「ガンダム試作1号機」の版間の差分

 
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam GP01]]
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
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*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。コードネームは「'''ゼフィランサス'''」で、この名の由来である植物の花言葉は「清い愛」。
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[[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。コードネームは「'''ゼフィランサス'''」で、この名の由来である[[花]]の花言葉は「清い愛」。
  
 
「[[ガンダム開発計画]]」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2[[ガンダム]]の特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。
 
「[[ガンダム開発計画]]」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2[[ガンダム]]の特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。
  
RX-78-2ガンダムと同様に[[コアブロックシステム]]を採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78-2ガンダムに採用されているバーティカル・イン・ザ・ボディとは異なる方式「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」によって、本体とコアファイターIIはドッキングするようになっている。この方式によりコアファイターIIのバックパックスラスターやビームガン(ビームサーベル)が直接使用でき、より無駄が無くなった。
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RX-78-2ガンダムと同様に[[コアブロックシステム]]を採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78-2ガンダムに採用されているバーティカル・イン・ザ・ボディとは異なる方式「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」によって、本体とコアファイターIIはドッキングするようになっている。この方式によりコアファイターIIのバックパックスラスターやビームガン(ビームサーベル)が直接使用でき、より無駄が無くなった<ref>デザイナーの河森正治氏曰く「馬力の高い航空機のエンジンを「収納」してしまうのはもったいない」とのことで、これが設定面にも反映された形となっている。</ref>。
  
 
=== 劇中での様相 ===
 
=== 劇中での様相 ===
本機はテストのために[[アルビオン]]に搭載されたが、[[トリントン基地]]にて[[アナベル・ガトー]]に強奪された[[ガンダム試作2号機]]を追撃するためにテストパイロットの[[コウ・ウラキ]]が搭乗。以後、彼がパイロットを務める事となった。
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本機はテストのために[[アルビオン]]に搭載されたが、[[トリントン基地]]にて[[アナベル・ガトー]]に強奪された[[ガンダム試作2号機]]を追撃するためにテストパイロットの[[コウ・ウラキ]]が搭乗。以後、彼がパイロットを務める事となった。物語序盤はコウの未熟もあり精彩を欠く動きも多かったが、[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]との模擬戦やジオン残党軍との戦いなどを経て少しずつ動きは洗練されていく。
  
その後、宇宙へ上がった直後に発生した戦闘で[[シーマ・ガラハウ]]の[[ゲルググM (シーマ専用)|ゲルググM]]と地上用装備のままで交戦し、大破。[[月|月面]]にて宇宙戦高機動仕様の'''[[ガンダム試作1号機Fb]]'''へと改修された。
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しかしその後、宇宙へ上がった直後に発生した戦闘で[[シーマ・ガラハウ]]の[[ゲルググM (シーマ専用)|ゲルググM]]と地上用装備のままで交戦。満足に動くことも出来ないまま集中攻撃を受けて大破してしまう。後に[[月|月面]]にて宇宙戦高機動仕様の'''[[ガンダム試作1号機Fb]]'''へと改修された。
  
 
本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。
 
本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
続き物のシリーズでは『0083』が初登場時以外は最初からフルバーニアンで、こちらは出番がない場合が多い。初登場時に出てきてもFbになって以後それっきりで不遇さが否めない。
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[[ガンダム試作1号機Fb|試作1号機Fb]]と比べ登場回数は少なく、登場した場合もFbへの改修は比較的早期に発生するため使用可能な期間は短いという不遇な機体。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。ルートによっては[[ミデア]]が撃墜されると入手できないので注意したい。宇宙に行く際にFbに強化されるが、後に地上に戻ってきてもFbのまま(ガンダム試作1号機が入手できなくてもFbは入手できる)。
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:初登場作品。[[コウ・ウラキ|コウ]]と共に加入するが、ルートによっては[[ミデア]]が撃墜されると入手不可能になってしまう。二つのビーム兵器を持っているので弾数には余裕がある。なお、宇宙に行く際に[[ガンダム試作1号機Fb|GP-01Fb]]へ改修される<ref>本機を入手できなかった場合でも同じタイミングでGP-01Fbを入手する。</ref>が、'''改造は引き継がない'''ので注意したい。
:なおFbはデータ上は別ユニットである為、Fb化する前にユニットを[[改造]]しても[[資金]]が無駄になる(コンプリートボックス版では引き継がれるようになった)。
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:PS版でも扱いは同じだが、改造は引き継がれるようになっている。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
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:DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「オールガンダム」に所属している。搭乗者は何故か[[チャック・キース|キース]]
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:MSの中でも弱い部類に属する。
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:原作通りの登場。性能はあまり高くないが、ライフルが空陸AでCT補正+20と他機のものより少し良い。宇宙に上がって早々に大破したため[[ガンダム試作1号機Fb]]へ改修される<ref>シナリオ上では[[換装]]と言っているが、換装でFbから戻れるわけではない。</ref>。
:コアファイターIIに分離可能。
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:[[分離]]、撃墜でコアファイターIIに変化。[[バグ (ゲーム)|バグ]]によりパーツスロット2以下に装備したものはコアファイターIIでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:今回は最初からFb状態のため登場しないが没ユニットデータが存在。グラフィックは『α』のものと同じ。
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:今回は最初からFb状態のため登場しないが[[没データ|没ユニットデータ]]が存在。グラフィックは『α』のものと同じ。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]][[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE}}
 
