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:建前上は上下関係の厳しさや徹底した規律を叫んでいたリーだが、この台詞も踏まえると結局のところ自分の指示に従順な部下が欲しかっただけなのかもしれない。
 
:建前上は上下関係の厳しさや徹底した規律を叫んでいたリーだが、この台詞も踏まえると結局のところ自分の指示に従順な部下が欲しかっただけなのかもしれない。
 
;「それが最強の軍隊を作るために必要だと言うのであれば」<br />「闘争の時代を経て、人類が真の強者に成長し…この地球と共に揺るぎない存在となるのであれば、やむを得ないと思っている」
 
;「それが最強の軍隊を作るために必要だと言うのであれば」<br />「闘争の時代を経て、人類が真の強者に成長し…この地球と共に揺るぎない存在となるのであれば、やむを得ないと思っている」
:「武神装攻ダイセンガー」にて、[[インスペクター]]と結託することを問われて。リーにとっては異星人は妻と両親の仇であり憎むべき存在だったが、'''「最強の軍隊を作るために異星人と結託する」'''という、ヴィンデルの「自分が闘っていられる日常が実現するなら地球が異星人に占領されようが構わない」という本末転倒な思想に毒された形となってしまった。
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:「武神装攻ダイセンガー」にて、[[インスペクター]]と結託することを問われて。リーの信条である、「上官の命令(意向)に忠実に従った」と言えば聞こえは良いが、リーにとっては異星人は妻と両親の仇であり憎むべき存在だったが、'''「最強の軍隊を作るために異星人と結託する」'''という、ヴィンデルの「自分が闘っていられる日常が実現するなら地球が異星人に占領されようが構わない」という本末転倒な思想に毒された形となってしまった。
:なおこの後、ヴィンデルに対してインスペクターの利用価値が無くなれば切り捨てるようにと提言しヴィンデルもそれを理解しているかのような反応<ref>とはいえヴィンデルからしてみればそもそもインスペクターもリーも手駒のひとつでしかなく、リー本来の目標など理解する気は無かった。</ref>をしたものの、[[アクセル・アルマー|アクセル]]から内心'''「お前にも同じことが言えるがな」'''と思われており、自身が単なる手駒として利用されている事には気づいていなかったようである。そして何より、この時リーは心苦しさを感じるような素振りすら無く一貫して一平然とした表情を浮かべていた事に加え、後述のテツヤとのやり取りも踏まえると、この地点で'''自分が外患誘致の片棒を担がされている事には疑問を感じていなかったようである。'''
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:なおこの後、ヴィンデルに対してインスペクターの利用価値が無くなれば切り捨てるようにと提言しヴィンデルもそれを理解しているかのような反応<ref>とはいえヴィンデルからしてみればそもそもインスペクターもリーも手駒のひとつでしかなく、リー本来の目標など理解する気は無かった。</ref>をしたものの、[[アクセル・アルマー|アクセル]]から内心'''「お前にも同じことが言えるがな」'''(OGSでは'''「自分がいつ同じ立場になるかは気づいていない…か'''」)と思われており、自身が単なる手駒として利用されている事には気づいていなかったようである。そして何より、この時リーは心苦しさを感じるような素振りすら無く一貫して一平然とした表情を浮かべていた事に加え、後述のテツヤとのやり取りも踏まえると、この地点で'''自分が外患誘致の片棒を担がされている事には疑問を感じていなかったようである。'''
 
;「ク、ククク…これで終わりだ、テツヤ・オノデラ。 貴様らなど必要ないのだ、我らの軍隊には…! 貴様のような軟弱は必要ないのだ、新しい世界ではな!」
 
;「ク、ククク…これで終わりだ、テツヤ・オノデラ。 貴様らなど必要ないのだ、我らの軍隊には…! 貴様のような軟弱は必要ないのだ、新しい世界ではな!」
 
:「オペレーション・プランタジネット(後編)」にて、空間転移で[[ハガネ]]に奇襲をかけダイテツに致命傷を負わせた際の台詞。本来ならばリーは家族の仇である異星人を倒すはずだったが、完全にヴィンデルの歪んだ理想に染め上げられ異星人と戦うハガネを大破させ、ダイテツの命をも奪ってしまう。
 
:「オペレーション・プランタジネット(後編)」にて、空間転移で[[ハガネ]]に奇襲をかけダイテツに致命傷を負わせた際の台詞。本来ならばリーは家族の仇である異星人を倒すはずだったが、完全にヴィンデルの歪んだ理想に染め上げられ異星人と戦うハガネを大破させ、ダイテツの命をも奪ってしまう。
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;「観念したかテツヤ!貴様は相変わらず詰めが甘いな!!」
 
