「ボトムズシリーズ」の版間の差分

 
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== ボトムズシリーズ ==
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'''ボトムズシリーズ'''は『[[装甲騎兵ボトムズ]]』およびその派生作品群。
[[高橋作品]]のひとつ『[[装甲騎兵ボトムズ]]』およびその派生作品群。<br />ボトムズシリーズに類する作品のほとんどが[[キリコ・キュービィー]]を主人公にしているが、キリコが出てこない外伝作品もいくつかある。<br />また、近年では[[ガンダムシリーズ]]と同じように「初代のTVシリーズとは異なる世界」を舞台にした作品も出てきている。<br />(以後、キリコを主人公にするものを「本編」、キリコを主人公にしないものを「外伝」、TVシリーズとのつながりが薄いものを「その他」に分類する。)
 
  
キリコを主人公とする本編作品の時系列は<br /> 野望のルーツ ⇒ ペールゼン・ファイルズ ⇒ TVシリーズ・ウド編(1話~13話) ⇒ ザ・ラストレッドショルダー ⇒ TVシリーズ・クメン編~クエント編(14話~52話) ⇒ ビッグバトル ⇒ TVシリーズエピローグ(52話の最終シーン) ⇒ 赫奕たる異端 孤影再び 幻影篇 の順。
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== 概要 ==
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ボトムズシリーズに属する作品のほとんどが[[キリコ・キュービィー]]を[[主人公]]にしているが、キリコが登場しない外伝作品もいくつかある。
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基本的に[[アストラギウス銀河]]を舞台とするが、2011年には[[ガンダムシリーズ]]と同じように初代のTVシリーズとは異なる世界を舞台にした作品も制作されている。また初代が唯一のテレビアニメで、それ以外の映像作品はOVAや劇場用作品となる。以後、キリコを主人公にするものを「本編」、キリコを主人公にしないものを「[[外伝]]」、TVシリーズとのつながりが薄いものを「その他」に分類する。
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ちなみに、キリコを主人公とする本編作品の時系列は以下のとおり。
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#野望のルーツ
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#ペールゼン・ファイルズ
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#TVシリーズ・ウド編(第1話~第13話)
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#ザ・ラストレッドショルダー
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#TVシリーズ・クメン編~クエント編(第14話~第52話)
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#ビッグバトル
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#TVシリーズエピローグ(第52話の最終シーン)
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#赫奕たる異端
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#孤影再び
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#幻影篇
  
 
== 作品リスト ==
 
== 作品リスト ==
 
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=== 本編 ===
=== TVシリーズ ===
 
 
;[[装甲騎兵ボトムズ]]
 
;[[装甲騎兵ボトムズ]]
:1983年から1984年にかけて放送。全52話4クールが「ウド編」・「クメン編」・「サンサ編」・「クエント編」と分かれている。
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:1983年から1984年にかけて放送。全52話で「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」の4部構成となっている。
 
 
=== OVA ===
 
 
;[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]]
 
;[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]]
:1985年発売。TVシリーズのウド編とクメン編の間に位置するエピソード。実はイプシロンとキリコのファーストコンタクトも描いている。
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:1985年発売。略して『LRS』。TVシリーズのウド編とクメン編の間に位置するエピソード。[[キリコ・キュービィー|キリコ]]と[[イプシロン]]とのファーストコンタクトも描いている。
 
;[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル]]
 
;[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル]]
 
:1986年発売。TVシリーズエピローグの前に位置するエピソード。
 
:1986年発売。TVシリーズエピローグの前に位置するエピソード。
 
;[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]]
 
;[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]]
:1988年発売。『ザ・ラストレッドショルダー』の前日談。
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:1988年発売。TVシリーズの前日譚で、『LRS』へと繋がるストーリーが描かれる。
 
;[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]
 
;[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]
:1994年発売。TVシリーズスタッフによるTVシリーズの後日談で32年後の世界が舞台。
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:1994年発売。TVシリーズの[[続編]]で、32年後の世界が舞台。
 
;[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]
 
