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==== 原作アニメ版 ====
 
==== 原作アニメ版 ====
他のブリタニア皇妃と違い庶民出身で軍人にもなっていたが故か、性格は明朗かつ行動的であったが、悪戯好きな面もあり、奔放で冷静さを崩す事の無い[[C.C.]]ですらも日常的に振り回されっぱなしな状態であったという。<br />軍人時代は、超人的なKMF操縦技術と柔軟な発想力で幾度もの死線を乗り越えていた事から、「'''閃光のマリアンヌ'''」という異名で呼ばれていた。[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]や[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]、[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]といった一部のブリタニアの皇族や軍人達からは慕われ、皇帝である[[シャルル・ジ・ブリタニア]]からも、彼自らがプロポーズする程までに皇妃の中でも特別目に掛けられており、他の皇妃達には嫉妬を抱かれていた。
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他のブリタニア皇妃と違い庶民出身で軍人にもなっていたが故か、性格は明朗かつ行動的であったが、悪戯好きな面もあり、奔放で冷静さを崩す事の無い[[C.C.]]ですらも日常的に振り回されっぱなしな状態であったという。<br />軍人時代は、超人的なKMF操縦技術と柔軟な発想力で幾度もの死線を乗り越えていた事から、「'''閃光のマリアンヌ'''」という異名で呼ばれていた。[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]や[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]、[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]といった一部のブリタニアの皇族や軍人達からは慕われ、皇帝である[[シャルル・ジ・ブリタニア]]からも、彼自らがプロポーズする程までに皇妃の中でも特別目に掛けられており、他の皇妃達には嫉妬心を抱かれていた。
    
==== ノベライズ版 ====
 
==== ノベライズ版 ====
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しかし、本編開始の8年前、マリアンヌがラグナレクの接続無しにシャルルと分かり合っていた事から、シャルルが誓いを破る事を恐れたV.V.によってアリエス宮に呼ばれたマリアンヌは、彼に機関銃で撃たれ、瀕死の重傷を負う。しかし、当時行儀見習いとしてアリエス宮にいた[[アーニャ・アールストレイム]]が、偶然その場を目撃した事で、死の淵でギアス能力を発現させたマリアンヌは、その能力をもって自らの精神をアーニャの身体に憑依させる形で生き延びた。V.V.はこの件を、「テロリスト」に殺害された事にしている。<br />Cの世界を介する形でシャルルと交信したマリアンヌは、自らの死の真相を伝えた後、アーニャの中での生存を隠す為に、ギアスでアーニャの記憶を度重なる形で改竄している。また、V.V.が仮の目撃者としているナナリーが、自身の死の真相に気付かない様にする為に、彼女の記憶と視力を奪うよう示唆し、その後、ルルーシュとナナリーの二人を、人質という形で日本へ送り込んでいる。<br />だが、C.C.はマリアンヌの事件後、シャルルやマリアンヌへの協力を拒むようになり、ギアス嚮団からも去ってしまっている。
 
