「カーク・ハミル」の版間の差分
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;「わかった…。ただし、命だけは大事にな」<br />マリオン「…あなたが人間らしい台詞を言うと、不思議な気持ちになりますわね」<br />「…お前くらいにしか言わんがな」 | ;「わかった…。ただし、命だけは大事にな」<br />マリオン「…あなたが人間らしい台詞を言うと、不思議な気持ちになりますわね」<br />「…お前くらいにしか言わんがな」 | ||
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+ | :『第2次OG』第37話より。あらゆる面で規格外な機体となるMk-Xの会話での心中の台詞。この予想通り、第45話でカークは周囲も驚愕するエグゼクスバイン誕生の一端に立ち会うことになる。 | ||
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+ | :『第2次OG』第45話「凶鳥は三度死ぬ」より。ガイアセイバーズの襲撃から離脱後、輸送機に積んでいた[[エグゼクスバイン|Mk-X]]の全パーツが動き出したことに驚愕する。だが、テスラ研でのアッシュ起動時と同じ現象である事に気付いたカークは輸送機のハッチを開放しMk-Xのパーツはイングの所へ送り届けられる。 | ||
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2024年6月25日 (火) 19:36時点における最新版
カーク・ハミルは「バンプレストオリジナル」の登場人物。
カーク・ハミル | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | |
初登場作品 | スーパーロボットスピリッツ小説 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 32歳 |
所属 | マオ・インダストリー社 |
役職 | 開発部長 |
概要編集
マオ・インダストリー社の開発主任であり、パーソナルトルーパーの生みの親。
初代ゲシュペンストの開発や、ビルトラプターを初めとするビルトシリーズの設計を手がけた。PT以外にも多くのバンプレストオリジナル兵器に携わっている。無愛想で、冷たく、パイロットすらマシンを構成する要素と見ている節がある。とは言えマッドサイエンティストというわけではなく、時には人間らしい一面を見せることも。
初代ヒュッケバインの暴走事故で生き残った3人の一人でもあり、意外に運には恵まれている。
登場作品と役柄編集
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。リアル系主人公の場合に出番が多い。
- ヒュッケバインのブラックホールエンジン暴走事故の影響でヒュッケバインMk-IIがお蔵入りの危機に陥ると、マオ社の社員で念動力者の素養がある主人公に輸送任務を与え、ティターンズに輸送情報を流しエゥーゴに保護させることで、半ば強引に実戦投入している。元々はイングラム発案の計画とはいえ、仕事へのこだわりは相当なものであることが伺える。
- スーパーロボット大戦α外伝
- エンディングにて、アヤとライにSRX計画の中止とRシリーズの完全廃棄(R-3のT-LINKシステムのみ保存)、そしてSRXチームの解散命令が出たことを告げた。他の3人が投獄処分を受けたにもかかわらず自分たちだけ転属処分で済んでいることに2人は異議を唱えたが、彼とロブ、コバヤシ博士の力を以てしても2人の処分軽減が限界だったことを明かした。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回の仕事はヒュッケバインMk-IIIの改修と、ビルトビルガーとビルトファルケンの設計(作中では彼が設計を担当した描写はない)。マオ社に封印されていたMk-IIIを密かに持ち出す際、2種のAMパーツも回収しようとしたが上手く行かなかったようだ。もし、AMパーツの回収に成功していたなら、Mk-IIIの戦闘能力は格段に上昇したに違いない。が、それはそれでビルトビルガーの影が薄くなってしまうので仕方ないか。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 最後の大仕事たるバンプレイオスを完成させた。
単独作品 編集
- 新スーパーロボット大戦
- 本編には登場しないが、『新スーパーロボット大戦大百科』ではR-1の制作者として名前が記載されている[1]。
OGシリーズ編集
