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+ | アルメラ共和国の主力機であり、リジェリオールARとリジェリオールCLの原型機。COEで登場する白いリジェリオールが本機と思われる。なお、リジェリオールとはアルメラ語で「新たな時代」を意味する。 | ||
性能そのものは低くなかったが、戦乱から離れていたアルメラでは実戦負荷の見積が甘く、数々の不具合を出してしまった模様(不具合の詳細は不明だが、改良型のARは駆動系に問題がある事が判明している。後述のとおり余りにも致命的過ぎる欠陥であり、改良型のARよりも稼働率と信頼性の劣るリジェリオールの不具合も推して知るべし)。 | 性能そのものは低くなかったが、戦乱から離れていたアルメラでは実戦負荷の見積が甘く、数々の不具合を出してしまった模様(不具合の詳細は不明だが、改良型のARは駆動系に問題がある事が判明している。後述のとおり余りにも致命的過ぎる欠陥であり、改良型のARよりも稼働率と信頼性の劣るリジェリオールの不具合も推して知るべし)。 | ||
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+ | テュッティは国外脱出の際に当機をアルメラ側から貸し出されたらしく、中盤まで乗機として使用する。エリシアの特務調査部、ライオネルの第一特殊部隊は双方ともアルメラ軍の精鋭部隊であるが、通常型や旧型の[[ディーグリッド]]を使用しており、第一特殊部隊が警護についていることも含めて、テュッティの安全に強い配慮があったことが伺われる。 | ||
− | + | 中盤までは問題なく戦いぬいていたが、ヴォルクルス教団との決戦後の予期せぬ巨人との遭遇戦において突如として機体が機能を停止してしまう(ただの起動不全ではなく、慣性質量低減装置自体が機能停止してしまったため機体が全く動かないばかりか、味方に牽引してもらう事すら困難。更にハッチが開かず、操者が機体を捨てて逃げることすらできなかった)。 | |
− | + | この問題を受けて、巨人との遭遇戦後イルゼノン社製の全ての機体に精密検査を行った結果、[[ディーグリッド]]は駆動系に欠陥を抱えている事が判明する。実戦環境下での負荷に耐えられない機体を前線には出せないとしてディーグリッドは解体処分される事になった。 | |
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先述のARの不具合発覚の際、精密検査を行ったがCLの方は問題なしと判断され引き続き使用される。 | 先述のARの不具合発覚の際、精密検査を行ったがCLの方は問題なしと判断され引き続き使用される。 | ||
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:AR及びCLは全体的に強制出撃することが多く、改造しておいて損はない。2機存在するARははっきり言ってほぼ完全に修理・補給役と言えるスペックの低さだが、どちらもイベントで完全離脱して改造費が返還されるので、これはこれで改造しておくのは悪くない。強化パーツの条件になっていたりもするので、弱すぎると辛い(テュッティ機は本人の射撃特化の能力もありそこまで弱くないが)。テュッティ機はガッデス搭乗後は使用不可になり、フィリス機は巨人との遭遇戦で駆動系に故障が発生、巨人に教化されたフィリスと共に敵になる。また一般兵が乗るARも終盤に登場する。 | :AR及びCLは全体的に強制出撃することが多く、改造しておいて損はない。2機存在するARははっきり言ってほぼ完全に修理・補給役と言えるスペックの低さだが、どちらもイベントで完全離脱して改造費が返還されるので、これはこれで改造しておくのは悪くない。強化パーツの条件になっていたりもするので、弱すぎると辛い(テュッティ機は本人の射撃特化の能力もありそこまで弱くないが)。テュッティ機はガッデス搭乗後は使用不可になり、フィリス機は巨人との遭遇戦で駆動系に故障が発生、巨人に教化されたフィリスと共に敵になる。また一般兵が乗るARも終盤に登場する。 | ||