:当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。
 
:当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。
 
:余談だが本作では[[グリプス戦役]]終了後の世界で、更に[[ΖΖガンダム]]がすでに存在する中[[ガンダム開発計画]]が行われたというかなり珍しい経歴を持つ。
 
:余談だが本作では[[グリプス戦役]]終了後の世界で、更に[[ΖΖガンダム]]がすでに存在する中[[ガンダム開発計画]]が行われたというかなり珍しい経歴を持つ。
 
:設定的に強くなりそうだが、序盤から登場するゲームバランスの問題か性能はかなり低め。
 
:設定的に強くなりそうだが、序盤から登場するゲームバランスの問題か性能はかなり低め。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2024年9月のイベント「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER PART1」にて参戦。バランスタイプ。『A PORTABLE』以来16年振りの参戦になる。
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:なお、2024年8月23日の「生スパロボチャンネル」にて、フルバーニアンへの強化はされず、そのままデンドロビウムへの乗り換えが行われる予定であると言及されている。[[フォースインパルスガンダム|フォースインパルス]]以来となる、既に乗り換え予定のある機体の実装であり、参戦時点で既に短命による[[二軍]]化の宿命を背負っているためか、ほぼ同時期に実装された[[ブリキ大王]]の期間限定参戦と比較して参戦時のガシャのピックアップが明らかに盛られており、共闘の特効が本機にのみ振られている、当時最強格の[[Hi-νガンダム]]と[[ナイチンゲール]]の合体攻撃「ダブル・ファンネル」の復刻も兼ねてのガシャ、など異常な程に差がついてしまっている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;[[ビームサーベル]]
 
;[[ビームサーベル]]
 
:ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。
 
:ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。
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:『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「コードネーム「ゼフィランサス」」で、攻撃力・照準値が増加する。サブアビリティは「照準値アップI」。
 
:;ビームガン
 
:;ビームガン
::ビームサーベルをマウントしたままの状態では、ビームガンとして機能する。威力は低く、モビルスーツ相手には牽制程度にしかならない。
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::ビームサーベルがマウントされた状態で機能する小型のビーム砲。[[コアファイターII]]では主武装となるが、威力は低く、モビルスーツ相手には牽制程度にしかならない。
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::「[[旧シリーズ]]」ではビームライフルと混同していたのか、'''同じライフルから発射される'''演出となっていた。
 
;BAUVA・XBR-M-82-05H [[ビームライフル]]
 
;BAUVA・XBR-M-82-05H [[ビームライフル]]
:ボウワ社が開発した携行兵装。エネルギーパック方式が採用されている。また、「ジュッテ」と呼ばれる小型ビームサーベルを内蔵しており、ビームライフルを持ったまま敵のビームサーベルを受け止める事が出来る。
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:ボウワ社が開発した携行兵装。エネルギーパック方式が採用されている。また、敵のビームサーベルを防御するための小型ビームサーベル「ジュッテ」を内蔵している。
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:『DD』ではビーム属性のSR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちII」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップII」。
 
