「オルフェウス・ジヴォン」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[テロリスト]]派遣組織「ピースマーク」に雇われて動くテロリストの少年で、「[[OZ]]」のコードネームで呼ばれる。自分の姿を別人のものとして周囲の相手に誤認させる[[ギアス]]を持つ。 | [[テロリスト]]派遣組織「ピースマーク」に雇われて動くテロリストの少年で、「[[OZ]]」のコードネームで呼ばれる。自分の姿を別人のものとして周囲の相手に誤認させる[[ギアス]]を持つ。 | ||
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容姿端麗でどこか高貴さを感じさせる雰囲気だが、過去の経歴から若干言動が荒く、年齢に見合わない冷徹さを持ち、任務の際には敵対する相手を容赦なく撃滅していく。また、それを実現可能にする驚異的な身体能力とKMF操縦技量を有し、第四世代機の[[グラスゴー]]で第七世代の[[月下]]を撃墜する活躍を見せたこともある。しかし、それでいて他人想いで関係のない民間人を巻き込むやり方を好まず、女性に対しては礼儀正しく紳士的に接することの出来る教養者でもある。このような立ち振る舞いを打算なく素でやってのけるからか、接した相手には好意的に見られることが多く、男にも女にもモテる類い稀なフラグ立て師の才能を持っている。 | 容姿端麗でどこか高貴さを感じさせる雰囲気だが、過去の経歴から若干言動が荒く、年齢に見合わない冷徹さを持ち、任務の際には敵対する相手を容赦なく撃滅していく。また、それを実現可能にする驚異的な身体能力とKMF操縦技量を有し、第四世代機の[[グラスゴー]]で第七世代の[[月下]]を撃墜する活躍を見せたこともある。しかし、それでいて他人想いで関係のない民間人を巻き込むやり方を好まず、女性に対しては礼儀正しく紳士的に接することの出来る教養者でもある。このような立ち振る舞いを打算なく素でやってのけるからか、接した相手には好意的に見られることが多く、男にも女にもモテる類い稀なフラグ立て師の才能を持っている。 | ||
− | 実はブリタニアの[[貴族]]ジヴォン家の御曹司で、[[オルドリン・ジヴォン]]は双子の妹にあたる。しかし、女系強権・一子相伝を絶対の掟とするジヴォン家の仕来りによりその存在を忌まれ、公式の上では「死んだ」ことにされている。生後間もない頃に捨てられた上ギアス饗団に売り飛ばされ、ギアスの人体実験の後には工作員として過酷な訓練を受けるなど、地獄のような幼少時代を過ごしている。饗団の工作員として過ごす中で同僚だったエウリアという女性と恋仲になり、共に脱走してハンガリーの小さな村で隠遁していた。しかし、居場所を嗅ぎ付けた[[V.V.]]の差し金によって[[神聖ブリタニア帝国]] | + | 実はブリタニアの[[貴族]]ジヴォン家の御曹司で、[[オルドリン・ジヴォン]]は双子の妹にあたる。しかし、女系強権・一子相伝を絶対の掟とするジヴォン家の仕来りによりその存在を忌まれ、公式の上では「死んだ」ことにされている。生後間もない頃に捨てられた上ギアス饗団に売り飛ばされ、ギアスの人体実験の後には工作員として過酷な訓練を受けるなど、地獄のような幼少時代を過ごしている。饗団の工作員として過ごす中で同僚だったエウリアという女性と恋仲になり、共に脱走してハンガリーの小さな村で隠遁していた。しかし、居場所を嗅ぎ付けた[[V.V.]]の差し金によって[[神聖ブリタニア帝国]]の暗部部隊「プルートーン」が差し向けられ、オルフェウス以外の全員が皆殺しにされ、僅かな幸せすら何もかも失ってしまう。このような壮絶な過去から、テロリストとして孤独な復讐の戦いに身を投じていくこととなったのである。 |
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+ | 中華連邦での戦闘でオルドリンと交戦するが、介入してきたウィザード、V.V.によって窮地に立たされ、[[トト・トンプソン]]が死の間際にかけたギアスによって嚮団から脱走して以降の記憶を失ったところを[[マリーベル・メル・ブリタニア]]に救われる。その後は仮面を付け、マリーベルの筆頭騎士かつ恋人「ライアー」として大グリンダ騎士団に所属することになる。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ||
