「ソフィア・ネート」の版間の差分

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'''ソフィア・ネート'''は「[[αシリーズ]]」の登場人物。
 
'''ソフィア・ネート'''は「[[αシリーズ]]」の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ディバイン・クルセイダーズ]]([[DC]])に所属していた研究者であり、人類という種の保存計画の一つ「[[プロジェクト・アーク]]」の総責任者。元来の性格は穏やかで温和であるのだが、強い目的意識とその容姿から、冷酷でキツい性格と勘違いされやすい面もあるようである(メイガス化した彼女の場合、特にその性格が具現化されている)。また、他の科学者の大半が白衣なのに対して科学者らしくない服装であるのも特徴的なのだが、テスラ研に籍を移してもそのままである為彼女の趣味なのだろう。過去に安西エリと共にサバイバル生活をした経験もある。
+
[[ディバイン・クルセイダーズ]]([[DC]])に所属していた[[科学者・技術者|研究者]]であり、人類という種の保存計画の一つ「[[プロジェクト・アーク]]」の総責任者。元来の性格は穏やかで温和であるのだが、強い目的意識とその容姿から、冷酷でキツい性格と勘違いされやすい面もあるようである(メイガス化した彼女の場合、特にその性格が具現化されている)。また、他の科学者の大半が白衣なのに対して科学者らしくない服装であるのも特徴的なのだが、テスラ研に籍を移してもそのままである為彼女の趣味なのだろう。過去に安西エリと共にサバイバル生活をした経験もある。
  
 
プロジェクト・アークの要となる人工冬眠施設「[[アースクレイドル]]」を建造し、またそれと並行して、アースクレイドルを管理する自立型コンピュータ「[[メイガス]]」や、アースクレイドルを半永久的に維持するために必要な自律金属細胞「[[マシンセル]]」の開発にも携わった。その後はアースクレイドル建造の協力者であった[[イーグレット・フェフ]]、アースクレイドル防衛の任を担った[[ゼンガー・ゾンボルト]]ら多くの仲間と共にアースクレイドルの人工冬眠装置で眠りについた。
 
