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| == DCAM-00 グランゾン(Granzon) == | | == DCAM-00 グランゾン(Granzon) == |
− | *[[登場作品]] | + | *[[登場作品]]:[[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]]) |
− | **[[旧シリーズ]]
| + | **[[第2次スーパーロボット大戦]]([[第2次スーパーロボット大戦G|G]]) |
− | ***[[第2次スーパーロボット大戦]]([[第2次スーパーロボット大戦G|G]])
| + | **[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | ***[[第3次スーパーロボット大戦]]
| + | **[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦EX]]
| + | **[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | ***[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
| + | **[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]) |
− | ***[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])
| + | **[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]) |
− | **[[αシリーズ]]
| + | **[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])
| + | **[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦α外伝]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] |
− | **[[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]])
| + | **[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
| + | **[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
| + | **[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]] |
− | **[[OGシリーズ]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OG外伝]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
| + | **[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] |
− | ***[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
| + | **[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]] |
− | ***[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
| + | *型式番号:DCAM-00 |
− | ***[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
| |
− | ***[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
| |
− | ***[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]]
| |
− | *型式番号 | |
| **EI-YAM-003(ディバイン・ウォーズ) | | **EI-YAM-003(ディバイン・ウォーズ) |
| **R-0(αシリーズ) | | **R-0(αシリーズ) |
− | **DCAM-00(αシリーズ、OGシリーズ) | + | *分類:対異星人戦闘用[[アーマードモジュール]](初期設定の[[異名]]は『'''武装機甲士'''』) |
− | *分類
| |
− | **武装機甲士(初期設定)
| |
− | **対異星人戦闘用[[アーマードモジュール]]
| |
| *全高:27.3 m | | *全高:27.3 m |
| *重量:42.8 t | | *重量:42.8 t |
| *全備重量:85.6 t | | *全備重量:85.6 t |
− | *[[動力]]:シリーズによって異なる。 | + | *[[動力]]:対消滅エンジン([[ブラックホールエンジン]]) |
− | **対消滅エンジンと[[ブラックホールエンジン]](旧シリーズ)
| + | *エネルギー:ブラックホール,アストラルエネルギー |
