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− | + | その名の通り非常にプライドの高い傲慢な性格で、一般隊員を平然と見下し、選ばれた精鋭の身分をひけらかすことを憚らない。それでいて、追い詰めたグレンダイザーに止めを刺さず、わざと逃がして熱線追跡装置でグレンダイザーの秘密基地を発見しようとするなど策士でもあり、その地位や態度、余裕ぶりが相応の実力によって裏打ちされたものであることが伺える。実際に戦闘では第7話冒頭で敵と間違えて襲ってきた[[フイフイ]]を乗機ギンギンで一蹴。地球では二度もグレンダイザーと[[デューク・フリード]]をアクロバティックな戦闘方法で追い詰め、パイロットとしての優秀さを遺憾なく発揮していた。ブラッキーの横槍がなければグレンダイザーは敗退していたと思われる。 | |
酒が好きなのか、出撃前にも関わらず[[マザーバーン]]内ではワインと思わしき物を飲んでいる。余談だが、その時のワイングラスは中々悪趣味なデザインである。 | 酒が好きなのか、出撃前にも関わらず[[マザーバーン]]内ではワインと思わしき物を飲んでいる。余談だが、その時のワイングラスは中々悪趣味なデザインである。 | ||
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− | :1章Part9より登場するエネミーユニット。初登場ステージで[[ヴァース帝国]]が行っている隕石爆撃を使用し、隕石の中に自身の部隊を偽装させるなど、愛機ギンギンと共に策士ぶりを見せつけてくれる。同時に原作アニメを彷彿とさせる傲慢ぶりも発揮しており、ブラッキーやガンダルからは嫌な顔をされている。[[バレンドス親衛隊長]]に言及する場面もあり、上司と部下の関係であることが明言された。2章Part7ではヴァース帝国の牽制を担当している事が明言されている。また上層部が投入した[[メカギルギルガン]]に秘められた真の意思を汲み取り、流石に焦りを募らせている。3章Part1ではディバイン・ドゥアーズとヴァース帝国の決戦を知り、漁夫の利を狙って[[デューカリオン]]を襲撃するも、グレンダイザー・[[ビルバイン]]・[[サーバイン]] | + | :1章Part9より登場するエネミーユニット。初登場ステージで[[ヴァース帝国]]が行っている隕石爆撃を使用し、隕石の中に自身の部隊を偽装させるなど、愛機ギンギンと共に策士ぶりを見せつけてくれる。同時に原作アニメを彷彿とさせる傲慢ぶりも発揮しており、ブラッキーやガンダルからは嫌な顔をされている。[[バレンドス親衛隊長]]に言及する場面もあり、上司と部下の関係であることが明言された。2章Part7ではヴァース帝国の牽制を担当している事が明言されている。また上層部が投入した[[メカギルギルガン]]に秘められた真の意思を汲み取り、流石に焦りを募らせている。3章Part1ではディバイン・ドゥアーズとヴァース帝国の決戦を知り、漁夫の利を狙って[[デューカリオン]]を襲撃するも、グレンダイザー・[[ビルバイン]]・[[サーバイン]]に撃退されてしまう。 |
+ | :各種イベントにもボス役として登場しており、ゲッターノワールイベント「二つの選択肢」では、『DD』本編と同じくスカルムーンに滞在している事が判明。同シナリオではなんと愛機ギンギンや自身の部隊を早乙女博士たちに奪われる羽目になり、自身はミニフォーで脱出する事に…。続く「三つの魂」ではガンダルとブラッキーの会話から、ゴーマンがスカルムーン師団所属の彼等の監視役である事が窺える。 | ||
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:主君。大王直々の命令を受け、地球にやってきた。 | :主君。大王直々の命令を受け、地球にやってきた。 | ||
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:横柄に接した為、反感を持たれる。彼をブン殴ったり、親衛隊の権限で[[マザーバーン]]の指揮権を剥奪したりと、名前の通りの傲慢な行動をとる。結局、彼の妨害によってゴーマンは死ぬ事となる。 | :横柄に接した為、反感を持たれる。彼をブン殴ったり、親衛隊の権限で[[マザーバーン]]の指揮権を剥奪したりと、名前の通りの傲慢な行動をとる。結局、彼の妨害によってゴーマンは死ぬ事となる。 | ||
