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− | 東アジアにおいては古来より'''最強の捕食者'''というイメージを持たれており、蛇が神格化された[[竜]]と並び立つものとされる。西を守護する神'''『白虎』'''として、ホワイトタイガーが神格化された神もおり、東を守護する[[青龍]]とは対を為す。「虎の子」「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「[[T3|虎の尾を踏む]] | + | 東アジアにおいては古来より'''最強の捕食者'''というイメージを持たれており、蛇が神格化された[[竜]]と並び立つものとされる。西を守護する神'''『白虎』'''として、ホワイトタイガーが神格化された神もおり、東を守護する[[青龍]]とは対を為す。「虎の子」「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「[[T3|虎の尾を踏む]]」「虎の威を借る狐」「大虎(酒乱の事)」など、「トラ=強いもの、価値のあるもの」という意味合いで付けられた言葉は数知れない。三国時代の「江東の虎」孫堅、戦国武将の「甲斐の虎」武田信玄、「マレーの虎」大盗賊ハリマオ(谷豊)など、その勇猛さを虎と評される英傑は数多く、SRWにおいてもそれは同様である。タイガーマスクや鉄人タイガーセブン、仮面ライダーオーズ・タトバコンボなどのように、ライオンほどではないにしろ虎をモデルとしたヒーローは数多い。 |
また、[[鬼]]は北東の方角から現れるとされ、十二支を方角で表すと北東は「丑寅」と称される。故に、鬼は牛の角を生やし、虎の毛皮を着ているとされる。 | また、[[鬼]]は北東の方角から現れるとされ、十二支を方角で表すと北東は「丑寅」と称される。故に、鬼は牛の角を生やし、虎の毛皮を着ているとされる。 | ||
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2023年12月17日 (日) 11:10時点における最新版
虎(トラ、英:Tiger)とは、哺乳類食肉(ネコ)目ネコ科ヒョウ属の猛獣である。
概要 編集
ライオンと並んで現ネコ科の中で最大と言われる肉食動物。北はシベリアから東は中国、南はインドネシアから西はインドまでいくつかの国と地域にまたがって生息している、生態系の頂点を為す猛獣である。
成体は体長1.4~2.8m、体重は90~300㎏にも上るとされる。その顎の力、爪の力は絶大であり、瞬間的にはその走力は時速70㎞を超える。ウサギやイノシシ、シカなどの草食動物や人間は勿論、強い個体ともなるとオオカミやクマやワニすら捕食する。ただし、ライオンやオオカミと異なり番(夫婦)や群れを形成せず母親から離れない幼獣を除き単独で行動するので、狩りの成功率は3割程度。
全ての虎は縦縞模様の毛皮を保有しており、地肌は実は白。この縞模様は、多くのモノクロしか見えない草食動物にとっては草木と同化して見えないカムフラージュ効果があり、待ち伏せて息を殺し、標的が油断した所で一気に襲い掛かる習性を持つ。大体の虎は黄色と黒の蜂に似た模様をしているが、ホワイトタイガーと呼ばれる白と黒の模様をしている個体もいる。その美しい毛皮故に虎はありとあらゆる時代で狩りの標的にされてきたため、現在は全ての種類が絶滅危惧種とされ、毛皮を含むすべての部位の国際商取引が禁止されている。
東アジアにおいては古来より最強の捕食者というイメージを持たれており、蛇が神格化された竜と並び立つものとされる。西を守護する神『白虎』として、ホワイトタイガーが神格化された神もおり、東を守護する青龍とは対を為す。「虎の子」「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「虎の尾を踏む」「虎の威を借る狐」「大虎(酒乱の事)」など、「トラ=強いもの、価値のあるもの」という意味合いで付けられた言葉は数知れない。三国時代の「江東の虎」孫堅、戦国武将の「甲斐の虎」武田信玄、「マレーの虎」大盗賊ハリマオ(谷豊)など、その勇猛さを虎と評される英傑は数多く、SRWにおいてもそれは同様である。タイガーマスクや鉄人タイガーセブン、仮面ライダーオーズ・タトバコンボなどのように、ライオンほどではないにしろ虎をモデルとしたヒーローは数多い。
