「ペーネロペー」の版間の差分
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アナハイム・エレクトロニクス社が、モビルスーツにミノフスキークラフトを搭載するまで20年、ガンダムタイプの開発を始めてから20年なのを、20年の漂泊の末に故郷へ帰還したギリシャ神話の英雄オデュッセウスとかけて、本機には「オデュッセウス」という名前がつけられている。 | アナハイム・エレクトロニクス社が、モビルスーツにミノフスキークラフトを搭載するまで20年、ガンダムタイプの開発を始めてから20年なのを、20年の漂泊の末に故郷へ帰還したギリシャ神話の英雄オデュッセウスとかけて、本機には「オデュッセウス」という名前がつけられている。 | ||
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:敵として登場するが、[[隠し要素/V|条件を満たすと]]レーンと共に自軍として使用可能(もちろん乗り換えも可能)。敵の時にはない高機動攻撃も追加され、性能的にはほぼ素のΞと同等(攻撃力や運動性・照準値が若干劣る)。ただしΞが条件を満たしてマップ兵器を追加している場合は、ユニットの価値としては一段劣る。また、加入後に地上ステージが少ないため空Sを活かし切れないのもネック。とはいえ、それでも性能は十分に高い。 | :敵として登場するが、[[隠し要素/V|条件を満たすと]]レーンと共に自軍として使用可能(もちろん乗り換えも可能)。敵の時にはない高機動攻撃も追加され、性能的にはほぼ素のΞと同等(攻撃力や運動性・照準値が若干劣る)。ただしΞが条件を満たしてマップ兵器を追加している場合は、ユニットの価値としては一段劣る。また、加入後に地上ステージが少ないため空Sを活かし切れないのもネック。とはいえ、それでも性能は十分に高い。 | ||
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− | :: | + | ::シールド後方から前方に展開して射撃体勢を取る。ゲーム『エクストリームバーサスシリーズ』ではここからビーム刃を展開してサーベルとして使う動作もある。 |
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+ | :一部媒体ではペーネロペーユニットとも呼称される。 | ||
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+ | ::FFユニット上部のセンサーに搭載された4連装機関砲。 | ||
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==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;高機動攻撃 | ;高機動攻撃 | ||
− | : | + | :『V』で採用。高速機動から腕部メガ粒子砲・ファンネルミサイル・ビームライフルによる波状攻撃を仕掛ける。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
+ | *コクピットは『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズではνガンダムと同じ仕様になっているが、劇場版ではΞガンダムと同じく新規に作られている(なお、Ξガンダムのコクピットのスティック状はボール型のアームレイカー式であるが、本機体はレバー式になっている)。 | ||
*富野由悠季による原作小説では単に「設計思想にガンダムタイプの名残がある」機体で、素体となるMSの名前やデザインは明らかにされていない。Gジェネレーション登場後に、デザイナーの森木によって改めてデザインが起こされた。 | *富野由悠季による原作小説では単に「設計思想にガンダムタイプの名残がある」機体で、素体となるMSの名前やデザインは明らかにされていない。Gジェネレーション登場後に、デザイナーの森木によって改めてデザインが起こされた。 | ||
**そのデザインと「オデュッセウスガンダム」の名が初出となったのは「ANAHEIM ELECTRONICS GUNDAM HISTORY 2002 CALENDAR」である。つまりオデュッセウスガンダムの名は'''後付け設定'''。ペネロペからの逆算であろう。 | **そのデザインと「オデュッセウスガンダム」の名が初出となったのは「ANAHEIM ELECTRONICS GUNDAM HISTORY 2002 CALENDAR」である。つまりオデュッセウスガンダムの名は'''後付け設定'''。ペネロペからの逆算であろう。 |
2022年1月12日 (水) 22:43時点における最新版
ペーネロペーは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の登場メカ。
ペーネロペー | |
---|---|
外国語表記 | Penelope |
登場作品 | |
デザイン | 森木靖泰 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
型式番号 | RX-104FF |
頭頂高 | 26.0 m |
全高 | 32.5 m |
本体重量 | 36.4 t |
全備重量 | 112.0 t |
動力 | 核融合炉 |
出力 | 4050kW |
推力 | 168,000kg |
浮揚機関 | ミノフスキークラフト |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 30,000m |
素体 | オデュッセウスガンダム |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス |
所属 | 地球連邦軍 |
乗員人数 | 1人 |
主なパイロット | レーン・エイム |
概要編集
