「秋山源八郎」の版間の差分
Doradokawakami (トーク | 投稿記録) 細 (→名台詞) |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
119行目: | 119行目: | ||
;「どうせ跳躍砲には防御など効かん、それよりも危険なのは我々だ」<br />「当艦は今現在各機関が全開、パッシブセンサーでも敵艦には丸見えだ、調子こくと痛い目見るぜ」 | ;「どうせ跳躍砲には防御など効かん、それよりも危険なのは我々だ」<br />「当艦は今現在各機関が全開、パッシブセンサーでも敵艦には丸見えだ、調子こくと痛い目見るぜ」 | ||
:同話でナデシコの奇策に対して。この奇策に三郎太は余裕の態度であったが、源八郎は敵艦の行動を読んで慎重な判断をしている。 | :同話でナデシコの奇策に対して。この奇策に三郎太は余裕の態度であったが、源八郎は敵艦の行動を読んで慎重な判断をしている。 | ||
− | ; | + | ;「いつまでも同じ位置に居ると思うか? このままウカウカと追いかければ、我々はミサイル網の中心に突入する事になる」<br />「そこで敵艦の重力波砲を浴びれば、大量のミサイルが誘爆して……流石に本艦の時空歪曲場ももたんだろう」 |
− | : | + | :ミサイルの奇襲に焦る三郎太を落ちつかせ、(視聴者にも)分かりやすく解説している。 |
;「すぐ回収してやれ、全くどうしようもないな、うちの副長殿は……フハハハ」 | ;「すぐ回収してやれ、全くどうしようもないな、うちの副長殿は……フハハハ」 | ||
:無断で持ち出したデンジンを撃墜されて脱出した三郎太に対して。艦を守るために緊急跳躍した三郎太には流石の源八郎も驚いていた。 | :無断で持ち出したデンジンを撃墜されて脱出した三郎太に対して。艦を守るために緊急跳躍した三郎太には流石の源八郎も驚いていた。 | ||
+ | ;「貴艦の勇猛にして大胆な指揮に敬意を表する。卑劣極まる[[連合宇宙軍|地球連合]]にも、貴君のような快男児が居るとは驚きであった。必ずや再び、戦場で相まみえん」 | ||
+ | :[[ナデシコ]]との戦いの後で打電した通達。秋山の度量の伺える檄文である。 | ||
+ | :無論、素性が分かっていないとはいえ「快男児」呼ばわりされたことに[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]は激怒していた。 | ||
;「ま、よく言うではないか。[[ライオン|獅子]]は兎を倒すのにも[[虎]]穴に入る」 | ;「ま、よく言うではないか。[[ライオン|獅子]]は兎を倒すのにも[[虎]]穴に入る」 | ||
:秋山の間違った諺その1。 | :秋山の間違った諺その1。 | ||
128行目: | 131行目: | ||
:秋山の間違った諺その2。TV版最終話においてナデシコよりカキツバタの方を優先して撃沈する方が有効と判断している。 | :秋山の間違った諺その2。TV版最終話においてナデシコよりカキツバタの方を優先して撃沈する方が有効と判断している。 | ||
:『A』などでは攻撃時の台詞として採用されている。 | :『A』などでは攻撃時の台詞として採用されている。 | ||
− | ; | + | ;「どうもこの恰好は、乗り慣れなくていかんな…」 |
− | : | + | :最終話より、[[テツジン]]に乗り込み律儀にもゲキ・ガンガーの天空ケン用のスーツを着るも慣れていないのか困惑していた。実際、秋山は大地アキラ似の容姿ではある。なお、三郎太からは「お似合いですよ」と評された。 |
+ | ;「うーん……[[正義]]を愛する熱血漢、理想の為なら死ねる男。ただ問題なのは自分の中の理想こそが人にとっても理想であると固く信じている所ですかな」 | ||
+ | :劇場版において[[ミスマル・コウイチロウ|ミスマル提督]]から聞かれた[[草壁春樹|草壁]]への人物像を分かりやすく説明して。的を射ている解説だが問題点が致命的すぎる。そして何より'''その類の人物像は最も指導者に置いてはいけないタイプの人間である。''' | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |
2024年1月20日 (土) 05:03時点における最新版
秋山源八郎は『機動戦艦ナデシコ』の登場人物。
秋山源八郎 | |
---|---|
読み | あきやま げんぱちろう |
外国語表記 | Genpachiro Akiyama |
登場作品 | |
声優 | 松本保典 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
