スーパーロボット大戦Wiki

「ガルムレイド」の版間の差分

細
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(15人の利用者による、間の22版が非表示)
1行目: 1行目:
−
==YTA-07RB ガルムレイド（GARMRAID）==
+
{{登場メカ概要
−
*[[登場作品]]：[[バンプレストオリジナル]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::GARMRAID]]<ref>[https://hakabanogarou.jp/srwog/goods グッズ]、スーパーロボット大戦OG展 公式サイト、2023年4月2日閲覧。</ref>
−
**[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]（[[OGシリーズ]]）
−
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}（{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE}}）
−
*分類：人型機動兵器【TEアブソーバー】
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|青木健太}}
−
*形式番号：YTA-07RB【ツェントル・プロジェクト7号機】
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}
−
*全高：49.3 m
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
−
*重量：101.4 t
+
}}
−
*[[動力|動力・エンジン・エネルギー]]：[[TEエンジン]]兼電力バッテリー併用
 
−
*装甲：不明
 
−
*MMI：ダイレクト・フィーリング・コントロール
 
−
*開発者：[[ミタール・ザパト]]
 
−
*所属：[[マグネイト・テン]]（MX）
 
−
*主なパイロット
 
−
**[[ヒューゴ・メディオ]]【メイン】
 
−
**[[アクア・ケントルム]]【サブ】
 
−
*メカニックデザイナー：青木健太
 
  
−
[[ツェントル・プロジェクト]]7号機。[[特機]]の特徴を受け継いでおり、近接戦闘を得意とする。動力エンジンである『[[TEエンジン]]』は制御が極めて困難であるため、メインパイロットの[[ヒューゴ・メディオ]]の他、機体補助の「ダイレクト・フィーリング・コントロール（DFC）」を応用して、直接的にオペレーターの[[アクア・ケントルム]]がコンタクトを取る必要がある。それでもなお機体稼働には不安定さが残っており、関節各部に補助電池をセットすることで補っている。
+
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = [[分類::TEアブゾーバー]]
 +
| 型式番号 = [[型式番号::YTA-07RB]]
 +
| 全高 = 49.3 m
 +
| 重量 = [[重量::101.4 t]]
 +
| 動力 = [[動力::TEエンジン]]<br />[[動力::電力バッテリー]]
 +
| MMI = [[MMI::ダイレクト・フィーリング・コントロール]]
 +
| 開発者 = [[開発::ミタール・ザパト]]
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|マグネイト・テン}}（MX）
 +
| パイロット =
 +
;【メインパイロット】
 +
:[[パイロット::ヒューゴ・メディオ]]
 +
;【オペレーター】
 +
:[[パイロット::アクア・ケントルム]]
 +
}}
 +
'''ガルムレイド'''は『[[スーパーロボット大戦MX]]』の[[登場メカ]]であり、スーパー系主人公の前半の主役メカ。
 +
 
 +
== 概要 ==
 +
[[ツェントル・プロジェクト]]試作7号機。
 +
 
 +
[[特機]]の特徴を受け継いでおり、近接戦闘を得意とする。
 +
 
 +
動力エンジンである「[[TEエンジン]]」は制御が極めて困難であるため、メインパイロットの[[ヒューゴ・メディオ]]の他、機体補助の「ダイレクト・フィーリング・コントロール（DFC）」を応用して、直接的にオペレーターの[[アクア・ケントルム]]がコンタクトを取る必要がある。それでもなお機体稼働には不安定さが残っており、関節各部に補助電池をセットすることで補っている。
  
 
同系機がもう一機存在しているが、こちらは予備パーツとしての意味合いが強く運用されていない。
 
同系機がもう一機存在しているが、こちらは予備パーツとしての意味合いが強く運用されていない。
  
−
ツェントル・プロジェクト5号機[[メディウス・ロクス (第1形態)|メディウス・ロクス]]と幾度無く交戦の末、メディウスを追い詰めるが、追い詰められたメディウスは[[エルデ・ミッテ]]のデータよりガルムレイドの異進化した形態[[メディウス・ロクス (第2形態)]]へと進化し、逆に倒されてしまう。
+
ツェントル・プロジェクト5号機[[メディウス・ロクス (第1形態)|メディウス・ロクス]]と幾度となく交戦し、最終的にメディウスを追い詰めるが、[[エルデ・ミッテ]]により本機のデータを反映した[[メディウス・ロクス (第2形態)]]へと進化したことで返り討ちに遭い、大破した。
  
