「未来ロボ ダルタニアス」の版間の差分

 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[長浜ロマンロボシリーズ]]第4作。前作までで監督を担当した長浜忠夫は、本作では総演出・音響監督を務める(途中降板)。
 
[[長浜ロマンロボシリーズ]]第4作。前作までで監督を担当した長浜忠夫は、本作では総演出・音響監督を務める(途中降板)。
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既存のロボットアニメは「平和な地球に突如として[[世界征服]]を企む敵勢力が現れ、主人公がそれに立ち向かっていく」というフォーマットが多かったが、本作では開始時点で既に[[ザール星間帝国]]により地球の大部分が破壊しつくされ、人類は敗北一歩手前という絶望的な状態から話が始まっている。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
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*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
 
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=== [[地球]]・エリオス側 ===
 
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=== [[ザール星間帝国]] ===
 
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== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
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*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
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=== 地球・エリオス側 ===
 
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*[[ダルタニアス]]
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=== ザール星間帝国 ===
 
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== 用語 ==
 
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:ダルタニアスの[[母艦]]。
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:元々はアール博士とハーリンがエリオスから脱出する際に乗ってきた宇宙船だったが、地球近辺で隕石群に巻き込まれた事で自動機能により二人を脱出させそのまま不時着。
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:後に目覚めたアール博士によって発見され、ザール帝国との戦いのために準備していたところを迷い込んだ剣人たちによって地上に出現させられた。
  
 
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
 
;オープニングテーマ
 
;オープニングテーマ
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:;「ダルタニアスの歌」
 
:;「ダルタニアスの歌」
::歌:堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会 作詞:八手三郎 作曲:小林亜星 編曲:高田弘 
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::作詞 - 八手三郎 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 高田弘 / 歌 - 堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会  
::『D』『GC』で採用。
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::『D』『GC(XO)』『DD』で採用。『DD』ではイベント「その輝き、厳かたれ」「炎炎を如何せん」にてクエスト用BGMに採用。
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::作中では第29話で早苗・次郎・おちゃめ・田之助によって歌われ、自暴自棄になっていたアール博士を励ますとともに超空間エネルギーへの転換方法を閃かせた。
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;エンディングテーマ
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:;「剣人・男意気」
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::作詞 - あおいあきら / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 高田弘 / 歌 - こおろぎ'73
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
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開始時点で地球が異星人の侵攻を受け壊滅寸前という作品の都合故に、完全な原作再現は難しいようで、初参戦の『D』ではラスボスのドルメンが未登場で、『GC/XO』では盾隼人が登場せずクロッペンに関する重要イベントがカットされ、『XーΩ』では原作終了後と、扱いはどこか不遇な印象。
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
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:第2期参戦作品第11弾として2017年1月に追加参戦。『GC』から実に12年振りの参戦となり、長浜三部作である『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』ならびに『[[闘将ダイモス]]』と初共演。また同じライオンロボである『[[勇者王ガオガイガー]]』との共演も初となる。
 
:第2期参戦作品第11弾として2017年1月に追加参戦。『GC』から実に12年振りの参戦となり、長浜三部作である『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』ならびに『[[闘将ダイモス]]』と初共演。また同じライオンロボである『[[勇者王ガオガイガー]]』との共演も初となる。
 
:ダルタニアスのユニットシナリオにて、原作終了後参戦であることが明かされている。
 
:ダルタニアスのユニットシナリオにて、原作終了後参戦であることが明かされている。
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:ワールド6の構成作品として追加参戦。『XO』以来のボイス付き参戦で、2Dスパロボへの参戦は『D』以来となる。
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:ワールド6の構成作品のうち、『[[鋼鉄神ジーグ]]』と世界観を共有する。従って、ザール星間連合が攻めてくる50年以上前から九州は閉鎖状態であった(『ダルタニアス』本編では冒頭で福岡県北九州市がザール星人に攻撃されるシーンがある)。
  
 
==商品情報==
 
==商品情報==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*この頃の作品は得てして資料が少ないのだが、この作品は制作側に現存する資料が特に少ないようで、また知名度の問題もあってか[[長浜ロマンロボシリーズ|長浜三部作]]の延長上にある作品ながらも所謂ロマンアルバム的な冊子も発刊されておらず、2003年に長浜三部作と同時収録で発売された資料集でも非常にページ数が少なかった。2009年にDVD-BOXが発売された際にはブックレットにフルカラーの資料集が添付されていたが、敵メカの名称は不明のまま記載されているものも何体か存在している。
 
