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== 概要 == | == 概要 == | ||
「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ金属細胞。元々は[[アルティメット細胞]] (U細胞) と呼称されていたが、これを搭載した[[アルティメットガンダム]]が[[デビルガンダム]]と呼ばれるようになったことに従い、物質の呼び名も「デビルガンダム細胞」に改められている。 | 「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ金属細胞。元々は[[アルティメット細胞]] (U細胞) と呼称されていたが、これを搭載した[[アルティメットガンダム]]が[[デビルガンダム]]と呼ばれるようになったことに従い、物質の呼び名も「デビルガンダム細胞」に改められている。 | ||
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デビルガンダムはこの性質を悪用し、物質を元通りに再生するのではなくデビルガンダムの都合の良い形に変質させるようDG細胞をプログラムすることで、他者を支配下に置いたり、自己進化により自身の形状を変えて強化している。その他、細胞の力で配下のデスアーミーシリーズを大量生産すると共に、DG細胞の浸食で[[ゾンビ兵]]に変貌した人間たちをそのパイロットとして利用している。 | デビルガンダムはこの性質を悪用し、物質を元通りに再生するのではなくデビルガンダムの都合の良い形に変質させるようDG細胞をプログラムすることで、他者を支配下に置いたり、自己進化により自身の形状を変えて強化している。その他、細胞の力で配下のデスアーミーシリーズを大量生産すると共に、DG細胞の浸食で[[ゾンビ兵]]に変貌した人間たちをそのパイロットとして利用している。 | ||
− | + | 精神感応物質であるため、正常に機能させるためには人間の精神力が必要不可欠である。デビルガンダムが「生体ユニット」として人間を必要とするのはこのため。また精神力の強い人間であればDG細胞の動作を制御することが可能で、[[シュバルツ・ブルーダー]]はデビルガンダムに支配されることなくDG細胞を操っており、[[東方不敗|東方不敗マスター・アジア]]は肉体への感染自体を防いでいる。 | |
死体にも感染する事が可能で、30年以上前のガンダムファイト時に死亡したダハール・ムハマンド(SRW未登場)を機体ごと再生している他、今大会時に死亡し埋葬されたネオイングランド代表のジェントル・チャップマンを蘇生させて手駒にしている。 | 死体にも感染する事が可能で、30年以上前のガンダムファイト時に死亡したダハール・ムハマンド(SRW未登場)を機体ごと再生している他、今大会時に死亡し埋葬されたネオイングランド代表のジェントル・チャップマンを蘇生させて手駒にしている。 | ||
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:やはりメカも生物も無差別に取り込む上、元は人間に利する目的で作り出されたのが暴走した存在という点も共通している。 | :やはりメカも生物も無差別に取り込む上、元は人間に利する目的で作り出されたのが暴走した存在という点も共通している。 | ||
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:DG細胞のバンプレストオリジナル版その2。自律型自己修復金属細胞で、「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ。ズフィルード・クリスタルを元に作られた。 | :DG細胞のバンプレストオリジナル版その2。自律型自己修復金属細胞で、「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ。ズフィルード・クリスタルを元に作られた。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*『Gガンダム』の監督である今川泰宏氏は、熱狂的なトレッキー(アメリカのSFドラマ『スタートレック』の愛好家)として知られ、DG細胞のアイデアは、スタートレックの作中で登場した機械生命体「ボーグ」の特徴を参考として発案されたものである。 | *『Gガンダム』の監督である今川泰宏氏は、熱狂的なトレッキー(アメリカのSFドラマ『スタートレック』の愛好家)として知られ、DG細胞のアイデアは、スタートレックの作中で登場した機械生命体「ボーグ」の特徴を参考として発案されたものである。 | ||
**更に余談だが、当劇中にアレンビーの名を持つ人物もおり、それが『Gガンダム』の登場人物の命名元となっている。 | **更に余談だが、当劇中にアレンビーの名を持つ人物もおり、それが『Gガンダム』の登場人物の命名元となっている。 | ||
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2024年1月25日 (木) 20:31時点における最新版
DG細胞(デビルガンダム細胞)(DG Cell[1])とは、『機動武闘伝Gガンダム』に登場する架空の物質。
DG細胞 | |
---|---|
登場作品 | |
