「ツバロフ」の版間の差分
(→Zシリーズ) |
|||
(8人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: Tubarov]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Tubarov]]<ref>[http://www.gundam-w.jp/tv/character/21.html CHARACTER]、新機動戦記ガンダムW、2022年2月21日閲覧。</ref> |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}} | *{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}} | ||
| 声優 = {{声優|幹本雄之}} | | 声優 = {{声優|幹本雄之}} | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|村瀬修功}} | ||
+ | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦64}} | ||
+ | | SRWでの分類 = | ||
}} | }} | ||
17行目: | 20行目: | ||
'''ツバロフ'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の登場人物。 | '''ツバロフ'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の登場人物。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ロームフェラ財団]]の一員で、[[OZ]]に出向した[[科学者・技術者|技術者]]。 | + | [[ロームフェラ財団]]の一員で、[[OZ]]に出向した[[科学者・技術者|技術者]]。[[新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop]]にて、フルネームが「ツバロフ・ビルモン」であることが明かされる。 |
「[[モビルドール|モビルドールシステム]]」と呼ばれる無人[[モビルスーツ]]の開発者。OZの宇宙進出の為、手始めに[[トーラス]]へモビルドールシステムを導入。その結果、OZの躍進に大きく貢献し、ロームフェラ財団もまたモビルドール推進へと傾く。しかし、「(屈強の兵士を育て上げ)血を血で争わない」事に異議を唱えた[[トレーズ・クシュリナーダ]]と対立。ロームフェラ財団の意向に逆らったとして[[レディ・アン]]らトレーズ派らをモビルドールによって駆逐。そのモビルドールを主戦力とする紛争平定作戦「オペレーション・ノヴァ」を成功させるまでに至る。 | 「[[モビルドール|モビルドールシステム]]」と呼ばれる無人[[モビルスーツ]]の開発者。OZの宇宙進出の為、手始めに[[トーラス]]へモビルドールシステムを導入。その結果、OZの躍進に大きく貢献し、ロームフェラ財団もまたモビルドール推進へと傾く。しかし、「(屈強の兵士を育て上げ)血を血で争わない」事に異議を唱えた[[トレーズ・クシュリナーダ]]と対立。ロームフェラ財団の意向に逆らったとして[[レディ・アン]]らトレーズ派らをモビルドールによって駆逐。そのモビルドールを主戦力とする紛争平定作戦「オペレーション・ノヴァ」を成功させるまでに至る。 | ||
− | やがて、[[デルマイユ]]公爵の指示で宇宙戦艦[[リーブラ]]の建造に着手。ここまでは万事抜かりなく進んだが、コロニーの反体制勢力への無警戒から、[[ホワイトファング]] | + | やがて、[[デルマイユ]]公爵の指示で宇宙戦艦[[リーブラ]]の建造に着手。ここまでは万事抜かりなく進んだが、コロニーの反体制勢力への無警戒から、[[ホワイトファング]]の暗躍により、ツバロフ自身も捕らわれてしまう。自ら拘束を振り切り、モビルドール部隊を発進させて月面基地を奪還しようとするも、基地に突如現れ無差別攻撃を行った[[張五飛]]と'''モビルドールとの戦闘に巻き込まれて死亡した'''。死の瞬間までモビルドールの勝利を信じて疑わず、保身を二の次にしてでも自らの愛したモビルドールの勝ちを妄信していた。 |
− | + | そもそも彼の間接的な死因となった[[アルトロンガンダム]]は、元はといえば宇宙に上がる途中[[シェンロンガンダム]]に遭遇し五飛の持ちかけてきた交渉に乗った事で改修された機体であり、'''結果的にものの見事に五飛に出し抜かれるがままに自分が生け捕りにしたシェンロンの改良型に殺されるという中々に皮肉な末路を辿ったといえる'''。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ;[[ | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} |
− | + | :[[キャラクター事典]]でフルネームが記載されている。本作ではモビルドールシステムという「無人機による基礎理論は[[スメラギ・李・ノリエガ]]が考案した設定になっている」他、既に[[多元世界]]では多数の無人機が持ち込まれているところを考えると、完全なツバロフの独力というわけでない。最後は[[ガンダムエピオン]]にバルジの司令室を破壊され、爆死する。 | |
+ | |||
+ | === 単独作品 === | ||
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}} | ||
+ | :初登場作品。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
39行目: | 46行目: | ||
;トラント・クラーク | ;トラント・クラーク | ||
:当初は忠実な部下だったが、[[ウイングガンダムゼロ]]を巡り対立、抹殺指令を出す。 | :当初は忠実な部下だったが、[[ウイングガンダムゼロ]]を巡り対立、抹殺指令を出す。 | ||