;[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]
:2007年から2008年にかけて発売。『野望のルーツ』とTVシリーズ第1話を繋ぐエピソード。2009年に劇場版も公開。
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:2007年から2008年にかけて発売。『野望のルーツ』とTVシリーズ第1話を繋ぐエピソード。2009年に劇場版も公開。本作品よりATが3DCGで描かれるようになる。またバンダイナムコグループがシリーズの製作に初参画した。
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;[[装甲騎兵ボトムズ 幻影篇]]
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:2010年発売。『赫奕』『孤影』の続編。メディアによっては「完結編」として扱われていたが公式サイトではそのような明記はなく、高橋良輔監督もシリーズ続行の考えを示しており、後述の『神の子篇』へと続いている。
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;[[装甲騎兵ボトムズ 孤影再び]]
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:『赫奕』の後日談であり、『幻影篇』のミッシングリンク作品。
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:2006年から2007年にかけて高橋監督が雑誌連載小説として発表、その後アニメ化が発表され2011年4月にOVAが発売、原作小説も同年6月に単行本化された。
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=== 外伝 ===
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;[[機甲猟兵メロウリンク]]
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:1988年から1989年にかけて発売。監督は神田武幸氏で、高橋氏は原作とストーリー構成を担当。
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:ロボットアニメでありながら主人公はロボットに搭乗せず、[[生身ユニット|生身]]で敵に立ち向かうという異色の作品。
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=== 関連作品 ===
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;[[OBSOLETE]]
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:2020年配信のWebアニメ。「ボトムズシリーズ」とコラボレーションをした機体・[[RSC装甲騎兵型 エグゾフレーム]]が登場している。
  
 
== スパロボ未参戦作品 ==
 
== スパロボ未参戦作品 ==
=== OVA(本編) ===
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=== 本編 ===
;装甲騎兵ボトムズ 孤影再び
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;装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇
:『赫奕たる異端』の続編。キリコとバニラ達との再会やテイタニアとの共闘などが描かれている。2006年から2007年にかけて高橋監督が雑誌連載小説として発表、2011年4月にTVスタッフ達の手によるアニメ版が発売。原作小説も同年6月に単行本化。
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:2020~2022年、ウェブ連載の[[小説]]。単行本は上下巻。『幻影篇』の後日談。
;装甲騎兵ボトムズ 幻影篇
 
:2010年発売。『孤影再び』の続編で、キリコを追うバニラ達の道中や約30年後のTVシリーズの主な舞台を描いている。シリーズ完結編とも言われているが、公式サイトでは完結編とは言われておらず、高橋監督もシリーズ続行の考えを示している。
 
  
=== OVA(外伝) ===
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=== 外伝 ===
;機甲猟兵メロウリンク
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;装甲騎兵ボトムズ ザ・バトリングロード
:1988年から1989年にかけて発売。監督は神田武幸氏で、高橋氏は原作とストーリー構成を担当。ロボットアニメでありながら主人公はロボットに乗らず、生身で敵に立ち向かうという異色の作品。声優の大塚明夫氏のデビュー作でもある。
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:1993年に発売したゲーム作品。
;装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン)
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;装甲騎兵ボトムズ ライトニングスラッシュ
:2011年発売。バトリングを主な舞台とした作品。『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』を手がけたスタッフが制作する。
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:1999年に発売したゲーム作品。
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;装甲騎兵ボトムズ 鋼鉄の軍勢
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:1999年に発売したゲーム作品。
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;装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン)
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:2011年発売。『ビッグバトル』同様バトリングを主題としたOVA作品で、八百長試合専門のバトリング選手「アービン・レスター」の戦いを描く。
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:[[コードギアスシリーズ]]』を手がけたスタッフが制作する。『ペールゼン・ファイルズ』以降のボトムズ本編シリーズと異なり、ATは手描き。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
;青の騎士ベルゼルガ物語
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;装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語
:模型誌のタイアップ企画を発端とする、はままさのり原作の外伝[[小説]]作品。全4巻。『ボトムズ』の世界観に基づき最初はバトリングを中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインがだんだん世界観から逸脱していった(現に当作品で創作された設定や世界観の殆どはボトムズ本編世界には採用されていない)ことでも知られている。その際たるものが、本作オリジナル機体で総てのATの始祖でもある究極のオーパーツ機体「レグジオネータ」と、それを倒すために生まれた最強の機体「ベルゼルガ テスタロッサ」のどう見てもスーパーロボットな性能と活躍、そしてこのレグジオネーターが原作者はま氏のオリジナルでボトムズ世界とは無関係の別作品「兇兵器ヴァン・ビール」に無断転用されている事で、これらが作品の評価を大きく分けている要因となっている。ただし藤田一巳・幡池裕行のデザインしたAT群は、ヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。キャラクターデザインおよび挿絵を担当したのは幡池裕行こと伊東岳彦氏。
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:タカラの刊行していた模型誌『デュアルマガジン』のタイアップ企画を発端とする、伸童舎企画による[[小説]]作品。執筆担当は後に『ビッグバトル』の脚本も手がけるはままさのり氏で、1985年から1987年にかけて発表された。全4巻。
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:『ボトムズ』の世界観に基づき最初は[[バトリング]]を中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインが次第に世界観から逸脱していった(現に[[黒歴史|当作品で創作された設定や世界観の殆どは後のボトムズシリーズ本編には反映されていない]])<ref>『野望のルーツ』に主人公らしき人物がカメオ出演している程度。</ref>ことでも知られている。
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:その最もたるものが本作のオリジナル機体である、総てのATの始祖という驚愕のバックボーンを有する究極のAT「レグジオネータ」の存在と、それを倒すために生まれたやはり本作オリジナル機体である最強のAT「ベルゼルガ テスタロッサ」のあまりにスーパーロボット然とした性能と戦闘描写であり、更にレグジオネータが執筆者のはま氏のオリジナルで「ボトムズシリーズ」とは無関係の小説作品『兇兵器ヴァン・ヴィール』へと無断転用された事もあって、作品の評価を大きく分けている要因となっている。
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:ただし、[[スタッフ:藤田一巳|藤田一巳]]・[[スタッフ:伊東岳彦|幡池裕行]]両氏のデザインした本作オリジナルのAT群<ref>なお各ATには複数の形態がある。これは元々の模型誌で藤田氏がデザインしたATを小説では幡池氏が全く別のデザインで挿絵として描き、さらに藤田氏が『ホビージャパン』のムック向けに幡池氏のイラストを基にリデザインしているため。</ref>のビジュアルは評価が高く、特にテスタロッサはある意味[[ベルゼルガ]]の中で最もヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。
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:上記したように権利的にグレーゾーンな部分もあって2000年代以降は朝日文庫から刊行されている原作小説を除き、メディア露出が大幅に縮小され顧みられることが少なくなっていたが、2020年にバンダイから商品化<ref>バンダイキャンディ事業部が展開する食玩シリーズ「スーパーミニプラ(後のSHOKUGAN MODELING PROJECT)」にてキット化。前述のレグジオネータもラインナップされていることから権利関係は概ねクリアされたものと見られる。なお版権表記については「サンライズ(協力:伸童舎)」となっている。</ref>され久々にメジャーな商業展開が行われることとなった。
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:SRWには直接登場していないが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』での[[AG]]の台詞で示唆する発言がある。
 