− | : | + | :初登場作品。[[白炎]]と[[業火白炎]]のパイロット。 |
+ | :イベントシナリオでは傭兵としての出番が多い。 | ||
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+ | :2章Part10から登場するNPC。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;エウリア | ;エウリア | ||
− | : | + | :かつて愛し合った少女。故人。ギアス饗団で共に過ごす内に恋仲となり、クララやトトと共に脱走する。しかし、クララの裏切りで居場所がギアス饗団に発覚した事で、村人達と共に虐殺された。[[ギアス]]能力者で「死亡した時に周囲の無機物に自身の意識を移植する」能力を持ち、彼女の形見となった髪飾りや墓に意識が宿っている。 |
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:敵同士。実は双子の兄妹なのだが、その存在や素性を互いに知らない。 | :敵同士。実は双子の兄妹なのだが、その存在や素性を互いに知らない。 | ||
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+ | :オルフェウスがずっとその足跡を追い続ける仮面の男。因縁の仇敵「プルートーン」の指導者とされる。 | ||
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:直接の面識はないが、ピースマークからの依頼で彼の専用機ヴェルキンゲトリクスの破壊任務を遂行したことがある。 | :直接の面識はないが、ピースマークからの依頼で彼の専用機ヴェルキンゲトリクスの破壊任務を遂行したことがある。 | ||
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::最終決戦に向けて烈火白炎を強化改修した機体。防御面において更なる強化が図られている。 | ::最終決戦に向けて烈火白炎を強化改修した機体。防御面において更なる強化が図られている。 | ||
;ヴィンセント・グラム | ;ヴィンセント・グラム | ||
:トトのギアスによって記憶を失い、ライアーと名乗ってグリンダ騎士団に所属していた時の搭乗機。 | :トトのギアスによって記憶を失い、ライアーと名乗ってグリンダ騎士団に所属していた時の搭乗機。 | ||
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2023年10月20日 (金) 18:49時点における最新版
オルフェウス・ジヴォンは『コードギアス 双貌のオズ SIDE:オルフェウス』および『コードギアス 双貌のオズO2 SIDE:ライアー / オルフェウス』の主人公。
オルフェウス・ジヴォン | |
---|---|
外国語表記 | Orpheus Zevon[1] |
登場作品 | |
声優 | 鈴木達央 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
偽名 | ライアー |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
所属 | ピースマーク→大グリンダ騎士団 |
概要編集
テロリスト派遣組織「ピースマーク」に雇われて動くテロリストの少年で、「OZ」のコードネームで呼ばれる。自分の姿を別人のものとして周囲の相手に誤認させるギアスを持つ。
容姿端麗でどこか高貴さを感じさせる雰囲気だが、過去の経歴から若干言動が荒く、年齢に見合わない冷徹さを持ち、任務の際には敵対する相手を容赦なく撃滅していく。また、それを実現可能にする驚異的な身体能力とKMF操縦技量を有し、第四世代機のグラスゴーで第七世代の月下を撃墜する活躍を見せたこともある。しかし、それでいて他人想いで関係のない民間人を巻き込むやり方を好まず、女性に対しては礼儀正しく紳士的に接することの出来る教養者でもある。このような立ち振る舞いを打算なく素でやってのけるからか、接した相手には好意的に見られることが多く、男にも女にもモテる類い稀なフラグ立て師の才能を持っている。