しかし、本編開始の8年前、マリアンヌがラグナレクの接続無しにシャルルと分かり合っていた事から、シャルルが誓いを破る事を恐れたV.V.によってアリエス宮に呼ばれたマリアンヌは、彼に機関銃で撃たれ、瀕死の重傷を負う。しかし、当時行儀見習いとしてアリエス宮にいた[[アーニャ・アールストレイム]]が、偶然その場を目撃した事で、死の淵でギアス能力を発現させたマリアンヌは、その能力をもって自らの精神をアーニャの身体に憑依させる形で生き延びた。V.V.はこの件を、「テロリスト」に殺害された事にしている。<br />Cの世界を介する形でシャルルと交信したマリアンヌは、自らの死の真相を伝えた後、アーニャの中での生存を隠す為に、ギアスでアーニャの記憶を度重なる形で改竄している。また、V.V.が仮の目撃者としているナナリーが、自身の死の真相に気付かない様にする為に、彼女の記憶と視力を奪うよう示唆し、その後、ルルーシュとナナリーの二人を、人質という形で日本へ送り込んでいる。<br />だが、C.C.はマリアンヌの事件後、シャルルやマリアンヌへの協力を拒むようになり、ギアス嚮団からも去ってしまっている。
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本編開始の5年前、ラグナレクの接続には、形は同じでも質の異なるV.V.とC.C.両方のコードが必要であった事から、Cの世界を介してC.C.との交信が可能になっていたマリアンヌは、C.C.と取引を行う。<br />'''マオ以上にC.C.の願いを叶えてくれる存在を教えてもらい、新たに『契約』する代わりに、それでもC.C.の願いを果たせなかったら、もう一度自分達のラグナレクの接続に協力する'''」という取引をマリアンヌと行ったC.C.は、願いを叶えてくれる人物であるルルーシュに接触するために日本へ向かい、そこでクロヴィス率いるブリタニア軍に捕縛されている。そして、『無印』の本編開始時に、C.C.は護送の途中で扇グループに連れ去られ、最終的にはルルーシュと接触し、契約を行った。つまり、ルルーシュとC.C.の接触は偶然ではなく、そもそもマリアンヌによって仕組まれたものであったのだった。
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本編開始の5年前、ラグナレクの接続には、形は同じでも質の異なるV.V.とC.C.両方のコードが必要であった事から、Cの世界を介してC.C.との交信が可能になっていたマリアンヌは、C.C.と取引を行う。<br />'''「[[マオ]]以上にC.C.の願いを叶えてくれる存在を教えてもらい、新たに『契約』する代わりに、それでもC.C.の願いを果たせなかったら、もう一度自分達のラグナレクの接続に協力する」'''という取引をマリアンヌと行ったC.C.は、願いを叶えてくれる人物であるルルーシュに接触するために日本へ向かい、そこでクロヴィス率いるブリタニア軍に捕縛されている。そして、『無印』の本編開始時に、C.C.は護送の途中で扇グループに連れ去られ、最終的にはルルーシュと接触し、契約を行った。つまり、ルルーシュとC.C.の接触は偶然ではなく、そもそもマリアンヌによって仕組まれたものであったのだった。
    
==== R2編 ====
 
==== R2編 ====
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Cの世界でルルーシュと再会を果たしたマリアンヌは、シャルルと共に、自らの死やルルーシュとナナリーが日本に送り込まれた真相を教え、そしてルルーシュのC.C.との出会いやブリタニアへの反逆は、ラグナレクの接続を果たす為に仕組まれていた物に過ぎない事実を語り、自らのしてきた事が全くの無駄であった事実を知ったルルーシュを、大きく愕然とさせている。
 
Cの世界でルルーシュと再会を果たしたマリアンヌは、シャルルと共に、自らの死やルルーシュとナナリーが日本に送り込まれた真相を教え、そしてルルーシュのC.C.との出会いやブリタニアへの反逆は、ラグナレクの接続を果たす為に仕組まれていた物に過ぎない事実を語り、自らのしてきた事が全くの無駄であった事実を知ったルルーシュを、大きく愕然とさせている。
   −
マリアンヌを追ってきたC.C.のコードを、V.V.から奪ったシャルルのコードと合わせる事で、アーカーシャの剣を起動させ、ラグナレクの接続を果たそうとしたが、ルルーシュからは計画の実現を優先する為に、自分やナナリーを棄てただけでなく、自分達の安全を無視して日本に攻撃を仕掛けた事実や、自分達の作ろうとしている優しい世界が「自分に優しい世界」である事を指摘され、C.C.と共にCの世界へ来ていたスザクからも、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が望んだ事ではないと断じられる。そして、ラグナレクの接続を拒絶したC.C.からも、「自分が好きなだけ」と指摘された。
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マリアンヌを追ってきたC.C.のコードを、V.V.から奪ったシャルルのコードと合わせる事で、[[アーカーシャの剣]]を起動させ、ラグナレクの接続を果たそうとしたが、ルルーシュからは計画の実現を優先する為に、自分やナナリーを棄てただけでなく、自分達の安全を無視して日本に攻撃を仕掛けた事実や、自分達の作ろうとしている優しい世界が「自分に優しい世界」である事を指摘され、C.C.と共にCの世界へ来ていたスザクからも、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が望んだ事ではないと断じられる。そして、ラグナレクの接続を拒絶したC.C.からも、「自分が好きなだけ」と指摘された。
    
ルルーシュの絶対尊守のギアスによってアーカーシャの剣が崩壊を始めた後、ルルーシュのギアス(願い)を受け入れたCの世界の集合無意識から、「時の歩みを止めようとする者」と見なされたのか、最後は不老不死のコードを持っていたシャルルと共に、Cの世界に飲み込まれる結末となった。
 