;「観念したかテツヤ!貴様は相変わらず詰めが甘いな!!」
 
:特攻に対し文字通り正面から受けて立つ対応をしたテツヤを見て。最後までテツヤを見下し続けたリーだが当のリーはこの時'''クロガネという艦の性能を完全に忘れており'''この台詞の直後にそれをテツヤに指摘される有様であった。言うまでもなくあらゆる意味で'''詰めが甘いのはリーの方である。'''
 
:特攻に対し文字通り正面から受けて立つ対応をしたテツヤを見て。最後までテツヤを見下し続けたリーだが当のリーはこの時'''クロガネという艦の性能を完全に忘れており'''この台詞の直後にそれをテツヤに指摘される有様であった。言うまでもなくあらゆる意味で'''詰めが甘いのはリーの方である。'''
;「ば、馬鹿な!! 私は…私は最強の軍隊を!!」<br />「テ、テツヤ…!」<br />「…!!」
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;「ば、馬鹿な!! 私は…私は最強の軍隊を!!」<br />「テ、テツヤ…!」<br />「…!!」<br />「くっ。私は…私は…」
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:そして敗北後、本末転倒な言動であったことをテツヤに指摘されてしまうも、その時リーは心底心苦しそうな表情を浮かべていたこともあり、この時まで本来の目的を忘れ、'''地球圏防衛及び異星人撃退の理念とは真逆の言動に走っていた事に気がつかなかった。'''自分勝手な言動といい判断ミスといい、本当にパーフェクトだったのだろうか。
 
:そして敗北後、本末転倒な言動であったことをテツヤに指摘されてしまうも、その時リーは心底心苦しそうな表情を浮かべていたこともあり、この時まで本来の目的を忘れ、'''地球圏防衛及び異星人撃退の理念とは真逆の言動に走っていた事に気がつかなかった。'''自分勝手な言動といい判断ミスといい、本当にパーフェクトだったのだろうか。
 
:OG2では今作で話が終わる為、最後までパーフェクトと呼ばれた割にはお粗末な言動だけで終わったものの、OGSではまだ話が続くため、この件以降少しは人間的な成長が見受けられるようになる。
 
:OG2では今作で話が終わる為、最後までパーフェクトと呼ばれた割にはお粗末な言動だけで終わったものの、OGSではまだ話が続くため、この件以降少しは人間的な成長が見受けられるようになる。
    
=== 第2次OG ===
 
=== 第2次OG ===
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;「ミッション・ハルパーの時もそうでした。 彼らは軍人であるにも関わらず、 主観重視で行動する傾向にあります」<br />「もっとも、自分もそういう時期はありましたが…」
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:第29話「揺れる矛先」より。アルテウルから鋼龍戦隊の動向を問われた際に。当時の上官だったヴィンデルの意向もあったとはいえ、さりげなくインスペクター事変での自身を省みる発言をするなど、相当に思うところがあったようである。
 
;「軟弱な連邦軍は理想の軍隊たり得ん。シャドウミラーなき今、ガイアセイバーズこそが、最高権力者の剣こそが我が理想の軍隊。 私を拾って下さったアルテウル司令に報いるべく、 恥を忍んでここにいる」
 
;「軟弱な連邦軍は理想の軍隊たり得ん。シャドウミラーなき今、ガイアセイバーズこそが、最高権力者の剣こそが我が理想の軍隊。 私を拾って下さったアルテウル司令に報いるべく、 恥を忍んでここにいる」
 
:第33話「偽面の報復者」にて。キョウスケからのうのうと連邦側へ出戻った事を批難されての返答。ガイアセイバーズを評価するには屁理屈感丸出しな理論ではあるが、最後の件では異星人側へ寝返りながら連邦側へ戻ってきたことを恥じてはいたり、正体を隠す気が全くない事も踏まえると、人間的な成長はあるのかもしれない。
 
:第33話「偽面の報復者」にて。キョウスケからのうのうと連邦側へ出戻った事を批難されての返答。ガイアセイバーズを評価するには屁理屈感丸出しな理論ではあるが、最後の件では異星人側へ寝返りながら連邦側へ戻ってきたことを恥じてはいたり、正体を隠す気が全くない事も踏まえると、人間的な成長はあるのかもしれない。
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