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スペインからの留学生であり、[[沙慈・クロスロード]]とは仲の良いガールフレンドである。
 
スペインからの留学生であり、[[沙慈・クロスロード]]とは仲の良いガールフレンドである。
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世界的富豪であるハレヴィ財閥のお嬢様で明るくてワガママな[[性格]]だが、それを鼻にかけるようなことは一切無い。
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世界的富豪であるハレヴィ財閥のお嬢様で、明るくてワガママな[[性格]]だが、一方で家柄を鼻にかけるようなことは一切無い。
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遠い国の戦争の事よりも目先の日常の方を重視するなど戦争についての関心は無かった。だが、従兄弟の結婚式に参加した際、[[ネーナ・トリニティ]]が気まぐれで放ったビームによってパーティ会場が吹き飛ばされ、両親を含む親族を全て失う悲劇に見舞われる。爆発に巻き込まれたルイス自身も左手を失っただけでなく、毒性のある[[GN粒子|紅いGN粒子]]を浴びた事で細胞障害に蝕まれ、再生治療を受ける事が出来ない体になってしまった。
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遠い国の戦争の事よりも目先の日常の方を重視するなど戦争についての関心は無かった。だが、従兄弟の結婚式に参加した際、[[ネーナ・トリニティ]]が気まぐれで放ったビームによってパーティ会場が吹き飛ばされ、両親を含む親族を全て失う悲劇に見舞われる。爆発に巻き込まれたルイス自身も左手を失い、そのうえ、毒性のある[[GN粒子|紅いGN粒子]]を浴びた事で細胞障害に蝕まれ、本来なら可能である再生治療も受ける事が出来ない体になってしまっていた。
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『2nd』では、ガンダムへの復讐のために[[アロウズ]]の兵士として登場。かつての天真爛漫な面は全く見られず、情緒不安定な一面を見せる事もあった。その為か、軍人としての訓練を受けながらも、姿勢面に関しては問題があり、[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]の[[ピラー破片|破片]]が落下する非常事態になった際は、民間人の防衛よりも[[ソレスタルビーイング]]の殲滅にこだわる様な発言があった(しかし、渋々と破片の破砕作業は行っている)。
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『2nd』では、ガンダムへの復讐のために[[アロウズ]]の兵士となって登場。同時に、ハレヴィ家の資産を費やしてアロウズのスポンサーともなっている。かつての天真爛漫な性格の面影はなく、情緒不安定な一面を見せる事もあった。そうした境遇から兵士としての姿勢面に関しては問題があり、[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]の[[ピラー破片|破片]]が落下する非常事態になった際は、民間人の防衛よりも[[ソレスタルビーイング]]の殲滅にこだわる様な発言があった(しかし、渋々と破片の破砕作業は行っている)。
    
失った左腕は機械製の義手となっており、それを示す痣が見られる。『2nd』の劇中では、精神安定剤らしきものを服用している場面が度々見られた。実は服用していたこの薬物は、[[リボンズ・アルマーク]]から手渡されたものであり、その中身も「代謝を抑え脳量子波を使えるようにする[[ナノマシン]]=擬似[[イノベイド]]化する」という物で、精神が不安定となった原因もこれによるものが大きかった。
 
失った左腕は機械製の義手となっており、それを示す痣が見られる。『2nd』の劇中では、精神安定剤らしきものを服用している場面が度々見られた。実は服用していたこの薬物は、[[リボンズ・アルマーク]]から手渡されたものであり、その中身も「代謝を抑え脳量子波を使えるようにする[[ナノマシン]]=擬似[[イノベイド]]化する」という物で、精神が不安定となった原因もこれによるものが大きかった。
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戦いが激化する中、沙慈と戦場で再会するものの「沙慈はソレスタルビーイングと関係があった」と誤解してしまい、よりガンダムへの憎しみを募らせる。後に誤解は解けるものの沙慈への想いと復讐心とで葛藤するあまり、精神は一層不安定となっていった。そして仇であるネーナを殺害するものの、その心は晴れるどころかガンダムへの憎しみしか残らず、最終的にリボンズの傀儡と化してしまう。
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戦いが激化する中、沙慈と戦場で再会するものの「沙慈はソレスタルビーイングの関係者だった」と誤解してしまい、さらに憎しみに沈んでいく。幸いこの誤解は途中で解けたが、沙慈への想いと復讐心とで葛藤するあまり、精神は一層不安定となっていった。そして仇であるネーナを殺害するものの、その心は晴れるどころかガンダムへの憎しみしか残らず、最終的にリボンズの傀儡と化してしまう。
    