− | **対消滅エンジン(αシリーズ、OGシリーズ) | + | *MMI(マン・マシン・インターフェース):カバラ・プログラム |
− | *エネルギー:ブラックホール・アストラルエネルギー | |
− | *MMI(マン・マシン・インターフェース)
| |
− | **念波による遠隔操作システム(旧シリーズ)
| |
− | **[[T-LINKシステム]]([[スーパーロボット大戦α|αシリーズ]])
| |
− | **カバラ・プログラム(αシリーズ/OGシリーズ)
| |
| *推進機能:ネオ・ドライブ | | *推進機能:ネオ・ドライブ |
| *装甲材質:超抗力チタニウム | | *装甲材質:超抗力チタニウム |
− | *主な開発者:[[シュウ・シラカワ]] / [[エリック・ワン]] | + | *主な開発者:シュウ・シラカワ / [[エリック・ワン]] |
− | *所属:強奪の結果、製作者シュウの所有機となった | + | *所属:個人所有(地上では[[ディバイン・クルセイダーズ]](DC)、[[ラ・ギアス]]では[[ヴォルクルス教団]]) |
− | **[[ディバイン・クルセイダーズ]]→個人所有(地上)
| |
− | **[[ヴォルクルス教団]]→個人所有([[ラ・ギアス]])
| |
| *主なパイロット:[[シュウ・シラカワ]] | | *主なパイロット:[[シュウ・シラカワ]] |
| *メカニックデザイン:青木健太 | | *メカニックデザイン:青木健太 |
| <!-- ※作品ごと別々に説明すると閲覧する側にとっては混乱するので、基本設定以上の事項は避けました。 --> | | <!-- ※作品ごと別々に説明すると閲覧する側にとっては混乱するので、基本設定以上の事項は避けました。 --> |
| + | |
| + | [[シュウ・シラカワ]]の乗機で、彼の専用機体。 |
| + | |
| + | ブラックホールを利用した対消滅エンジンを動力源に使用。極秘裏に組み込んだ「カバラ・プログラム」により[[ラ・ギアス]]の精霊界に存在するアストラルエネルギーをも利用している。それらを武器に使っている上に、地球外の科学に加え地底世界の技術すら取り込んでおり、その性能は計り知れない。推進機能にはネオ・ドライブを使用しており、重力干渉を受けないため、最高スピードは[[サイバスター|魔装機神サイバスター]]をも凌駕する。装甲に使われている超抗力チタニウムとは、素粒子レベルで強化処理を施した材質である。次元跳躍システムらしいものが搭載されており、グランゾンの武装である「ワームスマッシャー」に応用されているほか、機体そのものも跳躍できる。ただし、機能に関しては限定的なようだ。 |
| + | |
| + | 基本的にシュウは戦いに介入することを嫌っており、この機体の実力を窺い知る局面は少ない。しかし、一度戦いに介入すれば単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。このネットワークは「マハーカーラ」と称され、管理システムである「カバラ・プログラム」を起動することで[[サーヴァ=ヴォルクルス|邪神ヴォルクルス]]の力を引き出し、グランゾンを超越した真の姿、[[ネオ・グランゾン]]へと変化する。 |
| + | |
| + | グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラ・プログラムはそのためのシステムであり、いわば「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」とは仮の姿に過ぎず、あくまでも変化後の姿であるネオ・グランゾンこそが真の姿と言える。 |
| + | |
| + | <!--- |
| | | |
| [[シュウ・シラカワ]]が[[エリック・ワン]]と共に開発した対異星人戦闘用アーマードモジュール。全身がブラックボックスの塊で、重力制御を利用した強力な戦闘力を持つ。α以外の作品群では、南極事件の折にシュウが乗り込んで持ち去り、以後彼の専用機として運用されている。 | | [[シュウ・シラカワ]]が[[エリック・ワン]]と共に開発した対異星人戦闘用アーマードモジュール。全身がブラックボックスの塊で、重力制御を利用した強力な戦闘力を持つ。α以外の作品群では、南極事件の折にシュウが乗り込んで持ち去り、以後彼の専用機として運用されている。 |
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| | | |
| なお、カバラ・プログラムの組み込みにはエリックも携わったことが示唆されている。 | | なお、カバラ・プログラムの組み込みにはエリックも携わったことが示唆されている。 |
| + | |
| + | ---> |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| :成り行き上、自軍に協力してDCや[[インスペクター]]と戦うが、条件を満たすと全ての戦いが終わった後に[[ネオ・グランゾン]]で自軍に襲いかかる。癖のある性能をしている上、加入した時点ではシュウが[[2回行動]]を出来ないこともあって使いづらい印象を受けるが、上手く使いこなせばかなり強力である。 | | :成り行き上、自軍に協力してDCや[[インスペクター]]と戦うが、条件を満たすと全ての戦いが終わった後に[[ネオ・グランゾン]]で自軍に襲いかかる。癖のある性能をしている上、加入した時点ではシュウが[[2回行動]]を出来ないこともあって使いづらい印象を受けるが、上手く使いこなせばかなり強力である。 |