プロジェクト・アークの要となる人工冬眠施設「[[アースクレイドル]]」を建造し、またそれと並行して、アースクレイドルを管理する自立型コンピュータ「[[メイガス]]」や、アースクレイドルを半永久的に維持するために必要な自律金属細胞「[[マシンセル]]」の開発にも携わった。その後はアースクレイドル建造の協力者であった[[イーグレット・フェフ]]、アースクレイドル防衛の任を担った[[ゼンガー・ゾンボルト]]ら多くの仲間と共にアースクレイドルの人工冬眠装置で眠りについた。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:本作ではアンセスターの指導者「メイガス」として登場(ストーリー開始以前、ソフィアはフェフの裏切りによりアースクレイドル制御用の自立コンピュータ「[[メイガス]]」にリンクさせられており、そのため彼女の性格はメイガスの感情形成の基盤となっている)。<br />未来から過去へと[[タイムスリップ]]して地球人類の抹殺を目論んだメイガスは[[プリベンター]]と[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]により倒されたが、その瞬間メイガスの中に潜んでいたソフィアの人格が覚醒。その行為の過ちをプリベンターの面々に詫び、[[アウルゲルミル]][[アストラナガン|ブラックボックス]]を用いて未来世界の住人を元の時代へと戻した後、消滅した。ゲーム中で登場するのは、難ルートの最後だけで、その際の顔グラは悲しい表情が採用されているのだが、デフォルトの顔グラはメイガスの同様結構怖い。内部には没パイロットデータが存在する。
+
:初登場作品。開始時点ですでに[[アースクレイドル]]は稼動してしまっているため、基本的に名前と「[[メイガス]]」としてのみの登場となる。難易度『普』『難』では人格をかろうじて取り戻し、[[アウルゲルミル]]と共に消滅する。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
:作中で採用されているのは涙を流した悲しい表情のみだが、[[没データ]]には他の表情だけでなく、パイロットデータまで存在している。
:ゼンガー編冒頭、地下勢力である[[ミケーネ帝国]][[邪魔大王国]]によりアースクレイドルが襲撃された際、先に目覚めたゼンガーの駆る[[グルンガスト参式]]に「参式斬艦刀」を渡し、彼女自身は力尽きたように描写された。
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:しかし実は邪魔大王国の一員である[[ククル]]に連れ去られており、邪魔大王国へ拉致・監禁されていた。地下勢力壊滅後は無事にその場を脱出、エンディングでゼンガーと再会することになるが、ゼンガーは[[ククル]]や[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]を救えなかったことへの後悔から彼女と共にいることを望まず、互いに別々の道を歩むことに。
+
:今作では[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]編にのみ登場。先に目覚めた彼に参式斬艦刀を託し力尽きたかのように思われたが、実は[[邪魔大王国]]に拉致・監禁されていた。EDでゼンガーと再会するも、互いに別々の道を歩むことに。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
:なお第1話の参式斬艦刀射出デモをよく見ると、斬艦刀射出をフェンス越しに見届け、力尽きて倒れるソフィアと思しき人影が確認できる。
:友人であり同期である[[安西エリ]]らと共に「[[超機人]]」の研究者となった。その後は[[イカロス基地]]へと赴き、戦場へ赴く「[[銀河中心殴り込み艦隊]]」を[[ビアン・ゾルダーク]]と共に見送った。
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 +
:[[安西エリ|エリ]]らと共に[[超機人]]の研究者となっており、カルネアデス計画にも参加。戦場へ赴く[[銀河中心殴り込み艦隊]][[ビアン・ゾルダーク|ビアン]]と共に見送った。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
:アースクレイドルの責任者として登場。ゼンガーに何故戦うのか、と問うイベントがある。OGシリーズではこの時がゼンガーと初対面だったようだが、この時のゼンガーとの会話がOG2への布石となる。
+
:[[アースクレイドル]]の責任者として登場。[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]と初対面した際に戦う理由を問うていたが、この時の会話が『OG2』への布石となる。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
:α外伝と同様、フェフの反乱により[[ノイエDC]]に拘束され、「[[メイガス]]」と一体化する。しかし、ゼンガーの懸命の行動によりソフィアは救われた。なお、α外伝と異なりマシンセル注入は未遂で終わった為にメイガス化は免れた(ゼンガー達がアースクレイドルに到達した際での出来事であった)。
+
:[[イーグレット・フェフ|フェフ]]の反乱により「[[メイガス]]」と一体化してしまうが、ゼンガーの懸命の行動により救われた。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
+
:なお、[[マシンセル]]の注入は未遂で終わったため、メイガス化は免れている。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 
:リメイクによる変更点はない。
 
:リメイクによる変更点はない。
;[[スーパーロボット大戦 OG外伝]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
:第3次αと同様に、友人である[[安西エリ]]らと共に「[[超機人]]」の研究者となった。今回はゼンガーとの絡みが少ないが、次回に期待。
+
:『第3次α』と同様に、[[安西エリ|エリ]]らと共に[[超機人]]の研究者となった。今回はゼンガーとの絡みが少ない。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
 
:アニメ化に伴い、ソフィア・ネートとして初めて声が入った。
 
:アニメ化に伴い、ソフィア・ネートとして初めて声が入った。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
:役所はOG2と同じ。
+
:役所は『OG2』と同じ。
<!-- == パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
メイガスの素体となった人物だけあって射撃・技量・命中・SPに秀でる。格闘・防御・回避は低め。地形適応は脅威のオールA。
 
 
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
:'''[[ド根性]]、[[必中]]、[[かく乱]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[愛]]'''
 
:構成はメイガスとほぼ同じ。本当にただの科学者か疑いたくなる優秀なラインナップ。ド根性・必中・かく乱・覚醒・魂と使い勝手が非常に良いものばかりである。メイガスとの違いは最後の戦慄が愛になっている事。この愛は誰へのものだろうか。
 
 
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
:'''[[底力]]'''
 
