差分
→概要
本来の用途は月面の氷塊などを溶解するための装置なのだが、『ガンダムSEED』本編開始前のグリマルディ戦役において[[地球連合軍]]のエンデュミオン・クレーターにある資源採掘基地が攻撃を受けた際に溶解設備であったサイクロプスを意図的に暴走させ、[[自爆]]装置の代用として初使用。連合軍の第三機動艦隊とザフトの侵攻部隊の双方に甚大な被害を及ぼし、戦略兵器としての有用性が確認され、軍用兵器として転用される事になった。ちなみに、この戦線は情報操作により連合が勝利したことになっているが、戦局的には連合軍が敗退している。<ref>しかし、実際にはこの戦闘でザフトは戦線維持に必要な戦力を失い、月面戦線を放棄。ローレンツ・クレーターに建設した月面基地からも撤退し、最大の目標であった地球連合軍の月面プトレマイオス基地の制圧は果たせなかった。その後も月は地球連合軍の管理下に置かれたため、実質的には痛み分けに近い。</ref>
本来の用途は月面の氷塊などを溶解するための装置なのだが、『ガンダムSEED』本編開始前のグリマルディ戦役において[[地球連合軍]]のエンデュミオン・クレーターにある資源採掘基地が攻撃を受けた際に溶解設備であったサイクロプスを意図的に暴走させ、[[自爆]]装置の代用として初使用。連合軍の第三機動艦隊とザフトの侵攻部隊の双方に甚大な被害を及ぼし、戦略兵器としての有用性が確認され、軍用兵器として転用される事になった。ちなみに、この戦線は情報操作により連合が勝利したことになっているが、戦局的には連合軍が敗退している。<ref>しかし、実際にはこの戦闘でザフトは戦線維持に必要な戦力を失い、月面戦線を放棄。ローレンツ・クレーターに建設した月面基地からも撤退し、最大の目標であった地球連合軍の月面プトレマイオス基地の制圧は果たせなかった。その後も月は地球連合軍の管理下に置かれたため、実質的には痛み分けに近い。</ref>
そして、『ガンダムSEED』中盤において地球連合軍最高司令部が存在する[[アラスカ基地]]に[[ザフト]]の大侵攻が行われた際に使用された。こちらは前述の月面とは違い、自爆用途で使用したためアラスカ基地最深部には大規模なアレイを設置しており、Nジャマーにより電波阻害が発生しているにも関わらず、基地を中心に半径10キロという広範囲に破壊をもたらした。なお、長時間使用を続けると最終的にはメルトダウンを引き起こし、大規模な爆発が発生する。アラスカでの使用例では基地最深部に設置されているにも関わらず、地表一帯を吹き飛ばすほどの大爆発が起こり、)基地周辺は焼野原、中心部は巨大なクレーターと化してしまった。
そして、『ガンダムSEED』中盤において地球連合軍最高司令部が存在する[[アラスカ基地]]に[[ザフト]]の大侵攻が行われた際に使用された。こちらは前述の月面とは違い、自爆用途で使用したためアラスカ基地最深部には大規模なアレイを設置しており、Nジャマーにより電波阻害が発生しているにも関わらず、基地を中心に半径10キロという広範囲に破壊をもたらした。なお、長時間使用を続けると最終的にはメルトダウンを引き起こし、大規模な爆発が発生する。アラスカでの使用例では基地最深部に設置されているにも関わらず地表一帯を吹き飛ばすほどの大爆発が起こり、基地周辺は焼野原に、中心部は巨大なクレーターと化してしまった。
ちなみにサイクロプスの設置を命令したのは、[[ブルーコスモス]]盟主の[[ムルタ・アズラエル]]であり、自爆の起動を行ったのは地球連合軍([[大西洋連邦]]所属)大佐ウィリアム・サザーランド(SRW未参戦)ともう一人の連合軍将官である。
ちなみにサイクロプスの設置を命令したのは、[[ブルーコスモス]]盟主の[[ムルタ・アズラエル]]であり、自爆の起動を行ったのは地球連合軍([[大西洋連邦]]所属)大佐ウィリアム・サザーランド(SRW未参戦)ともう一人の連合軍将官である。