「バーグラリードッグ」の版間の差分

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== ATM-09-DD バーグラリードッグ ==
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[ボトムズシリーズ]]
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| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]
**[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]
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*{{登場作品 (メカ)|装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端}}
**装甲騎兵ボトムズ 孤影再び
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*{{登場作品 (メカ)|装甲騎兵ボトムズ 孤影再び}}
*分類:ミッド級[[アーマード・トルーパー]]
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| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}
*型式番号:ATM-09-DD
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
<!--*[[全長一覧|全高]](降着形態時):3.804m(2.208m)
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| SRWでの分類 = [[機体]]
*乾燥重量:6.387t
+
}}
*巡航走行速度:41.0km/h
 
*最大[[出力]]:230Hp
 
*PR液総量(予備): 184リットル(20リットル)
 
*開発者:メルキア星・アデルハビッツ社
 
-->
 
*所属:ギルガメス連合軍
 
*主なパイロット:[[キリコ・キュービィー]]、他多数
 
*メカニックデザイン:大河原邦男
 
  
ギルガメス軍の主力AT『[[スコープドッグ]]』の荒地戦仕様機体。<br />脚部に不整地走破用のソリ型駆動ユニット「トランプルリガー」を、左肩部に長距離砲「ドロッパーズフォールディングガン」を装備している。さらに各部にミサイルランチャーやガトリングガンを搭載しているなど、かなりの重装備の機体となっており見た目は[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]を彷彿とさせる。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = ミッド級[[アーマード・トルーパー]]
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| 生産形態 = 改修機
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| 型式番号 = [[型式番号::ATM-09-DD]]
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| 全高 = 3.852 m
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;降着形態時
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:2.298 m
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| 乾燥重量 = 6.597 t
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| 基本待機重量 = 7.423 t
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| 最大出力 = 370 Hp
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| 最大トルク = 121 kg/m
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| マッスルシリンダー = 1P-MJ-S4
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| ポリマーリンゲル液 = DT-MS-P
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| 巡航速度 = 49.0 km/h
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| 最高走行速度 = 83.0 km/h
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| 装甲厚 = 6-14 mm
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| PR液総量 = 195リットル
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;予備
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| 原型機 = '''[[スコープドッグ]]'''
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| 所属 = {{所属 (メカ)|ギルガメス連合軍}}
 +
| 乗員人数 = 1名
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| 主なパイロット = [[パイロット::キリコ・キュービィー]]
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}}
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'''バーグラリードッグ'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の[[登場メカ]]
  
その重装備さ故か扱いが難しく、ギルガメス軍では正式採用はされていない。
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== 概要 ==
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[[ギルガメス連合|ギルガメス軍]]の主力AT『[[スコープドッグ]]』の荒地戦仕様機体。
  
== 登場作品 ==
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脚部に不整地走破用のソリ型駆動ユニット「トランプルリガー」を、左肩部に長距離砲「ドロッパーズフォールディングガン」を装備している。さらに各部にミサイルランチャーやガトリングガンを搭載しているなど、前方及び上方への攻撃能力に特化させた強襲仕様の設計が施されている。見た目は[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]を彷彿とさせる。
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そのピーキーな設計コンセプト故か扱いが難しく、ギルガメス軍では正式採用はされていない。
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==== バリエーション ====
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;バーグラリードッグ(黒い稲妻旅団仕様)
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:『孤影再び』に登場。頭部アンテナが稲妻を模している他、トランプルリガーの形状が異なっている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:初登場作品。
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:初登場作品。[[マーティアル教団]]総本山にフィアナ奪還に赴くキリコの為にゴウト等が用意した。各種武装の追加で継戦能力が上がり、全体攻撃も2種類もある。
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:換装パーツ名は「強襲仕様」。そのため運動性も移動力も素のスコープドッグより上で[[陸]]の[[地形適応]]もS。事実上前作までのRSCの上位互換的な形態になっている。
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
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:ダブル・ヘビィマシンガンが追加された。最速での登場は宗介救出ルート第18話「孤影」。つまり、黒い稲妻旅団が初戦の相手となる。原作を知らないと多勢に無勢にも程があるという状況(それでも原作の250機より圧倒的に少ない)から始まり、'''あっという間'''に弾切れになってしまうので、そこは注意(使いやすさにかまけて弾数の確認を怠るかもしれないのでより注意)。性能は申し分なしで、ミスリルルート第38話「幻影」でアサルト・コンバットの攻撃力が増加する事もあり、終盤戦までかなり長く使っていける。
 +
:黒い稲妻旅団仕様の機体は、宗介救出ルート18話のみ敵として登場。性能は高くないので、[[AG]]のエーストークを見るために撃墜数を稼がせてやってもいい。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2020年3月のイベント「異端 と 騎士団」期間限定参戦。大器型SSRシューター。
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:本イベントでは[[黒の騎士団]]にキリコが保護された際に、壊れたスコープドックを[[ラクシャータ・チャウラー]]が修理・改造した機体となっている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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==== 武装 ====
 