最終決戦の際には[[ダブルオーライザー]]に[[特攻]]を仕掛け自身もろとも破壊しようとするが、寸前で救出される。
 
最終決戦の際には[[ダブルオーライザー]]に[[特攻]]を仕掛け自身もろとも破壊しようとするが、寸前で救出される。
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2ndシーズンエピローグではナノマシン錠剤による後遺症と[[医療・病障害|PTSD]]により療養生活を続けているものの、トランザムバーストの影響で細胞障害は完治した事が明かされた。
 
2ndシーズンエピローグではナノマシン錠剤による後遺症と[[医療・病障害|PTSD]]により療養生活を続けているものの、トランザムバーストの影響で細胞障害は完治した事が明かされた。
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劇場版でも療養生活は続けている。彼女の発する脳量子波に引き寄せられた[[ELS]]の襲撃を受ける。
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劇場版でも療養生活は続けている。彼女の発する脳量子波に引き寄せられた[[ELS]]の襲撃を受ける。以後は脳量子波遮断施設に避難しており、ELSに怯える姿を多く見せた。後日談を描いた朗読劇では沙慈と同棲を始めている。
以後は脳量子波遮断施設に避難しており、ELSに怯える姿を多く見せた。
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後日談を描いた朗読劇では沙慈と同棲を始めている。
      
=== 総評 ===
 
=== 総評 ===
平和に暮らしていたはずなのに、突然理不尽な悲劇に見舞われ人生を狂わされた点に関しては確かに同情出来る。
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何の罪もない一般人でありながら、突然理不尽な悲劇に見舞われて全てを失い、狂気に堕ちてしまうという、疑いようもない被害者である。
一方で自分の周り以外が見えていない言動が『1st』ごく初期から目立っており、『2nd』では復讐に拘るあまり、アロウズの出資者となり新兵器の開発資金を寄付した事で結果的に弾圧行為の援助となった事や沙慈の説得にも耳を貸さず仇討ちを優先するなど、エゴに固まった場面も多く見られるようになった。
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一方で、良くも悪くも「ただの一般人で年頃の少女」らしい我儘な言動も強調されており、『2nd』では復讐に拘るあまり、アロウズを資金面で援助して彼らの起こした蛮行を直接的に助けている事実や、沙慈の説得にも耳を貸さず仇討ちを優先するなど、邪悪と言える行動も度々してしまっている。
    
結果的に作中の多くの人物が当て嵌まる「無自覚な悪意」を振り撒く存在に自ら堕ちてしまったと言え、かなり危うい立ち位置であったとも言えるだろう。
 
結果的に作中の多くの人物が当て嵌まる「無自覚な悪意」を振り撒く存在に自ら堕ちてしまったと言え、かなり危うい立ち位置であったとも言えるだろう。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
沙慈と同様、戦いに直接関わるのは2ndシーズンのみなので基本的にはNPC扱い。
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沙慈と同様、戦いに関わるのは2ndシーズン限りなうえ、その境遇が「自軍入りして戦う」のに適さないのもあってか、今のところ全て原作に準じた扱いのNPCである。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:『2nd』設定での登場で、声付きで参戦。原作の立場上、敵として登場するが、ピラー破片戦では[[NPC]]。担当声優の斎藤千和氏は本作でスパロボに初参加。[[GN-X III]](性能はアロウズ兵版と同一)と[[アヘッド・スマルトロン]]搭乗時はそれほど強くないが、[[レグナント]]搭乗時は高い能力値と[[極]]スキルによって大ボスクラスの強敵に豹変し、これまでの女性[[強化人間]]キャラと一味違った狂気台詞も斎藤氏の熱演によって再現され、対[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]、[[紅月カレン|カレン]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]](前作のアッシュフォード学園仲間)にも特殊台詞が用意されている。
 
