「メカ暴竜鬼」の版間の差分

 
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'''メカ暴竜鬼'''は『[[ゲッターロボG]]』の登場メカ。
 
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== 概要 ==
 
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操縦系統は単独操縦タイプで、頭頂部を始め全身に備わった角状のトゲが特徴で、これはエネルギー収束器としての機能を備えている。主に近接戦闘能力を重視したコンセプトとなっており、ゲッターライガー程ではないが、地中潜航能力や飛行能力も備えている。特異な形状をしている頭頂部は偽装を目的に備えられた物で、待機時においては頭頂部のみを残して公園等で地中に潜航し、噴水に偽装している。ライガーミサイルの攻撃にも耐える頑丈な装甲を備えているが、エネルギー収束を行う全身の角状のトゲは装甲よりも脆く、戦闘で全てのトゲを破壊されてしまうとパワーダウンを引き起こし機能不全に陥るという欠点がある。主武装は噴水状の頭頂部のトゲから放つ「破壊光線」であり、基本的には頭頂部のトゲだけでエネルギーを収束して使用するが、最大出力時には全身のトゲからもエネルギーを収束し、頭頂部のトゲにエネルギーを集中させる形で放つ。また、腰に備わった「回転トゲ」はベルト状に回転させる事が可能であり、近接戦闘で組み付いてきた敵機を弾き飛ばす他、逆に組み付いて敵機の装甲を削る戦法を可能としている。
  
噴水に偽装した頭頂部のみを地表に曝し公園の地下で待機していたが、決起集会を隼人に妨害された事で逆上した暴竜鬼が出動させ、嘗て愛着を寄せていた街・[[新宿]]を蹂躙する。
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なお、イサムが暴竜鬼に改造されてから間もなく与えられた事実からも、本機は本来、イサムの前任者に当たる新宿支部長の乗機だった可能性が高い。
  
武装は頭頂部から発射する破壊光線、及び全身のトゲから放射するビームを集束させて放つ合体光線。更には腰部のトゲを回転させて組み付いてきた敵機を弾き飛ばす戦法も具える。
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=== 劇中の様相 ===
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噴水に偽装した頭頂部のみを地表に曝し公園の地下で待機していたが、暴竜鬼となったイサムが若者達を集めて百鬼兵に改造しようとした計画を隼人に邪魔された結果、逆上する形で起動させ、嘗て愛着を寄せていた街・新宿を蹂躙する。警官隊に容赦無い攻撃を行っていた所へ、[[ゲッターチーム]]と合流した隼人の駆るゲッターライガーと対峙。イサムが完全に鬼の力に溺れていた事で、最初は説得しようとした彼の言葉に全く耳を貸そうとしなかったばかりか、「勝った者が正義で負けた者が邪悪になる」という横暴な論理で破壊光線による攻撃を行った結果、昼間にイサムが隼人と共に助けた老婆が破壊光線によるビルの崩落に巻き込まれて死亡する最悪な悲劇を招いてしまう。
  
最期は合体光線の直撃を浴びながらも強引に突撃してきた[[ゲッターライガー]]のドリルアームで頭部を破壊された後、ライガーミサイルの連射で全ての角を破壊され爆散した。
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最早鬼になってしまったイサムの説得は無理と判断した隼人のゲッターライガーと壮絶な一騎打ちを展開し、ライガーミサイルによる攻撃も物ともせず、最大出力による破壊光線で追い込んでいく。だが、何がなんでもイサムを止める事を決意していた隼人のゲッターライガーによるドリルアームの強引な突撃で、破壊光線を発射する頭頂部のトゲを破壊され、更にはライガーミサイルの連射でエネルギー集束器である全身のトゲ全てを破壊されてしまった結果、機能不全に陥る形で飛行不能となり墜落。爆散する事になった。その後、搭乗者であった暴竜鬼ことイサムも、亡き母の面影がした老婆を死なせた事実を知らされた事で、鬼になった事を激しく後悔しながら死亡した。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
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:パイロットの[[暴竜鬼]]と共に初登場。後に量産されて登場するが、破壊光線の威力が高いため過度の油断は禁物。
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:初登場作品。パイロットの[[暴竜鬼]]と共に初登場。後に量産されて登場するが、破壊光線の威力が高いため過度の油断は禁物。
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:暴竜鬼は登場せず、全て[[人工知能]]が操縦。比較的高めの命中率を誇るが、[[メカ大輪鬼]]のような[[特殊能力]]を持たないので労せず倒せる。
 
:暴竜鬼は登場せず、全て[[人工知能]]が操縦。比較的高めの命中率を誇るが、[[メカ大輪鬼]]のような[[特殊能力]]を持たないので労せず倒せる。
  
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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;回転トゲ
 
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:腰部のトゲをベルト状に回転させて敵を弾き飛ばす。前述通り劇中では迎撃技としての使用だが、『MX』では自分から組み付いて攻撃する。
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:腰部のトゲをベルト状に回転させて敵を弾き飛ばす。
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;破壊光線
 