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:会話は少ないが、ゴーマンの着任には特に不満を持っていない。『64』では彼を一時的に部隊に組み込んでおり、流石に彼から嫌な反応をされている。『DD』でもゴーマンを実力者と認めるも、自身のポジションを脅かすのではと内心焦りを見せる。 | :会話は少ないが、ゴーマンの着任には特に不満を持っていない。『64』では彼を一時的に部隊に組み込んでおり、流石に彼から嫌な反応をされている。『DD』でもゴーマンを実力者と認めるも、自身のポジションを脅かすのではと内心焦りを見せる。 | ||
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:『DD』のイベントシナリオ「ゲッターノワール 二つの選択肢」で搭乗。 | :『DD』のイベントシナリオ「ゲッターノワール 二つの選択肢」で搭乗。 | ||
+ | == 余談 == | ||
+ | *2024年発売のゲーム『UFOロボ グレンダイザー たとえ我が命つきるとも』の日本語版では、[[声優:浜田賢二|浜田賢二]]氏が声を担当している。この作品でもゴーマン大尉はブラッキー隊を親衛隊の権限で指揮下においているが[[マザーバーン]]に座乗している描写はない。代わりにブラッキー隊が準備した侵略作戦を[[デューク・フリード]]に暴露して、作戦のために配置した機体や施設が破壊されるとブラッキーやその部下を嘲笑しており、最終的に原作同様の末路をたどっている。 | ||
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2024年9月22日 (日) 14:19時点における最新版
ゴーマン大尉は『UFOロボ グレンダイザー』の登場人物。
ゴーマン | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 野田圭一 |
デザイン | 小松原一男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ベガ星人 |
性別 | 男 |
所属組織 | ベガ星連合軍 |
所属部隊 | 親衛隊 |
役職 | 隊員 |
軍階級 | 大尉 |
概要編集
第7話「たとえ我が命つきるとも」に登場。
ベガ星連合軍親衛隊に所属。ベガ大王から直々に派遣され、円盤獣ギンギンを駆ってグレンダイザーを追いつめたが、ゴーマンの活躍が気に入らなかったブラッキーの横槍が入った隙をつかれ、グレンダイザーのスペースサンダーに円盤獣ギンギンを破壊されて死亡した。
その名の通り非常にプライドの高い傲慢な性格で、一般隊員を平然と見下し、選ばれた精鋭の身分をひけらかすことを憚らない。それでいて、追い詰めたグレンダイザーに止めを刺さず、わざと逃がして熱線追跡装置でグレンダイザーの秘密基地を発見しようとするなど策士でもあり、その地位や態度、余裕ぶりが相応の実力によって裏打ちされたものであることが伺える。実際に戦闘では第7話冒頭で敵と間違えて襲ってきたフイフイを乗機ギンギンで一蹴。地球では二度もグレンダイザーとデューク・フリードをアクロバティックな戦闘方法で追い詰め、パイロットとしての優秀さを遺憾なく発揮していた。ブラッキーの横槍がなければグレンダイザーは敗退していたと思われる。
酒が好きなのか、出撃前にも関わらずマザーバーン内ではワインと思わしき物を飲んでいる。余談だが、その時のワイングラスは中々悪趣味なデザインである。
彼の登場話以降、コマンダーと呼ばれる階級の敵ゲストキャラクターが度々登場する事になる。
登場作品と役柄編集
