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この理由については全く以って不明。天児本人は「肉体を失った理由」については話したが、自身の命が消えていく理由については全く語らずに舞台から退場してしまい、手掛かりは現在の所、ない。
 
この理由については全く以って不明。天児本人は「肉体を失った理由」については話したが、自身の命が消えていく理由については全く語らずに舞台から退場してしまい、手掛かりは現在の所、ない。
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……のだが、実は天児の死についてはヒントが存在する。それは、オーバーライドである。<br/>
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ラインバレルの固有能力であるオーバーライド、即ち「ファクターを乗せたままの連続転送」は、ファクターの肉体に多大な負荷をかける。これを緩和するための機能がカウンターナノマシンであり、ラインバレルが本来黒いのはその影響。しかし、浩一は核ミサイル破壊作戦において'''カウンターナノマシンを使えないままオーバーライドを使用しており'''、[[日本]]のミサイルを破壊した時にはほとんど満身創痍であった。当然、真のファクター・天児自身にも相応の反動がかかっていたのは想像に難くないが、この辺りに理由があるとも推測されている。
      
===アニメ版===
 
===アニメ版===
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:同話の〆、マキナ同士の戦いを浩一に垣間見せて曰く。
 
:同話の〆、マキナ同士の戦いを浩一に垣間見せて曰く。
 
;「あ~~~~やっぱりめんどくさいな~~~~」
 
;「あ~~~~やっぱりめんどくさいな~~~~」
:回想シーン、マキナに関する会議に向かう途中のボヤキ。素の天児は結構な面倒がりらしく、この時同行していた加藤は「少しはやる気になってください」と呆れていた。ちなみにこの前の場面でも「大事な会議」と言われたのにもかからず「'''相手さん方にとって大事なのであって、僕には大事でもなんでもない'''」と言い返している。
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:回想シーン、マキナに関する会議に向かう途中のボヤキ。素の天児は結構な面倒がりらしく、この時同行していた加藤は「少しはやる気になってください」と呆れていた。ちなみにこの前の場面でも久嵩に「大事な会議」と言われたのにもかからず「'''相手さん方にとって大事なのであって、僕には大事でもなんでもない'''」と言い返している。
 
;浩一「じゃあ城崎のお母さんも……」<br/>天児「そう 自殺だったよ」<br/>「この時には まだファクターの概念も存在していなかったからね……どちらにせよ『何もかもが手遅れ』でどうするコトも出来なかったんだ」
 
;浩一「じゃあ城崎のお母さんも……」<br/>天児「そう 自殺だったよ」<br/>「この時には まだファクターの概念も存在していなかったからね……どちらにせよ『何もかもが手遅れ』でどうするコトも出来なかったんだ」
 