;装甲騎兵ボトムズ コマンド・フォークト
 
;装甲騎兵ボトムズ コマンド・フォークト
 
:模型誌『ホビージャパン』にて連載されたジオラマ小説。惑星ゲデンにおける「第501実験中隊」の死闘を描く。
 
:模型誌『ホビージャパン』にて連載されたジオラマ小説。惑星ゲデンにおける「第501実験中隊」の死闘を描く。
;装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES(クリムゾン・アイズ)
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;装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES
:杉村麦太氏の漫画。全2巻。ATパイロットの少女を主人公に据えた異色作でボトムズには珍しい女性キャラが多く出る作品。最終話に登場したベルゼルガイミテイトの人気が高い。
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:『[[鉄のラインバレル_(原作漫画版)|月刊チャンピオン]][[真マジンガー 衝撃! Z編|RED]]』にて連載されていた杉村麦太氏の[[漫画]]作品。全2巻。
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:ATパイロットの少女を主人公に据えた異色作で、ボトムズシリーズでは珍しい女性キャラに焦点を当てた作品。最終話に登場したベルゼルガイミテイトの人気が高い。
 
;装甲騎兵ボトムズ Equal ガネシス
 
;装甲騎兵ボトムズ Equal ガネシス
:高橋監督が1993年に某アニメ誌上で連載した小説。TVシリーズから300年後の世界が舞台で、この時代ではATは「ロボトライブ」と呼ばれるアンドロイド兵士に取って代わられている。長らく単行本が未刊行だったが、2011年6月に晴れて単行本化。
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:高橋良輔監督が1993年にアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』で連載していた小説作品。
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:TVシリーズから300年後の世界が舞台で、この時代ではATは「ロボトライブ」と呼ばれる[[アンドロイド]]兵士に取って代わられている。長らく単行本が未刊行だったが、2011年6月に『孤影再び』の原作小説と共に晴れて単行本化。
 
