「セレーネ・マクグリフ」の版間の差分
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+ | == 概要 == | ||
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− | + | なお、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の争いには全く関心がない。 | |
− | + | 地上でスターゲイザー本体の開発をしており、シャトルでスターゲイザーと共に[[宇宙]]に向かった。その後、[[トロヤステーション]]にてスターゲイザーとヴォワチュール・ユニットの研究を続けていたが、[[ファントムペイン]]のホアキン隊の襲撃を受けたため、[[ソル・リューネ・ランジュ|ソル]]と共にスターゲイザーで出撃。[[スウェン・カル・バヤン|スウェン]]の[[ストライクノワールガンダム]]と交戦し、ヴォワチュール・リュミエールを使って自分ごとストライクノワールを[[地球]]と[[金星]]の間の宙域まで飛ばした。それから669時間後にスウェンと共にスターゲイザーで地球圏に帰還したが、コクピットの酸素が保つのは約27日間(648時間)であった。 | |
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+ | アニメ版はその後どうなったかは不明のまま終了するが、漫画版では生還している場面が描かれ、サンライズ公式設定でも生還したとされている。 | ||
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+ | 短編を除けば、映像作品としては[[ガンダムシリーズ]]初の女性[[主人公]]……なのだが、明確にスポットが当てられるのが最終話のみな感があり、機体が元々は非戦闘機、本人も基本は非戦闘員なのが災いしてか、戦闘シーンが多い[[スウェン・カル・バヤン|スウェン]]に割を喰っている<ref>後に『機動戦士ガンダム 水星の魔女』にて正真正銘の女性主人公が採用されたため、「'''(『水星』が)シリーズ初の女性主人公'''」として[https://magmix.jp/post/84841 紹介する記事も見られている。]</ref>。 | ||
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+ | また、ガンダムシリーズ(他のロボットアニメでもそうだが)の主人公で[[年齢]]が20代後半というのは珍しいケースである(他には『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』時代の[[アムロ・レイ]]ぐらいか)。 | ||
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+ | なお、セレーネのファーストネームのつづりはSeleneと書き、ギリシア語で「[[月]]」を意味する。また、[[ギリシア神話]]の女神セレーネーのことも指す。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | ;[[ | + | === 携帯機シリーズ === |
− | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}} | |
+ | :初登場作品。序盤から登場する。その後、19話前半で[[スポット参戦]]し、22話クリア後に正式に参戦する。特殊技能で[[コーディネイター]]持ち、[[サブパイロット]]として[[ソル・リューネ・ランジュ|ソル]]も同行しているため、使いやすい。搭乗機の[[スターゲイザーガンダム|スターゲイザー]]は火力は薄いがC武器オンリーなので育て方次第ではコンボ要員になることも出来る。セレーネ自身は防御以外の能力が低めでコーディネイター補正込みでそこそこというレベルなので、[[スキルパーツ]]で補強してやると扱いやすくなる。 | ||
+ | :やや弱めの[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]&[[ハロ]]と考えれば分かり易い。 | ||
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+ | == パイロットステータス == | ||
+ | === [[精神コマンド]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦K|K]] | ||
+ | :'''[[偵察]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[絆]]''' | ||
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+ | === [[特殊スキル]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦K|K]] | ||
+ | :'''[[撃ち落とし]]、[[シールド防御]]、[[コーディネイター]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[援護防御|援護防御L2]]、[[コンボ|アタックコンボL2]]''' | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[スウェン・カル・バヤン]] | ;[[スウェン・カル・バヤン]] | ||
− | :ファントムペインの[[MS]]パイロット。共に[[地球]]に帰還した後、彼をD.S.S.Dに誘う。 | + | :ファントムペインの[[モビルスーツ|MS]]パイロット。共に[[地球]]に帰還した後、彼をD.S.S.Dに誘う。 |
;[[ソル・リューネ・ランジュ]] | ;[[ソル・リューネ・ランジュ]] | ||