−
機体名は[[北欧神話]]に登場する猛獣『ガルム』と、襲撃・急襲を意味する英語『レイド』の合成。
+
その後、回収された本機は修理改造に伴いマシン・アニマリートを搭載した強化型「[[ガルムレイド・ブレイズ]]」として生まれ変わることになる。
  
−
なおこの機体の方がプレイヤーに印象が強くMXでの主人公機はこちらをイメージするファンも多い。
+
機体名は[[北欧神話]]に登場する猛獣「ガルム」と、襲撃・急襲を意味する英語「レイド」の合成。
  
−
==登場作品と役柄==
+
なおこの機体の方がプレイヤーに印象が強く『MX』での主人公機はこちらをイメージするファンも多い。
  
 +
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
−
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]):ヒューゴとアクアの両パイロットで運用。序盤戦は[[メディウス・ロクス(第1形態)|メディウス・ロクス]]と単独戦闘が多いので、積極的に投資したい。[[サーベラス]]に比べると攻撃力が上。主力級スーパー系としては破格の[[強化パーツ]]スロット3。序盤にヒューゴが射撃を養成すると泣きを見るサーベラスとは違い、後継機と戦闘方法が変わらないので、序盤から気兼ねなく養成が出来る。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}}（{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE}}）
 +
:初登場作品。ヒューゴとアクアの両パイロットで運用。序盤戦は[[メディウス・ロクス(第1形態)|メディウス・ロクス]]と単独戦闘が多いので、積極的に投資したい。[[サーベラス]]に比べると攻撃力が上。主力級スーパー系としては破格の[[強化パーツ]]スロット3。序盤にヒューゴが射撃を養成すると泣きを見るサーベラスとは違い、後継機と戦闘方法が変わらないので、序盤から気兼ねなく養成が出来る。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
−
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
−
:サーベラスと同時期に加入。自軍では比較的貴重なスーパー系。火力は十分であるが、最大射程が4までしかなく、また[[サーベラス]]と違ってヒューゴの[[ヒット＆アウェイ]]や[[連続攻撃]]が死にスキルになってしまうのが欠点。
+
:[[サーベラス]]と同時期に加入。自軍では比較的貴重なスーパー系。火力は十分であるが、最大射程が4までしかなく、またサーベラスと違ってヒューゴの[[ヒット＆アウェイ]]や[[連続攻撃]]が死にスキルになってしまうのが欠点。
 +
:加えて、全体攻撃武器が無いという掃討力の弱さも目立つ。優秀な反面、相方を選ぶ機体となっている。ガルムレイドが活躍する時期ではまだ全体攻撃武器が開放されない、[[ダイゼンガー]]あたりが候補であろうか。
 +
:アクアの能力が射撃重視型のため、ヒューゴの一時離脱イベントではこちらをメディウスの生贄にするプレイヤーも多いと思われる。
 +
:サーベラス共々、本シリーズでは後継機とは別の機体になっている。
  
−
==装備・機能==
+
== 装備・機能 ==
 
[[スーパーロボット]]というと燃費が悪いイメージがあるが、本機は全体的に武器の消費ENが低く、ENも弾薬も消費しない有射程P武器ファング・ナックルの存在もあって[[サーベラス]]よりも継戦能力に優れる。ただし後継機の[[ガルムレイド・ブレイズ]]になると、一転してEN消費が激しくなるので注意。
 
[[スーパーロボット]]というと燃費が悪いイメージがあるが、本機は全体的に武器の消費ENが低く、ENも弾薬も消費しない有射程P武器ファング・ナックルの存在もあって[[サーベラス]]よりも継戦能力に優れる。ただし後継機の[[ガルムレイド・ブレイズ]]になると、一転してEN消費が激しくなるので注意。
  
 
見た目の印象ほど装甲値は高くなく、防御・回避に役立つ能力もない。機体名の通り攻撃に重点を置いた特機になっている。装甲とHPをフル改造しても過信して単機突撃せず、他ユニットとの連携を取ること。また、メディウス・ロクスと1体1で戦う時は特に要注意。あまり強気に戦うと、簡単に撃墜されてしまう。
 