:CLの初期スペックは決して高くないが、全ての武装がランクアップ可能で回避率も高いため、回避系[[強化パーツ]]を詰め込んでやれば意外と戦える。「AGアジャスター」を付けるか「修理・補給装置」を付けるかはプレイヤー次第。射撃武装の[[射程]]が長いが、移動後の射程が短い。ストーリー後半にはARは巨人族に教化されたイルゼノン社兵の機体が多数登場し、CLは巨人族に教化された[[メルセン・サンティス|メルセン]]も搭乗しており、専用[[カットイン]]がある。 | :CLの初期スペックは決して高くないが、全ての武装がランクアップ可能で回避率も高いため、回避系[[強化パーツ]]を詰め込んでやれば意外と戦える。「AGアジャスター」を付けるか「修理・補給装置」を付けるかはプレイヤー次第。射撃武装の[[射程]]が長いが、移動後の射程が短い。ストーリー後半にはARは巨人族に教化されたイルゼノン社兵の機体が多数登場し、CLは巨人族に教化された[[メルセン・サンティス|メルセン]]も搭乗しており、専用[[カットイン]]がある。 | ||
+ | :通常型は戦闘に参加することはないが、序盤に登場するエリシア・ライオネルのそれぞれの部下、および中盤にメルセンが搭乗して出てくる白いリジェリオールが通常型と思われる。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:両翼に搭載されたミサイルポッドから複数の誘導弾を発射する。[[魔装機神シリーズ]]では単独使用不可。 | :両翼に搭載されたミサイルポッドから複数の誘導弾を発射する。[[魔装機神シリーズ]]では単独使用不可。 | ||
;アタッチメントブレード | ;アタッチメントブレード | ||
− | : | + | :盾の下端部に隠し持つ「セーヴィングライフル」の銃剣仕様のアタッチメント。ライフルの銃口に取り付けて斬撃を行う。 |
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− | : | + | :手持ちのエネルギーライフル。4連射を行う。CLのフリュードライフルやレイブレードのステートガンナー等と共通の機関部を持つ。 |
:;アタッチメントランチャー | :;アタッチメントランチャー | ||
::ライフルのアタッチメント。4連射後にアタッチメント下部のランチャーから榴弾(グレネード)を打ちこむ。 | ::ライフルのアタッチメント。4連射後にアタッチメント下部のランチャーから榴弾(グレネード)を打ちこむ。 | ||
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::踵のプラーナ結晶化ソードと手持ちのブレードを併せて放つ格闘パターン(攻撃プログラム)。踵の光刃2本と手の刀剣で同時に敵機を切り裂く拳脚一体の攻撃。 | ::踵のプラーナ結晶化ソードと手持ちのブレードを併せて放つ格闘パターン(攻撃プログラム)。踵の光刃2本と手の刀剣で同時に敵機を切り裂く拳脚一体の攻撃。 | ||
;フリュードライフル / フリュードランチャー / ハイフリュードランチャー | ;フリュードライフル / フリュードランチャー / ハイフリュードランチャー | ||
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:;フリュードランチャー | :;フリュードランチャー | ||
::ライフルに大出力用のアタッチメントランチャーを装着した状態。高エネルギービームを発射する。ライフル同様、未使用時は後ろ腰のスカートにマウント(固定)して携帯している(銃→アタッチメント→アタッチメント→銃)という並び。 | ::ライフルに大出力用のアタッチメントランチャーを装着した状態。高エネルギービームを発射する。ライフル同様、未使用時は後ろ腰のスカートにマウント(固定)して携帯している(銃→アタッチメント→アタッチメント→銃)という並び。 | ||
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=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
− | ;[[ | + | ;剣装備、盾装備 |
− | + | :[[斬り返し]]、[[シールド防御]]を発動。ARは中型のシールドを装備する。 | |
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;[[MG回復]](小) | ;[[MG回復]](小) | ||
:[[魔装機神シリーズ]]の特殊能力。 | :[[魔装機神シリーズ]]の特殊能力。 | ||
− | == [[ | + | === 移動タイプ === |
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2020年9月26日 (土) 11:36時点における最新版
リジェリオール | |
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登場作品 | |
デザイン | 橋口力也 |