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 基本的にベガ星連合軍が敵のステージは彼がボスとなっている。そして二度も増援にくるロム・ストール一行。初登場話はマザーバーンで指揮を執っていたが、以降は原作通り円盤獣ギンギンに搭乗している。HP低下による撤退条件がある場合、撃破する際は高い防御のレベルがこちらを苦戦させる。また反応の能力がトップクラスに高く、クワトロ・バジーナ並。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 音声初収録。第2部と第3部に登場。乗機は円盤獣ギンギンではなく終始マザーバーンな事もあり、あしゅら男爵的ポジションになっていて原作にあった強敵感がない。能力自体は悪くなく、安定して高いレベルなのが逆に悲しい。あまり良い扱いではないものの、ロム登場時にDVEがある。ちなみに同じ声の剣鉄也とは戦闘可能。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。本作では、ズール皇帝の親衛隊として登場。ワールの副官的な立場で、彼が不在の際は地上部隊の指揮を一任されたりしていた。他に狂人の演技をしているマーグを見抜いたりと、それなりに活躍する。OZルートでは戦闘する機会は「破滅への序曲」の一度のみだが、それ以降もシナリオデモではズールやワールの補佐をしている姿が見られる。同ルートでは他ルートと違い生死不明となっている。
- 本人の攻撃力が高く、愛機ギンギンの攻撃力も相まって、リアル系はヒットすると一発消沈になりかねない。幸い性格は普通なので、味方の気力がたまるまで相手をしない方が無難である。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part9より登場するエネミーユニット。初登場ステージでヴァース帝国が行っている隕石爆撃を使用し、隕石の中に自身の部隊を偽装させるなど、愛機ギンギンと共に策士ぶりを見せつけてくれる。同時に原作アニメを彷彿とさせる傲慢ぶりも発揮しており、ブラッキーやガンダルからは嫌な顔をされている。バレンドス親衛隊長に言及する場面もあり、上司と部下の関係であることが明言された。2章Part7ではヴァース帝国の牽制を担当している事が明言されている。また上層部が投入したメカギルギルガンに秘められた真の意思を汲み取り、流石に焦りを募らせている。3章Part1ではディバイン・ドゥアーズとヴァース帝国の決戦を知り、漁夫の利を狙ってデューカリオンを襲撃するも、グレンダイザー・ビルバイン・サーバインに撃退されてしまう。
- 各種イベントにもボス役として登場しており、ゲッターノワールイベント「二つの選択肢」では、『DD』本編と同じくスカルムーンに滞在している事が判明。同シナリオではなんと愛機ギンギンや自身の部隊を早乙女博士たちに奪われる羽目になり、自身はミニフォーで脱出する事に…。続く「三つの魂」ではガンダルとブラッキーの会話から、ゴーマンがスカルムーン師団所属の彼等の監視役である事が窺える。
パイロットステータス編集
特殊技能編集
人間関係編集
- ベガ大王
- 主君。大王直々の命令を受け、地球にやってきた。
- ブラッキー
- 横柄に接した為、反感を持たれる。彼をブン殴ったり、親衛隊の権限でマザーバーンの指揮権を剥奪したりと、名前の通りの傲慢な行動をとる。結局、彼の妨害によってゴーマンは死ぬ事となる。
- ガンダル
- 会話は少ないが、ゴーマンの着任には特に不満を持っていない。『64』では彼を一時的に部隊に組み込んでおり、流石に彼から嫌な反応をされている。『DD』でもゴーマンを実力者と認めるも、自身のポジションを脅かすのではと内心焦りを見せる。
- バレンドス親衛隊長
- おそらく上司に当たるが、原作では言及される場面はない。
- SRWでも長らく共演はなかったが、『DD』にて初めて上司であることが明言されている。
- コマンダー・ジグラ
- 原作では共演していないが、『COMPACT2』と『IMPACT』第3部では共同戦線を張っている。
- デューク・フリード
- 地球侵攻の障害である、彼を倒すためにベガ大王の命令を受けてやってきた。劇中デュークは非常に親衛隊を恐れており、ゴーマン大尉の強さも相まって説得力があった。
- 兜甲児
- 彼の乗るTFOをギンギンで圧倒し踏みつけ、デュークを呼べと脅していた。だがそんな事に屈する兜甲児ではなく、一思いに踏み潰してやろうと思った時デュークは現れた。
他作品との人間関係編集
ダイナミック系編集
スーパー系編集
- ズール皇帝
- 『64』における主君。
- ワール
- 『64』では彼の副官的なポジションとなっている。