:妻・優子の死の場面にて。'''「何もかもが手遅れ」'''という言葉の意味は、後に浩一自身が明らかにしている。
 
:妻・優子の死の場面にて。'''「何もかもが手遅れ」'''という言葉の意味は、後に浩一自身が明らかにしている。
 
;「人を救うために生み出した僕の技術が愛する人間を死に追いやるなんて……全く想像もしていなかったよ」
 
;「人を救うために生み出した僕の技術が愛する人間を死に追いやるなんて……全く想像もしていなかったよ」
 
:その事態に曰く。全てを終わらせ、全てを始めたのは、一人の人間の想像力のなさだったのだ。
 
:その事態に曰く。全てを終わらせ、全てを始めたのは、一人の人間の想像力のなさだったのだ。
;加藤「無理です!やっぱりこんなコト… 自分にはできません!!!」<br/>天児「頼む加藤君… こうするしかないんだ!!」<br/>加藤「……… ですが――」<br/>天児「何時 僕の中でスイッチが入るか分からない 現にこうしている今にも…… …だから固有ナノマシンの移植なんてしている時間は無い!」<br/>「僕が今ファクターになるには こうするしかないんだ!! …分かってくれ…」<br/>加藤「……」<br/>天児「君には残酷なコトを頼んでいるのは分かっている… 本当に申し訳ない…… でも こんなコト キミにしか頼めない」<br/>「僕にはもう絵美とキミしかいないんだ…」<br/>加藤「…… 先生…」<br/>天児「お願いだ加藤君 僕を――僕まで自殺なんかで終わらせないでくれ」<br/>加藤「先生…… 自分は… 自分は」<br/>天児「分かっているよ加藤君 僕ら家族もキミが居てくれたお陰で幸せな時間を過ごせたよ ――本当にありがとう」:加藤との最後の会話。プロトタイプ・ラインバレルの前で辺り一帯が炎に包まれており、足元の家族写真が灰になっていく様が印象的。この会話の直後、言われた通りに射殺するのだがその場面を絵美に見られてしまったコトから真の物語が始まる…。
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;加藤「無理です! やっぱりこんなコト  自分にはできません!!!」<br/>天児「頼む加藤君… こうするしかないんだ!!」<br/>加藤「……… ですが――」<br/>天児「何時 僕の中でスイッチが入るか分からない 現にこうしている今にも…… …だから固有ナノマシンの移植なんてしている時間は無い!」<br/>「僕が今ファクターになるには こうするしかないんだ!! …分かってくれ…」<br/>加藤「……」<br/>天児「君には残酷なコトを頼んでいるのは分かっている… 本当に申し訳ない…… でも こんなコト キミにしか頼めない」<br/>「僕にはもう絵美とキミしかいないんだ…」<br/>加藤「…… 先生…」<br/>天児「お願いだ加藤君 僕を――僕まで自殺なんかで終わらせないでくれ」<br/>加藤「先生…… 自分は… 自分は」<br/>天児「分かっているよ加藤君 僕ら家族もキミが居てくれたお陰で幸せな時間を過ごせたよ ――本当にありがとう」:加藤との最後の会話。プロトタイプ・ラインバレルの前で辺り一帯が炎に包まれており、足元の家族写真が灰になっていく様が印象的。この会話の直後、言われた通りに射殺するのだがその場面を絵美に見られてしまったコトから真の物語が始まる…。
 
;「――――何故僕が ラインバレルのファクターになったか」<br/>「それは―――世界を 壊すためさ」
 
;「――――何故僕が ラインバレルのファクターになったか」<br/>「それは―――世界を 壊すためさ」
 
:「世界を壊した男」の締め括りにて。
 
:「世界を壊した男」の締め括りにて。
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==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
 
;「加藤君……」<br/>「ありがとう。君は僕の代わりに、たった一人で戦ってくれていたんだね……」<br/>「でも、もういいんだ。君はもう、十分に戦った」<br/>「忘れるな、加藤君。人は……何度だって、自らの運命を選ぶコトが出来る」<br/>「壊してくれ。マキナ達の造った、かりそめの未来を」<br/>「絵美や、浩一クン達と共に……」
 
;「加藤君……」<br/>「ありがとう。君は僕の代わりに、たった一人で戦ってくれていたんだね……」<br/>「でも、もういいんだ。君はもう、十分に戦った」<br/>「忘れるな、加藤君。人は……何度だって、自らの運命を選ぶコトが出来る」<br/>「壊してくれ。マキナ達の造った、かりそめの未来を」<br/>「絵美や、浩一クン達と共に……」
:43話「特異点」における久嵩との対話にて。革新者の導きによってかつての助手と再会を果たした男は、彼にもまた望む。かりそめの未来を壊す、「正義の味方」であるコトを。
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:43話「特異点」における久嵩との対話にて。[[刹那・F・セイエイ|革新者]]の導きによってかつての助手と再会を果たした男は、彼にもまた望む。かりそめの未来を壊す、「正義の味方」であるコトを。
 
:台詞の一部は原作で浩一に対して言ったもの。
 
:台詞の一部は原作で浩一に対して言ったもの。
  
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