また、鬼は北東の方角から現れるとされ、十二支を方角で表すと北東は「丑寅」と称される。故に、鬼は牛の角を生やし、虎の毛皮を着ているとされる。
なお、絶滅したサーベルタイガーは虎と同じネコ科であるが、厳密に言えばサーベルタイガーはマロカイドゥス亜科、虎はヒョウ亜科であり全く異なる生物である。
SRWにおける虎に関する機体編集
- 邪虎丸
- 『魔神英雄伝ワタル』に登場する魔神。「強き者を野に放つ」比喩である『虎に翼』を模した魔神。
- ゴウタイガー
- 『元気爆発ガンバルガー』に登場する機体。
- ビルドタイガー
- 『勇者警察ジェイデッカー』に登場する機体。かっこいいから、胸に虎のオブジェがある。
- 光武二式
- 『サクラ大戦』に登場する機体。帝国華撃団の虎型霊子甲冑「光武」の改修機。ここでの虎は十二支の寅の事であり、子型から数えて「3世代目の国産の霊子甲冑」を意味する。光武二式は卯型や辰型よりも後に開発された機体だが、あくまでベースは光武であるため、虎型に分類されている。なお、光武・改のデータを元に開発された巴里華撃団の光武F並びに光武F2にはそもそも十二支に基づいた型番は適用されていない。
- 光武X、光武Ω
- 帝撃が光武二式 (大神機)並びに光武二式 (さくら機)の予備パーツを用いて開発した試験量産型光武。SRWオリジナル機体だが、上記の理由から虎型霊子甲冑に分類されると思われる。
- ラゴゥ
- 『機動戦士ガンダムSEED』に登場する四足型モビルスーツ。下記のバルトフェルドに因んで虎柄にペイントされている。
- ソウルタイガー
- 『ゾイドジェネシス』に登場する古代虎型ゾイド。ホワイトタイガーのようなカラーリング。
- 虎王機
- バンプレストオリジナルの超機人。龍王機と合体することで虎龍王・龍虎王となる。
- 雷虎/雷虎改
- 上記虎龍王をモデルとした鋼機人。
虎に縁のある人物 編集
- ゴーゴン大公
- 虎から人間の上半身が生えた姿をしている。
- ガスコン
- 「銀河の虎」と称される。
- 虎王
- 前掲の邪虎丸の操者。主人公である戦部ワタルとはまさしく「竜虎相打つ」関係。
- 霧隠虎太郎
- 前掲のゴウタイガーのパイロット。名は体を表す。
- シーマ・ガラハウ
- 虎の敷皮を愛用している女傑。
- ゴッドワルド・ハイン
- 「宇宙の虎」「人喰い虎」と称される。
- アンドリュー・バルトフェルド
- 「砂漠の虎」と称される。
- 猛虎装孫権ガンダム
- 白虎がモデルとなっている。
- 前掲の「江東の虎」孫堅の次男というのもあるが、史実においても孫権は虎狩りが大好きだったことで知られる。
- 李紅蘭
- 中国人の科学者であり、『1』と『2』では必殺技で白虎を含めた四神型のロボットを使用する。
- 桐島カンナ
- 『2』では必殺技と合体攻撃でイメージとして虎が登場する。
- コクリコ
- サーカス「シルク・ド・ユーロ」の団員。『3』の合体攻撃やEDでサーカスのトラが登場する。
- 大河新次郎
- 「大河」の苗字は大神一郎(狼)の流れを汲む形で虎(タイガー)から取られた。
- 相良宗介
- ホワイトタイガーの「シロ」を飼育していた(最終的に動物園に引き取られたが)。
- 黎星刻
- 神虎というKMFを操るため、『第2次スーパーロボット大戦Z』では「人革連の虎」を異名を得た。
- ダグ・ホーバット
- 「虎の眼」の異名を持つ。
- リィ・リー
- 虎の獣人。
関連組織編集
- T3
- 『スーパーロボット大戦T』のプレイヤー部隊。組織名は「Tread on the Tiger's Tail(虎の尾を踏む)」の略称。