;ボトムズファインダー
 
;ボトムズファインダー
:2011年に発売したOVA。アナザーガンダムならぬアナザーボトムズ。世界観を一新した、所謂パラレルワールド作品。
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:2011年に発売したOVA。従来のシリーズより世界観を一新した、アナザーガンダムならぬアナザーボトムズとも言うべき所謂[[パラレルワールド]]作品。ATの代わりにAt(アルトロ)というロボットが存在しており、ATよりは細身な印象が強い。
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;装甲騎兵ボトムズ 戦場の哲学者
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:2016年刊行。Web小説サイト「矢立文庫」で高橋良輔監督自らが執筆・連載されたWeb小説「絢爛たる葬列」「鉄騎兵堕ちる」を中心とした書籍。小説は元ギルガメス連合軍の傭兵が主人公。
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== 関連用語 ==
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;[[アストラギウス銀河]]
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:
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;[[百年戦争]]
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:
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;[[アーマード・トルーパー]]
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:
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;[[バトリング]]
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:
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;[[レッドショルダー]]
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:
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;[[異能生存体]]
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:
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;[[パーフェクトソルジャー]]
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:
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== 関連項目 ==
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*[[漫画#ボトムズシリーズ]]
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*[[小説#ボトムズシリーズ]]
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*[[コンピュータゲーム#ボトムズシリーズ]]
 +
*[[ドラマCD#装甲騎兵ボトムズ]]
  
 
== 関連商品 ==
 
== 関連商品 ==
=== DVD ===
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=== 小説 ===
+
== リンク ==
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+
[http://www.votoms.net/ 公式サイト]
  
=== 漫画 ===
+
== 脚注 ==
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+
<references />
<!-- == リンク == -->
 
  
 
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2024年4月25日 (木) 16:44時点における最新版

ボトムズシリーズは『装甲騎兵ボトムズ』およびその派生作品群。

概要編集

ボトムズシリーズに属する作品のほとんどがキリコ・キュービィー主人公にしているが、キリコが登場しない外伝作品もいくつかある。

基本的にアストラギウス銀河を舞台とするが、2011年にはガンダムシリーズと同じように初代のTVシリーズとは異なる世界を舞台にした作品も制作されている。また初代が唯一のテレビアニメで、それ以外の映像作品はOVAや劇場用作品となる。以後、キリコを主人公にするものを「本編」、キリコを主人公にしないものを「外伝」、TVシリーズとのつながりが薄いものを「その他」に分類する。

ちなみに、キリコを主人公とする本編作品の時系列は以下のとおり。

  1. 野望のルーツ
  2. ペールゼン・ファイルズ
  3. TVシリーズ・ウド編(第1話~第13話)
  4. ザ・ラストレッドショルダー
  5. TVシリーズ・クメン編~クエント編(第14話~第52話)
  6. ビッグバトル
  7. TVシリーズエピローグ(第52話の最終シーン)
  8. 赫奕たる異端
  9. 孤影再び
  10. 幻影篇

作品リスト編集

本編編集

装甲騎兵ボトムズ
1983年から1984年にかけて放送。全52話で「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」の4部構成となっている。
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー
1985年発売。略して『LRS』。TVシリーズのウド編とクメン編の間に位置するエピソード。キリコイプシロンとのファーストコンタクトも描いている。
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
1986年発売。TVシリーズエピローグの前に位置するエピソード。
装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ
1988年発売。TVシリーズの前日譚で、『LRS』へと繋がるストーリーが描かれる。
装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端
1994年発売。TVシリーズの続編で、32年後の世界が舞台。
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ
2007年から2008年にかけて発売。『野望のルーツ』とTVシリーズ第1話を繋ぐエピソード。2009年に劇場版も公開。本作品よりATが3DCGで描かれるようになる。またバンダイナムコグループがシリーズの製作に初参画した。
装甲騎兵ボトムズ 幻影篇
2010年発売。『赫奕』『孤影』の続編。メディアによっては「完結編」として扱われていたが公式サイトではそのような明記はなく、高橋良輔監督もシリーズ続行の考えを示しており、後述の『神の子篇』へと続いている。
装甲騎兵ボトムズ 孤影再び
『赫奕』の後日談であり、『幻影篇』のミッシングリンク作品。
2006年から2007年にかけて高橋監督が雑誌連載小説として発表、その後アニメ化が発表され2011年4月にOVAが発売、原作小説も同年6月に単行本化された。

外伝編集

機甲猟兵メロウリンク
1988年から1989年にかけて発売。監督は神田武幸氏で、高橋氏は原作とストーリー構成を担当。
ロボットアニメでありながら主人公はロボットに搭乗せず、生身で敵に立ち向かうという異色の作品。

関連作品編集

OBSOLETE
2020年配信のWebアニメ。「ボトムズシリーズ」とコラボレーションをした機体・RSC装甲騎兵型 エグゾフレームが登場している。

スパロボ未参戦作品編集

本編編集

装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇
2020~2022年、ウェブ連載の小説。単行本は上下巻。『幻影篇』の後日談。