| ;[[スーパーロボット大戦EX]] | | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | :シュウの章では当然主役なのだが、主役なのに部隊を離脱することが多い。[[EN]]消費が激しいのでEN[[改造]]は必須。グランゾン一機で戦うシナリオも多いので[[HP]]や[[装甲]]にも数段階手を加えておきたい。ちなみに、「ブラックホールクラスター」は無改造で攻撃力8000とダメージをカンストさせられるため特に改造の必要はない。「[[幸運]]」で[[資金]]稼ぎをしやすいように「グラビトロンカノン」も改造したいところである。 | + | :シュウの章では当然主役なのだが、主役なのに部隊を離脱することが多い。[[EN]]消費が激しいのでEN[[改造]]は必須。グランゾン一機で戦うシナリオも多いので[[HP]]や[[装甲]]にも数段階手を加えておきたい。ちなみに、「ブラックホールクラスター」は無改造で攻撃力8000とダメージをカンストさせられるため特に改造の必要はない。「[[幸運]]」で[[資金]]稼ぎをしやすいように「グラビトロンカノン」も改造したいところである。本作ではネオ・ドライブが初登場し、シナリオ「王都潜入」おいて、マサキが「バカな・・・オレのサイバスターより速いだと!?」と言わしめている。 |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
| :シリーズ中で重要な役所であり、[[ブラックホールエンジン]]の「[[特異点]]」の作用により地球ではあり得ない事件が多発していたことが明かされた。最終話直前までの総ターン数次第で仲間になり、『第3次』同様に自軍とともに[[ゲスト]]軍を倒すのだが、総ターン数をオーバーした時の選択肢次第では[[ネオ・グランゾン]]で[[バラン・シュナイル|ラスボス]]を瞬殺し、再び自軍に襲いかかる。性能はかなり高いが、味方時は無改造で加入するので戦力には組み込み辛い。 | | :シリーズ中で重要な役所であり、[[ブラックホールエンジン]]の「[[特異点]]」の作用により地球ではあり得ない事件が多発していたことが明かされた。最終話直前までの総ターン数次第で仲間になり、『第3次』同様に自軍とともに[[ゲスト]]軍を倒すのだが、総ターン数をオーバーした時の選択肢次第では[[ネオ・グランゾン]]で[[バラン・シュナイル|ラスボス]]を瞬殺し、再び自軍に襲いかかる。性能はかなり高いが、味方時は無改造で加入するので戦力には組み込み辛い。 |
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| | | |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| + | α設定では後の「魔装機神シリーズ」や「OGシリーズ」とは異なっており、独自設定である。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :中盤~終盤にかけて登場するが、敵だったり味方だったりとはっきりしない。それでも、PS版では最終的に「敵」になることはない。「[[ヴァルシオンシリーズ]]の3号機」にして「究極の対異星人戦闘用機動兵器」としてシュウを中心に[[新西暦]]184年12月から開発が始まり、'''DCの総予算の3分の2'''という凄まじい大金をつぎ込んであらゆるEOT技術を結集して開発された。また[[SRX計画]]の技術元の一つにもなっている。対消滅エンジンは、ブラックホールエンジンのブラックボックス化された部分にユーゼスが仕掛けた欠陥を極秘裏に解析して作られたもの。対消滅エンジンと歪曲シールドを応用した空間転移が可能で、ロンド=ベル隊を搭載した[[マクロス]]を[[ヱクセリヲン]]が戦っている雷王星宙域に転移させている。この作品では、本来グランゾンは地球から遠く離れた宙域での戦いに対処するために開発されたのだという。 | + | :α設定。「[[ヴァルシオンシリーズ]]の3号機」「究極の対異星人戦闘用機動兵器」「[[SRX計画]]の一部」としてシュウを中心に[[新西暦]]184年12月から開発が始まり、'''DCの総予算の3分の2'''という凄まじい大金をつぎ込んであらゆる[[EOT]]技術を結集して開発された。 |
− | :今作のグランゾンは'''スパロボシリーズで唯一「試作型縮退砲」を装備している'''。気力制限こそあるものの、攻撃力は[[アストラナガン]]の「インフィニティシリンダー」を凌駕し、弾数性ではあるが3発まで撃てるので非常に強力な武器。「[[魂]]」と併用すれば凄まじいダメージを与えることができ、自軍ユニット屈指のボスキラーである。しかし、あの「縮退砲」を試作型とは言え、ネオにならずに搭載してしまったため、一部のファンから批判されたこともあった。シュウが「[[念動力]]」を持つため、『LOE』第2章を除けば、味方が使える最強のグランゾンに違いないだろう。[[天才]]を持つので育成が容易な点も見逃せない。