+ | ;[[張五飛]] | ||
+ | :ボロボロの[[シェンロンガンダム]]と共に現れた彼を拘束し、回収したシェンロンのデータを取るが全てはOZの捕虜になっているドクターグループにシェンロンを[[アルトロンガンダム|改修]]してもらうための五飛の策だった。 | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
52行目: | 61行目: | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
+ | ;[[トラゴス]] | ||
+ | :[[トールギス]]の火力を参考に、[[リーオー]]をベースに開発した支援用の陸戦特化型のモビルスーツ。 | ||
;[[ビルゴ]]、[[ビルゴII]] | ;[[ビルゴ]]、[[ビルゴII]] | ||
:完全なモビルドール仕様のモビルスーツ。ツバロフの手足となり、戦争を集束させる事に成功したに見えたが、更なる戦乱を引き起こしてしまった。 | :完全なモビルドール仕様のモビルスーツ。ツバロフの手足となり、戦争を集束させる事に成功したに見えたが、更なる戦乱を引き起こしてしまった。 | ||
− | + | == 余談 == | |
+ | *月刊コミックボンボン連載の漫画版では、[[バルジ]]もろともリーブラの主砲で消滅。 | ||
<!-- == 資料リンク == --> | <!-- == 資料リンク == --> | ||
− | + | ||
− | + | == 脚注 == | |
− | + | <references /> | |
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} | ||
{{DEFAULTSORT:つはろふ}} | {{DEFAULTSORT:つはろふ}} | ||
[[Category:登場人物た行]] | [[Category:登場人物た行]] | ||
[[Category:新機動戦記ガンダムW]] | [[Category:新機動戦記ガンダムW]] |
2024年10月13日 (日) 17:33時点における最新版
ツバロフは『新機動戦記ガンダムW』の登場人物。
ツバロフ | |
---|---|
外国語表記 | Tubarov[1] |
登場作品 | |
声優 | 幹本雄之 |
デザイン | 村瀬修功 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 中年 |
所属 |
ロームフェラ財団 OZ |
役職 |
科学者 OZ宇宙軍司令代理 |
軍階級 | 特佐 |
概要編集
ロームフェラ財団の一員で、OZに出向した技術者。新機動戦記ガンダムW Frozen Teardropにて、フルネームが「ツバロフ・ビルモン」であることが明かされる。
「モビルドールシステム」と呼ばれる無人モビルスーツの開発者。OZの宇宙進出の為、手始めにトーラスへモビルドールシステムを導入。その結果、OZの躍進に大きく貢献し、ロームフェラ財団もまたモビルドール推進へと傾く。しかし、「(屈強の兵士を育て上げ)血を血で争わない」事に異議を唱えたトレーズ・クシュリナーダと対立。ロームフェラ財団の意向に逆らったとしてレディ・アンらトレーズ派らをモビルドールによって駆逐。そのモビルドールを主戦力とする紛争平定作戦「オペレーション・ノヴァ」を成功させるまでに至る。
やがて、デルマイユ公爵の指示で宇宙戦艦リーブラの建造に着手。ここまでは万事抜かりなく進んだが、コロニーの反体制勢力への無警戒から、ホワイトファングの暗躍により、ツバロフ自身も捕らわれてしまう。自ら拘束を振り切り、モビルドール部隊を発進させて月面基地を奪還しようとするも、基地に突如現れ無差別攻撃を行った張五飛とモビルドールとの戦闘に巻き込まれて死亡した。死の瞬間までモビルドールの勝利を信じて疑わず、保身を二の次にしてでも自らの愛したモビルドールの勝ちを妄信していた。
そもそも彼の間接的な死因となったアルトロンガンダムは、元はといえば宇宙に上がる途中シェンロンガンダムに遭遇し五飛の持ちかけてきた交渉に乗った事で改修された機体であり、結果的にものの見事に五飛に出し抜かれるがままに自分が生け捕りにしたシェンロンの改良型に殺されるという中々に皮肉な末路を辿ったといえる。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- キャラクター事典でフルネームが記載されている。本作ではモビルドールシステムという「無人機による基礎理論はスメラギ・李・ノリエガが考案した設定になっている」他、既に多元世界では多数の無人機が持ち込まれているところを考えると、完全なツバロフの独力というわけでない。最後はガンダムエピオンにバルジの司令室を破壊され、爆死する。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。
人間関係編集
- デルマイユ公爵
- 上司。
- トレーズ・クシュリナーダ
- ツバロフ考案のモビルドール戦略を否定しているが故に、険悪な関係。
- レディ・アン
- トレーズの懐刀。最終的にガンダムパイロットを独断で逃がした事で、重傷を負わせた。
- トラント・クラーク
- 当初は忠実な部下だったが、ウイングガンダムゼロを巡り対立、抹殺指令を出す。
- 張五飛
- ボロボロのシェンロンガンダムと共に現れた彼を拘束し、回収したシェンロンのデータを取るが全てはOZの捕虜になっているドクターグループにシェンロンを改修してもらうための五飛の策だった。
他作品との人間関係編集
名台詞編集
- 「いえ、兵士に変わる主戦力として期待できます」
- 「最後に勝者になるのは、私と私のモビルドールなのだ。へははははは」
「私は無敵なのだ。はっはっはっはっは…」 - 死別時の台詞。ツバロフはけっして狂人ではないのだが、哀れみを覚えてしまう瞬間である。
関連機体編集
余談編集
- 月刊コミックボンボン連載の漫画版では、バルジもろともリーブラの主砲で消滅。