ルルーシュの絶対尊守のギアスによってアーカーシャの剣が崩壊を始めた後、ルルーシュのギアス(願い)を受け入れたCの世界の集合無意識から、「時の歩みを止めようとする者」と見なされたのか、最後は不老不死のコードを持っていたシャルルと共に、Cの世界に飲み込まれる結末となった。
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:ラグナレクの接続の同志。ラウンズ時代は友人関係だったらしく、マリアンヌの極度なまでの奔放さには、C.C.ですらも振り回されていた。C.C.が度々話していた虚空の主は彼女。<br />自らの死後、アーニャの身体を乗っ取っては、Cの世界を介して、ラグナレクの接続に協力しなくなったC.C.に、度々コードをシャルルに渡すよう説得していたらしいが、「自分が好きなだけ」である事に気付いていたC.C.からは最後まで拒絶され続けた。<br />ノベライズ版では、「何だかんだで優しいというか、妙に潔癖症なところがある」と評しており、自身が皇妃となってからは疎遠になりつつあった。また、嚮主であるC.C.にも黙って、ギアス嚮団の研究員に、ギアス能力の高い素質を持つ子供を産む為の遺伝子改造を施してもらっていた事からも、「自分」しか無いマリアンヌにとって、C.C.もまた利用する為の存在でしかなかったのかもしれない。
 
:ラグナレクの接続の同志。ラウンズ時代は友人関係だったらしく、マリアンヌの極度なまでの奔放さには、C.C.ですらも振り回されていた。C.C.が度々話していた虚空の主は彼女。<br />自らの死後、アーニャの身体を乗っ取っては、Cの世界を介して、ラグナレクの接続に協力しなくなったC.C.に、度々コードをシャルルに渡すよう説得していたらしいが、「自分が好きなだけ」である事に気付いていたC.C.からは最後まで拒絶され続けた。<br />ノベライズ版では、「何だかんだで優しいというか、妙に潔癖症なところがある」と評しており、自身が皇妃となってからは疎遠になりつつあった。また、嚮主であるC.C.にも黙って、ギアス嚮団の研究員に、ギアス能力の高い素質を持つ子供を産む為の遺伝子改造を施してもらっていた事からも、「自分」しか無いマリアンヌにとって、C.C.もまた利用する為の存在でしかなかったのかもしれない。
 
;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]
 
;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]
:ラウンズ時代からの同僚で、当時はナイトオブファイブであった。ラウンズのクーデター計画である「血の紋章事件」では、共にシャルル側についており、「ラグナレクの接続」の同志にもなっている。また、同じギアス能力者でもあり、その能力である「未来を読む」ギアスは、マリアンヌ以外に使った事は無いらしい。<br />マリアンヌに対して思慕の情を抱いていた節があり、スザクに討たれて死ぬ直前、マリアンヌの名を口にしていた。<br />マリアンヌ本人からは、「昔から融通が利かない」と評されている。
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:ラウンズ時代からの同僚で、当時はナイトオブファイブであった。ラウンズのクーデター計画である「血の紋章事件」では、共にシャルル側についており、「ラグナレクの接続」の同志にもなっている。また、同じギアス能力者でもあり、その能力である「未来を読む」ギアスは、マリアンヌ以外に使った事は無いらしい。<br />マリアンヌに対して思慕の情を抱いていた節があり、スザクに討たれて死ぬ直前、マリアンヌの名を口にしていた。<br />ちなみに、マリアンヌ本人からは「昔から融通が利かない」と評されている。
;[[アーニャ・アールストレイム]]
  −
:不幸にも、マリアンヌが死の淵にあった所に居合わせてしまったのが原因で、[[ギアス]]で身体を乗っ取られてしまい、更にはシャルルによって、度々記憶を改竄されてしまっている。
  −
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]/[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]/[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]
  −
:他の皇妃達の子供で、軍人としても皇族としても優秀だった自身を慕っていた。<br />ノベライズ版では、コーネリアは元ナイトオブツーであるベアトリスから、マリアンヌが陰で行っていたギアスの人体実験の数々を聞かされている。
  −
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
  −
:マリアンヌに忠誠を誓っており、アリエス離宮での事件の際にはその場にいながら何もできなかったことを激しく悔いていた。純血派結成の切っ掛けでもあった彼女の、醜悪な本性を知った時の心境は如何程のものだったのかは終ぞ明かされなかったが、少なくとも精神的な大打撃になったことは容易に想像できる。
  −
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
  −
:同じ皇族で、「自分しかない」マリアンヌとは対照的に、「自分というものがない」存在。<br />ノベライズ版で、マリアンヌは彼を「自分とは正反対」であることを認め、「優等生」と評してはいるものの、自分自身がやりたい事の為に他人を欺く自分と違って、自分のやりたい事を一切持たない彼には苛立ちを覚えており、今も昔も見ているだけでイライラし、ジンマシンが出るほど嫌いだと、とにかく毛嫌いしている。これを聞いていたC.C.は、おそらくシュナイゼルの方も同じくらいマリアンヌを嫌っていると内心思っている。シュナイゼル本人がマリアンヌを評した場面はないが、実際のところ、C.C.の評価は間違っていないのかもしれない…。両者のキャラクターを鑑みると、ある意味五十歩百歩であるが。
   