:『2nd』設定での登場で、声付きで参戦。原作の立場上、敵として登場するが、ピラー破片戦では[[NPC]]。担当声優の斎藤千和氏は本作でスパロボに初参加。[[GN-X III]](性能はアロウズ兵版と同一)と[[アヘッド・スマルトロン]]搭乗時はそれほど強くないが、[[レグナント]]搭乗時は高い能力値と[[極]]スキルによって大ボスクラスの強敵に豹変し、これまでの女性[[強化人間]]キャラと一味違った狂気台詞も斎藤氏の熱演によって再現され、対[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]、[[紅月カレン|カレン]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]](前作のアッシュフォード学園仲間)にも特殊台詞が用意されている。
 
:また、[[ガンダムエクシアリペア|ガンダム]]を見た際に狼狽えていた原作とは異なり、最初からガンダムへの復讐心を剥き出しにしている。
 
:また、[[ガンダムエクシアリペア|ガンダム]]を見た際に狼狽えていた原作とは異なり、最初からガンダムへの復讐心を剥き出しにしている。
:仲間フラグがあってもいいような気がするが、残念ながら自軍に加入させる事はできない。「ルイスの人生を狂わせた戦争から解放される」という意味では、これで良いのだろう。最後は沙慈とともにアッシュフォード学園に復学する事が決まる等、原作よりも精神状態は良くなったものと思われる。
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:上記の通り仲間フラグは存在しない。最後は沙慈とともにアッシュフォード学園に復学する事が決まる等、原作より精神面の回復も好調な様子。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:劇場版設定でNPC。療養を続けている。沙慈がアナハイム工専に転校したため、[[バナージ・リンクス|バナージ]]、[[タクヤ・イレイ|タクヤ]]、[[ミコット・バーチ|ミコット]]と知り合いになる。
 
:劇場版設定でNPC。療養を続けている。沙慈がアナハイム工専に転校したため、[[バナージ・リンクス|バナージ]]、[[タクヤ・イレイ|タクヤ]]、[[ミコット・バーチ|ミコット]]と知り合いになる。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:1st設定。序章ワールド3から登場。
 
:1st設定。序章ワールド3から登場。
:3章Part4からは2nd設定となり、パイロットとして参戦。乗機はGN-X III。Part11からはアヘッド・スマルトロンに乗り換える。
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:3章Part4からは2nd設定となり、敵パイロットとして登場。乗機はGN-X III。Part11からはアヘッド・スマルトロンに乗り換える。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;母親
 
;母親
:本名不明。1st第9話で娘をスペインに連れ戻すべく来日。当初は沙慈との交際に猛反対していたが、ルイスの巧妙な策略によって必要以上に沙慈を気に入ってしまう。親戚の結婚式に出席した際にネーナの気紛れで夫や大勢の出席者と共に殺害される。両親の死はルイスのトラウマになっており、同時に彼女がガンダムを憎む原因となった。
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:本名不明。1st第9話で娘をスペインに連れ戻すべく来日。当初は沙慈との交際に猛反対していたが、ルイスの巧妙な策略によって必要以上に沙慈を気に入ってしまう。親戚の結婚式に出席した際にネーナの気紛れで夫や大勢の出席者と共に命を落とす。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では台詞でのみ、その存在と死亡が語られている。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では台詞でのみ、その存在と死亡が語られている。
 
;バリー・ハレヴィ
 
;バリー・ハレヴィ
 
:ルイスの父親。[[ドラマCD]]「アナザーストーリー MISSION-2306」に名前のみ登場。
 
:ルイスの父親。[[ドラマCD]]「アナザーストーリー MISSION-2306」に名前のみ登場。
 
:ルイスの母親曰く「沙慈に似ている」らしいが、沙慈を気に入った際に言い出したので真相は不明。ちなみに、バリーの社会的地位は、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]曰く「化石燃料輸出量規制監視機構の重鎮」との事。
 
:ルイスの母親曰く「沙慈に似ている」らしいが、沙慈を気に入った際に言い出したので真相は不明。ちなみに、バリーの社会的地位は、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]曰く「化石燃料輸出量規制監視機構の重鎮」との事。
:なお、バリー本人はTV本編には直接登場していないが、ネーナのハレヴィ家襲撃により妻共々死亡している。
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:なお、バリー本人はTV本編には直接登場していないが、ネーナの攻撃によって妻共々死亡している。
 