- マーグ
- 唯一共演した64では彼の演技を見抜いた。高いパイロット能力だけでなく、切れ者としても描写されている場面。
- ロム・ストール
- 『COMPACT2』におけるロムの初登場ステージが、ゴーマン大尉の初登場ステージでもある。ゴーマン大尉の登場ステージ4MAPの内、2MAPも何故かロムが援軍にやってくる等なにか因縁でもあるのだろうか。『IMPACT』では彼とのDVEが発生する。
- ベンメル
- 『COMPACT2』、『IMPACT』での共演を経て『DD』で初の絡みを見せる。ゴーマン大尉の円盤獣ギンギンを、コレクションに加えようと企んでいる。
ガンダムシリーズ編集
名台詞編集
- 「俺はゴーマン大尉だ!」
- 無断でブラッキーのマザーバーンに接近し、迎撃に出てきた円盤獣フイフイを撃破してからの台詞。これが第一声なのだから凄い。SRWでも戦闘台詞になっている。
- 「ブラッキー! あんなレベルではいつになってもデューク・フリードを倒す事はできまい」
- ブラッキーの実力を確かめる為に敢えてミニフォーと円盤獣を蹴散らした事を説明した台詞。作中でのゴーマンの実力を考えれば説得力が感じられる。
- 「俺に歯向かうつもりか? 俺に歯向かう事はすなわちベガ大王に歯向かう事になるんだぞ、ブラッキー!」
- ブラッキーの指揮権を強引に奪った事で反発するブラッキーへの台詞。その名の通りの傲慢さが表れているが、逆に命取りとなる。
- 「小僧、何故命がけで宇宙人を庇おうとするんだ!?」
- どう見ても勝てる戦いではないのにかかわらず円盤獣ギンギンに挑んできた兜甲児を足蹴にして問いかける。
- 直後駆け付けたデューク・フリードに「信じあっているからだ」と答えられ激戦がはじまるのだが、彼らの関係とゴーマンとブラッキーの関係は対比となっていると言え、勝敗の大きな要因となった。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「マーグ、気の毒だがエネルギーは抜いてある まさか貴様が、頭が弱いフリをしていたとはな まんまとだまされたよ」
- 『64』独立軍ルート「混沌の地球圏」より。演技をして銀河帝国軍のスパイをし、脱走を企てていたマーグの演技を見破った際の台詞。
- 「簡単に殺しはせん…奴らをおびき出す餌になってもらう! 胴体とコクピットが残っていれば充分だろう…かかれ!」
「抵抗するなら構わん! 両手両足をもぎ取ってやれい!」 - 『COMPACT2』第2部第10話と『IMPACT』第2部宇宙激震篇第9話「Zの鼓動、再び」にて発する、包囲したΖガンダムに対しての攻撃指令。残酷な表現の数々に、ルーは「レディに向かって何て事いうの!」と激怒する。
- 「クク…ハハハハハ! 気に入ったぞ、人の心がどうとか、そんなことに興味はない。俺はそのロボット、いたく気に入った!」
- 同上。Ζガンダムの力の源が「人々の心」と断言するルーの主張を一笑に付し、改めて彼女の殺害とΖの強奪を宣言する。
- 「なんだと!? どこだ! この俺をベガ星連合軍‥ベガ大王親衛隊大尉、ゴーマンと知っての台詞か!」
「ふざけたまねを‥何者だっ!」 - 同上。ロム登場時のリアクション。他作品のキャラを巻き込んだ初のDVEは意外にもゲストキャラのゴーマンだった。
- 「…クク、間抜けな連中だ。仲間同士で争うだけならいざ知らず、こんなチャンスをくれるとはな…フフ、フハハハハハ」
- ロンド・ベルとネオ・ジオンが繰り広げる人類同士の抗争を嘲笑いつつ、両軍が集結するソロモンへと出撃する。
- 「ここまで…地球人がここまでやるとは!」
「認めん! 俺は認めんぞ! 俺はベガ大王親衛隊…」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦編「ただ地球の平和のために」に於ける断末魔。自身の敗北を認める事無く散ったゴーマンの最期をデュークは冷ややかに見届け、「これがその親衛隊の運命だ」と断じた。
スパロボシリーズの迷台詞編集
- 「何だと!? そんな要求を飲めるか!」
- 『DD』2章Part7第46話「破られた均衡」より。ベンメルから円盤獣ギンギンを褒美に差し出せと言われての突っ込み。こりないコレクターとの絡みゆえか、シリアスなゴーマンには珍しくコミカルなシーン。