:同僚。弟分でもある。 | :同僚。弟分でもある。 | ||
;エドモンド・デュクロ | ;エドモンド・デュクロ | ||
− | : | + | :D.S.S.Dの保安部に務める上司。実は内心、セレーネに恋慕していた。 |
;[[ロウ・ギュール]] | ;[[ロウ・ギュール]] | ||
:技術者として、彼にライバル視されている。 | :技術者として、彼にライバル視されている。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
;[[葵霧子]] | ;[[葵霧子]] | ||
− | : | + | :『K』では、彼女と親友同士である。 |
;[[サコン・シロウ]] | ;[[サコン・シロウ]] | ||
− | : | + | :『K』では、最終話にて対[[ル=コボル]]戦の切り札を共に開発することに。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | ; | + | === アニメ本編 === |
− | : | + | ;「知ってる?アルバイトする時は、前以って申請してないと駄目なのよ」 |
− | ; | + | :避難地区を襲撃した[[ジン (SEED)|ジン]]を足止めし、セレーネをD.S.S.D研究所へと先行させるべく残留の意思を示すエドモンドを指して。 |
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− | ;「…御託はいいわ。あなたが何をやりたいのか、私はそれだけを聞いてるの」<br />「私達だって敵のパイロットを何人も殺したわ。忘れられるわけがない。嫌な夢で夜中に何度も眼が覚める事もある」<br /> | + | :トロヤステーションが制圧されつつある状況下、操縦を担当するソルと非戦闘用[[MS]]であった[[スターゲイザーガンダム|スターゲイザー]]に不本意な出撃を謝罪しつつ、[[ファントムペイン]]の迎撃に向かう。 |
− | :漫画版エピローグより。スウェンをD.S.S. | + | ;「淋しいから…一人で死ぬのが淋しかったから。誰でもいいから、眠るまで声を掛けられる相手が欲しかった…」<br />「暴れてもいいわよ。私が死ぬまで『一人じゃない』って感じさせてくれればいいんだから」 |
+ | :トロヤステーション戦でスターゲイザーと[[ストライクノワールガンダム|ストライクノワール]]を戦域から排除され、[[宇宙]]空間をどことも知れず漂流する中、ストライクノワールから助け出した[[スウェン・カル・バヤン|スウェン]]にその理由を尋ねられた際に返した台詞。彼女には珍しい弱気の吐露。 | ||
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+ | === 漫画版 === | ||
+ | ;「…御託はいいわ。あなたが何をやりたいのか、私はそれだけを聞いてるの」<br />「私達だって敵のパイロットを何人も殺したわ。忘れられるわけがない。嫌な夢で夜中に何度も眼が覚める事もある」<br />「でも私のやりたい事を邪魔しに来る奴がいればまた戦ってやるわ。相手が[[ナチュラル]]だろうが[[コーディネイター]]だろうが関係なくね!」 | ||
+ | :漫画版エピローグより。スウェンをD.S.S.Dにスカウトするが、彼は自分の過去の行いから拒もうとする。罪にさいなまれる彼の言葉を一通り聴いた後、ビール瓶を飲み干したセレーネは、この台詞で彼を[[説得]]した。彼女のメンタリティを最もストレートに表した台詞だろう。 | ||
+ | ;「…できるわ! みんなが上を見て進んでいけば!」 | ||
+ | :ラストの台詞。スウェンの「俺は…星を目指したい!」という言葉を受けて、スウェンを迎え入れる。 | ||
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+ | == 迷台詞 == | ||
+ | ;「Nジャマーキャンセラーが効いてるわ。パワーセルしか使えないわよ」 | ||
+ | :出撃時の台詞。'''[[ニュートロンジャマーキャンセラー|Nジャマーキャンセラー]]が効いていれば核動力が使える'''はずなので、どう考えても間違いの迷台詞。漫画版やスパロボKでも[[修正]]されておらず、後年に発売された『SDガンダム G-GENERATION CROSSRAYS』でもそのままだった。状況を鑑みると「ニュートロンジャマ―が効いてるわ」が正しいと思われる。 | ||
== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
− | ; | + | ;「邪魔するやつはスターゲイザーでぶっ飛ばすわ!」 |
− | : | + | :『K』に於ける大迷言。前述の漫画版の名台詞を意識していると思われる…が「不本意な出撃」だった原作を鑑みれば先ず、有り得ない台詞なのだが…[[鋼鉄ジーグ|ジーグ]]あたりに毒されたのか、若しくは[[アン・シレーナ|中の人ネタ]]を持ち込まれたのか。 |
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+ | == 搭乗機体 == | ||
+ | ;[[スターゲイザーガンダム]] | ||
+ | : | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[[GUNDAM:セレーネ・マクグリフ]] | ||
− | + | ==脚注== | |
+ | <references /> | ||
+ | {{ガンダムシリーズ}} | ||
+ | {{DEFAULTSORT:せれえね まくくりふ}} | ||
[[Category:登場人物さ行]] | [[Category:登場人物さ行]] | ||
+ | [[Category:ガンダムシリーズの登場人物]] | ||