;RX・Vsh-023F/S-04712 シールド
 
;RX・Vsh-023F/S-04712 シールド
:ルナ・チタニウム合金製の実体盾。[[ビームコート|耐ビームコーティング]]処理が施され、数度のビーム攻撃を防げるようになっている。また、伸縮が自在であり取り回しも良い。いちおう本機体専用のシールド。
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:独自の伸縮構造を持った本機の専用シールド。ルナ・チタニウム合金製。[[ビームコート|耐ビームコーティング]]処理が施されているため、数発のビーム攻撃を防げるようになっている。また、裏にはビームライフルの予備マガジンを装備することが可能となっている。
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:劇中ではグリップを握る方式と、前腕に接続する方式の2パターンが描かれている。
  
 
==== オプション装備 ====
 
==== オプション装備 ====
 
;90mmマシンガン
 
;90mmマシンガン
 
:通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器で[[ジム・カスタム]]、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。
 
:通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器で[[ジム・カスタム]]、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。
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:『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
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;Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル
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:CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』にて[[ガンダム試作1号機Fb]]が使用。本来は試作1号機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策として[[アルビオン]]の主砲のスタビライザーを移している。
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:『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。「ロングレンジ・ビーム・ライフル」表記。ビームライフルとマシンガンで牽制し、ビームサーベルで突貫。サーベルを突き刺したまま距離を取り、ロングレンジ・ビーム・ライフルで狙い撃つ。技名に反して、クロスレンジな構成となっている。
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:メインアビリティは「スタビライザーNN28」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、ロングレンジ・ビーム・ライフルの必殺技威力が増加する。斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。ロングレンジ・ビーム・ライフル発動前に「決意」が発動する。気力140以上の時、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させる。サブアビリティは「HP・射撃プラス(バランス)」。
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==== 必殺技 ====
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;ビーム・ライフル連射
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:『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。相手の背後に回って90mmマシンガンをマガジンの残弾全て撃ち出した後、前面に回ってビーム・ライフルを三連射する。ビーム・ライフルの三回目の発射時は[[ガンダム]]のビーム・ライフルを撃つ場面を再現している。
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:メインアビリティは「教育型コンピューター」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。自分が敵ユニットを撃墜する毎に、攻撃力・照準値が増加し斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV・照準値(バランス)(コウ・ウラキ)」。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
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=== 移動タイプ ===
 
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;[[陸]]
 
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;ガンダム試作0号機
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;[[GUNDAM:ガンダム試作0号機|ガンダム試作0号機]](SRW未登場)
:ガンダム開発計画の機体全ての原型にあたる機体。コードネームは「ブロッサム」。当時の新技術をしこたま詰め込み、あらゆる局面への対応を目指した多機能型高性能機となるはずであったが、その分パイロットに尋常ではない負担を強いる欠陥を抱えてしまう。そのため、この機体自体は開発中止となり、そのコンセプトや機能は4機の試作ガンダムに分割して受け継がれることとなった。SRW未登場。
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:ガンダム開発計画の機体全ての原型にあたる機体。
 
;[[ガンダム試作1号機Fb]]
 
;[[ガンダム試作1号機Fb]]
 
:宇宙戦高機動仕様。
 
:宇宙戦高機動仕様。
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;[[ガーベラ・テトラ]]
 
;[[ガーベラ・テトラ]]
 
:ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。
 
:ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。
;パワード・ジム
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;[[GUNDAM:パワード・ジム|パワード・ジム]](SRW未登場)
:ジム改の改修機。本機と同型のバックパックやスラスターを搭載しつつそれに見合った調整が加えられており、当時の最新鋭機であるジムカスタムをも上回る機動力を誇った。SRW未登場。
+
:本機のバックパック等の試験機。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*以前は「(ガンダム)'''GP01'''(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。
 
*以前は「(ガンダム)'''GP01'''(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。
*漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガンダム試作2号機を護衛するバディ機としての設定が追加され、同機の最終装甲と同様の対核処理を施されたチョバムアーマー([[NT-1アレックス]]と同じデザインで頭部にもゴーグル状のフェイスガードを装備している)を当初は装備していた。しかし、地上での運用にはデッドウェイトになるため最初の運用後に強制パージされた。
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*本機は陸戦用装備となっているが、原作の前期オープニングでは宇宙空間で普通に戦闘を行っている。
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*漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガンダム試作2号機を護衛するバディ機としての設定が追加され、同機の最終装甲と同様の対核処理を施された[[チョバムアーマー]]([[NT-1アレックス]]と同じデザインで頭部にもゴーグル状のフェイスガードを装備している)を当初は装備していた。しかし、地上での運用にはデッドウェイトになるため最初の運用後に強制パージされた。その他、水中型の「アクア装備」や、支援機であるGファイターIIと合体したGアーマーIIも登場している。
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== 脚注 ==
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2024年11月2日 (土) 07:15時点における最新版