;破壊光線
:全身のトゲから前方にエネルギーを集中して発射する合体光線。
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:頭部のトゲから前方にエネルギーを収束して発射する合体光線。最大出力時には全身のトゲからエネルギーを収束し、頭部から放つ。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===

2024年9月16日 (月) 21:52時点における最新版

メカ暴竜鬼は『ゲッターロボG』の登場メカ。

メカ暴竜鬼
登場作品

ゲッターロボシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦64
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 百鬼メカ
開発者 グラー博士
所属 百鬼帝国
パイロット 暴竜鬼
テンプレートを表示

概要編集

百鬼帝国が運用する百鬼メカの一機。

金と権力に目が眩んでしまった神隼人の幼馴染・イサムが百人衆の一人である「暴竜鬼」に改造されて乗り込み、隼人の駆るゲッターライガーと死闘を演じる事になる。

機体概要 編集

新宿での事故によって百鬼帝国の新宿支部長となる百人衆の一人が急死してしまい、急遽新たな支部長を百鬼兵達から求められた結果、ヒドラー元帥は隼人の幼馴染で金と権力への執着心の強かった青年・イサムを勧誘。へと改造されて百人衆の「暴竜鬼」となった彼に与えられた百鬼メカが本機となる。

操縦系統は単独操縦タイプで、頭頂部を始め全身に備わった角状のトゲが特徴で、これはエネルギー収束器としての機能を備えている。主に近接戦闘能力を重視したコンセプトとなっており、ゲッターライガー程ではないが、地中潜航能力や飛行能力も備えている。特異な形状をしている頭頂部は偽装を目的に備えられた物で、待機時においては頭頂部のみを残して公園等で地中に潜航し、噴水に偽装している。ライガーミサイルの攻撃にも耐える頑丈な装甲を備えているが、エネルギー収束を行う全身の角状のトゲは装甲よりも脆く、戦闘で全てのトゲを破壊されてしまうとパワーダウンを引き起こし機能不全に陥るという欠点がある。主武装は噴水状の頭頂部のトゲから放つ「破壊光線」であり、基本的には頭頂部のトゲだけでエネルギーを収束して使用するが、最大出力時には全身のトゲからもエネルギーを収束し、頭頂部のトゲにエネルギーを集中させる形で放つ。また、腰に備わった「回転トゲ」はベルト状に回転させる事が可能であり、近接戦闘で組み付いてきた敵機を弾き飛ばす他、逆に組み付いて敵機の装甲を削る戦法を可能としている。

なお、イサムが暴竜鬼に改造されてから間もなく与えられた事実からも、本機は本来、イサムの前任者に当たる新宿支部長の乗機だった可能性が高い。

劇中の様相 編集

噴水に偽装した頭頂部のみを地表に曝し公園の地下で待機していたが、暴竜鬼となったイサムが若者達を集めて百鬼兵に改造しようとした計画を隼人に邪魔された結果、逆上する形で起動させ、嘗て愛着を寄せていた街・新宿を蹂躙する。警官隊に容赦無い攻撃を行っていた所へ、ゲッターチームと合流した隼人の駆るゲッターライガーと対峙。イサムが完全に鬼の力に溺れていた事で、最初は説得しようとした彼の言葉に全く耳を貸そうとしなかったばかりか、「勝った者が正義で負けた者が邪悪になる」という横暴な論理で破壊光線による攻撃を行った結果、昼間にイサムが隼人と共に助けた老婆が破壊光線によるビルの崩落に巻き込まれて死亡する最悪な悲劇を招いてしまう。

最早鬼になってしまったイサムの説得は無理と判断した隼人のゲッターライガーと壮絶な一騎打ちを展開し、ライガーミサイルによる攻撃も物ともせず、最大出力による破壊光線で追い込んでいく。だが、何がなんでもイサムを止める事を決意していた隼人のゲッターライガーによるドリルアームの強引な突撃で、破壊光線を発射する頭頂部のトゲを破壊され、更にはライガーミサイルの連射でエネルギー集束器である全身のトゲ全てを破壊されてしまった結果、機能不全に陥る形で飛行不能となり墜落。爆散する事になった。その後、搭乗者であった暴竜鬼ことイサムも、亡き母の面影がした老婆を死なせた事実を知らされた事で、鬼になった事を激しく後悔しながら死亡した。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦64
初登場作品。パイロットの暴竜鬼と共に初登場。後に量産されて登場するが、破壊光線の威力が高いため過度の油断は禁物。
スーパーロボット大戦MX
暴竜鬼は登場せず、全て人工知能が操縦。比較的高めの命中率を誇るが、メカ大輪鬼のような特殊能力を持たないので労せず倒せる。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

回転トゲ
腰部のトゲをベルト状に回転させて敵を弾き飛ばす。
前述通り劇中では迎撃技としての使用だが、『MX』では自分から組み付いて攻撃する。
破壊光線
頭部のトゲから前方にエネルギーを収束して発射する合体光線。最大出力時には全身のトゲからエネルギーを収束し、頭部から放つ。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M