:メイガスの指揮官が無くなっているが、底力はそこそこ優秀。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
;[[メイガス]]
 +
:[[アースクレイドル]]の自律コンピュータ。『α外伝』では[[マシンセル]]も注入されたことで完全に取り込まれてしまう。
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
:第2次α以降では彼の「心の伴侶」([[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]曰く)。志を共にする仲間であり、また異性としてのソフィアに対する愛情も深い。人前では「ネート博士」と呼ぶが、二人きりの時は「ソフィア」と呼ぶ。ちなみにα外伝の資料ではゼンガーの片想いだったと記されているので、第2次α~第3次α間で頑張ったものと思われる。なおソフィアの方がゼンガーより年上である。
+
:アースクレイドルの軍事責任者であり上司と部下の関係だが、彼はそれ以上の感情を抱いている。
 +
:『α外伝』ではメイガスと化した彼女も彼にマシンセルを注入することを何故かためらっていたところから、彼女もまた特別な感情を持っていたのかもしれない。
 +
:『第3次α』では彼の「心の伴侶」と呼ばれるまでの間柄に進展している。なお、彼は年下である。
 
;[[イーグレット・フェフ]]
 
;[[イーグレット・フェフ]]
:彼と共に[[アースクレイドル]]を建造したが、フェフの裏切りにより自律コンピュータ「メイガス」の一部となる。
+
:アースクレイドル建造の協力者だが、彼の裏切りによって自律コンピュータ「メイガス」の一部とされてしまう。
;[[メイガス]]
 
:アースクレイドルの自律コンピュータ。フェフの手により、一体化。α外伝ではソフィアの影響で自我に目覚めた。
 
 
;[[ククル]]
 
;[[ククル]]
:ゼンガーと何度も戦ったのだが、自身の出生の秘密と、ソフィアからその心変わりを感じ取られる。最終的にはソフィアを保護し、ゼンガーとの最期の対決へと望む。
+
:『第2次α』では彼女によってアースクレイドルは破壊され自身も監禁されてしまうが、会話を重ねる中で互いに友情のような奇妙な感情が芽生え、彼女の死を感じ取った際には涙を流した。
 
;[[ウォーダン・ユミル]]
 
;[[ウォーダン・ユミル]]
:ゼンガーの[[クローン]]。メイガスを介して、ソフィアのゼンガーを想う気持ちが彼に「感情」を芽生えさせ、メイガス(ソフィア)の剣としてゼンガーと武人の誇りを賭けた対決を演じる。
+
:ゼンガーの[[クローン]]。メイガス(ソフィア)の剣としてゼンガーと武人の誇りを賭けた対決を演じる。
 
;[[安西エリ]]
 
;[[安西エリ]]
:大学時代の親友で同期。専門分野は異なるが、共に部活動でサバイバル活動を行っていた仲であり、研究その他全般に対するタフネスはその頃に培われたものである。
+
:専門分野は異なるが大学時代の同期で親友。
 +
:また、共に部活動でサバイバル活動を行っていた仲でもあり、研究その他全般に対するタフネスはその頃に培われたものである。
 
;[[ビアン・ゾルダーク]]
 
;[[ビアン・ゾルダーク]]
:彼と共に[[αナンバーズ]]を見送った。
+
:『第3次α』では、彼と共に[[αナンバーズ]]を見送った。
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;[[イルイ・ガンエデン]]
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:『第3次α』の[[トウマ・カノウ|トウマ]]編ではゼンガーと共に彼女を養子に迎え入れる。
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
=== αシリーズ ===
 
;「あの大災厄の後…生き残った人々が自分達の足で再び大地を踏みしめた時に…あなた達の…いえ、私達の本当の役目は終わったのです…」<br />「私達の使命は…ヒトという種の保存…あなたの目の前にいる者達を見てわかるように…その使命はすでに果たされているのです…」<br />「…さあ、もう行きましょう…この星の未来を…あなたの暴走を止めてくれた彼らに託して…」
 