SRWでの分類 |
パイロット 一般兵 |
概要編集
「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ金属細胞。元々はアルティメット細胞 (U細胞) と呼称されていたが、これを搭載したアルティメットガンダムがデビルガンダムと呼ばれるようになったことに従い、物質の呼び名も「デビルガンダム細胞」に改められている。
元はモビルファイターなどに自己修復能力を持たせてメンテナンスフリー化することを目的に、ライゾウ・カッシュ博士よって開発された物質。『Gガンダム』世界におけるガンダリウム合金の素材である精神感応物質「ディマリウム」の特性をより先鋭化させたもので、機械だけでなく生物にさえ入り込んで物質構造を記憶し、破損を修復する作用を持つ。汚染物質の元の形質を記憶しておけば汚染を取り除くこともできるため、地球環境再生の一助にもなると期待されていた。
デビルガンダムはこの性質を悪用し、物質を元通りに再生するのではなくデビルガンダムの都合の良い形に変質させるようDG細胞をプログラムすることで、他者を支配下に置いたり、自己進化により自身の形状を変えて強化している。その他、細胞の力で配下のデスアーミーシリーズを大量生産すると共に、DG細胞の浸食でゾンビ兵に変貌した人間たちをそのパイロットとして利用している。
精神感応物質であるため、正常に機能させるためには人間の精神力が必要不可欠である。デビルガンダムが「生体ユニット」として人間を必要とするのはこのため。また精神力の強い人間であればDG細胞の動作を制御することが可能で、シュバルツ・ブルーダーはデビルガンダムに支配されることなくDG細胞を操っており、東方不敗マスター・アジアは肉体への感染自体を防いでいる。
死体にも感染する事が可能で、30年以上前のガンダムファイト時に死亡したダハール・ムハマンド(SRW未登場)を機体ごと再生している他、今大会時に死亡し埋葬されたネオイングランド代表のジェントル・チャップマンを蘇生させて手駒にしている。
SRWでの扱い編集
一部シリーズで「アルティメット細胞」が強化パーツとして登場する。またゲッター線を浴びて自己進化の機能がパワーアップする事もある。
『スーパーロボット大戦NEO』ではエルンスト機関が精霊石を使用したDG細胞の制御に成功しており、デスアーミー等のパイロットは制御されたDG細胞になっている。尤もそれは一時的なことで、すぐに自己進化の機能により制御プログラムを破られてしまうのだが……。
『スーパーロボット大戦T』では、第13回ガンダムファイトで起こったデビルガンダム事件を受けて、国際条約が締結され、開発者であるライゾウ博士の管理下以外でのDG細胞の研究は禁止されている。もっとも、裏社会ではそれを知りながら違法な研究を行っている者もいる。
DG細胞(特殊技能)編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦J
- 気力が100から10アップする毎に、パイロットの各能力が少しずつ上昇していく。
単独作品編集
- 新スーパーロボット大戦
- 命中・回避+2。キョウジ・カッシュ、ミケロ・チャリオット、ジェントル・チャップマン、ゾンビ兵のみ習得する。
DG細胞(一般兵)編集
単独作品編集
作品によってはゾンビ兵の代わりにDG細胞自体がパイロットとして扱われているものもある。
DG細胞に類似するもの編集
- インベーダー
- 人工物ではないが、メカも生物も無差別に取り込んでしまう点など、DG細胞に似た性質が見られる。
- 『T』ではゾンダーメタルと合わせて三者間で喰い合う存在となっている。
- ゾンダーメタル
- やはりメカも生物も無差別に取り込む上、元は人間に利する目的で作り出されたのが暴走した存在という点も共通している。
- 『T』ではインベーダーと合わせて三者間で喰い合う存在となっている。
- ラダム
- 他の星系の生物をテッカマンに変えて洗脳し、勢力を拡大していく点を『J』ではチボデーから「DG細胞に似ている」と評されている。
- ズフィルード・クリスタル
- DG細胞のバンプレストオリジナル版。初出の『新』で、バルマー帝国と拮抗するダグ星系共和国の技術、地上編ラスボスがデビルガンダムなのに対して宇宙編ラスボスはズフィルード、などDG細胞に並び立つものとして設定が作られた。スーパーヒーロー作戦ではユーゼスが用意した基礎フレームを元にカッシュ博士がデビルガンダムを開発しているため、明言されてはいないがズフィルード・クリスタルを元にDG細胞が作られたと思われる。
- マシンセル
- DG細胞のバンプレストオリジナル版その2。自律型自己修復金属細胞で、「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ。ズフィルード・クリスタルを元に作られた。
- ラズムナニウム
- DG細胞のバンプレストオリジナル版その3。『MX』では『Gガンダム』と共演しており、DG細胞を参考にして作られた。
余談編集
- 『Gガンダム』の監督である今川泰宏氏は、熱狂的なトレッキー(アメリカのSFドラマ『スタートレック』の愛好家)として知られ、DG細胞のアイデアは、スタートレックの作中で登場した機械生命体「ボーグ」の特徴を参考として発案されたものである。
- 更に余談だが、当劇中にアレンビーの名を持つ人物もおり、それが『Gガンダム』の登場人物の命名元となっている。