初登場SRW | 魔装機神F COFFIN OF THE END |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 魔装機 |
守護精霊 | 風系低位・朝風「メイツ」 |
動力 | 永久機関 |
エネルギー | プラーナ・魔力 |
装甲材質 | オリハルコニウム、または同金属と他物質の併用 |
開発 | イルゼノン社 |
所属 | アルメラ共和国 |
主なパイロット | メルセン・サンティス |
スペック (リジェリオールAR) | |
---|---|
守護精霊 | 風系低位・夕風「メイティナ」 |
開発 | イルゼノン社 |
所属 | アルメラ共和国 |
主なパイロット |
テュッティ・ノールバック フィリス・ジャラヴ |
スペック (リジェリオールCL) | |
---|---|
守護精霊 | 風系低位・夜風「メイトゥーラ」 |
開発 | イルゼノン社 |
所属 | アルメラ共和国 |
主なパイロット |
エリシア・ゼフィール メルセン・サンティス |
概要編集
アルメラ共和国のイルゼノン社が開発した魔装機。
アルメラ共和国の主力機であり、リジェリオールARとリジェリオールCLの原型機。COEで登場する白いリジェリオールが本機と思われる。なお、リジェリオールとはアルメラ語で「新たな時代」を意味する。
性能そのものは低くなかったが、戦乱から離れていたアルメラでは実戦負荷の見積が甘く、数々の不具合を出してしまった模様(不具合の詳細は不明だが、改良型のARは駆動系に問題がある事が判明している。後述のとおり余りにも致命的過ぎる欠陥であり、改良型のARよりも稼働率と信頼性の劣るリジェリオールの不具合も推して知るべし)。
リジェリオールAR編集
リジェリオールを改良した再設計機。機体色は緑。
信頼性・稼働率が改善され、武装や装甲も増強されているが生産性が低下してしまい、限定的な数だけしか配備されていない。ARは「Alternative Remodeling type」(再設計型)の略である。 テュッティは国外脱出の際に当機をアルメラ側から貸し出されたらしく、中盤まで乗機として使用する。エリシアの特務調査部、ライオネルの第一特殊部隊は双方ともアルメラ軍の精鋭部隊であるが、通常型や旧型のディーグリッドを使用しており、第一特殊部隊が警護についていることも含めて、テュッティの安全に強い配慮があったことが伺われる。
中盤までは問題なく戦いぬいていたが、ヴォルクルス教団との決戦後の予期せぬ巨人との遭遇戦において突如として機体が機能を停止してしまう(ただの起動不全ではなく、慣性質量低減装置自体が機能停止してしまったため機体が全く動かないばかりか、味方に牽引してもらう事すら困難。更にハッチが開かず、操者が機体を捨てて逃げることすらできなかった)。 この問題を受けて、巨人との遭遇戦後イルゼノン社製の全ての機体に精密検査を行った結果、ディーグリッドは駆動系に欠陥を抱えている事が判明する。実戦環境下での負荷に耐えられない機体を前線には出せないとしてディーグリッドは解体処分される事になった。
リジェリオールCL編集
リジェリオールの指揮官機。
生産性を除き原型機以上の性能を持ち、機動性と情報処理能力が高い。地上のPTを研究しているイルゼノン社が開発したため、精霊と契約しているものの仕様や見た目は魔装機よりPTに近い印象を受ける。なお、CLは「Commander Limited type」の略。 先述のARの不具合発覚の際、精密検査を行ったがCLの方は問題なしと判断され引き続き使用される。
登場作品と操縦者編集
魔装機神シリーズ編集
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- AR及びCLは全体的に強制出撃することが多く、改造しておいて損はない。2機存在するARははっきり言ってほぼ完全に修理・補給役と言えるスペックの低さだが、どちらもイベントで完全離脱して改造費が返還されるので、これはこれで改造しておくのは悪くない。強化パーツの条件になっていたりもするので、弱すぎると辛い(テュッティ機は本人の射撃特化の能力もありそこまで弱くないが)。テュッティ機はガッデス搭乗後は使用不可になり、フィリス機は巨人との遭遇戦で駆動系に故障が発生、巨人に教化されたフィリスと共に敵になる。また一般兵が乗るARも終盤に登場する。
- CLの初期スペックは決して高くないが、全ての武装がランクアップ可能で回避率も高いため、回避系強化パーツを詰め込んでやれば意外と戦える。「AGアジャスター」を付けるか「修理・補給装置」を付けるかはプレイヤー次第。射撃武装の射程が長いが、移動後の射程が短い。ストーリー後半にはARは巨人族に教化されたイルゼノン社兵の機体が多数登場し、CLは巨人族に教化されたメルセンも搭乗しており、専用カットインがある。