ガンダム試作1号機は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカ。同作品の前半の主役ロボットである。

ガンダム試作1号機
別表記 GP-01
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 河森正治
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
コードネーム ゼフィランサス
分類 地上用モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-78GP01
全高 18.0 m
本体重量 39.7 t
全備重量 65.0 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 1,790 kw
スラスター推力

42,000 kg×2 12,000 kg×2

総推力
108,000 kg
180度姿勢変換 0.9sec
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
内蔵機体 コアファイターII
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
主なパイロット コウ・ウラキ
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概要編集

アナハイム・エレクトロニクスが開発した地球連邦軍の試作型モビルスーツ。コードネームは「ゼフィランサス」で、この名の由来であるの花言葉は「清い愛」。

ガンダム開発計画」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2ガンダムの特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。

RX-78-2ガンダムと同様にコアブロックシステムを採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78-2ガンダムに採用されているバーティカル・イン・ザ・ボディとは異なる方式「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」によって、本体とコアファイターIIはドッキングするようになっている。この方式によりコアファイターIIのバックパックスラスターやビームガン(ビームサーベル)が直接使用でき、より無駄が無くなった[1]

劇中での様相編集

本機はテストのためにアルビオンに搭載されたが、トリントン基地にてアナベル・ガトーに強奪されたガンダム試作2号機を追撃するためにテストパイロットのコウ・ウラキが搭乗。以後、彼がパイロットを務める事となった。物語序盤はコウの未熟もあり精彩を欠く動きも多かったが、モンシアとの模擬戦やジオン残党軍との戦いなどを経て少しずつ動きは洗練されていく。

しかしその後、宇宙へ上がった直後に発生した戦闘でシーマ・ガラハウゲルググMと地上用装備のままで交戦。満足に動くことも出来ないまま集中攻撃を受けて大破してしまう。後に月面にて宇宙戦高機動仕様のガンダム試作1号機Fbへと改修された。

本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。

登場作品と操縦者編集

試作1号機Fbと比べ登場回数は少なく、登場した場合もFbへの改修は比較的早期に発生するため使用可能な期間は短いという不遇な機体。

旧シリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。コウと共に加入するが、ルートによってはミデアが撃墜されると入手不可能になってしまう。二つのビーム兵器を持っているので弾数には余裕がある。なお、宇宙に行く際にGP-01Fbへ改修される[2]が、改造は引き継がないので注意したい。
PS版でも扱いは同じだが、改造は引き継がれるようになっている。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊「オールガンダム」に所属している。搭乗者は何故かキース

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
原作通りの登場。性能はあまり高くないが、ライフルが空陸AでCT補正+20と他機のものより少し良い。宇宙に上がって早々に大破したためガンダム試作1号機Fbへ改修される[3]
分離、撃墜でコアファイターIIに変化。バグによりパーツスロット2以下に装備したものはコアファイターIIでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦IMPACT
今回は最初からFb状態のため登場しないが没ユニットデータが存在。グラフィックは『α』のものと同じ。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦APORTABLE
当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。
余談だが本作ではグリプス戦役終了後の世界で、更にΖΖガンダムがすでに存在する中ガンダム開発計画が行われたというかなり珍しい経歴を持つ。
設定的に強くなりそうだが、序盤から登場するゲームバランスの問題か性能はかなり低め。

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD
2024年9月のイベント「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER PART1」にて参戦。バランスタイプ。『A PORTABLE』以来16年振りの参戦になる。
なお、2024年8月23日の「生スパロボチャンネル」にて、フルバーニアンへの強化はされず、そのままデンドロビウムへの乗り換えが行われる予定であると言及されている。フォースインパルス以来となる、既に乗り換え予定のある機体の実装であり、参戦時点で既に短命による二軍化の宿命を背負っているためか、ほぼ同時期に実装されたブリキ大王の期間限定参戦と比較して参戦時のガシャのピックアップが明らかに盛られており、共闘の特効が本機にのみ振られている、当時最強格のHi-νガンダムナイチンゲールの合体攻撃「ダブル・ファンネル」の復刻も兼ねてのガシャ、など異常な程に差がついてしまっている。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