外伝編集

装甲騎兵ボトムズ ザ・バトリングロード
1993年に発売したゲーム作品。
装甲騎兵ボトムズ ライトニングスラッシュ
1999年に発売したゲーム作品。
装甲騎兵ボトムズ 鋼鉄の軍勢
1999年に発売したゲーム作品。
装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン)
2011年発売。『ビッグバトル』同様バトリングを主題としたOVA作品で、八百長試合専門のバトリング選手「アービン・レスター」の戦いを描く。
コードギアスシリーズ』を手がけたスタッフが制作する。『ペールゼン・ファイルズ』以降のボトムズ本編シリーズと異なり、ATは手描き。

その他編集

装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語
タカラの刊行していた模型誌『デュアルマガジン』のタイアップ企画を発端とする、伸童舎企画による小説作品。執筆担当は後に『ビッグバトル』の脚本も手がけるはままさのり氏で、1985年から1987年にかけて発表された。全4巻。
『ボトムズ』の世界観に基づき最初はバトリングを中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインが次第に世界観から逸脱していった(現に当作品で創作された設定や世界観の殆どは後のボトムズシリーズ本編には反映されていない[1]ことでも知られている。
その最もたるものが本作のオリジナル機体である、総てのATの始祖という驚愕のバックボーンを有する究極のAT「レグジオネータ」の存在と、それを倒すために生まれたやはり本作オリジナル機体である最強のAT「ベルゼルガ テスタロッサ」のあまりにスーパーロボット然とした性能と戦闘描写であり、更にレグジオネータが執筆者のはま氏のオリジナルで「ボトムズシリーズ」とは無関係の小説作品『兇兵器ヴァン・ヴィール』へと無断転用された事もあって、作品の評価を大きく分けている要因となっている。
ただし、藤田一巳幡池裕行両氏のデザインした本作オリジナルのAT群[2]のビジュアルは評価が高く、特にテスタロッサはある意味ベルゼルガの中で最もヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。
上記したように権利的にグレーゾーンな部分もあって2000年代以降は朝日文庫から刊行されている原作小説を除き、メディア露出が大幅に縮小され顧みられることが少なくなっていたが、2020年にバンダイから商品化[3]され久々にメジャーな商業展開が行われることとなった。
SRWには直接登場していないが、『第3次Z時獄篇』でのAGの台詞で示唆する発言がある。
装甲騎兵ボトムズ コマンド・フォークト
模型誌『ホビージャパン』にて連載されたジオラマ小説。惑星ゲデンにおける「第501実験中隊」の死闘を描く。
装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES
月刊チャンピオンRED』にて連載されていた杉村麦太氏の漫画作品。全2巻。
ATパイロットの少女を主人公に据えた異色作で、ボトムズシリーズでは珍しい女性キャラに焦点を当てた作品。最終話に登場したベルゼルガイミテイトの人気が高い。
装甲騎兵ボトムズ Equal ガネシス
高橋良輔監督が1993年にアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』で連載していた小説作品。
TVシリーズから300年後の世界が舞台で、この時代ではATは「ロボトライブ」と呼ばれるアンドロイド兵士に取って代わられている。長らく単行本が未刊行だったが、2011年6月に『孤影再び』の原作小説と共に晴れて単行本化。
ボトムズファインダー
2011年に発売したOVA。従来のシリーズより世界観を一新した、アナザーガンダムならぬアナザーボトムズとも言うべき所謂パラレルワールド作品。ATの代わりにAt(アルトロ)というロボットが存在しており、ATよりは細身な印象が強い。
装甲騎兵ボトムズ 戦場の哲学者
2016年刊行。Web小説サイト「矢立文庫」で高橋良輔監督自らが執筆・連載されたWeb小説「絢爛たる葬列」「鉄騎兵堕ちる」を中心とした書籍。小説は元ギルガメス連合軍の傭兵が主人公。

関連用語編集

アストラギウス銀河
百年戦争
アーマード・トルーパー
バトリング
レッドショルダー
異能生存体
パーフェクトソルジャー

関連項目編集

関連商品編集

リンク編集

公式サイト

脚注編集

  1. 『野望のルーツ』に主人公らしき人物がカメオ出演している程度。
  2. なお各ATには複数の形態がある。これは元々の模型誌で藤田氏がデザインしたATを小説では幡池氏が全く別のデザインで挿絵として描き、さらに藤田氏が『ホビージャパン』のムック向けに幡池氏のイラストを基にリデザインしているため。
  3. バンダイキャンディ事業部が展開する食玩シリーズ「スーパーミニプラ(後のSHOKUGAN MODELING PROJECT)」にてキット化。前述のレグジオネータもラインナップされていることから権利関係は概ねクリアされたものと見られる。なお版権表記については「サンライズ(協力:伸童舎)」となっている。