロボットでありながら、異星人や地上世界の技術を用いて作られており、ラ・ギアスからもたらされた要素は少ないものとなっているのはそのため。また、αシリーズやOGシリーズのように、地上世界の事情が旧シリーズと異なる作品に登場する際には、グランゾンの設定にも変更が行われることになる。
 
*元々は『魔装機神サイバスター』とは別のオリジナル企画『武装機甲士グランゾン』の主人公ロボットとして考案されたロボット。それを『魔装機神』の世界観に組み込んだことで現在のグランゾンの基本設定が誕生した。『魔装機神』のロボットでありながら、異星人や地上世界の技術を用いて作られており、ラ・ギアスからもたらされた要素は少ないものとなっているのはそのため。また、αシリーズやOGシリーズのように、地上世界の事情が旧シリーズと異なる作品に登場する際には、グランゾンの設定にも変更が行われることになる。
 
*[[αシリーズ]]では[[SRX計画]]の副産物的機体とされ、OGシリーズでは[[ヴァルシオンシリーズ]]の一種とカテゴライズされているが、グランゾンに使われている技術体系はそれらとは全くの別物である。
 
*[[αシリーズ]]では[[SRX計画]]の副産物的機体とされ、OGシリーズでは[[ヴァルシオンシリーズ]]の一種とカテゴライズされているが、グランゾンに使われている技術体系はそれらとは全くの別物である。
*『[[スーパーロボット大戦α]]』の時点では「グランゾンは[[アーマードモジュール]]というカテゴリーに属するロボットである」と設定されていた。しかし、その後に出たOGシリーズではアーマードモジュールという名前は[[リオンシリーズ]]が属するカテゴリーとして設定されたため、グランゾンがアーマードモジュールと呼ばれていたという設定は『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』以降のαシリーズでは語られなくなった。
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*『[[スーパーロボット大戦α]]』の時点では「[[アーマードモジュール]]というカテゴリーに属するロボット」と設定されていた。しかし、その後に出たOGシリーズではアーマードモジュールという名前は[[リオンシリーズ]]が属するカテゴリーとして設定されたため、グランゾンがアーマードモジュールと呼ばれていたという設定は『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』以降のαシリーズでは語られなくなった。
 
*[[Zシリーズ]]では[[シュロウガ]]の必殺攻撃「レイ・バスター」の演出では、グランゾンに似た機体が映し出される。
 
*[[Zシリーズ]]では[[シュロウガ]]の必殺攻撃「レイ・バスター」の演出では、グランゾンに似た機体が映し出される。
 
*ワームスマッシャーの最大同時攻撃数は実は16ビットでの最大数とほぼ同じだったりする。この事からグランゾンの処理能力は16ビット機並みとネタにされる事もある。
 
*ワームスマッシャーの最大同時攻撃数は実は16ビットでの最大数とほぼ同じだったりする。この事からグランゾンの処理能力は16ビット機並みとネタにされる事もある。
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