差分

11 バイト除去 、 2015年3月20日 (金) 16:42
14行目: 14行目:  
人類軍特務機動中隊に所属する赤い全翼戦闘機。副官を務めるアユルが搭乗する。[[ライラス]]に対応する機体ではあるが、一般的な戦闘機の範疇に納まるライラスとは異なり、重装甲で機動性の低い、半人型の大型機体である。
 
人類軍特務機動中隊に所属する赤い全翼戦闘機。副官を務めるアユルが搭乗する。[[ライラス]]に対応する機体ではあるが、一般的な戦闘機の範疇に納まるライラスとは異なり、重装甲で機動性の低い、半人型の大型機体である。
   −
武装は機体上部に設置された4門のビームキャノンのみであり、射界も狭い。しかしこれは通常時の話で、機体各部は展開が可能。ビームキャノンは下部がフレキシブル・アームで機体に接続されており、機体直下以外の全方位を砲撃可能となっている。また、機体下部の4機のブースターは伸縮自在のクローアーム「トリシューラ」であり、戦闘機でありながら直接的な打撃すらも自在にこなす。<br />
+
武装は機体上部に設置された4門のビームキャノンのみであり、射界も狭い。しかしこれは通常時の話で、機体各部は展開が可能。ビームキャノンは下部がフレキシブル・アームで機体に接続されており、機体直下以外の全方位を砲撃可能となっている。また、機体下部の4機のブースターは伸縮自在のクローアーム「トリシューラ」であり、戦闘機でありながら直接的な打撃すらも自在にこなす。
 +
 
 
さらに、機首部分には人型機動兵器の上半身が格納されており、トリシューラによって歩行することで地上戦すらも行える、まさに万能機というべき機体に仕上がっている。最大の武器はこの人型の両腕から放つエネルギーカノン「インドラ・ブラスター」。
 
さらに、機首部分には人型機動兵器の上半身が格納されており、トリシューラによって歩行することで地上戦すらも行える、まさに万能機というべき機体に仕上がっている。最大の武器はこの人型の両腕から放つエネルギーカノン「インドラ・ブラスター」。
   −
[[オルフェス]]に対するライラスに相応する機体だが、[[ヴィジャーヤ]]との合体機構は備わっていない。これは、[[オデュッセア]]では命の意味を体現するのは一面のみが限界であったため、そのもう一面を体現するための存在としてこの2機が造られたからである。<br />
+
[[オルフェス]]に対するライラスに相応する機体だが、[[ヴィジャーヤ]]との合体機構は備わっていない。これは、[[オデュッセア]]では命の意味を体現するのは一面のみが限界であったため、そのもう一面を体現するための存在としてこの2機が造られたからである。
 
運用方法や特性がまるで違うのはそのためであり、[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]と[[ジン・スペンサー|ジン]]、[[サヤ・クルーガー|サヤ]]とアユルが戦わなければならなかったのも、互いに「生」を体現する機体のうち、どちらかがどちらかを制することで「死」を体現させ、「命の意味」を一つに収束させることが目的であった。
 
運用方法や特性がまるで違うのはそのためであり、[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]と[[ジン・スペンサー|ジン]]、[[サヤ・クルーガー|サヤ]]とアユルが戦わなければならなかったのも、互いに「生」を体現する機体のうち、どちらかがどちらかを制することで「死」を体現させ、「命の意味」を一つに収束させることが目的であった。