;[[沙慈・クロスロード]]
 
;[[沙慈・クロスロード]]
:ボーイフレンド。小説版によると一目惚れ。1stシーズン終盤、沙慈の将来を思って、敢えて別れを切り出す。
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:ボーイフレンド。小説版によると一目惚れ。両思いであったが、悲劇に見舞われた後、沙慈の将来を思って敢えて別れを切り出す。
:2ndシーズンでは敵同士として再会。終始戦うも、紆余曲折あって彼と和解した。
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:2ndシーズンでは敵同士となってしまい、何度も戦うことになるが、紆余曲折あって和解した。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
:沙慈に紹介される形で面識を持つが、刹那の無愛想さからやや苦々しく思っていた様子。[[ドラマCD]]では色々あって激しく嫌っていた。セカンドシーズンで再会した際に彼がソレスタルビーイングの一員と知る。
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:沙慈に紹介される形で面識を持つが、刹那の無愛想さからやや苦々しく思っていた様子。[[ドラマCD]]では色々あって激しく嫌っていた。
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:2ndシーズンではソレスタルビーイングの一員であることを知って憎悪の対象になるが、一方で刹那は沙慈の背中を押し、最後にはトランザムバーストによって直接的にルイスを救っており、恩人と言える。
 
;[[ネーナ・トリニティ]]
 
;[[ネーナ・トリニティ]]
:当初、関係は全くなかったが彼女が起こしたある気まぐれによって運命を大きく狂わされてしまう。最終的には家族の仇として引導を渡すことになる。
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:彼女が起こした気まぐれによって人生をメチャクチャにされた、家族の直接の仇。幸か不幸か、自らの手で引導を渡すことになる。
 
;[[リボンズ・アルマーク]]
 
;[[リボンズ・アルマーク]]
 
:『2nd』では彼と協力関係に当たるが、当のリボンズからは利用されていただけに過ぎず。実は彼こそが、仇敵であるトリニティの真の黒幕であった事を彼女は知る由も無かった。
 
:『2nd』では彼と協力関係に当たるが、当のリボンズからは利用されていただけに過ぎず。実は彼こそが、仇敵であるトリニティの真の黒幕であった事を彼女は知る由も無かった。
 
;[[リジェネ・レジェッタ]]
 
;[[リジェネ・レジェッタ]]
:『1st』エピローグにて彼と接触する場面が見られる。[[イノベイター]]との接触は彼を通じた可能性が高い。
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:『1st』エピローグにて彼と接触する場面が見られる。そのため、[[イノベイター]]との接触は彼を通じてのものと考えられる。
 
;[[バラック・ジニン]]
 
;[[バラック・ジニン]]
 
:[[アロウズ]]時代の上官。彼の戦死は、よりソレスタルビーイングへの憎しみを募らせる事となる。
 
:[[アロウズ]]時代の上官。彼の戦死は、よりソレスタルビーイングへの憎しみを募らせる事となる。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では親戚の結婚式からイゴールコンツェルン主催のパーティーに変更され、沙慈も同行する事になったため、「お別れの~」はカットされた。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では親戚の結婚式からイゴールコンツェルン主催のパーティーに変更され、沙慈も同行する事になったため、「お別れの~」はカットされた。
 
;「ごめんね、沙慈」<br />「せっかく買ってもらったのに…すごく綺麗なのに…もう、はめられないの」<br />「はめられないよ…」<br />「ごめんね、沙慈…」
 
;「ごめんね、沙慈」<br />「せっかく買ってもらったのに…すごく綺麗なのに…もう、はめられないの」<br />「はめられないよ…」<br />「ごめんね、沙慈…」
:第18話より。病院で再会した際に沙慈からプレゼントである指輪を受け取るが、ルイスの左手は切断されており、指輪をはめることは出来なくなっていた。ルイスはその事を涙ながらに沙慈に謝罪した。
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:第18話より。入院するルイスのもとを訪れた沙慈はプレゼントの指輪を渡し、そして遂に告白しようとするが、身を起こしたルイスの左手は失われており、「あるべき場所」に指輪をはめることは出来なくなっていた。
:ルイスの無事が確認できて安堵した[[トラウマイベント|視聴者を一転して暗い気持ちにさせた場面]]である。
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:2人の日常がもう戻ってこないことをこれ以上なく強調し、ルイスの無事が確認できて安堵した[[トラウマイベント|視聴者を一転して暗い気持ちにさせた場面]]である。
 