;「あの大災厄の後…生き残った人々が自分達の足で再び大地を踏みしめた時に…あなた達の…いえ、私達の本当の役目は終わったのです…」<br />「私達の使命は…ヒトという種の保存…あなたの目の前にいる者達を見てわかるように…その使命はすでに果たされているのです…」<br />「…さあ、もう行きましょう…この星の未来を…あなたの暴走を止めてくれた彼らに託して…」
:α外伝「未来は誰のために」において。メイガスに既に人類は新たな未来を築いていることを伝える。
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:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ノーマルルート最終話「時の流れの果てに」orハードルート第44話「未来は誰のために」より。
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:メイガスに既に人類は新たな未来を築いていることを伝える。
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;「でも…今の私はかろうじて再生できたアウルゲルミルのメモリーの一部に過ぎない……」<br />「そして……それはもうすぐ消えてしまう……」<br />「その前に……私は最後の力を使ってやらなければならないことがある……」
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:『α外伝』ハードルート最終話「ラグナロク」より。
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:アウルゲルミルに残された僅かな力を使い、[[惑星ゾラ]]の住人を元の世界へ送り届けた。
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;「! マガルガに[[マシンセル]]を?」<br />ククル「ああ、すでに処置は済ませた」<br />「…あれはまだ…」<br />ククル「最低限の効力を発揮すればいい。…お前は一刻も早く、マシンセルをより完全なものとするのだ」
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ゼンガールート第31話「武神装攻、降臨」のシナリオデモより。[[ククル]]の搭乗機・[[マガルガ]]に開発中だった[[マシンセル]]を移植したと聞かされた際の、ククルとの会話。
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;「マシンセルは地球環境を再生するためのもの……あれを失うわけにはいきません」<br />「ですから、何としても私は生き延びなければならないのです」
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:同上。ククルに敵である自分に捕らわれてまで生きようとする理由を問われた際の返答。そしてソフィアはククルに対して「それはあなたも同じなのではありませんか?」と逆に問いかけ、ククルを動揺させる。
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;「あなたは[[邪魔大王国]]で生まれ育った者ではない…」<br />ククル「………!」<br />「何か理由があって…[[ヒミカ]]のために働かざるを得なかったのでしょう?」<br />-中略-<br />「…私は…未来のために長き時を眠りによって超えようとした者…」<br />「そして、あなたは実際に時を越えた者……私達は似た者同士かも知れません」
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:同上。ククルが邪魔大王国の者ではないと気付いていたソフィアは、ククルに「何か深い理由があって邪魔大王国のために働かざるを得なかったのではないか?」と問いかけ、自身とククルは似た者同士であるかもしれないとも語った。これに対して、ククルは最初こそ否定していたが……。
 +
;「…行くのですね。彼との決着をつけるために……」<br />ククル「…私はゼンガー・ゾンボルトを倒し、再びここへ戻って来る」<br />ククル「その時こそ、人間の未来や希望が潰えることになるのだ」<br />「あなたは もう悟っているのではないですか? …自分の運命を……」<br />ククル「! 何を根拠にそのようなことを…」<br />「…あなたの目を見ればわかります。それに、かつての私もそうでしたから…」<br />ククル「……!」
 +
:『第2次α』ゼンガールート第37話「常世の舞」のシナリオデモより。ゼンガーとの最後の戦いに赴こうとするククルとの最後の会話その1。ククルが自身の運命を悟っていることに気付いていたソフィアに、ククルは「私は負けん。お前達と同じように、私にも守らねばならぬものがある」「命を賭してでも、果たさなければならぬ使命がある」と返す。
 +
;ククル「フ……。お前にこんな話をするとはな。…どうかしているようだ」<br />「………」<br />「…私はあなたとこのような出会いをしたくなかった…」<br />ククル「!」<br />「同じ時代に生まれ、出会っていれば…私達は良い友人同士になっていたかも知れません……」<br />ククル「フフ…似た者同士だから、か……」<br />「……………」
 +
:同上。ゼンガーとの最後の戦いに赴こうとするククルとの最後の会話その2。時代と出会い方さえ違っていたら良い友人同士になれたかもしれないとククルに語るソフィア。そんなソフィアの発言を、ククルは微笑むだけで否定しなかった。
 +
;ククル「…ソフィア・ネート。お前にこれを預ける」<br />「! これは…?」<br />ククル「…私の国に古くから伝わる鏡…」<br />ククル「力が封じ込められた神鏡…それを持つ者を加護すると言われている」<br />「でも…それはあなたにとって大切な物なのではありませんか?」<br />ククル「だから、お前に預けるのだ。そして、私はそれを取りに必ず戻る……」<br />ククル「[[αナンバーズ]]とゼンガー・ゾンボルトを倒してな……!」
 +
:同上。ゼンガーとの最後の戦いに赴こうとするククルとの最後の会話その3。ソフィアに自身の国に古くから伝わる神鏡を渡したククルは、ゼンガーとの決戦に向かう。残されたソフィアは、ゼンガーのことを想うのだった。
 +
;「! 鏡にヒビが………」<br />「……ククル……」<br />「…還ったのですね……」<br />「あなたの故郷へ…………」
 +
:同話のエンドデモより。[[イルイ・ガンエデン|何者かの意思]]を受けて戦場に乱入した[[クストース]]の一体・[[ケレン]]によって、ククルがマガルガと共にその命を散らした頃……ククルに渡された神鏡に何の前触れもなくヒビが入ったことから、ククルが亡くなったことを察したソフィアは涙を流したのだった……。
 +
;「……ゼンガー………」<br />ゼンガー「ネート博士…ご無事で…!」<br />エリ「ええ…ソフィアはミケーネ帝国との決戦後…」<br />ヴィレッタ「本拠地から脱出した所を[[平和解放機構]]に救助されたのよ」<br />ゼンガー「脱出……?」<br />「…ええ……ククルから譲られた神鏡が…私を導いてくれたのです…」<br />センガー「ク、ククルの…?」<br />「はい…もしかしたら、彼女は最初からそのつもりであの鏡を……」
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:『第2次α』ゼンガールート最終話「神を断つ剣」のエンディングより。ゼンガーとの再会を果たした時の会話。
 