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
:自身が腹を痛めて産んだ息子で、慕われていたのだが、マリアンヌ自身は彼がラグナレクの接続に利用価値があったから、愛情深く接していたに過ぎず、本当の意味での「親」としての情は、持っていないに等しかった。結局その事で、ルルーシュからはシャルル共々「自分達を棄てた」と唾棄され、消滅させられてしまった。<br />ノベライズ版では、ギアス能力の素質を持たせる為の遺伝子改造を施した上で生んだ事や、ラグナレクの接続を果たす為のモルモット程度にしか見ていなかった事が明かされ、ルルーシュの出生に関わっている研究員をドン引きさせている。
 
:自身が腹を痛めて産んだ息子で、慕われていたのだが、マリアンヌ自身は彼がラグナレクの接続に利用価値があったから、愛情深く接していたに過ぎず、本当の意味での「親」としての情は、持っていないに等しかった。結局その事で、ルルーシュからはシャルル共々「自分達を棄てた」と唾棄され、消滅させられてしまった。<br />ノベライズ版では、ギアス能力の素質を持たせる為の遺伝子改造を施した上で生んだ事や、ラグナレクの接続を果たす為のモルモット程度にしか見ていなかった事が明かされ、ルルーシュの出生に関わっている研究員をドン引きさせている。
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
:自身が腹を痛めて産んだ娘であるのだが、息子のルルーシュと同様、本当の意味での「親」としての情は無かった。<br />ノベライズ版では、ルルーシュ同様、ギアス能力の素質を持たせる為の遺伝子改造を施した上で生んだ事や、ラグナレクの接続を果たす為のモルモット程度にしか見ていなかった事が明かされ、更によりギアス能力に高い資質を持った子供を生み出す為に、'''ルルーシュとナナリーを近親婚させて、ナナリーにルルーシュの子を産ませようと'''まで考えている等、道徳や倫理を完全無視している。挙句の果てに生まれて間もない頃のナナリーに「'''お兄ちゃんの子供を産んでみる?'''」と尋ねる始末であった。実際に、二人だけで生きてきたルルーシュとナナリーは、お互いを兄妹以上に想っている節がある為、シャレにならない話である(その上、「お兄ちゃんの子供を産んでみる?」と言われた後ナナリーはマリアンヌを注視していた)。最後まで彼女はマリアンヌの本性を知ることがなかったのがせめてもの幸いである。
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:自身が腹を痛めて産んだ娘であるのだが、息子のルルーシュと同様、本当の意味での「親」としての情は無かった。<br />ノベライズ版では、ルルーシュ同様、ギアス能力の素質を持たせる為の遺伝子改造を施した上で生んだ事や、ラグナレクの接続を果たす為のモルモット程度にしか見ていなかった事が明かされ、更によりギアス能力に高い資質を持った子供を生み出す為に、'''ルルーシュとナナリーを近親婚させて、ナナリーにルルーシュの子を産ませようと'''まで考えている等、道徳や倫理を完全無視している。挙句の果てに生まれて間もない頃のナナリーに'''「お兄ちゃんの子供を産んでみる?」'''と尋ねる始末であった。実際に、二人だけで生きてきたルルーシュとナナリーは、お互いを兄妹以上に想っている節がある為、シャレにならない話である(その上、「お兄ちゃんの子供を産んでみる?」と言われた後ナナリーはマリアンヌを注視していた)。<br />最後までナナリーが母・マリアンヌの本性を知ることがなかったことが、せめてもの幸いである。
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;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
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:同じ皇族で、「自分しかない」マリアンヌとは対照的に、「自分というものがない」存在。<br />ノベライズ版で、マリアンヌは彼を「自分とは正反対」であることを認め、「優等生」と評してはいるものの、自分自身がやりたい事の為に他人を欺く自分と違って、自分のやりたい事を一切持たない彼には苛立ちを覚えており、今も昔も見ているだけでイライラし、ジンマシンが出るほど嫌いだと、とにかく毛嫌いしている。これを聞いていたC.C.は、おそらくシュナイゼルの方も同じくらいマリアンヌを嫌っていると内心思っている。
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:一方、シュナイゼル本人がマリアンヌを評した場面はないが、実際C.C.の評価は間違っていないのかもしれない…。両者のキャラクターを鑑みると、ある意味五十歩百歩であるが。
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;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]/[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]/[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]
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:他の皇妃達の子供で、軍人としても皇族としても優秀だった自身を慕っていた。<br />ノベライズ版では、コーネリアは元ナイトオブツーであるベアトリスから、マリアンヌが陰で行っていたギアスの人体実験の数々を聞かされている。
 