| + | :対消滅エンジンの基になったブラックホールエンジンは[[エアロゲイター]]の技術。マン・マシン・インターフェイス(MMI)には「[[T-LINKシステム]]」を併用。対消滅エンジンと歪曲フィールドを応用した空間転移が可能で、ロンド=ベル隊を搭載した[[マクロス]]を[[ヱクセリヲン]]が戦っている雷王星宙域に転移させている。この作品では、本来グランゾンは地球から遠く離れた宙域での戦いに対処するために開発されたのだという。</br>また、胸部の構造がネオ・グランゾン仕様である(これはスタッフの間違いであり、2006年のアニメ『ディバイン・ウォーズ』放送まで訂正することはなかった)。この仕様によるものか、今作のグランゾンは'''スパロボシリーズで唯一「試作型縮退砲」を装備している'''。 |
− | :攻略本によると「カバラ・システム」はサイコドライバー並(たしかに精霊の力を使う魔装機などでも理論上は無限に力を発揮可能な設定はあるが…)。図鑑によると現時点(=α時点)でグランゾンに対して互角以上の戦いをできる機体は'''唯一[[アストラナガン]]のみ'''。ちなみに[[ユーゼス・ゴッツォ]]いわく真の力を発揮したグランゾンがユーゼスと戦うと'''宇宙が消滅する'''とされ、[[クロスゲート]]化したユーゼスによって閉鎖空間に引き込まれたことで、シュウも宇宙への影響を気にすることなくユーゼスの[[ジュデッカ]]を倒せる旨を発言している。
| + | :作中では中盤~終盤にかけて登場するが、敵だったり味方だったりとはっきりしない。それでも、PS版では最終的に「敵」になることはない。シュウが「[[念動力]]」を持つため、『LOE』第2章を除けば、味方が使える最強のグランゾンに違いないだろう。[[天才]]を持つので育成が容易な点も見逃せない。「試作型縮退砲」は[[気力]]制限こそあるものの、攻撃力は[[アストラナガン]]の「インフィニティシリンダー」を凌駕し、弾数性ではあるが3発まで撃てるので非常に強力な武器。「[[魂]]」と併用すれば凄まじいダメージを与えることができ、自軍ユニット屈指のボスキラーである。しかし、あの「縮退砲」を試作型とは言え、ネオにならずに搭載してしまったため、一部のファンから批判されたこともあった。</br>図鑑によると現時点(=α時点)でグランゾンに対して互角以上の戦いをできる機体は'''唯一[[アストラナガン]]のみ'''。ちなみに[[ユーゼス・ゴッツォ]]いわく真の力を発揮したグランゾンがユーゼスと戦うと宇宙が消滅するとされ、[[クロスゲート]]化したユーゼスによって閉鎖空間に引き込まれたことで、シュウも宇宙への影響を気にすることなくユーゼスの[[ジュデッカ]]を倒せる旨を発言している。 |
| + | :この作品で明らかとなった「カバラ・プログラム」(第54話「異邦人たちの帰還」にて)は当時の攻略本によると[[サイコドライバー]]同じ性質を発揮されると書かれている。アストラルエネルギーや念動力も根本は「精神力」なので表記間違っていない。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| :上述のファンの批判か、シュウが強過ぎたのかは不明だが、「試作型縮退砲」はオミットされてしまい機体性能も低下。とはいえ相変わらず自軍ユニットとしては強力。新規EDルート以外ならPS版と同様に最後まで使用可能。 | | :上述のファンの批判か、シュウが強過ぎたのかは不明だが、「試作型縮退砲」はオミットされてしまい機体性能も低下。とはいえ相変わらず自軍ユニットとしては強力。新規EDルート以外ならPS版と同様に最後まで使用可能。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
| :αでは味方側だったが、今回は完全に敵となっている。現代登場時には既にネオ・グランゾンになっており、易、普ルートでは「グランゾン」の状態を見ることなくゲームクリアとなる。<br />「グランゾン」での登場は難ルート最終話のみで、ネオになる前にまずグランゾンから倒さねばならない。後半のボスらしくHPは5万になり[[HP回復]]大、[[EN回復]]大まで所持しているが、「試作型縮退砲」はオミットされているため多少は戦いやすい。しかしネオ化前からHP減少と連動して[[精神コマンド]]を多用してくるので、「[[ひらめき]]」を持つパイロットは必須。 | | :αでは味方側だったが、今回は完全に敵となっている。現代登場時には既にネオ・グランゾンになっており、易、普ルートでは「グランゾン」の状態を見ることなくゲームクリアとなる。<br />「グランゾン」での登場は難ルート最終話のみで、ネオになる前にまずグランゾンから倒さねばならない。後半のボスらしくHPは5万になり[[HP回復]]大、[[EN回復]]大まで所持しているが、「試作型縮退砲」はオミットされているため多少は戦いやすい。しかしネオ化前からHP減少と連動して[[精神コマンド]]を多用してくるので、「[[ひらめき]]」を持つパイロットは必須。 |
− |
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− | === 単独作品 ===
| |
− | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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− | :
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| === [[魔装機神シリーズ]] === | | === [[魔装機神シリーズ]] === |