;ゼンガー「我が剣は悪を断つ剣…。そして、あなたを守る剣でもあります」<br />ソフィア「その力を全ての人々に…。信じています。ゼンガー・ゾンボルト…」<br />ゼンガー「あなたの言葉…万の味方を得たようなものです」
 
;ゼンガー「我が剣は悪を断つ剣…。そして、あなたを守る剣でもあります」<br />ソフィア「その力を全ての人々に…。信じています。ゼンガー・ゾンボルト…」<br />ゼンガー「あなたの言葉…万の味方を得たようなものです」
:第3次α「出航! 銀河殴り込み艦隊!」において。ソフィアとゼンガーの会話で、銀河中心部へと赴くゼンガーを見送り、彼自身もソフィアや皆のためのために尽くすことを誓う。レーツェルが「心の伴侶」と語ったのがこのシーンである。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第53話「出航!銀河殴り込み艦隊!」のシナリオデモより。 銀河中心部へと赴くゼンガーを見送るソフィア。ゼンガー自身もソフィアや皆のためのために尽くすことを誓う。レーツェルが「心の伴侶」と語ったのもこのシーンである。
;ソフィア「ですが、時々思います…。人類に銀河系の一部を破壊してまで生き延びる権利があるのかと…それが運命ならばと…受け止めてしまいそうになります…」<br />ビアン「何もしないということは生きることを放棄することと同じだ。それは生命体の存在意義に反する」<br />ソフィア「はい…」<br />ビアン「人類に逃げ場なし…。だから、選ぶべきは戦いの道…生き残る道だ…」<br />ソフィア「ビアン総帥…」<br />ビアン「そして、人類はその道を選んだ。それが無駄なあがきであろうと、そこには確かに生がある。最後まで人間として生きよう。それが我々の出した答えだ」<br />ソフィア「はい…」<br />ビアン(若者達よ…。その手で未来をつかみとれ…。そう…力尽くでだ…)
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;「ですが、時々思います…。人類に銀河系の一部を破壊してまで生き延びる権利があるのかと…それが運命ならばと…受け止めてしまいそうになります…」<br />ビアン「何もしないということは生きることを放棄することと同じだ。それは生命体の存在意義に反する」<br />「はい…」<br />ビアン「人類に逃げ場なし…。だから、選ぶべきは戦いの道…生き残る道だ…」<br />「ビアン総帥…」<br />ビアン「そして、人類はその道を選んだ。それが無駄なあがきであろうと、そこには確かに生がある。最後まで人間として生きよう。それが我々の出した答えだ」<br />「はい…」<br />ビアン(若者達よ…。その手で未来をつかみとれ…。そう…力尽くでだ…)
:第3次α「出航! 銀河殴り込み艦隊!」において。逃避を選んだソフィアと、戦いを選んだビアン。図らずも方法論が違っていたが、お互い人類の未来を案じていた。
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:同話のエンドデモにおいて。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の元総帥、[[ビアン・ゾルダーク]]との会話。二人の方法論は違っていたが、お互い人類の未来を案じていた。
  