地球連邦軍の対マフティー部隊であるキンバレー隊(のちのキルケー部隊)に配備された新型モビルスーツ。 後付設定ではあるが、アナハイムのミノフスキー・クラフト搭載MS「オデュッセウスガンダム」に、フライトユニット(ペーネロペーユニット)を装着した状態、つまりFFタイプをペーネロペーと呼称する。 名前の由来は、ホメロスの叙事詩「オデュッセウス」の主人公オデュッセウスの妻であるペネロペから。
ミノフスキークラフト搭載という点に関しては、Ξガンダムと同じ時期に開発を行っていたと見られ、作中でもレーンはマフティーに対する反感からこちらの機体が「マザーマシン」と表現している。
ビーム・バリアーの大気圏内での空気抵抗軽減技術が未完成である為、高速巡航時は専用の「フライトフォーム」へと変形しなければならない。フライトフォーム時は胴体前面装甲と頭上にある機首が密着して顔が隠れる。
オデュッセウスガンダム編集
ミノフスキークラフトを搭載可能としたモビルスーツ。形式番号RX-104。 アナハイム・エレクトロニクス社が、モビルスーツにミノフスキークラフトを搭載するまで20年、ガンダムタイプの開発を始めてから20年なのを、20年の漂泊の末に故郷へ帰還したギリシャ神話の英雄オデュッセウスとかけて、本機には「オデュッセウス」という名前がつけられている。
MS形態のまま、空中戦を行う事が可能。フライトユニットを装着しペーネロペー(FFタイプ)となれば、更なる高速機動での戦闘や超音速飛行が可能となる。
ビット兵器装備の「アルゴスユニット」が開発中であるという設定が存在するが、それ以外の設定もデザインもない為、こちらはスーパーロボット大戦シリーズには未登場。
登場作品と操縦者編集
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。機体のみの参戦と告知されていたが、パイロットのレーンと共に登場。
- 敵として登場するが、条件を満たすとレーンと共に自軍として使用可能(もちろん乗り換えも可能)。敵の時にはない高機動攻撃も追加され、性能的にはほぼ素のΞと同等(攻撃力や運動性・照準値が若干劣る)。ただしΞが条件を満たしてマップ兵器を追加している場合は、ユニットの価値としては一段劣る。また、加入後に地上ステージが少ないため空Sを活かし切れないのもネック。とはいえ、それでも性能は十分に高い。
- Ξとも共通する最大の長所である移動力を活かすのであれば、レスキューユニットを載せてファやシャングリラ組のような補助系パイロットの乗機として活用する手もある。武装のニュータイプレベルも高Lvは要求されないため、相性は悪くない。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- ビームライフル
- ペーネロペー専用で開発されており、Eパックをライフルの前部、後部にそれぞれ一つずつ接続し、更にそれぞれが収束用、拡散用に使用される。
- コンポジット・ウェポン・ユニット
- 両腕に備え付けられた小型シールド状の複合武装。原作小説では言及されておらず、後のデザインリファイン後に設定された武装。
- ミサイル
- ユニット側面に両腕合計で32個装備されている。
- SRW未採用。
- メガ粒子砲
- シールド後方から前方に展開して射撃体勢を取る。ゲーム『エクストリームバーサスシリーズ』ではここからビーム刃を展開してサーベルとして使う動作もある。
- 『V』では「腕部メガ粒子砲」名義で採用。
- ビームサーベル
- シールド前方から直接刃を伸ばす。
- フィックスド・フライト・ユニット
- ミノフスキー・クラフトを始めに高性能のレーダーやシーカー、ファンネルミサイル等を搭載した、超音速領域用のオプション装備。
- 一部媒体ではペーネロペーユニットとも呼称される。
- バルカン砲
- FFユニット上部のセンサーに搭載された4連装機関砲。
- SRW未採用。
- ファンネル・ミサイル
- 両肩やフロントスカートに格納されたミサイル型サイコミュ兵器。
- メガ粒子砲
- 肩部に備え付けられた可動式のビーム砲。
- SRW未採用。
必殺技編集
- 高機動攻撃
- 『V』で採用。高速機動から腕部メガ粒子砲・ファンネルミサイル・ビームライフルによる波状攻撃を仕掛ける。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
- 「ファンネル・ミサイル」の攻撃力+200。移動力+2。
機体BGM編集
- 「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」
関連機体編集
- Ξガンダム
- アナハイム内の別の工場で作られた機体。ビームバリアーの完成度などで本機を上回っている。
商品情報編集
余談編集
- コクピットは『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズではνガンダムと同じ仕様になっているが、劇場版ではΞガンダムと同じく新規に作られている(なお、Ξガンダムのコクピットのスティック状はボール型のアームレイカー式であるが、本機体はレバー式になっている)。
- 富野由悠季による原作小説では単に「設計思想にガンダムタイプの名残がある」機体で、素体となるMSの名前やデザインは明らかにされていない。Gジェネレーション登場後に、デザイナーの森木によって改めてデザインが起こされた。
- そのデザインと「オデュッセウスガンダム」の名が初出となったのは「ANAHEIM ELECTRONICS GUNDAM HISTORY 2002 CALENDAR」である。つまりオデュッセウスガンダムの名は後付け設定。ペネロペからの逆算であろう。
- 『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』では、没データとして本機が登場した。なお、パイロットであるレーンは登場しておらず、ケネス・スレッグを乗せるとファンネル・ミサイルが撃てるようになっていて、実際にケネス専用機と言える。
- 長らくファンからガンプラ化を熱望されていたが、2019年10月に待望のHGUCが発売された。デンドロビウムを除けばHGUC最大級の商品となった(サイコガンダムやクシャトリヤよりもでかい)。
- オデュッセウスガンダムやフライトフォームも再現可能で、フライトユニット単独でも飾れるなどプレイバリューも高い。