+ | [[Category:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]] |
2024年8月11日 (日) 17:25時点における最新版
セレーネ・マクグリフは『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』の主人公兼ヒロイン。
セレーネ・マクグリフ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 大原さやか |
デザイン | 大貫健一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(コーディネイター) |
性別 | 女 |
年齢 | 28歳 |
所属 | D.S.S.D |
概要編集
D.S.S.Dの技術開発センターに所属しており、「スターゲイザー計画」の中心人物でもある。
決めた目標は最後までやり遂げようとする性格だが、そのためには手段を選ばないという側面がある。…とされているが、作中取り立てて非道な行動を採ったりしている訳ではなく、本来作業用MSであるスターゲイザーで戦闘に参加するなど“それが必要な行為ならば、ためらわない”と言ったところか。エドモンド・デュクロとのやりとりや漫画版のエピローグなどから、その意志力の強さが印象深いだろう。
なお、ナチュラルとコーディネイターの争いには全く関心がない。
地上でスターゲイザー本体の開発をしており、シャトルでスターゲイザーと共に宇宙に向かった。その後、トロヤステーションにてスターゲイザーとヴォワチュール・ユニットの研究を続けていたが、ファントムペインのホアキン隊の襲撃を受けたため、ソルと共にスターゲイザーで出撃。スウェンのストライクノワールガンダムと交戦し、ヴォワチュール・リュミエールを使って自分ごとストライクノワールを地球と金星の間の宙域まで飛ばした。それから669時間後にスウェンと共にスターゲイザーで地球圏に帰還したが、コクピットの酸素が保つのは約27日間(648時間)であった。
アニメ版はその後どうなったかは不明のまま終了するが、漫画版では生還している場面が描かれ、サンライズ公式設定でも生還したとされている。
短編を除けば、映像作品としてはガンダムシリーズ初の女性主人公……なのだが、明確にスポットが当てられるのが最終話のみな感があり、機体が元々は非戦闘機、本人も基本は非戦闘員なのが災いしてか、戦闘シーンが多いスウェンに割を喰っている[1]。
また、ガンダムシリーズ(他のロボットアニメでもそうだが)の主人公で年齢が20代後半というのは珍しいケースである(他には『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』時代のアムロ・レイぐらいか)。
なお、セレーネのファーストネームのつづりはSeleneと書き、ギリシア語で「月」を意味する。また、ギリシア神話の女神セレーネーのことも指す。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
人間関係編集
- スウェン・カル・バヤン
- ファントムペインのMSパイロット。共に地球に帰還した後、彼をD.S.S.Dに誘う。
- ソル・リューネ・ランジュ
- 同僚。弟分でもある。
- エドモンド・デュクロ
- D.S.S.Dの保安部に務める上司。実は内心、セレーネに恋慕していた。
- ロウ・ギュール
- 技術者として、彼にライバル視されている。
他作品との人間関係編集
名台詞編集
アニメ本編編集
- 「知ってる?アルバイトする時は、前以って申請してないと駄目なのよ」
- 避難地区を襲撃したジンを足止めし、セレーネをD.S.S.D研究所へと先行させるべく残留の意思を示すエドモンドを指して。
- 「ごめんなさい、貴方に人殺しをさせてしまうわ……この子にも」
- トロヤステーションが制圧されつつある状況下、操縦を担当するソルと非戦闘用MSであったスターゲイザーに不本意な出撃を謝罪しつつ、ファントムペインの迎撃に向かう。
- 「淋しいから…一人で死ぬのが淋しかったから。誰でもいいから、眠るまで声を掛けられる相手が欲しかった…」
「暴れてもいいわよ。私が死ぬまで『一人じゃない』って感じさせてくれればいいんだから」 - トロヤステーション戦でスターゲイザーとストライクノワールを戦域から排除され、宇宙空間をどことも知れず漂流する中、ストライクノワールから助け出したスウェンにその理由を尋ねられた際に返した台詞。彼女には珍しい弱気の吐露。
漫画版編集
- 「…御託はいいわ。あなたが何をやりたいのか、私はそれだけを聞いてるの」
「私達だって敵のパイロットを何人も殺したわ。忘れられるわけがない。嫌な夢で夜中に何度も眼が覚める事もある」
「でも私のやりたい事を邪魔しに来る奴がいればまた戦ってやるわ。相手がナチュラルだろうがコーディネイターだろうが関係なくね!」 - 漫画版エピローグより。スウェンをD.S.S.Dにスカウトするが、彼は自分の過去の行いから拒もうとする。罪にさいなまれる彼の言葉を一通り聴いた後、ビール瓶を飲み干したセレーネは、この台詞で彼を説得した。彼女のメンタリティを最もストレートに表した台詞だろう。
- 「…できるわ! みんなが上を見て進んでいけば!」
- ラストの台詞。スウェンの「俺は…星を目指したい!」という言葉を受けて、スウェンを迎え入れる。
迷台詞編集
- 「Nジャマーキャンセラーが効いてるわ。パワーセルしか使えないわよ」
- 出撃時の台詞。Nジャマーキャンセラーが効いていれば核動力が使えるはずなので、どう考えても間違いの迷台詞。漫画版やスパロボKでも修正されておらず、後年に発売された『SDガンダム G-GENERATION CROSSRAYS』でもそのままだった。状況を鑑みると「ニュートロンジャマ―が効いてるわ」が正しいと思われる。
スパロボシリーズの迷台詞編集
搭乗機体編集
資料リンク編集
脚注編集
- ↑ 後に『機動戦士ガンダム 水星の魔女』にて正真正銘の女性主人公が採用されたため、「(『水星』が)シリーズ初の女性主人公」として紹介する記事も見られている。