出身 | 木星 |
所属 |
木連(TV版) 連合宇宙軍(劇場版) |
軍階級 |
少佐(TV版) 少将(劇場版) |
概要編集
木連の軍人。角刈り頭で恰幅が良い。作中ではかんなづきの艦長であり、デンジンのパイロット。ただしデンジンは部下の高杉三郎太に使わせている事が多く、最終盤では別個にテツジンを借りて搭乗していた。
諺を間違って引用する一面もあるが、豪快さと思慮深さを併せ持つ切れ者で、三郎太らと共にナデシコ撃破を図る。
登場作品と役柄編集
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 音声初収録。TV版設定。担当声優の松本保典氏は今作でスパロボ初参加。
- デンジンだけでなくかんなづきにも乗ってくる。
- 敵にしては珍しく固有の精神コマンド配列で没データにデンジン及びかんなづきの味方版仕様があることから開発段階では自軍加入が予定されていたと思われる。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。TV版設定。性格が普通で特殊技能も無いので大して強くはない。ルート選択次第では戦うことすらない。
- スーパーロボット大戦R
- TV版設定。
- スーパーロボット大戦J
- TV版設定。後半まで敵対するが、終盤に三郎太、月臣と共にスポット参戦する。
- スーパーロボット大戦W
- 第1部はTV版設定。敵として交戦する機会こそないが、地球と木連の和平のために色々と奔走しており、火星極冠遺跡での戦いでは九十九と共に草壁の不正を公表した。第2部は劇場版設定。連合軍に参画しているが、かつての身内である火星の後継者の蜂起や、軍内部の腐敗に頭を痛めていた。
- スーパーロボット大戦BX
- TV版設定。音声も新規収録されている。本作では木連とヴェイガンが結託しているため、彼らと共に出撃する場合が多い。
- 通常は第41話のスポット参戦止まりだが、隠し要素の条件を満たせばブライティクスに同行、スパロボシリーズで初めて正式に使用できるようになった。
- 原作における木連時代の彼の階級は少佐だが、本作では登場時から少将となっている。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 劇場版設定。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦MX
- 劇場版設定。ミスマル提督が出てくるときは大抵出てくる。物語終盤では極東方面軍司令部の不可解な人事異動を察知。経歴不詳の森戸圭一少将なる人物にキナ臭さを感じ、プロスペクターと月臣に周辺を探るよう指示を出す。一色からの嘲笑に激怒するジュンを、やんわりと嗜める一幕も。
- スーパーロボット大戦DD
- 劇場版設定。2章Part11から登場。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
人間関係編集
- 高杉三郎太
- 木連時代の部下。
- ミスマル・ユリカ
- 一度ナデシコと交戦した際、彼女の采配に感服して「快男児」と称賛した。
- ミスマル・コウイチロウ
- 劇場版では連合宇宙軍での上司。終盤の陽動作戦では二人で大太鼓を合奏した。
- 『BX』ではフラグを満たさなかった場合、彼と共にELSとの戦いの救援に駆け付ける。
- アオイ・ジュン
- 劇場版では連合宇宙軍での部下。
- 女子高生に手玉に取られる彼の甲斐性のなさを、ミスマル提督、ムネタケ・ヨシサダ参謀らを交えた3人で酷評していた。
- 月臣元一朗
- 友人。
- 『BX』ではフラグを満たさなかった場合、彼と共にELSとの戦いの救援に駆け付ける。
- 白鳥九十九
- 友人だったが、月臣の手にかかり命を落とす。
- 白鳥ユキナ
- 九十九の妹。小説『ルリ AからBへの物語』では、身寄りを失った彼女を引き取ろうとした。
他作品との人間関係編集
スーパー系編集
- キラー・ザ・ブッチャー
- 『IMPACT』で火星宙域にてナデシコを追い詰めた際、図らずも彼と共闘する形になってしまった。
ガンダムシリーズ編集
- リリーナ・ドーリアン
- 『W』では彼女が木連に向けて発信した際にわざとらしいまでに驚いてみせ、兵の注目を引いた。
- バーサル騎士ガンダム
- 中の人が同じであるがゆえか、『BX』の第40話では戦闘前会話が存在する。
- ブライト・ノア、カティ・マネキン、ファルク・オクラムド、ナイジェル・ギャレット、ワッツ・ステップニー、ダリル・マッギネス
- 『BX』ではフラグを満たさなかった場合、彼等と共にELSとの戦いの救援に駆け付ける。
バンプレストオリジナル編集
- デスピニス
- 『R』では同盟を組んでいるが、フロスト兄弟と結託した彼女に裏切られてしまう。