;アームパンチ
 
;アームパンチ
:
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:カートリッジ式の炸薬で腕を高速伸縮させ、パンチの威力を高める固定兵装。
;ヘヴィマシンガン / ヘヴィマシンガン改
 
:『孤影再び』では両手持ちを披露。
 
;7連装ミサイルポッド
 
:ランドセル右部に搭載。
 
 
;3連装SMMランチャー
 
;3連装SMMランチャー
 
:右腰部に搭載。
 
:右腰部に搭載。
 
;ガトリングガン
 
;ガトリングガン
 
:左腰部に搭載。
 
:左腰部に搭載。
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;7連装ミサイルポッド
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:ランドセル右部に搭載。
 
;ドロッパーズフォールディングガン
 
;ドロッパーズフォールディングガン
 
:ランドセル左部に搭載されている展開式のロングレンジキャノン砲。
 
:ランドセル左部に搭載されている展開式のロングレンジキャノン砲。
:取り外しが出来るらしく、『孤影再び』では装備していない機体も見られた。
+
:オプション装備のようで、『孤影再び』ではキリコは装備せず、また黒い稲妻旅団にも装備していない機体が見られた。
 +
:『第3次Z』では対空の場合ロックする演出(画面が緑色になる)が入る
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;GAT-22 ヘヴィマシンガン
 +
:スコープドッグの標準的携帯火器。液体火薬を使用した30mm機銃弾が120発装填され、連射および単射が可能。オプションとしてグレネードランチャーが装備出来る。
 +
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。
 +
;GAT-22C ヘヴィマシンガン改
 +
:ヘヴィマシンガンのカスタムタイプ。銃身の短縮とストックの省略が施されたショートバレル型。
 +
:「孤影再び」で二丁装備で暴れまわった。途中でノーマルのヘヴィマシンガンを敵から拾った。
 +
 
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
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;ダブル・ヘヴィマシンガン
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で追加された武装。トランプルリガーを展開、煙幕を放ちヘヴィマシンガン改二丁で銃撃、横に回ってさらに追撃。『孤影再び』での再現。地味に'''空適応B'''という欠点が存在する。
 
;アサルト・コンバット
 
;アサルト・コンバット
:全武装を使用した強襲攻撃パターン。バーグラリーの場合、マシンガンで牽制しつつ突撃→スモークディスチャージャーとガトリングで離れつつ視界をかく乱→崖の上からマシンガンと7連装ミサイルポッドで追撃→その隙に崖から降りて3連装SMMランチャー発射後マシンガンとフォールディングガンで追撃しつつ接近→武装をパージしてつかみかかりトランプルリガーを展開して押し込みながらガトリングでさらに追撃→崖にたたきつける→'''キリコがコクピットから出てきてアーマーマグナムでトドメ'''。
+
:全武装を使用した強襲攻撃パターン。バーグラリーの場合、マシンガンで牽制しつつ突撃→スモークディスチャージャーとガトリングで離れつつ視界をかく乱→崖の上からマシンガンと7連装ミサイルポッドで追撃→その隙に崖から降りて3連装SMMランチャー発射後マシンガンとフォールディングガンで追撃しつつ接近し走り去る。トドメ演出の場合は武装をパージしてつかみかかりトランプルリガーを展開して押し込みながらガトリングでさらに追撃→崖にたたきつける→'''キリコがコクピットから出てきてアーマーマグナムでトドメ'''。
 
+
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。ミサイルで足止めし、スモークで撹乱しながら各種武装で連続攻撃を行う。
<!-- === [[合体攻撃]] === -->
 
<!-- === [[特殊能力]] === -->
 
<!-- ;剣装備、盾装備、銃装備:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。 -->
 
<!-- ;[[換装]]: -->
 
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
<!-- === [[サイズ]] === -->
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:
<!-- ;SS: -->
+
 
<!-- === カスタムボーナス === -->
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=== [[サイズ]] ===
<!-- ;ボーナス内容:第2次G、GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、第2次Zで採用。 -->
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;S
 +
:
  
== 機体[[BGM]] ==
+
=== カスタムボーナス ===
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;移動力+1、全ての武器のCRT+30
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]
 +
 