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| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
| :第18話「グラギオスの凶兆」に登場。この直後にネオ・グランゾンへと変形し(この際に変形の詳細も明らかになる)、以降、本作のシュウはネオ・グランゾン形態のままで行動する。 | | :第18話「グラギオスの凶兆」に登場。この直後にネオ・グランゾンへと変形し(この際に変形の詳細も明らかになる)、以降、本作のシュウはネオ・グランゾン形態のままで行動する。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] |
| + | : |
| | | |
| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
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| :ミッションモード最高難易度の「インフィニットバトル」では、ヴァルシオンとともに襲いかかってくる。 | | :ミッションモード最高難易度の「インフィニットバトル」では、ヴァルシオンとともに襲いかかってくる。 |
| | | |
− | === その他 === | + | === その他・単独作品 === |
| ;[[ヒーロー戦記]] | | ;[[ヒーロー戦記]] |
| :スポット参戦の後に、条件を満たすことで仲間になる。サイバスター同様レベル99で仲間になるのでかなり強い。 | | :スポット参戦の後に、条件を満たすことで仲間になる。サイバスター同様レベル99で仲間になるのでかなり強い。 |
| ;[[魔装機神サイバスター]] | | ;[[魔装機神サイバスター]] |
| :マイクロブラックホール砲を搭載した'''4人乗りの戦車'''。人型っぽい形態に変形可能。 | | :マイクロブラックホール砲を搭載した'''4人乗りの戦車'''。人型っぽい形態に変形可能。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
| + | : |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
− | ==== 武装 ====
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| ;グランワームソード | | ;グランワームソード |
| :グランゾンが使用する大剣。作品によってデザインが異なる。設定上、刃自体が次元振動を引き起こし、空間それ自体を虚の次元へと放逐するという機能があるらしいが、作中それらしい描写は一度も無い。旧シリーズではいつの間にか取り出していたが、演出の進化に伴い通常グラフィックで構えていない場合はワームホールから取り出すという演出が基本となっている。 | | :グランゾンが使用する大剣。作品によってデザインが異なる。設定上、刃自体が次元振動を引き起こし、空間それ自体を虚の次元へと放逐するという機能があるらしいが、作中それらしい描写は一度も無い。旧シリーズではいつの間にか取り出していたが、演出の進化に伴い通常グラフィックで構えていない場合はワームホールから取り出すという演出が基本となっている。 |
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| :ところで、ヴォルクルスの元ネタであるシヴァは、第三の目から破壊光線を発射することができるのだが、頭部の発射口を第三の目に見立てているのだろうか(初出はヴォルクルス登場前ではあるが)。 | | :ところで、ヴォルクルスの元ネタであるシヴァは、第三の目から破壊光線を発射することができるのだが、頭部の発射口を第三の目に見立てているのだろうか(初出はヴォルクルス登場前ではあるが)。 |
| | | |
− | ==== [[必殺武器]] ==== | + | ==== 必殺武器 ==== |
| ;ブラックホールクラスター | | ;ブラックホールクラスター |
| :胸部を解放して、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『DP』で武器使用時の説明を挿入。パイロットは、「ロジックサーキット」に「カバラ・プログラム」とふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。『魔装機神II』ではなんと気力制限なし、MG・弾数制限なしのプラーナの消費だけで撃ちまくれる。その分、威力が必殺武器としては低めな上にランクアップもないので本作のグランゾンのガッカリ具合を象徴してしまっているのだが…(一応、フル改造すれば補正攻撃力は1万を突破できるが)。OGでは[[全体攻撃]]武器だが、グランゾンは足が遅いので頼りすぎると置いていかれる。 | | :胸部を解放して、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『DP』で武器使用時の説明を挿入。パイロットは、「ロジックサーキット」に「カバラ・プログラム」とふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。『魔装機神II』ではなんと気力制限なし、MG・弾数制限なしのプラーナの消費だけで撃ちまくれる。その分、威力が必殺武器としては低めな上にランクアップもないので本作のグランゾンのガッカリ具合を象徴してしまっているのだが…(一応、フル改造すれば補正攻撃力は1万を突破できるが)。OGでは[[全体攻撃]]武器だが、グランゾンは足が遅いので頼りすぎると置いていかれる。 |
