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近代以降は元来の定義から離れて、「拳銃や短機関銃や手榴弾での攻撃が可能なほど接近した状態での戦闘」を指すことがある。この場合は「徒手または武器を使って行う近接格闘術(HTH)と小型の銃器を使って行う近接戦闘(CQC)を内包する言葉」で「大砲・ミサイルなどによる距離を置いた砲撃戦の対義語」である。英語ではClose Combat(クロスコンバット)と呼び、直訳するなら近接戦となる。
 
近代以降は元来の定義から離れて、「拳銃や短機関銃や手榴弾での攻撃が可能なほど接近した状態での戦闘」を指すことがある。この場合は「徒手または武器を使って行う近接格闘術(HTH)と小型の銃器を使って行う近接戦闘(CQC)を内包する言葉」で「大砲・ミサイルなどによる距離を置いた砲撃戦の対義語」である。英語ではClose Combat(クロスコンバット)と呼び、直訳するなら近接戦となる。
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本項目でも近代以降の定義に準じた、主にロボットアニメで使われる「搭乗型兵器<ref>ロボットや戦闘機・戦車に限らず、戦艦や基地の銃座等も含む。一方で(等身大の)パワードスーツは含まない事が多い。</ref>を使わない生身での戦闘(=銃撃戦も含む)」を指すものとする。なお「白兵戦=生身での戦闘」と扱われるようになったのは『[[機動戦士ガンダム]]』が由来だとされるが、同作においては「白兵戦用のモビルスーツ」という台詞もあり、実際には生身での近接戦も搭乗型兵器での近接戦も等しく白兵戦と呼ばれている。つまり生身での戦闘では射程の関係で近接戦(白兵戦)しか行えないというような意味だったのが、因果が逆になって定着したというわけである。
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本項目でも近代以降の定義に準じた、主にロボットアニメで使われる「搭乗型兵器<ref>ロボットや戦闘機・戦車に限らず、戦艦や基地の銃座等も含む。一方で(等身大の)パワードスーツは含まない事が多い。</ref>を使わない生身での戦闘(=銃撃戦も含む)」を指すものとする。なお「白兵戦=生身での戦闘」と扱われるようになったのは『[[機動戦士ガンダム]]』が由来だとされるが、同作においては「白兵戦用のモビルスーツ」という台詞もあり、実際には生身での近接戦も搭乗型兵器での近接戦も等しく白兵戦と呼ばれている。つまり生身での戦闘では射程の関係で近接戦(白兵戦)しか行えないというような意味だったのが、生身での戦闘が視聴者に強烈な印象を残したことで因果が逆になって定着したというわけである。
    
=== 解説 ===
 
=== 解説 ===
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:とにかく白兵戦が多く、[[鬼]]の襲来で[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]内部で戦闘を行い研究社員は食い殺されたり、鬼にされる。[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[武蔵坊弁慶|弁慶]]が戦闘を行い排除したりする。ちなみに隼人が最初に登場したシーンはゲリラ戦に近い戦闘をしている(正しくはテロ行為)。
 
:とにかく白兵戦が多く、[[鬼]]の襲来で[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]内部で戦闘を行い研究社員は食い殺されたり、鬼にされる。[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[武蔵坊弁慶|弁慶]]が戦闘を行い排除したりする。ちなみに隼人が最初に登場したシーンはゲリラ戦に近い戦闘をしている(正しくはテロ行為)。
 
;[[ゲッターロボ アーク]]
 
;[[ゲッターロボ アーク]]
:アンドロメダ流国が放った女王蟲による早乙女研究所襲撃で、隼人や[[流拓馬|拓馬]]達ゲッターチームが女王蟲によって寄生され操られた研究所所員や警備員達と戦闘したほか、敷島博士も全身の内臓火器を使用している。
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:アンドロメダ流国が放った女王蟲による早乙女研究所襲撃で、隼人や[[流拓馬|拓馬]]達ゲッターチームが女王蟲によって寄生され操られた研究所所員や警備員達と戦闘したほか、敷島博士も全身の内蔵火器を使用している。
 
:終盤、アニメ版オリジナルの構成による[[カムイ・ショウ]]達の早乙女研究所襲撃に際しても白兵戦が繰り広げられ、互いに大きな被害を出しあっている。
 
:終盤、アニメ版オリジナルの構成による[[カムイ・ショウ]]達の早乙女研究所襲撃に際しても白兵戦が繰り広げられ、互いに大きな被害を出しあっている。
 
;[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]
 
;[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:[[ランバ・ラル隊]]による[[ホワイトベース]]へのゲリラ攻撃と、[[ア・バオア・クー]]での[[ジオン軍]]との銃撃戦が知られる。
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:[[ランバ・ラル隊]]による[[ホワイトベース]]へのゲリラ攻撃と、[[ア・バオア・クー]]での[[ジオン軍]]との銃撃戦が知られる。作中でこの2戦がどちらも共通して「白兵戦」と呼ばれたことでこの呼び名が視聴者に定着してしまった。
 
:しかしながら作中で最も有名な白兵戦は、[[ガンダム]]と[[ジオング]]が相討ちに終わった後に行われた[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]とのレイピアでの決闘であろう。ちなみに決闘の結果、アムロは右肩を貫かれて負傷し、シャアは額に突きを受けるが、ヘルメットによってレイピアが途中で折れ、多少傷を負った程度で済んでいる(シャア曰く'''「ヘルメットがなければ即死だった」''')。
 
:しかしながら作中で最も有名な白兵戦は、[[ガンダム]]と[[ジオング]]が相討ちに終わった後に行われた[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]とのレイピアでの決闘であろう。ちなみに決闘の結果、アムロは右肩を貫かれて負傷し、シャアは額に突きを受けるが、ヘルメットによってレイピアが途中で折れ、多少傷を負った程度で済んでいる(シャア曰く'''「ヘルメットがなければ即死だった」''')。
 
;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
 
;[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]
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:白兵戦シナリオ時の主戦闘手段。活躍する多くの者が体得している。
 
:白兵戦シナリオ時の主戦闘手段。活躍する多くの者が体得している。
 
;[[魔法]]、[[超能力]]
 
;[[魔法]]、[[超能力]]
:同じく白兵戦シナリオ時によく見られる戦闘手段。(用いられた場合、厳密な意味での白兵戦にあたるのかが難しいが。)
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:同じく白兵戦シナリオ時によく見られる戦闘手段(用いられた場合、厳密な意味での白兵戦にあたるのかが難しいが)。
 
;[[生身ユニット]]
 
;[[生身ユニット]]
:対象ユニット=キャラクターの大半が白兵戦でも活躍する。(これもまた、例外と言えないほど'''生身そのものが兵器'''のような例が多いのだが。)
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:対象ユニット=キャラクターの大半が白兵戦でも活躍する(これもまた、例外と言えないほど'''生身そのものが兵器'''のような例が多いのだが)。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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