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57 バイト追加 、 2013年6月19日 (水) 00:45
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;「この世界に起こりうる事象は無限。それを全て予測しようなどとは、おこがましいコトなのだよ」
 
;「この世界に起こりうる事象は無限。それを全て予測しようなどとは、おこがましいコトなのだよ」
 
:第51話にて自分が描いてきたはずのシナリオが崩壊し、ただ取り乱すばかりの[[ナイア]]に向けて言い放った一言。[[ジュダ]]の予測した事象が幾度も覆されてきたのを見てきた石神社長の言葉だけに、直後の加藤の台詞と併せて、その威力は絶大である。
 
:第51話にて自分が描いてきたはずのシナリオが崩壊し、ただ取り乱すばかりの[[ナイア]]に向けて言い放った一言。[[ジュダ]]の予測した事象が幾度も覆されてきたのを見てきた石神社長の言葉だけに、直後の加藤の台詞と併せて、その威力は絶大である。
:余談だが、とあるゲーム作品でも、石神とよく似た声をした「復讐」を意味する偽名を持つ男が、その世界(そしてその世界が生まれるきっかけとなった並行世界も)を襲った全ての悲劇の元凶にして黒幕である、『[[機神咆哮デモンベイン|デモンベイン]]』の「[[ナイア]]」とは別のナイアルラトホテップに対して、この石神の台詞にも似た痛烈な一言を浴びせている。そのゲーム作品とUX(および『デモンベイン』原作)のどちらにも共通しているのは、ナイアルラトホテップが今まで散々弄んできた人間達の反撃によって自身の計画を粉砕されるまで、自身が犯した唯一にして絶対のミス――'''障害がある'''ことをすっかり忘れていた点である。ちなみに同ゲーム内において「全ての可能性は混沌より生ず」という台詞を言い放ったキャラクターがいる(こちらの台詞も、ある意味本作で石神や加藤がナイアに突きつけた台詞やUXのテーマそのものにも通ずる)。
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:余談だが、とあるゲーム作品でも、石神とよく似た声をした「復讐」を意味する偽名を持つ男が、その世界を襲った全ての悲劇の元凶にして黒幕である、『[[機神咆哮デモンベイン|デモンベイン]]』の「[[ナイア]]」とは別のナイアルラトホテップに対して、この石神の台詞にも似た痛烈な一言を浴びせている。そのゲーム作品とUX(および『デモンベイン』原作)のどちらにも共通しているのは、ナイアルラトホテップが今まで散々弄んできた人間達の反撃によって自身の計画を粉砕されるまで、自身が犯した唯一にして絶対のミス――'''障害がある'''ことをすっかり忘れていたという点である。障害があり、曲折の末にナイアが敗れること自体が最早、避けられない運命だったのだ。ちなみに同ゲーム内において「全ての可能性は混沌より生ず」という台詞を言い放ったキャラクターがいる(こちらの台詞も、ある意味本作で石神や加藤がナイアに突きつけた台詞やUXのテーマそのものにも通ずる)。
 
;「どうやら、『全員』集まったようだね」<br/>「そう……本来であれば、ここにいるはずのない人間達、というワケさ」
 
;「どうやら、『全員』集まったようだね」<br/>「そう……本来であれば、ここにいるはずのない人間達、というワケさ」
:最終話のIMにて。この場面は石神を中心に、[[マスターテリオン]]や[[羽佐間翔子|翔子]]、[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[ブレラ・スターン|ブレラ]]、[[呂布トールギス|呂布]]や[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]など、本作の隠しキャラたちが一堂に会するという特異な会話である。通常はノーヴルのモノローグからタイトルコールに入るが、隠しキャラを全て仲間にするとコールの前にこの会話が入る。原作ではいるはずのない人間たちが集まり、死んでいたがそれでも今、こうしてここにいることを再確認して最後の戦いへ赴く。
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:最終話のIMにて。この場面は石神を中心に、[[マスターテリオン]]や[[羽佐間翔子|翔子]]、[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[ブレラ・スターン|ブレラ]]、[[呂布トールギス|呂布]]や[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]など、本作の隠しキャラたちが一堂に会するという特異な会話である。通常はノーヴルのモノローグからタイトルコールに入るが、隠しキャラを全て仲間にするとコールの前にこの会話が入る。原作ではいるはずのない人間たちは死んでいたかもしれないが、それでも今、こうしてここにいることを再確認して最後の戦いへ赴く。
 
;「だから、俺はもう社長じゃなくて一番隊隊長なんだってば」<br/>「元々経営とかは苦手だったからねェ。肩の荷が下りてすっきりしたよ」
 
;「だから、俺はもう社長じゃなくて一番隊隊長なんだってば」<br/>「元々経営とかは苦手だったからねェ。肩の荷が下りてすっきりしたよ」
 
:エンディングにて。社長職を森次に押し付けて一番隊に戻ってしまったらしい。JUDAの設立目的は果たしており、彼がこだわる理由も無いと言えば無いのだが、いいのかそれで。
 
:エンディングにて。社長職を森次に押し付けて一番隊に戻ってしまったらしい。JUDAの設立目的は果たしており、彼がこだわる理由も無いと言えば無いのだが、いいのかそれで。
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