実はブリタニアの貴族ジヴォン家の御曹司で、オルドリン・ジヴォンは双子の妹にあたる。しかし、女系強権・一子相伝を絶対の掟とするジヴォン家の仕来りによりその存在を忌まれ、公式の上では「死んだ」ことにされている。生後間もない頃に捨てられた上ギアス饗団に売り飛ばされ、ギアスの人体実験の後には工作員として過酷な訓練を受けるなど、地獄のような幼少時代を過ごしている。饗団の工作員として過ごす中で同僚だったエウリアという女性と恋仲になり、共に脱走してハンガリーの小さな村で隠遁していた。しかし、居場所を嗅ぎ付けたV.V.の差し金によって神聖ブリタニア帝国の暗部部隊「プルートーン」が差し向けられ、オルフェウス以外の全員が皆殺しにされ、僅かな幸せすら何もかも失ってしまう。このような壮絶な過去から、テロリストとして孤独な復讐の戦いに身を投じていくこととなったのである。
中華連邦での戦闘でオルドリンと交戦するが、介入してきたウィザード、V.V.によって窮地に立たされ、トト・トンプソンが死の間際にかけたギアスによって嚮団から脱走して以降の記憶を失ったところをマリーベル・メル・ブリタニアに救われる。その後は仮面を付け、マリーベルの筆頭騎士かつ恋人「ライアー」として大グリンダ騎士団に所属することになる。
登場作品と役柄編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。白炎と業火白炎のパイロット。
- イベントシナリオでは傭兵としての出番が多い。
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part10から登場するNPC。
- 3章Part1からは『O2』設定でライアーとして登場。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
サポートアビリティ編集
- ピースマークの猟犬
- SR。回避率大アップ。
人間関係編集
- エウリア
- かつて愛し合った少女。故人。ギアス饗団で共に過ごす内に恋仲となり、クララやトトと共に脱走する。しかし、クララの裏切りで居場所がギアス饗団に発覚した事で、村人達と共に虐殺された。ギアス能力者で「死亡した時に周囲の無機物に自身の意識を移植する」能力を持ち、彼女の形見となった髪飾りや墓に意識が宿っている。
- クララ・ランフランク
- 前述の行為によってエウリアを奪われたため、憎き敵として認識している。
- ズィー・ディエン
- 共にピースマークの仕事を請け負う相棒。
- ミス・エックス
- ピースマークの仕事を依頼してくる仲介人。マリーベルの面影がある少女で、死亡した筈のマリーベルの妹の可能性が指摘されている。
- オルドリン・ジヴォン
- 敵同士。実は双子の兄妹なのだが、その存在や素性を互いに知らない。
- モニカ・クルシェフスキー
- 敵同士。白炎に敗れて以来、雪辱を願うが、面識のあるオルフェウスが白炎の搭乗者であることは知らない。
- マリーベル・メル・ブリタニア
- 敵であるが、エリア11を訪問した彼女が黒の騎士団の末端兵に拉致され暴行を受けていたところを助けたことで思慕を抱かれるようになる。中華連邦での紅巾党の決起による混乱の中、記憶を失ったオルフェウスを助けた彼女はオルフェウスを仮面の騎士「ライアー」と名付け、筆頭騎士に任命。同時にオルドリンの兄である事実も知っており、肉体関係を結ぶなど歪んだ関係を構築する。
- ウィザード
- オルフェウスがずっとその足跡を追い続ける仮面の男。因縁の仇敵「プルートーン」の指導者とされる。
- V.V.
- かつての主人。プルートーンを差し向けた張本人で、彼もまたオルフェウスが敵とする一人。
- シン・ヒュウガ・シャイング
- 直接の面識はないが、ピースマークからの依頼で彼の専用機ヴェルキンゲトリクスの破壊任務を遂行したことがある。
- 紅月カレン・卜部巧雪
- 「甲壱型腕」を届けるために邂逅し、襲撃してきたブリタニア軍を撃退する為に共闘した。
搭乗機体・関連機体編集
- 白炎
- 専用機。
- 白炎可翔
- SRW未登場。ラクシャータ・チャウラーの開発した試作型の飛翔滑走翼を装備させた状態。
- 烈火白炎
- SRW未登場。損傷した白炎をガナバティが修復・強化改修した機体。
- 業火白炎
- 最終決戦に向けて烈火白炎を強化改修した機体。防御面において更なる強化が図られている。
- ヴィンセント・グラム
- トトのギアスによって記憶を失い、ライアーと名乗ってグリンダ騎士団に所属していた時の搭乗機。
余談編集
- 名前の由来は、おそらくギリシア神話に登場する悲劇の吟遊詩人オルフェウスだと思われる。