*この頃の作品は得てして資料が少ないのだが、この作品は制作側に現存する資料が特に少ないようで、また知名度の問題もあってか[[長浜ロマンロボシリーズ|長浜三部作]]の延長上にある作品ながらも所謂ロマンアルバム的な冊子も発刊されておらず、2003年に長浜三部作と同時収録で発売された資料集でも非常にページ数が少なかった。2009年にDVD-BOXが発売された際にはブックレットにフルカラーの資料集が添付されていたが、敵メカの名称は不明のまま記載されているものも何体か存在している。
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*長谷川裕一氏の[[漫画]]『超電磁大戦ビクトリーファイブ』及び続編の『ゴッドバード』では長浜作品が同一世界線という設定で描かれているが、流石に「地球が壊滅寸前」という設定の本作はそのまま準用するわけにもいかなかったため、例外的に『ダルタニアス』のキャラのみ『ビクトリー~』では[[並行世界|別宇宙から転移した設定]]で先行登場を果たし、『ゴッド~』では「ライディーン~ダイモスまでの世界における剣人や弾児」として登場する。
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**また後者では「ザール星間帝国が地球に侵攻自体していない」事になっているが、理由は作品自体のネタバレになるため割愛する。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年6月28日 (金) 19:17時点における最新版

未来ロボ ダルタニアス』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。

未来ロボ ダルタニアス
原作 八手三郎
監督 佐々木勝利
キャラクターデザイン 聖悠紀
金山明博
メカニックデザイン サブマリン
村上克司
出渕裕
音楽 筒井広志
制作 日本サンライズ(現:サンライズ)
放送局 東京12ch(現:テレビ東京)
放送期間 1979年3月21日 -
1980年3月5日
話数 全47話
シリーズ 長浜ロマンロボシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦D
テンプレートを表示

概要編集

長浜ロマンロボシリーズ第4作。前作までで監督を担当した長浜忠夫は、本作では総演出・音響監督を務める(途中降板)。

既存のロボットアニメは「平和な地球に突如として世界征服を企む敵勢力が現れ、主人公がそれに立ち向かっていく」というフォーマットが多かったが、本作では開始時点で既にザール星間帝国により地球の大部分が破壊しつくされ、人類は敗北一歩手前という絶望的な状態から話が始まっている。

ストーリー編集

1995年、地球は突如宇宙から現れたザール星間帝国の手に落ちて制圧され、廃墟と化してしまっていた。そんな地球で仲間の戦災孤児達とたくましく生きていた少年、楯剣人。彼はひょんなことから出会ったエリオス星の科学者アールから、自分はかつてザール星間帝国に滅ぼされたエリオス帝国の王子だと知らされる。エリオスの再建を夢見ていたアールが製造していたアトラウスガンパー、そして自意識を持つライオン型メカ、ベラリオスが加わった事によりダルタニアスが完成。剣人達は、地球を救うためにダルタニアスでザール星間帝国との戦いを始めた。

その戦いの最中、ザール星間帝国の内部にも異変が起き始める。

登場人物編集

スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。

地球・エリオス側編集

楯剣人
柊弾児
白鳥早苗
小丸次郎
畑田之助
軽井まなぶ
おちゃめ
トン助
アール博士
ハーリン / 楯隼人
ガスコン
ハーマン
ハリソン
クレイタス

ザール星間帝国編集

クロッペン
ネシア
カブト
ボイダー
ミズカ
プロザルス
ドルメン大帝
ガスコン (偽)
ザール兵

登場メカ編集

スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

地球・エリオス側編集

ダルタニアス
アトラウス
ガンパー
ベラリオス
ガスコン専用ロボ

ザール星間帝国編集

監視ロボット
ガスコン専用ロボ (偽)
デスターク1
デスターク2
デスターク3

ベムボーグ編集

ダランチェ
グルゾン
ザラス

ツインボーグ編集

グロザルス
ユニトゲラス

戦艦編集

カブト戦闘母艦
ボイダー戦闘母艦
ネシア戦闘母艦
移動要塞

用語編集

エリオス帝国
ザール星間帝国
超空間エネルギー
ベムボーグ
ツインボーグ
アダルス基地
ダルタニアスの母艦
元々はアール博士とハーリンがエリオスから脱出する際に乗ってきた宇宙船だったが、地球近辺で隕石群に巻き込まれた事で自動機能により二人を脱出させそのまま不時着。
後に目覚めたアール博士によって発見され、ザール帝国との戦いのために準備していたところを迷い込んだ剣人たちによって地上に出現させられた。