基本装備編集

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵。
ビームサーベル
ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「コードネーム「ゼフィランサス」」で、攻撃力・照準値が増加する。サブアビリティは「照準値アップI」。
ビームガン
ビームサーベルがマウントされた状態で機能する小型のビーム砲。コアファイターIIでは主武装となるが、威力は低く、モビルスーツ相手には牽制程度にしかならない。
旧シリーズ」ではビームライフルと混同していたのか、同じライフルから発射される演出となっていた。
BAUVA・XBR-M-82-05H ビームライフル
ボウワ社が開発した携行兵装。エネルギーパック方式が採用されている。また、敵のビームサーベルを防御するための小型ビームサーベル「ジュッテ」を内蔵している。
『DD』ではビーム属性のSR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちII」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップII」。
RX・Vsh-023F/S-04712 シールド
独自の伸縮構造を持った本機の専用シールド。ルナ・チタニウム合金製。耐ビームコーティング処理が施されているため、数発のビーム攻撃を防げるようになっている。また、裏にはビームライフルの予備マガジンを装備することが可能となっている。
劇中ではグリップを握る方式と、前腕に接続する方式の2パターンが描かれている。

オプション装備編集

90mmマシンガン
通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器でジム・カスタム、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。
『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル
CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』にてガンダム試作1号機Fbが使用。本来は試作1号機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策としてアルビオンの主砲のスタビライザーを移している。
『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。「ロングレンジ・ビーム・ライフル」表記。ビームライフルとマシンガンで牽制し、ビームサーベルで突貫。サーベルを突き刺したまま距離を取り、ロングレンジ・ビーム・ライフルで狙い撃つ。技名に反して、クロスレンジな構成となっている。
メインアビリティは「スタビライザーNN28」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、ロングレンジ・ビーム・ライフルの必殺技威力が増加する。斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。ロングレンジ・ビーム・ライフル発動前に「決意」が発動する。気力140以上の時、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させる。サブアビリティは「HP・射撃プラス(バランス)」。

必殺技編集

ビーム・ライフル連射
『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。相手の背後に回って90mmマシンガンをマガジンの残弾全て撃ち出した後、前面に回ってビーム・ライフルを三連射する。ビーム・ライフルの三回目の発射時はガンダムのビーム・ライフルを撃つ場面を再現している。
メインアビリティは「教育型コンピューター」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。自分が敵ユニットを撃墜する毎に、攻撃力・照準値が増加し斬撃・ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV・照準値(バランス)(コウ・ウラキ)」。

特殊能力編集

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
分離
コアファイターIIに分離する。

移動タイプ編集

サイズ編集

M

カスタムボーナス編集

シールド防御時のダメージが80%減になる。
A PORTABLE』で採用。

機体BGM編集

「THE WINNER」
前期OP。『α』、『A』にて採用。

関連機体編集

ガンダム試作0号機(SRW未登場)
ガンダム開発計画の機体全ての原型にあたる機体。
ガンダム試作1号機Fb
宇宙戦高機動仕様。
ガンダム試作2号機ガンダム試作3号機ステイメン
同じくガンダム開発計画により生まれた兄弟機。
ガーベラ・テトラ
ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。
パワード・ジム(SRW未登場)
本機のバックパック等の試験機。

余談編集

  • 以前は「(ガンダム)GP01(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。
  • 本機は陸戦用装備となっているが、原作の前期オープニングでは宇宙空間で普通に戦闘を行っている。
  • 漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガンダム試作2号機を護衛するバディ機としての設定が追加され、同機の最終装甲と同様の対核処理を施されたチョバムアーマーNT-1アレックスと同じデザインで頭部にもゴーグル状のフェイスガードを装備している)を当初は装備していた。しかし、地上での運用にはデッドウェイトになるため最初の運用後に強制パージされた。その他、水中型の「アクア装備」や、支援機であるGファイターIIと合体したGアーマーIIも登場している。

脚注編集

  1. デザイナーの河森正治氏曰く「馬力の高い航空機のエンジンを「収納」してしまうのはもったいない」とのことで、これが設定面にも反映された形となっている。
  2. 本機を入手できなかった場合でも同じタイミングでGP-01Fbを入手する。
  3. シナリオ上では換装と言っているが、換装でFbから戻れるわけではない。

商品情報編集

  • プラモデル

  • フィギュア・書籍

資料リンク編集