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}

2024年9月26日 (木) 17:22時点における最新版

ソフィア・ネートは「αシリーズ」の登場人物。

ソフィア・ネート
外国語表記 Sophia Nate
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 土井美加
デザイン 河野さち子
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 NPC
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 30歳
所属 ディバイン・クルセイダーズアースクレイドルテスラ・ライヒ研究所
役職 博士
テンプレートを表示

概要編集

ディバイン・クルセイダーズDC)に所属していた研究者であり、人類という種の保存計画の一つ「プロジェクト・アーク」の総責任者。元来の性格は穏やかで温和であるのだが、強い目的意識とその容姿から、冷酷でキツい性格と勘違いされやすい面もあるようである(メイガス化した彼女の場合、特にその性格が具現化されている)。また、他の科学者の大半が白衣なのに対して科学者らしくない服装であるのも特徴的なのだが、テスラ研に籍を移してもそのままである為彼女の趣味なのだろう。過去に安西エリと共にサバイバル生活をした経験もある。

プロジェクト・アークの要となる人工冬眠施設「アースクレイドル」を建造し、またそれと並行して、アースクレイドルを管理する自立型コンピュータ「メイガス」や、アースクレイドルを半永久的に維持するために必要な自律金属細胞「マシンセル」の開発にも携わった。その後はアースクレイドル建造の協力者であったイーグレット・フェフ、アースクレイドル防衛の任を担ったゼンガー・ゾンボルトら多くの仲間と共にアースクレイドルの人工冬眠装置で眠りについた。

しかし、プロジェクト・アークはイーグレット・フェフの裏切りの前に本来の目的から脱線、またそれに地底帝国の侵攻が重なったことでアースクレイドルも大きなダメージを受け、多くの仲間も失う結果となる。その後は地球圏の防衛に少しでも尽力すべく、親友である安西エリと共にテスラ・ライヒ研究所超機人の研究を行っている。

その一方、OGシリーズでは眠りにつく以前の段階でイーグレット・フェフに利用される形となり、彼女はメイガス・ゲボのデバイスとして利用されるに止まるという憂き目を見ることに。アースクレイドルもまた、スクールメンバー及びマシンナリー・チルドレンの実験場、更にノイエDCの根拠地として利用されることとなり、本来の用途とはかけ離れたものとなってしまった。

登場作品と役柄編集

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。開始時点ですでにアースクレイドルは稼動してしまっているため、基本的に名前と「メイガス」としてのみの登場となる。難易度『普』『難』では人格をかろうじて取り戻し、アウルゲルミルと共に消滅する。
作中で採用されているのは涙を流した悲しい表情のみだが、没データには他の表情だけでなく、パイロットデータまで存在している。
第2次スーパーロボット大戦α
今作ではゼンガー編にのみ登場。先に目覚めた彼に参式斬艦刀を託し力尽きたかのように思われたが、実は邪魔大王国に拉致・監禁されていた。EDでゼンガーと再会するも、互いに別々の道を歩むことに。
なお第1話の参式斬艦刀射出デモをよく見ると、斬艦刀射出をフェンス越しに見届け、力尽きて倒れるソフィアと思しき人影が確認できる。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
エリらと共に超機人の研究者となっており、カルネアデス計画にも参加。戦場へ赴く銀河中心殴り込み艦隊ビアンと共に見送った。

OGシリーズ編集

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
アースクレイドルの責任者として登場。ゼンガーと初対面した際に戦う理由を問うていたが、この時の会話が『OG2』への布石となる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
フェフの反乱により「メイガス」と一体化してしまうが、ゼンガーの懸命の行動により救われた。
なお、マシンセルの注入は未遂で終わったため、メイガス化は免れている。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
リメイクによる変更点はない。
スーパーロボット大戦OG外伝
『第3次α』と同様に、エリらと共に超機人の研究者となった。今回はゼンガーとの絡みが少ない。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
アニメ化に伴い、ソフィア・ネートとして初めて声が入った。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
役所は『OG2』と同じ。