 +
== 機体BGM ==
 
;「炎のさだめ」
 
;「炎のさだめ」
 +
:
  
== 対決・名場面など ==
+
== 対決・名場面 ==
 
;アレギウムの赫い霍乱(あかいかくらん)
 
;アレギウムの赫い霍乱(あかいかくらん)
:
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:フィアナ奪還のためマーティアルの聖地に単機で殴り込み次々敵の戦車とATを撃破していくキリコは、マーティアルの防衛部隊を突破するが再びテイタニアと対峙する。補助脳を起動したテイタニアの圧倒な動きに機体は破壊され自身も深手を負ってしまうが、満身創痍の薄れゆく意識の中「偶然」放たれた銃弾は跳弾し戦闘で入っていた亀裂に飛び込んでテイタニアを操る補助脳だけを破壊し、「秩序の盾」であるテイタニアが敗北した。事前にギルガメス、バララント両軍から援軍派遣の連絡があったのにも関わらず、自信満々に法王自らそれを断った上での「赤い耐圧服を着た一人のAT乗り」により起こされたこの一件で、マーティアルの権威は地に落ちることになった。
 
+
:なお「霍乱」とは中国医学における病名の一種で、下痢や嘔吐を伴う病気(コレラや食中毒など)の総称とされている。大規模病災の如く多大な犠牲をもたらしたキリコを「神の権威など全く通用しない病禍」に例えたのだろう。
== 関連機体 ==
 
;[[スコープドッグ]]
 
:原型機。
 
;バーグラリードッグ(黒い稲妻旅団仕様)
 
:『孤影再び』に登場。頭部アンテナが稲妻を模している他、トランプルリガーの形状が異なっている。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
一部PS用ゲームソフトにも本機体が登場しているが、そこでは舞台となる時代は『赫奕たる異端』以降ではなくTVシリーズ基準のものとなっており、その事を考えると本機体はTVシリーズの時代から既に構想が存在していた事となる。
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*一部PS用ゲームソフトにも本機体が登場しているが、そこでは舞台となる時代は『赫奕たる異端』以降ではなくTVシリーズ基準のものとなっており、その事を考えると本機体はTVシリーズの時代から既に構想が存在していた事となる。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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2023年8月29日 (火) 12:20時点における最新版

バーグラリードッグは「ボトムズシリーズ」の登場メカ

バーグラリードッグ
登場作品

ボトムズシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 ミッド級アーマード・トルーパー
生産形態 改修機
型式番号 ATM-09-DD
全高

3.852 m

降着形態時
2.298 m
乾燥重量 6.597 t
基本待機重量 7.423 t
最大出力 370 Hp
最大トルク 121 kg/m
マッスルシリンダー 1P-MJ-S4
ポリマーリンゲル液 DT-MS-P
巡航速度 49.0 km/h
最高走行速度 83.0 km/h
装甲厚 6-14 mm
PR液総量

195リットル

予備
40リットル
原型機 スコープドッグ
所属 ギルガメス連合軍
乗員人数 1名
主なパイロット キリコ・キュービィー
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概要編集

ギルガメス軍の主力AT『スコープドッグ』の荒地戦仕様機体。

脚部に不整地走破用のソリ型駆動ユニット「トランプルリガー」を、左肩部に長距離砲「ドロッパーズフォールディングガン」を装備している。さらに各部にミサイルランチャーやガトリングガンを搭載しているなど、前方及び上方への攻撃能力に特化させた強襲仕様の設計が施されている。見た目はスコープドッグ・レッドショルダーカスタムを彷彿とさせる。

そのピーキーな設計コンセプト故か扱いが難しく、ギルガメス軍では正式採用はされていない。

バリエーション編集

バーグラリードッグ(黒い稲妻旅団仕様)
『孤影再び』に登場。頭部アンテナが稲妻を模している他、トランプルリガーの形状が異なっている。

登場作品と操縦者編集

Zシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。マーティアル教団総本山にフィアナ奪還に赴くキリコの為にゴウト等が用意した。各種武装の追加で継戦能力が上がり、全体攻撃も2種類もある。
換装パーツ名は「強襲仕様」。そのため運動性も移動力も素のスコープドッグより上で地形適応もS。事実上前作までのRSCの上位互換的な形態になっている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ダブル・ヘビィマシンガンが追加された。最速での登場は宗介救出ルート第18話「孤影」。つまり、黒い稲妻旅団が初戦の相手となる。原作を知らないと多勢に無勢にも程があるという状況(それでも原作の250機より圧倒的に少ない)から始まり、あっという間に弾切れになってしまうので、そこは注意(使いやすさにかまけて弾数の確認を怠るかもしれないのでより注意)。性能は申し分なしで、ミスリルルート第38話「幻影」でアサルト・コンバットの攻撃力が増加する事もあり、終盤戦までかなり長く使っていける。
黒い稲妻旅団仕様の機体は、宗介救出ルート18話のみ敵として登場。性能は高くないので、AGのエーストークを見るために撃墜数を稼がせてやってもいい。