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182行目: |
| 作品によって、所持する[[バリア]]が大きく異なり、その大半が厄介なものばかりである。 | | 作品によって、所持する[[バリア]]が大きく異なり、その大半が厄介なものばかりである。 |
| | | |
− | ;[[剣装備]] | + | ;剣装備 |
− | :[[切り払い]]を発動させる。 | + | :[[切り払い]]を発動させる。OGシリーズでは発動しない。 |
| ;[[HP回復]](小~大) | | ;[[HP回復]](小~大) |
| :αでは(小)。α外伝では(大)。 | | :αでは(小)。α外伝では(大)。 |
| ;[[EN回復]](小~大) | | ;[[EN回復]](小~大) |
| :『α外伝』では(大)。『OGS』や『OG外伝』でも所持。 | | :『α外伝』では(大)。『OGS』や『OG外伝』でも所持。 |
| + | ;[[歪曲フィールド]] |
| + | :全属性のダメージを半減する[[バリア]]。主にOGシリーズで所持。『第2次OG』など仲間の時でも容赦なく所持しているので、基本的にHPやバリア強度が倍という驚異の堅牢さを誇る。発生源は肩アーマーの黄色いクリアパーツ。 |
| + | :スパロボαでは歪曲フィールドを応用した長距離転移([[マクロス]]などの艦船を伴い、地球から冥王星まで)を可能としており、第2次OGでは[[アルテリオン]]のブレイクフィールドとの応用で、[[ルイーナ]]の結界を突き破っている。 |
| ;[[間接攻撃無効]] | | ;[[間接攻撃無効]] |
| :[[射程]]1固定以外の武装は無力化する反則能力。 | | :[[射程]]1固定以外の武装は無力化する反則能力。 |
− | ;[[歪曲フィールド]]
| |
− | :全属性のダメージを半減する[[バリア]]。主にOGシリーズで所持。『第2次OG』など仲間の時でも容赦なく所持しているので、基本的にHPやバリア強度が倍という驚異の堅牢さを誇る。発生源は肩アーマーの黄色いクリアパーツ。
| |
| ;[[グラビティ・ウォール]] | | ;[[グラビティ・ウォール]] |
| :ダメージを1300まで無効化。超過した場合は全ダメージを受ける。『α外伝』で所持。 | | :ダメージを1300まで無効化。超過した場合は全ダメージを受ける。『α外伝』で所持。 |
| ;[[グラビティ・テリトリー]] | | ;[[グラビティ・テリトリー]] |
| :全属性のダメージを一定値以下まで無効化する[[バリア]]。[[αシリーズ]]で所持。 | | :全属性のダメージを一定値以下まで無効化する[[バリア]]。[[αシリーズ]]で所持。 |
− | ;[[マインドブロック]] | + | ;マインドブロック |
| :精神系の特殊効果を無力化。『OGS』や『OG外伝』で所持。 | | :精神系の特殊効果を無力化。『OGS』や『OG外伝』で所持。 |
− | ;[[パイロットブロック]] | + | ;パイロットブロック |
| :P系の特殊効果を全て無効化。『第2次OG』ではマインドブロック廃止によりこちらに変更され、結果的に防御性能が上がっている。『OGDP』でも健在だが、特殊効果武器を使って来る敵がほぼいない。 | | :P系の特殊効果を全て無効化。『第2次OG』ではマインドブロック廃止によりこちらに変更され、結果的に防御性能が上がっている。『OGDP』でも健在だが、特殊効果武器を使って来る敵がほぼいない。 |
| | | |
211行目: |
211行目: |
| :『OGDP』では一転して重要なボーナスに。この能力があれば終盤のゲスト戦が非常に楽になる。[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]が相手の場合はこの能力を得て密着すれば'''全くダメージを受けずに勝ててしまう'''(こちらも火力の高い武装が使えないために時間はかかるが……)。 | | :『OGDP』では一転して重要なボーナスに。この能力があれば終盤のゲスト戦が非常に楽になる。[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]が相手の場合はこの能力を得て密着すれば'''全くダメージを受けずに勝ててしまう'''(こちらも火力の高い武装が使えないために時間はかかるが……)。 |
| | | |
− | == 機体[[BGM]] == | + | == [[BGM|機体BGM]] == |
| ;「ダークプリズン」 | | ;「ダークプリズン」 |
| :シュウとグランゾンのデフォルトBGM。直訳すれば「闇の牢獄」という意味。シュウが「[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神の呪縛に囚われている]]」ことを示唆している。 | | :シュウとグランゾンのデフォルトBGM。直訳すれば「闇の牢獄」という意味。シュウが「[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神の呪縛に囚われている]]」ことを示唆している。 |