人間関係編集

メイガス
アースクレイドルの自律コンピュータ。『α外伝』ではマシンセルも注入されたことで完全に取り込まれてしまう。
ゼンガー・ゾンボルト
アースクレイドルの軍事責任者であり上司と部下の関係だが、彼はそれ以上の感情を抱いている。
『α外伝』ではメイガスと化した彼女も彼にマシンセルを注入することを何故かためらっていたところから、彼女もまた特別な感情を持っていたのかもしれない。
『第3次α』では彼の「心の伴侶」と呼ばれるまでの間柄に進展している。なお、彼は年下である。
イーグレット・フェフ
アースクレイドル建造の協力者だが、彼の裏切りによって自律コンピュータ「メイガス」の一部とされてしまう。
ククル
『第2次α』では彼女によってアースクレイドルは破壊され自身も監禁されてしまうが、会話を重ねる中で互いに友情のような奇妙な感情が芽生え、彼女の死を感じ取った際には涙を流した。
ウォーダン・ユミル
ゼンガーのクローン。メイガス(ソフィア)の剣としてゼンガーと武人の誇りを賭けた対決を演じる。
安西エリ
専門分野は異なるが大学時代の同期で親友。
また、共に部活動でサバイバル活動を行っていた仲でもあり、研究その他全般に対するタフネスはその頃に培われたものである。
ビアン・ゾルダーク
『第3次α』では、彼と共にαナンバーズを見送った。
イルイ・ガンエデン
『第3次α』のトウマ編ではゼンガーと共に彼女を養子に迎え入れる。