;ベアトリス・ファランクス
 
;ベアトリス・ファランクス
:ノベライズ版のみに登場。元ナイトオブラウンズのナイトオブツーであった女性で、現在は特務総監を務める。マリアンヌが陰で行っていたギアスの人体実験の被験者にされていた過去があり、妹や弟はその実験の後遺症で死亡。自身もダモクレス攻防戦の直前には、余命半年の状態になっていた。
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:ノベライズ版のみに登場。元ナイトオブラウンズのナイトオブツーであった女性で、現在は特務総監を務める。マリアンヌが陰で行っていたギアスの人体実験の被験者にされていた過去があり、妹や弟はその実験の後遺症で死亡。自身も[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]攻防戦の直前には、余命半年の状態になっていた。
;黒の騎士団
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;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
:小説版ではシュナイゼルの誘導に乗せられてゼロを追放した彼らを行政特区の虐殺事件の件などを理由に感情論では理解できてもブリタニアに勝利したわけでもないのにその目前で裏切りを実行したため、馬鹿にしている。マリアンヌは常識外れの感性を持っているため、彼等の行動に共感はできないようである。
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:マリアンヌに忠誠を誓っており、アリエス離宮での事件の際にはその場にいながら何もできなかったことを激しく悔いていた。この事件を切っ掛けに彼は純潔派を結成させた。
 +
:なお、純血派結成の切っ掛けでもあった彼女の醜悪な本性を知った時の心境は如何程のものだったのかは最後まで明かされなかったが、少なくとも精神的な大打撃になったことは容易に想像できる。
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;[[アーニャ・アールストレイム]]
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:不幸にも、マリアンヌが死の淵にあった所に居合わせてしまったのが原因で、[[ギアス]]で身体を乗っ取られてしまい、更にはシャルルによって、度々記憶を改竄されてしまっている。
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;[[ヴィレッタ・ヌゥ]]
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:本編では面識が無いが、マジコ!氏の漫画版では宮廷に仕えていたヴィレッタの身体をギアスで乗っ取っている。いわば、本編におけるアーニャの役割の一部を担っている。
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;[[黒の騎士団]]
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:小説版ではシュナイゼルの誘導に乗せられて[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]](ルルーシュ)を追放した彼らを[[行政特区日本]]の虐殺事件の件などを理由に感情論では理解できても、ブリタニアに勝利したわけでもないのにその目前で裏切りを実行したため、馬鹿にしている。
 +
:もっとも、マリアンヌは常識外れの感性を持っているため、彼等の行動に共感はできないようである。
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
    
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「あら、やだ。私がそんなに理想的な母親だと思っていたの?」
 
;「あら、やだ。私がそんなに理想的な母親だと思っていたの?」
:C.C.の内面世界で『ルルーシュが心配で出てきたか?』と問われた際の返答。アーニャに取りついていたその正体を見せるとともに、醜悪な本性を表し始めた瞬間である。
+
:[[C.C.]]の内面世界で『[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が心配で出てきたか?』と問われた際の返答。[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]に取りついていたその正体を見せるとともに、醜悪な本性を表し始めた瞬間である。
 
;「ちっ、起きるの早すぎ」
 
;「ちっ、起きるの早すぎ」
:気絶中のスザクの顔に悪戯描きしようとしたところ、本人が起きて失敗した時。スザクと接触することはともかく、意味もなく悪戯しようとする悪癖を出そうとした。
+
:気絶中の[[枢木スザク|スザク]]の顔に悪戯描きしようとしたところ、本人が起きて失敗した時。スザクと接触することはともかく、意味もなく悪戯しようとする悪癖を出そうとした。
 