見た目の印象ほど装甲値は高くなく、防御・回避に役立つ能力もない。機体名の通り攻撃に重点を置いた特機になっている。装甲とHPをフル改造しても過信して単機突撃せず、他ユニットとの連携を取ること。また、メディウス・ロクスと1体1で戦う時は特に要注意。あまり強気に戦うと、簡単に撃墜されてしまう。
  
−
===武装・[[必殺武器]]===
+
=== 武装・[[必殺武器]] ===
−
全ての武器がダメージ算出を格闘値に依存するタイプ。ブラッディ・レイとファング・ナックルは格闘射撃（格射）武器で、威力はパイロットの格闘値を参照し、[[インファイト]]と[[ガンファイト]]では前者のみに対応。
+
全ての武器がダメージ算出を格闘値に依存するタイプの純正格闘型特機。ブラッディ・レイとファング・ナックルは格闘射撃（格射）武器で、威力はパイロットの格闘値を参照し、[[インファイト]]と[[ガンファイト]]では前者のみに対応。最大射程がたったの4で、[[射程]]を延ばさないと反撃不能な状況が頻発する。高性能レーダーなどの[[強化パーツ]]で補うのが手っ取り早い。
  
−
最大射程がたったの4で、[[射程]]を延ばさないと反撃不能な状況が頻発する。高性能レーダーなどの[[強化パーツ]]で補うのが手っ取り早い。
+
;ブラッディ・レイ
−
;ブラッディ・レイ:額から、血のような赤色の光線を放つ。レイという名前が付いてはいるが、ビーム属性はない。[[ダブルアタック]]及び[[支援攻撃]]に対応するが、威力は低め。
+
:額から、血のような赤色の光線を放つ。レイ（ray。光線の意）という名前が付いてはいるが、ビーム属性はない。[[ダブルアタック]]及び[[支援攻撃]]に対応するが、威力は低め。
−
;ファング・ナックル:肩アーマーを拳と連結してロケットパンチの要領で撃ち出し、獣の牙と形を変えて敵機に噛み付かせる。無消費の有射程P武器なので使い勝手は抜群。
+
;ファング・ナックル
−
;サンダー・スピンエッジ:脚部の関節部に仕込んである放電式の回転ノコギリを膝部表面に押し出し、膝蹴りを叩き込みながら放電式の回転ノコギリによる電撃と斬撃を加える。燃費がいいので多用していけるが、バーニング・ブレイカーの使用回数を減らさないように。射程は1固定。建物へも攻撃可能。
+
:肩アーマーを拳と連結してロケットパンチの要領で撃ち出し、「ファング・グリル」がその名の通り獣の牙へと形を変えて敵機に噛み付き、食い千切る。無消費の有射程P武器なので使い勝手は抜群。
−
;バーニング・ブレイカー:ガルムレイドの必殺技。「イグニション！！」の掛け声で、肩部と脚部の「ファング・グリル」と呼ばれる放熱口が開放。TEエンジンを最大出力まで向上し、ガルムレイドが炎に包まれ、突撃する。攻撃直前の、拳を擦り合わせる動作が特徴的。また、掛け声の瞬間の×の字状に炎が吹き出る様も後継機では無い演出である。[[射程]]が1～2ある為、[[援護攻撃]]用としても優秀。強化パーツで射程を延ばすと更に効果的。
+
;サンダー・スピンエッジ
 +
:脚部の関節部に仕込んである放電式の回転ノコギリを膝部表面に押し出し、膝蹴りを叩き込みながら放電式の回転ノコギリによる電撃と斬撃を加える。燃費がいいので多用していけるが、バーニング・ブレイカーの使用回数を減らさないように。射程は1固定。建物へも攻撃可能。
 +
:第二次OGでは、バーニング・ブレイカーではなくこちらにバリア貫通の効果がある。ヒューゴの援護攻撃能力を上手く活かせば、バリア持ちの敵を効率的に削れる。
 +
;バーニング・ブレイカー
 +
:ガルムレイドの必殺技。「イグニション！！」の掛け声で、肩部と脚部の「ファング・グリル」と呼ばれる放熱口が開放。TEエンジンを最大出力まで向上させ突撃、炎を纏った鉄拳で打ち貫く。攻撃直前の、拳を擦り合わせる動作が特徴的。また、掛け声の瞬間の×の字状に炎が吹き出る様も後継機では無い演出である。[[射程]]が1～2ある為、[[援護攻撃]]用としても優秀。強化パーツで射程を延ばすと更に効果的。
  