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- リュウセイ編で登場し、キョウスケらと合流時にはイングラムが仕掛けたSRXチームとATXチームの模擬戦に満足。自身が手がけたSRXはマリオンの部品で機体強度を保つことに成功している。また、元妻のマリオン・ラドム博士が初登場した。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- マリオンが設計したビルトビルガーの右腕の武装(最終的に鋏)を巡って言い争っていた。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 一連のEOT一人者として様々な機体を整備し、エクサランスシリーズは彼の興味を引いた。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 本作ではエグゼクスバインの設計に関与。事実上の次回作『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』ではなんと未出演(テスラ・ライヒ研究所にいるマリオン博士は登場している)。おそらく、マオ社かテスラ・ライヒ研究所にいるものと推測されるが。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 声が風間勇刀氏に変更された。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
関連作品編集
- スーパーロボットスピリッツ
- 初出作品。前日談小説にて登場。
人間関係編集
- ロバート・H・オオミヤ
- 同僚であり、気が合っている仲。
- マリオン・ラドム
- かつての妻。ATX計画を昇華させたのは彼でもある。
- ケンゾウ・コバヤシ
- 彼と協力して念動力を応用した兵器を開発。
- ヴィレッタ・バディム
- 同じく同僚。
- イングラム・プリスケン
- SRX計画におけるかつての上司。彼の齎した技術を最大限に生かした。
- リン・マオ
- 同社の社長。彼の出すプランには何の閏ことなく採用している。
- イング
- 『第2次OG』にて凶鳥の眷属を託された少年。劇中では彼の持つ強大な念動力によって起きた現象を目の当たりにした事で普段は冷静なカークが驚愕する事になる。
名台詞編集
- 「あとはT-LINKシステムの中枢が回復するのを待つだけだ」
「パイロットなどマシンの1パーツに過ぎんよ」 - 『OG1』リュウセイ編第31話「仮面の下にある顔は」より。カークの仕事に対するスタンスを象徴する台詞。
しかもアヤがイングラムに裏切られ、ショックを受けていることが明らかな上での発言である。横で聞いていたロブもさすがに怒りを露わにした。 - 「仕方がない。Rシリーズの変形機構は複雑だからな」
「特にマリオンの機体は調整が難しいからな」 - 『OG1』リュウセイ編第36話「マリオネット・ソルジャー」、および第37話「黒い幽霊」にて。前者の設計はほかならぬカーク自身であり、後者の場合は人の事が言えるのかとマリオンに突っ込まれた。
設計の複雑さはなるべくしてなったのであり、そこから生じる問題解決はまた別の話、と割り切っているのだろう。誰が作ったのかはこの際些細な問題ではないらしい。 - 「何の用だ? マリー…」
- 『OG1』リュウセイ編第36話「マリオネット・ソルジャー」より。SRX用に調整した新型サーボ・モーターを携えて現れたマリオンを、思わず愛称で呼ぶ。即座に「もうその名で呼ばれる筋合いはない」、と訂正された。
安否不明だった相手が無事だったにしては冷淡な態度だが、愛称を口にするあたりがカークなりの照れ隠しなのだろうか。 - 「わかった…。ただし、命だけは大事にな」
マリオン「…あなたが人間らしい台詞を言うと、不思議な気持ちになりますわね」
「…お前くらいにしか言わんがな」 - 『OG1』リュウセイ編第37話「黒い幽霊」にて、エアロゲイターとの決戦に同行するマリオンを気遣う。
珍しく人間味を垣間見せるシーン。 - (それにイングの念動力が加われば、Mk-Xは我々の予想を上回る力を発揮するかも知れん…)
- 『第2次OG』第37話より。あらゆる面で規格外な機体となるMk-Xの会話での心中の台詞。この予想通り、第45話でカークは周囲も驚愕するエグゼクスバイン誕生の一端に立ち会うことになる。
- 「馬鹿な、スタンドアローンで動く物ではないぞ。T-LINKスライダーならともかく…」
「いや、だからこそか?あの時と同じように…!」 - 『第2次OG』第45話「凶鳥は三度死ぬ」より。ガイアセイバーズの襲撃から離脱後、輸送機に積んでいたMk-Xの全パーツが動き出したことに驚愕する。だが、テスラ研でのアッシュ起動時と同じ現象である事に気付いたカークは輸送機のハッチを開放しMk-Xのパーツはイングの所へ送り届けられる。
関連機体編集
- SRX計画
- R-1、R-2(パワード)、R-3(パワード)、R-GUN(パワード)、SRX、ART-1、バンプレイオス全てに関与、設計。
- ゲシュペンストシリーズ
- ゲシュペンスト、Mk-IIに関与
- ヒュッケバインシリーズ
- Mk-I、Mk-II、Mk-III、EX、エクスバイン(エグゼクスバイン)とヒュッケバインシリーズは全て彼が設計を担当している。
- グルンガストシリーズ
- 弐式、参式に関与しているが、主に同僚のロバートが手がけることが多い。
- ATX計画
- ビルトビルガーとビルトファルケンの設計を担当。ファルケンのみ彼の設計プランで固めた。
- アルブレード・カスタム
- アルブレードのカスタマイズ機。
- エクサランス
- エクサランス・ライトニングとエクサランス・エターナルの設計に関与。フレーム換装システムは参考になったほど評価が高い。
脚注 編集
- ↑ ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦大百科』55頁。