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年3月のイベント「異端 と 騎士団」期間限定参戦。大器型SSRシューター。
本イベントでは黒の騎士団にキリコが保護された際に、壊れたスコープドックをラクシャータ・チャウラーが修理・改造した機体となっている。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

アームパンチ
カートリッジ式の炸薬で腕を高速伸縮させ、パンチの威力を高める固定兵装。
3連装SMMランチャー
右腰部に搭載。
ガトリングガン
左腰部に搭載。
7連装ミサイルポッド
ランドセル右部に搭載。
ドロッパーズフォールディングガン
ランドセル左部に搭載されている展開式のロングレンジキャノン砲。
オプション装備のようで、『孤影再び』ではキリコは装備せず、また黒い稲妻旅団にも装備していない機体が見られた。
『第3次Z』では対空の場合ロックする演出(画面が緑色になる)が入る
GAT-22 ヘヴィマシンガン
スコープドッグの標準的携帯火器。液体火薬を使用した30mm機銃弾が120発装填され、連射および単射が可能。オプションとしてグレネードランチャーが装備出来る。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。
GAT-22C ヘヴィマシンガン改
ヘヴィマシンガンのカスタムタイプ。銃身の短縮とストックの省略が施されたショートバレル型。
「孤影再び」で二丁装備で暴れまわった。途中でノーマルのヘヴィマシンガンを敵から拾った。

必殺技編集

ダブル・ヘヴィマシンガン
第3次Z天獄篇』で追加された武装。トランプルリガーを展開、煙幕を放ちヘヴィマシンガン改二丁で銃撃、横に回ってさらに追撃。『孤影再び』での再現。地味に空適応Bという欠点が存在する。
アサルト・コンバット
全武装を使用した強襲攻撃パターン。バーグラリーの場合、マシンガンで牽制しつつ突撃→スモークディスチャージャーとガトリングで離れつつ視界をかく乱→崖の上からマシンガンと7連装ミサイルポッドで追撃→その隙に崖から降りて3連装SMMランチャー発射後マシンガンとフォールディングガンで追撃しつつ接近し走り去る。トドメ演出の場合は武装をパージしてつかみかかりトランプルリガーを展開して押し込みながらガトリングでさらに追撃→崖にたたきつける→キリコがコクピットから出てきてアーマーマグナムでトドメ
『X-Ω』では必殺スキルに採用。ミサイルで足止めし、スモークで撹乱しながら各種武装で連続攻撃を行う。

移動タイプ編集

サイズ編集

S

カスタムボーナス編集

移動力+1、全ての武器のCRT+30
第3次Z

機体BGM編集

「炎のさだめ」

対決・名場面編集

アレギウムの赫い霍乱(あかいかくらん)
フィアナ奪還のためマーティアルの聖地に単機で殴り込み次々敵の戦車とATを撃破していくキリコは、マーティアルの防衛部隊を突破するが再びテイタニアと対峙する。補助脳を起動したテイタニアの圧倒な動きに機体は破壊され自身も深手を負ってしまうが、満身創痍の薄れゆく意識の中「偶然」放たれた銃弾は跳弾し戦闘で入っていた亀裂に飛び込んでテイタニアを操る補助脳だけを破壊し、「秩序の盾」であるテイタニアが敗北した。事前にギルガメス、バララント両軍から援軍派遣の連絡があったのにも関わらず、自信満々に法王自らそれを断った上での「赤い耐圧服を着た一人のAT乗り」により起こされたこの一件で、マーティアルの権威は地に落ちることになった。
なお「霍乱」とは中国医学における病名の一種で、下痢や嘔吐を伴う病気(コレラや食中毒など)の総称とされている。大規模病災の如く多大な犠牲をもたらしたキリコを「神の権威など全く通用しない病禍」に例えたのだろう。

余談編集

  • 一部PS用ゲームソフトにも本機体が登場しているが、そこでは舞台となる時代は『赫奕たる異端』以降ではなくTVシリーズ基準のものとなっており、その事を考えると本機体はTVシリーズの時代から既に構想が存在していた事となる。

商品情報編集