名台詞編集

αシリーズ編集

「あの大災厄の後…生き残った人々が自分達の足で再び大地を踏みしめた時に…あなた達の…いえ、私達の本当の役目は終わったのです…」
「私達の使命は…ヒトという種の保存…あなたの目の前にいる者達を見てわかるように…その使命はすでに果たされているのです…」
「…さあ、もう行きましょう…この星の未来を…あなたの暴走を止めてくれた彼らに託して…」
α外伝』ノーマルルート最終話「時の流れの果てに」orハードルート第44話「未来は誰のために」より。
メイガスに既に人類は新たな未来を築いていることを伝える。
「でも…今の私はかろうじて再生できたアウルゲルミルのメモリーの一部に過ぎない……」
「そして……それはもうすぐ消えてしまう……」
「その前に……私は最後の力を使ってやらなければならないことがある……」
『α外伝』ハードルート最終話「ラグナロク」より。
アウルゲルミルに残された僅かな力を使い、惑星ゾラの住人を元の世界へ送り届けた。
「! マガルガにマシンセルを?」
ククル「ああ、すでに処置は済ませた」
「…あれはまだ…」
ククル「最低限の効力を発揮すればいい。…お前は一刻も早く、マシンセルをより完全なものとするのだ」
第2次α』ゼンガールート第31話「武神装攻、降臨」のシナリオデモより。ククルの搭乗機・マガルガに開発中だったマシンセルを移植したと聞かされた際の、ククルとの会話。
「マシンセルは地球環境を再生するためのもの……あれを失うわけにはいきません」
「ですから、何としても私は生き延びなければならないのです」
同上。ククルに敵である自分に捕らわれてまで生きようとする理由を問われた際の返答。そしてソフィアはククルに対して「それはあなたも同じなのではありませんか?」と逆に問いかけ、ククルを動揺させる。
「あなたは邪魔大王国で生まれ育った者ではない…」
ククル「………!」
「何か理由があって…ヒミカのために働かざるを得なかったのでしょう?」
-中略-
「…私は…未来のために長き時を眠りによって超えようとした者…」
「そして、あなたは実際に時を越えた者……私達は似た者同士かも知れません」
同上。ククルが邪魔大王国の者ではないと気付いていたソフィアは、ククルに「何か深い理由があって邪魔大王国のために働かざるを得なかったのではないか?」と問いかけ、自身とククルは似た者同士であるかもしれないとも語った。これに対して、ククルは最初こそ否定していたが……。
「…行くのですね。彼との決着をつけるために……」
ククル「…私はゼンガー・ゾンボルトを倒し、再びここへ戻って来る」
ククル「その時こそ、人間の未来や希望が潰えることになるのだ」
「あなたは もう悟っているのではないですか? …自分の運命を……」
ククル「! 何を根拠にそのようなことを…」
「…あなたの目を見ればわかります。それに、かつての私もそうでしたから…」
ククル「……!」
『第2次α』ゼンガールート第37話「常世の舞」のシナリオデモより。ゼンガーとの最後の戦いに赴こうとするククルとの最後の会話その1。ククルが自身の運命を悟っていることに気付いていたソフィアに、ククルは「私は負けん。お前達と同じように、私にも守らねばならぬものがある」「命を賭してでも、果たさなければならぬ使命がある」と返す。
ククル「フ……。お前にこんな話をするとはな。…どうかしているようだ」
「………」
「…私はあなたとこのような出会いをしたくなかった…」
ククル「!」
「同じ時代に生まれ、出会っていれば…私達は良い友人同士になっていたかも知れません……」
ククル「フフ…似た者同士だから、か……」
「……………」
同上。ゼンガーとの最後の戦いに赴こうとするククルとの最後の会話その2。時代と出会い方さえ違っていたら良い友人同士になれたかもしれないとククルに語るソフィア。そんなソフィアの発言を、ククルは微笑むだけで否定しなかった。
ククル「…ソフィア・ネート。お前にこれを預ける」
「! これは…?」
ククル「…私の国に古くから伝わる鏡…」
ククル「力が封じ込められた神鏡…それを持つ者を加護すると言われている」
「でも…それはあなたにとって大切な物なのではありませんか?」
ククル「だから、お前に預けるのだ。そして、私はそれを取りに必ず戻る……」
ククル「αナンバーズとゼンガー・ゾンボルトを倒してな……!」
同上。ゼンガーとの最後の戦いに赴こうとするククルとの最後の会話その3。ソフィアに自身の国に古くから伝わる神鏡を渡したククルは、ゼンガーとの決戦に向かう。残されたソフィアは、ゼンガーのことを想うのだった。
「! 鏡にヒビが………」
「……ククル……」
「…還ったのですね……」
「あなたの故郷へ…………」
同話のエンドデモより。何者かの意思を受けて戦場に乱入したクストースの一体・ケレンによって、ククルがマガルガと共にその命を散らした頃……ククルに渡された神鏡に何の前触れもなくヒビが入ったことから、ククルが亡くなったことを察したソフィアは涙を流したのだった……。
「……ゼンガー………」
ゼンガー「ネート博士…ご無事で…!」
エリ「ええ…ソフィアはミケーネ帝国との決戦後…」
ヴィレッタ「本拠地から脱出した所を平和解放機構に救助されたのよ」
ゼンガー「脱出……?」
「…ええ……ククルから譲られた神鏡が…私を導いてくれたのです…」
センガー「ク、ククルの…?」
「はい…もしかしたら、彼女は最初からそのつもりであの鏡を……」
『第2次α』ゼンガールート最終話「神を断つ剣」のエンディングより。ゼンガーとの再会を果たした時の会話。
ゼンガー「我が剣は悪を断つ剣…。そして、あなたを守る剣でもあります」
ソフィア「その力を全ての人々に…。信じています。ゼンガー・ゾンボルト…」
ゼンガー「あなたの言葉…万の味方を得たようなものです」
第3次α』第53話「出航!銀河殴り込み艦隊!」のシナリオデモより。 銀河中心部へと赴くゼンガーを見送るソフィア。ゼンガー自身もソフィアや皆のためのために尽くすことを誓う。レーツェルが「心の伴侶」と語ったのもこのシーンである。
「ですが、時々思います…。人類に銀河系の一部を破壊してまで生き延びる権利があるのかと…それが運命ならばと…受け止めてしまいそうになります…」
ビアン「何もしないということは生きることを放棄することと同じだ。それは生命体の存在意義に反する」
「はい…」
ビアン「人類に逃げ場なし…。だから、選ぶべきは戦いの道…生き残る道だ…」
「ビアン総帥…」
ビアン「そして、人類はその道を選んだ。それが無駄なあがきであろうと、そこには確かに生がある。最後まで人間として生きよう。それが我々の出した答えだ」
「はい…」
ビアン(若者達よ…。その手で未来をつかみとれ…。そう…力尽くでだ…)
同話のエンドデモにおいて。DCの元総帥、ビアン・ゾルダークとの会話。二人の方法論は違っていたが、お互い人類の未来を案じていた。