;「ねぇ、沙慈に私の夢を託していい?」<br />「夢を叶えて。それが私の夢なの。だから、私の夢を叶えて」<br />「約束よ」
 
;「ねぇ、沙慈に私の夢を託していい?」<br />「夢を叶えて。それが私の夢なの。だから、私の夢を叶えて」<br />「約束よ」
:第19話より。ルイスの看病を続ける沙慈の将来を思って別れを切り出した際の台詞。そして、「[[宇宙]]で待っている」という約束の下、二人は別の道を進み始める。
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:第19話より。ルイスの看病を続ける沙慈の将来を思って別れを切り出した際の台詞。そして、「[[宇宙]]で待ってる」という約束の下、二人は別の道を進み始める。
    
=== 2nd ===
 
=== 2nd ===
 
;「ガ…ガンダム…!」
 
;「ガ…ガンダム…!」
:第1話より。[[ガンダムエクシアリペア]]の姿を見て驚愕した際の台詞。[[バラック・ジニン|バラック]]に助けられ帰還した後、精神安定剤らしき錠剤を飲み平静を取り戻そうとするが、全身の震えは止まらなかった。
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:第1話より。[[ガンダムエクシアリペア]]の姿を見て驚愕した際の台詞。[[バラック・ジニン|ジニン]]に助けられ帰還した後、精神安定剤らしき錠剤を飲み平静を取り戻そうとするが、全身の震えは止まらなかった。
 
;「遂にこの時がきたよ。ママ、パパ…」
 
;「遂にこの時がきたよ。ママ、パパ…」
 
:第6話。1話以来のガンダムとの戦いとなり、仇討ちに燃える。
 
:第6話。1話以来のガンダムとの戦いとなり、仇討ちに燃える。
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:なお、ルイスが刹那を見つけたのは脳量子波によるものであり、この会話の直後にルイスはやはり脳量子波の影響で頭痛を起こしている。
 
:なお、ルイスが刹那を見つけたのは脳量子波によるものであり、この会話の直後にルイスはやはり脳量子波の影響で頭痛を起こしている。
 
;「どうして…どうしてそこにいるのよ!?」
 
;「どうして…どうしてそこにいるのよ!?」
:第11話より。トランザムライザー発動による量子空間内で沙慈の声を聞いて。確かに「宇宙で待っている」という約束は叶い沙慈とルイスは再会するものの、共に予期しない時と場所で再会したために動揺する。
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:第11話より。トランザムライザー発動による量子空間内で沙慈の声を聞いて。確かに「宇宙で待ってる」という約束通りではあったが、共に予期しない時と場所で再会したために動揺する。
:なお、この時沙慈も「どうして…どうしてそこにいるんだ!?」と同時に叫んでいるが、ルイス役の[[声優:斎藤千和|斎藤千和]]氏と沙慈役の[[声優:入野自由|入野自由]]氏によると、「この場面ではルイスと沙慈の台詞がハモらないように、と指示を受けた」との事。
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:なお、この時沙慈も「どうして…どうしてそこにいるんだ!?」と同時に叫んでいるが、ルイス役の[[声優:斎藤千和|斎藤千和]]氏と沙慈役の[[声優:入野自由|入野自由]]氏によると、「この場面ではルイスと沙慈の台詞がハモらないように、と指示を受けた」との事。本作では「まるで会話しているように見える」描写が[[グラハム・エーカー|割と]][[アリー・アル・サーシェス|ある]]のだが、それらとは明確に区別しているようだ。
 
;「沙慈が…いた…ソレスタルビーイングに…パパとママを殺した奴らと一緒に…」<br />「関係…してたんだ…あの頃から…」
 
;「沙慈が…いた…ソレスタルビーイングに…パパとママを殺した奴らと一緒に…」<br />「関係…してたんだ…あの頃から…」
 
:第12話より。上記の戦場から退却する際に。8話で刹那がソレスタルビーイングの一員である事を知ったためにルイスは「沙慈はソレスタルビーイングと関係があった」と誤解してしまう。
 