−
===[[特殊能力]]===
+
=== 移動タイプ ===
 +
;[[空]]・[[陸]]
 +
:[[飛行]]可能。
  
−
===移動タイプ===
+
=== [[サイズ]] ===
−
;[[空]]・[[陸]]:[[飛行]]可能。
+
;L
 +
:
  
−
==[[BGM|機体BGM]]==
+
== 機体BGM ==
−
;「Burning Red」:[[ヒューゴ・メディオ]]及びガルムレイド、サーベラス専用BGM。
+
;「Burning Red」
 +
:[[ヒューゴ・メディオ]]及びガルムレイド、サーベラス専用[[BGM]]。
  
−
==対決・名場面==
+
== 関連機体 ==
−
==関連機体==
 
 
;[[メディウス・ロクス]]
 
;[[メディウス・ロクス]]
 
:
 
:
66行目: 92行目:
 
;[[ガルムレイド・ブレイズ]]
 
;[[ガルムレイド・ブレイズ]]
 
:
 
:
 +
 +
== 余談 ==
 +
*本編未登場要素として、本機のコックピットを兼ねた車「ガルム・ビークル」の設定画が公開されている<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1683741410871369728 寺田貴信氏の2023年7月25日のツイート]より。</ref>。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 +
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:かるむれいと}}
 
{{DEFAULTSORT:かるむれいと}}

2024年6月21日 (金) 10:35時点における最新版

ガルムレイドは『スーパーロボット大戦MX』の登場メカであり、スーパー系主人公の前半の主役メカ。

ガルムレイド
外国語表記 GARMRAID[1]
登場作品

バンプレストオリジナル（OGシリーズ）

デザイン 青木健太
初登場SRW スーパーロボット大戦MX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 TEアブゾーバー
型式番号 YTA-07RB
全高 49.3 m
重量 101.4 t
動力 TEエンジン
電力バッテリー
MMI ダイレクト・フィーリング・コントロール
開発者 ミタール・ザパト
所属 マグネイト・テン（MX）
パイロット
【メインパイロット】
ヒューゴ・メディオ
【オペレーター】
アクア・ケントルム
テンプレートを表示

概要編集

ツェントル・プロジェクト試作7号機。

特機の特徴を受け継いでおり、近接戦闘を得意とする。

動力エンジンである「TEエンジン」は制御が極めて困難であるため、メインパイロットのヒューゴ・メディオの他、機体補助の「ダイレクト・フィーリング・コントロール（DFC）」を応用して、直接的にオペレーターのアクア・ケントルムがコンタクトを取る必要がある。それでもなお機体稼働には不安定さが残っており、関節各部に補助電池をセットすることで補っている。

同系機がもう一機存在しているが、こちらは予備パーツとしての意味合いが強く運用されていない。

ツェントル・プロジェクト5号機メディウス・ロクスと幾度となく交戦し、最終的にメディウスを追い詰めるが、エルデ・ミッテにより本機のデータを反映したメディウス・ロクス (第2形態)へと進化したことで返り討ちに遭い、大破した。

その後、回収された本機は修理改造に伴いマシン・アニマリートを搭載した強化型「ガルムレイド・ブレイズ」として生まれ変わることになる。

機体名は北欧神話に登場する猛獣「ガルム」と、襲撃・急襲を意味する英語「レイド」の合成。

なおこの機体の方がプレイヤーに印象が強く『MX』での主人公機はこちらをイメージするファンも多い。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦MX（PORTABLE）
初登場作品。ヒューゴとアクアの両パイロットで運用。序盤戦はメディウス・ロクスと単独戦闘が多いので、積極的に投資したい。サーベラスに比べると攻撃力が上。主力級スーパー系としては破格の強化パーツスロット3。序盤にヒューゴが射撃を養成すると泣きを見るサーベラスとは違い、後継機と戦闘方法が変わらないので、序盤から気兼ねなく養成が出来る。

OGシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦OG
サーベラスと同時期に加入。自軍では比較的貴重なスーパー系。火力は十分であるが、最大射程が4までしかなく、またサーベラスと違ってヒューゴのヒット＆アウェイや連続攻撃が死にスキルになってしまうのが欠点。
加えて、全体攻撃武器が無いという掃討力の弱さも目立つ。優秀な反面、相方を選ぶ機体となっている。ガルムレイドが活躍する時期ではまだ全体攻撃武器が開放されない、ダイゼンガーあたりが候補であろうか。
アクアの能力が射撃重視型のため、ヒューゴの一時離脱イベントではこちらをメディウスの生贄にするプレイヤーも多いと思われる。
サーベラス共々、本シリーズでは後継機とは別の機体になっている。

装備・機能編集

スーパーロボットというと燃費が悪いイメージがあるが、本機は全体的に武器の消費ENが低く、ENも弾薬も消費しない有射程P武器ファング・ナックルの存在もあってサーベラスよりも継戦能力に優れる。ただし後継機のガルムレイド・ブレイズになると、一転してEN消費が激しくなるので注意。

見た目の印象ほど装甲値は高くなく、防御・回避に役立つ能力もない。機体名の通り攻撃に重点を置いた特機になっている。装甲とHPをフル改造しても過信して単機突撃せず、他ユニットとの連携を取ること。また、メディウス・ロクスと1体1で戦う時は特に要注意。あまり強気に戦うと、簡単に撃墜されてしまう。

武装・必殺武器編集

全ての武器がダメージ算出を格闘値に依存するタイプの純正格闘型特機。ブラッディ・レイとファング・ナックルは格闘射撃（格射）武器で、威力はパイロットの格闘値を参照し、インファイトとガンファイトでは前者のみに対応。最大射程がたったの4で、射程を延ばさないと反撃不能な状況が頻発する。高性能レーダーなどの強化パーツで補うのが手っ取り早い。

ブラッディ・レイ
額から、血のような赤色の光線を放つ。レイ（ray。光線の意）という名前が付いてはいるが、ビーム属性はない。ダブルアタック及び支援攻撃に対応するが、威力は低め。
ファング・ナックル
肩アーマーを拳と連結してロケットパンチの要領で撃ち出し、「ファング・グリル」がその名の通り獣の牙へと形を変えて敵機に噛み付き、食い千切る。無消費の有射程P武器なので使い勝手は抜群。
サンダー・スピンエッジ
脚部の関節部に仕込んである放電式の回転ノコギリを膝部表面に押し出し、膝蹴りを叩き込みながら放電式の回転ノコギリによる電撃と斬撃を加える。燃費がいいので多用していけるが、バーニング・ブレイカーの使用回数を減らさないように。射程は1固定。建物へも攻撃可能。
第二次OGでは、バーニング・ブレイカーではなくこちらにバリア貫通の効果がある。ヒューゴの援護攻撃能力を上手く活かせば、バリア持ちの敵を効率的に削れる。
バーニング・ブレイカー
ガルムレイドの必殺技。「イグニション！！」の掛け声で、肩部と脚部の「ファング・グリル」と呼ばれる放熱口が開放。TEエンジンを最大出力まで向上させ突撃、炎を纏った鉄拳で打ち貫く。攻撃直前の、拳を擦り合わせる動作が特徴的。また、掛け声の瞬間の×の字状に炎が吹き出る様も後継機では無い演出である。射程が1～2ある為、援護攻撃用としても優秀。強化パーツで射程を延ばすと更に効果的。

移動タイプ編集

空・陸
飛行可能。

サイズ編集

L

機体BGM編集

「Burning Red」
ヒューゴ・メディオ及びガルムレイド、サーベラス専用BGM。

関連機体編集

メディウス・ロクス
サーベラス / サーベラス・イグナイト
ガルムレイド・ブレイズ

余談編集

  • 本編未登場要素として、本機のコックピットを兼ねた車「ガルム・ビークル」の設定画が公開されている[2]。

脚注編集

  1. ↑ グッズ、スーパーロボット大戦OG展 公式サイト、2023年4月2日閲覧。
  2. ↑ 寺田貴信氏の2023年7月25日のツイートより。
「https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=ガルムレイド&oldid=481943」から取得