- 通常型は戦闘に参加することはないが、序盤に登場するエリシア・ライオネルのそれぞれの部下、および中盤にメルセンが搭乗して出てくる白いリジェリオールが通常型と思われる。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
リジェリオール編集
不明。
リジェリオールAR編集
- ミサイル
- 両翼に搭載されたミサイルポッドから複数の誘導弾を発射する。魔装機神シリーズでは単独使用不可。
- アタッチメントブレード
- 盾の下端部に隠し持つ「セーヴィングライフル」の銃剣仕様のアタッチメント。ライフルの銃口に取り付けて斬撃を行う。
- セーヴィングライフル / アタッチメントランチャー
- 手持ちのエネルギーライフル。4連射を行う。CLのフリュードライフルやレイブレードのステートガンナー等と共通の機関部を持つ。
- アタッチメントランチャー
- ライフルのアタッチメント。4連射後にアタッチメント下部のランチャーから榴弾(グレネード)を打ちこむ。
- アーマードバスター
- 胸部装甲に内蔵された3門の光線砲。演出は連続攻撃。ミサイルによる牽制射撃を炸裂させた後、ブレードで接近戦を挑み刺突。そのまま引き金を引いて接射(零距離射撃)を何度も叩き込み装甲を展開。胸部のビーム砲から3条の光線を放射して止めとする。
リジェリオールCL編集
- ガトリングガン
- 腕部に搭載された機関銃。魔装機神シリーズでは単独使用不可。
- クリスタライザー
- 踵に装備されたプラーナ結晶化ソード。「フェアリアルブレード」使用時に披露する。
- リッパーブレード / フェアリアルブレード
- 手持ちの長剣。リッパーブレードで一閃した後、腕部ガトリング砲で近距離射撃を行う。
- フェアリアルブレード
- 踵のプラーナ結晶化ソードと手持ちのブレードを併せて放つ格闘パターン(攻撃プログラム)。踵の光刃2本と手の刀剣で同時に敵機を切り裂く拳脚一体の攻撃。
- フリュードライフル / フリュードランチャー / ハイフリュードランチャー
- 手持ちのエネルギーライフル。4連射を行う。未使用時は後ろ腰のスカートにマウント(固定)して携帯している(「アセイルダンサー」で詳細を確認可能)。ARが使用する「セーヴィングライフル」と同型の機関部からアタッチメントの1つと思われる。
- フリュードランチャー
- ライフルに大出力用のアタッチメントランチャーを装着した状態。高エネルギービームを発射する。ライフル同様、未使用時は後ろ腰のスカートにマウント(固定)して携帯している(銃→アタッチメント→アタッチメント→銃)という並び。
- ハイフリュードランチャー
- 条件を満たすことで獲得する「フリュードランチャー」の強化版。肩(本体)とランチャーをバイパスすることで最大出力の砲撃を行う。なお、魔装機神シリーズでは珍しい2段階ランクアップ武器でもある。
- モータルエクセクター / アセイルダンサー
- 接続可能な二対のブレード。2本構えて突撃、敵の周りを回りながら連続で切り刻み、とどめに両側に接続したブレードを構え自分が回転し投げつけ、急回転したブレードが敵を引き裂く。最後はブーメランのようにリジェリオールの手元に帰ってくる。その武器の形状と性質からゲシュテルベン改の「カイリー・クレーバー」との類似を指摘されており、イルゼノン社が地上のダニエル・インストゥルメンツ社の兵器を多用していることからなんらかの関連性があると見られている。考えられる可能性は、同社に所属していたライオネルからの情報あたりか。
- アセイルダンサー
- 全ての兵装を連続で使用するコマンドプログラム。演出の構成は、「2丁の光線銃による移動射撃→モータルエクセクター&ライフル射撃→刀剣の投擲&クリスタライザー(蹴撃)→換装を終えた2丁の光線砲を斉射」となる。
- 「モータルエクセクター」のランクアップ武器として登録されているが、メルセン搭乗機にも敵補正の一環としてこのコマンドが用意されている(そのかわりエクセクターやランチャーもない)。
- なお、「ハイフリュードランチャー」の習得には一切関係しない。ランクアップさせていなくても、あるイベントで強制的に使用されるため、どちらも取得していなかった場合は「なんだこの武装は」と思うこと請け合いである。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
機体BGM編集
- 「強くなりたい……」
- エリシアの専用曲。