:第12話より。上記の戦場から退却する際に。8話で刹那がソレスタルビーイングの一員である事を知ったためにルイスは「沙慈はソレスタルビーイングと関係があった」と誤解してしまう。
252行目: 252行目:  
:劇場版公式Twitter[https://twitter.com/veda2314 「量子型演算処理システム ヴェーダ」]での一幕。
 
:劇場版公式Twitter[https://twitter.com/veda2314 「量子型演算処理システム ヴェーダ」]での一幕。
 
:前者は[[映画]][[ソレスタルビーイング (劇中劇)|『ソレスタルビーイング』]]に自分(役)が出てないかを沙慈に聞いて、後者は劇場先着特典を貰えなかった事でむくれての一言。
 
:前者は[[映画]][[ソレスタルビーイング (劇中劇)|『ソレスタルビーイング』]]に自分(役)が出てないかを沙慈に聞いて、後者は劇場先着特典を貰えなかった事でむくれての一言。
:シリアスな雰囲気がぶち壊しではあるものの、1stシーズンでのルイスの言動に極めて近く、2ndシーズンの陰鬱な彼女は感じさせないとも言える。
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:シリアスな雰囲気がぶち壊しではあるものの、1stシーズンでのルイスを思わせるやり取りであり、失われた日常が戻りつつあることを感じられる。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z|次回作]]で登場する[[マリーダ・クルス|強化人間]]にも通ずる台詞とも言えよう。
 
:[[第3次スーパーロボット大戦Z|次回作]]で登場する[[マリーダ・クルス|強化人間]]にも通ずる台詞とも言えよう。
 
;「ヒイロ・ユイ! よくもリリーナにひどい事を!!」
 
;「ヒイロ・ユイ! よくもリリーナにひどい事を!!」
:『第2次Z再世篇』にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]への特殊戦闘台詞。親友の[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に対して冷たい仕打ちをした事を根に持っていたようだ。だがこの時点でリリ-ナとヒイロは互いに信頼しあう関係になってしまっているのが皮肉でしかない。
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:『第2次Z再世篇』にて、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]への特殊戦闘台詞。親友の[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に対して冷たい仕打ちをした事を根に持っていたようだ。もっとも、この時点でリリ-ナとヒイロは互いに信頼しあう関係になっているのだが。
 
;「黒の騎士団!! 何が正義の味方よ!!」
 
;「黒の騎士団!! 何が正義の味方よ!!」
 
:[[黒の騎士団]]との特殊戦闘台詞。かつて[[エリア11]]で生活していたこともあり、怒りをぶつけやすい対象でもあるようだ。
 
:[[黒の騎士団]]との特殊戦闘台詞。かつて[[エリア11]]で生活していたこともあり、怒りをぶつけやすい対象でもあるようだ。
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*ルイス・ハレヴィの[[声優]]は、『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家・黒田洋介氏の推薦で斎藤千和氏に決定されたという経緯が有る。
 
*ルイス・ハレヴィの[[声優]]は、『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家・黒田洋介氏の推薦で斎藤千和氏に決定されたという経緯が有る。
 
*ルイスは、初期案では[[沙慈・クロスロード|沙慈]]を庇って死んでしまう予定だった。しかし、「これでは美談になってしまう」と懸念した結果、生存させる(=生きて罪を償っていく)形になったという。
 
*ルイスは、初期案では[[沙慈・クロスロード|沙慈]]を庇って死んでしまう予定だった。しかし、「これでは美談になってしまう」と懸念した結果、生存させる(=生きて罪を償っていく)形になったという。
**その末路は、[[カテジナ・ルース]]と通ずるものがある。もっとも、ルイスは彼女とは違い悪女ではないため、結末も救われてはいるのだが。
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**この扱いは[[カテジナ・ルース]]と通ずるものがある。もっとも、ルイスは彼女とは違い、生き残ったことが皮肉になるというほどの境遇ではないが。
 
*[[声優:杉田智和|杉田智和]]氏は『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』第642回にて、「脚本家が黒田氏という事もあり、何かあるな」と勘付いていた事を話している。
 
*[[声優:杉田智和|杉田智和]]氏は『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』第642回にて、「脚本家が黒田氏という事もあり、何かあるな」と勘付いていた事を話している。
  
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