- ブレスフィールド・アーディガン
- 『W』のルート選択によっては彼を言いくるめ、その手腕に唸らせる場面がある。
名台詞編集
- 「甘いな、あの判断の早さのせいで跳躍砲の第三射が外れたのだ……敵艦長の能力は侮れん」
- TV版第20話において、逃げ出したという早計な判断を出した三郎太に対して。三郎太からは「買い被り」と言われたが、この時の源八郎の判断はかなり鋭い。
- 「どうせ跳躍砲には防御など効かん、それよりも危険なのは我々だ」
「当艦は今現在各機関が全開、パッシブセンサーでも敵艦には丸見えだ、調子こくと痛い目見るぜ」 - 同話でナデシコの奇策に対して。この奇策に三郎太は余裕の態度であったが、源八郎は敵艦の行動を読んで慎重な判断をしている。
- 「いつまでも同じ位置に居ると思うか? このままウカウカと追いかければ、我々はミサイル網の中心に突入する事になる」
「そこで敵艦の重力波砲を浴びれば、大量のミサイルが誘爆して……流石に本艦の時空歪曲場ももたんだろう」 - ミサイルの奇襲に焦る三郎太を落ちつかせ、(視聴者にも)分かりやすく解説している。
- 「すぐ回収してやれ、全くどうしようもないな、うちの副長殿は……フハハハ」
- 無断で持ち出したデンジンを撃墜されて脱出した三郎太に対して。艦を守るために緊急跳躍した三郎太には流石の源八郎も驚いていた。
- 「貴艦の勇猛にして大胆な指揮に敬意を表する。卑劣極まる地球連合にも、貴君のような快男児が居るとは驚きであった。必ずや再び、戦場で相まみえん」
- ナデシコとの戦いの後で打電した通達。秋山の度量の伺える檄文である。
- 無論、素性が分かっていないとはいえ「快男児」呼ばわりされたことにユリカは激怒していた。
- 「ま、よく言うではないか。獅子は兎を倒すのにも虎穴に入る」
- 秋山の間違った諺その1。
- 「二兎を追うものはアブハチ取らず!」
- 秋山の間違った諺その2。TV版最終話においてナデシコよりカキツバタの方を優先して撃沈する方が有効と判断している。
- 『A』などでは攻撃時の台詞として採用されている。
- 「どうもこの恰好は、乗り慣れなくていかんな…」
- 最終話より、テツジンに乗り込み律儀にもゲキ・ガンガーの天空ケン用のスーツを着るも慣れていないのか困惑していた。実際、秋山は大地アキラ似の容姿ではある。なお、三郎太からは「お似合いですよ」と評された。
- 「うーん……正義を愛する熱血漢、理想の為なら死ねる男。ただ問題なのは自分の中の理想こそが人にとっても理想であると固く信じている所ですかな」
- 劇場版においてミスマル提督から聞かれた草壁への人物像を分かりやすく説明して。的を射ている解説だが問題点が致命的すぎる。そして何よりその類の人物像は最も指導者に置いてはいけないタイプの人間である。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「…機会があれば、あの二人が結ばれるきっかけとなったラーメンを、私も食べてみたいもんですな」
- 『MX』第53話(『PORTABLE』では第54話)「魂のルフラン」より。ミスマル提督へアキトがマグネイト・テンと合流したことを報告した際に発した台詞。提督からは「あれは旨いぞ」と、その味を保証された。
- 「なんと! あれが噂に聞く平和を唱える地球の聖女殿か! おお…なんと神々しい美しさだ!」
- 『W』第1部第23話「終わらない円舞曲・終幕」より。木連に向けて発信したリリーナに対しての反応。彼女に元サンクキングダム王女という背景があるとはいえ仰々しい物言いだが、「聖女」というフレーズは木連兵には覿面に響き、一気に注目を寄せるに至った。
- 「…了解した。若き命が真っ赤に燃えさからん事を!」
- 『BX』第40話「それぞれにとって大事なモノ」より。元ネタは『ゲッターロボ』OPの一節。
- 「年貢の納め時ですな、草壁中将。あなたの正義は『みんな』の正義ではなかったのですよ」
- 『BX』第41話「君の中の英雄」より。かぐらづきを撃沈寸前まで追い込まれてもなお、『真の正義』を遂行するべく足掻こうとするが、最早戦おうとしているのが自分一人だけであるという現実に愕然とする草壁に告げた言葉。どうでもいいが、珍しく諺を正確に言っている。
- この言葉と月臣の説得もあり、とうとう草壁は投降する事となる。「あなたの正義は『みんな』の正義ではなかった」という一節は、劇場版における草壁の人物評を意識したものと思われる。
- 「はっはっはっは!これぞ『可愛い子には憎まれ口』、ですな」
- 同話エンドデモにて、ヴェイガンへの憎しみが氷解し、「変わった」とオットーに評されてムッとするフリットのやり取りにこう反応する。おなじみの間違った諺である。