楽曲編集

オープニングテーマ
「ダルタニアスの歌」
作詞 - 八手三郎 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 高田弘 / 歌 - 堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
『D』『GC(XO)』『DD』で採用。『DD』ではイベント「その輝き、厳かたれ」「炎炎を如何せん」にてクエスト用BGMに採用。
作中では第29話で早苗・次郎・おちゃめ・田之助によって歌われ、自暴自棄になっていたアール博士を励ますとともに超空間エネルギーへの転換方法を閃かせた。
エンディングテーマ
「剣人・男意気」
作詞 - あおいあきら / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 高田弘 / 歌 - こおろぎ'73

登場作と扱われ方編集

開始時点で地球が異星人の侵攻を受け壊滅寸前という作品の都合故に、完全な原作再現は難しいようで、初参戦の『D』ではラスボスのドルメンが未登場で、『GC/XO』では盾隼人が登場せずクロッペンに関する重要イベントがカットされ、『XーΩ』では原作終了後と、扱いはどこか不遇な印象。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦D
初参戦作品。ズール皇帝がドルメンに成り代わっているが、敵の幹部はほぼ揃っている。
知名度の問題から参戦は難しかったが、携帯機ではある程度のチャレンジが可能なため参戦が実現した[1]

単独作品編集

スーパーロボット大戦GCXO
初の声付き参戦。戦災孤児グループがホワイトベースカツ・レツ・キッカのポジションに収まっている。また、同じ監督作品の『最強ロボ ダイオージャ』とのクロスオーバーがある。
スーパーロボット大戦X-Ω
第2期参戦作品第11弾として2017年1月に追加参戦。『GC』から実に12年振りの参戦となり、長浜三部作である『超電磁ロボ コン・バトラーV』『超電磁マシーン ボルテスV』ならびに『闘将ダイモス』と初共演。また同じライオンロボである『勇者王ガオガイガー』との共演も初となる。
ダルタニアスのユニットシナリオにて、原作終了後参戦であることが明かされている。
スーパーロボット大戦DD
ワールド6の構成作品として追加参戦。『XO』以来のボイス付き参戦で、2Dスパロボへの参戦は『D』以来となる。
ワールド6の構成作品のうち、『鋼鉄神ジーグ』と世界観を共有する。従って、ザール星間連合が攻めてくる50年以上前から九州は閉鎖状態であった(『ダルタニアス』本編では冒頭で福岡県北九州市がザール星人に攻撃されるシーンがある)。

商品情報編集

DVD編集

レンタルビデオ・動画配信編集

レンタルビデオはなし。

サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
TSUTAYA TV ×  サービス終了
DMMTV   見放題期間あり
バンダイチャンネル   見放題期間あり
GYAO!ストア ×  サービス終了
東映アニメオンデマンド ×  サービス終了
ユーネクスト × 
ビデオマーケット × 
フジテレビオンデマンド ×
Amazonプライムビデオ   有料チャンネル「マイ☆ヒーロー」内での配信
dアニメストア × 
ビデックス ×
hulu × 
ひかりTV ×
楽天TV ×
TELASA ×
J:COMオンデマンド ×
milplus ×
Netflix × 
アニメ放題 × 
ニコニコチャンネル(アニメ) ×
Lemino ×
AbemaTV ×

余談編集

  • この頃の作品は得てして資料が少ないのだが、この作品は制作側に現存する資料が特に少ないようで、また知名度の問題もあってか長浜三部作の延長上にある作品ながらも所謂ロマンアルバム的な冊子も発刊されておらず、2003年に長浜三部作と同時収録で発売された資料集でも非常にページ数が少なかった。2009年にDVD-BOXが発売された際にはブックレットにフルカラーの資料集が添付されていたが、敵メカの名称は不明のまま記載されているものも何体か存在している。
  • 長谷川裕一氏の漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』及び続編の『ゴッドバード』では長浜作品が同一世界線という設定で描かれているが、流石に「地球が壊滅寸前」という設定の本作はそのまま準用するわけにもいかなかったため、例外的に『ダルタニアス』のキャラのみ『ビクトリー~』では別宇宙から転移した設定で先行登場を果たし、『ゴッド~』では「ライディーン~ダイモスまでの世界における剣人や弾児」として登場する。
    • また後者では「ザール星間帝国が地球に侵攻自体していない」事になっているが、理由は作品自体のネタバレになるため割愛する。

脚注 編集

  1. 『スーパーロボット大戦D 爆烈戦闘伝導書』102頁。