;「大きくなったわね、ルルーシュ」
 
;「大きくなったわね、ルルーシュ」
 
:Cの世界へ行き、ルルーシュの前に現れての一言。一見すると嬉しそうには見えるが、軽い調子から再会した事に何の感慨もない事が伺える。
 
:Cの世界へ行き、ルルーシュの前に現れての一言。一見すると嬉しそうには見えるが、軽い調子から再会した事に何の感慨もない事が伺える。
 
;「バラバラだったみんながまた一つになれるというのは良い事だわ。死んだ人とだってまた会えるんだもの。ユーフェミアだって…」
 
;「バラバラだったみんながまた一つになれるというのは良い事だわ。死んだ人とだってまた会えるんだもの。ユーフェミアだって…」
:ルルーシュから願いはシャルルと同じかと問われて。この発言にスザクは嫌悪感を表す。
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:ルルーシュから「願いは[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]と同じか?」と問われて。この発言にスザクは嫌悪感を表す。
 
;「ユフィと話をさせてあげるために助けたというのに!」
 
;「ユフィと話をさせてあげるために助けたというのに!」
:そしてルルーシュに計画を妨害され止めに入ろうとするが、スザクに「'''それを押し付けと言うんだ!!'''」と応えられ剣を向けられる。
+
:そしてルルーシュに計画を妨害され止めに入ろうとするが、スザクに'''「それを押し付けと言うんだ!!」'''と応えられ剣を向けられる。
    
=== ノベライズ版 ===
 
=== ノベライズ版 ===
 
;「ああいう人間はね、政治なんかやらせずに教会の懺悔室に置いとけばいいのよ。少なくとも、懺悔に来た相手が望む振る舞いはできるし、悩んでる人間を舌先三寸で言いくるめる事だけはできるんだから」
 
;「ああいう人間はね、政治なんかやらせずに教会の懺悔室に置いとけばいいのよ。少なくとも、懺悔に来た相手が望む振る舞いはできるし、悩んでる人間を舌先三寸で言いくるめる事だけはできるんだから」
:神根島に向かう際、マリアンヌが語ったシュナイゼルの評価。自身と正反対で自己を持とうとしない彼が、政治家を務めている事が心底から気に入らないようであるが、C.C.からは「それはお前も同じ様な気がするが…」と、ツッこまれている。
+
:神根島に向かう際、マリアンヌが語った[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の評価。自身と正反対で自己を持とうとしない彼が、政治家を務めている事が心底から気に入らないようであるが、C.C.からは「それはお前も同じ様な気がするが…」と、ツッこまれている。
 
;「ええ。だって、ルルーシュやナナリーは母さんの宝物だもの。ずっと一緒にいて守って上げるわ。ずっとずっと」 <br />(ただし……あなた達が私とあの方の邪魔をしない限り、だけどね)
 
;「ええ。だって、ルルーシュやナナリーは母さんの宝物だもの。ずっと一緒にいて守って上げるわ。ずっとずっと」 <br />(ただし……あなた達が私とあの方の邪魔をしない限り、だけどね)
:3歳だったルルーシュに泣きつかれての台詞とモノローグ。この時点でもはや親の言葉とは思えない台詞を(心中でだが)発しており、その本性が伺える。なお、この直前に彼女はルルーシュに対して人を斬る時の目を向けており、傍にいたビスマルクが思わず飛び出しかけていた。
+
:3歳だったルルーシュに泣きつかれての台詞とモノローグ。この時点でもはや親の言葉とは思えない台詞を(心中でだが)発しており、その本性が伺える。なお、この直前に彼女はルルーシュに対して人を斬る時の目を向けており、傍にいた[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン|ビスマルク]]が思わず飛び出しかけていた。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「どこヘ行く気、C.C.?私の言う事が聞けないって言うの」<br />「らしくないわよ、あなたがそういう事を言うなんて」<br />「ルルーシュに全てを話しても無駄よ。もうすぐアーカーシャの剣は起動するんだから」
+
;「どこヘ行く気、C.C.? 私の言う事が聞けないって言うの」<br />「らしくないわよ、あなたがそういう事を言うなんて」<br />「ルルーシュに全てを話しても無駄よ。もうすぐアーカーシャの剣は起動するんだから」
:再世篇の黒の騎士団ルート50話「超合集国決議第壱号」より、同行を拒否したC.C.に対しても大した動揺はないだが…
+
:再世篇の黒の騎士団ルート第50話「超合集国決議第壱号」より、同行を拒否したC.C.に対しても大した動揺はないだが…
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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