「グロイザーX10」の版間の差分

 
(7人の利用者による、間の9版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Groizer-X10]]
 
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
*[[真マジンガー 衝撃! Z編]]
+
*{{登場作品 (メカ)|真マジンガー 衝撃! Z編}}
 +
| デザイン = {{メカニックデザイン|野中剛}}
 +
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 +
| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]]
 +
}}
 +
 
 +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[機械獣]](爆撃獣)
 
| 分類 = [[機械獣]](爆撃獣)
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|Dr.ヘル一派}}
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|Dr.ヘル一派}}
| デザイン = 野中剛
 
 
}}
 
}}
 +
'''グロイザーX10'''は『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』の登場メカ。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
第5話「強襲! ブロッケン伯爵」および第6話「発射! 光子力ビーム!!」に登場。
+
第5話「強襲! ブロッケン伯爵」および第6話「発射! 光子力ビーム!!」に登場した[[機械獣]]。
 +
 
 +
自己爆撃のみに特化した「爆撃獣」とカテゴライズされる特殊な機械獣で、[[ブロッケン伯爵]]が初陣を飾るべく出撃させた。機体そのものを巨大な爆弾として[[自爆]]させる事が可能で、その破壊力は[[熱海]]全域を焦土と化すほどの威力を秘める。また、自爆の障害となるものに対しての攻撃手段も備えている。地表に激突する寸前、[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]が最大出力で放った光子力ビームを喰らい空中で爆散した。
  
自己爆撃のみに特化した「爆撃獣」とカテゴライズされる特殊な[[機械獣]]で、[[ブロッケン伯爵]]が初陣を飾るべく出撃させた。機体そのものを巨大な爆弾として[[自爆]]させる事が可能で、その破壊力は[[熱海]]全域を焦土と化すほどの威力を秘める。また、自爆の障害となるものに対しての攻撃手段も備えている。地表に激突する寸前、[[マジンガーZ]]が最大出力で放った光子力ビームを喰らい空中で爆散した。番号違いの兄弟機として「X9」「X11」「X12」も存在する(いずれもSRW未登場)。
+
番号違いの兄弟機として「X9」「X11」「X12」も存在する(いずれもSRW未登場)。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:初登場作品。序盤の[[日本]]ルートにのみ登場する。
 
:初登場作品。序盤の[[日本]]ルートにのみ登場する。
 
:なお、「爆撃獣」という特殊なカテゴリに属しているためか、他の[[機械獣]]と異なりパイロットが[[人工知能]]になっている。
 
:なお、「爆撃獣」という特殊なカテゴリに属しているためか、他の[[機械獣]]と異なりパイロットが[[人工知能]]になっている。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:兄弟機が存在するという設定を反映してか、[[Dr.ヘル]]と戦う時などに大量に登場する。
 
:兄弟機が存在するという設定を反映してか、[[Dr.ヘル]]と戦う時などに大量に登場する。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:第2話で[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]が搭乗する[[飛行要塞グール]]に搭載されていたが、[[ファルセイバー]]の攻撃で出撃を阻止されてしまう。それ以降は第2次Z再世篇同様、[[Dr.ヘル一派]]の[[やられメカ|ザコ敵]]として多数登場。
 
:第2話で[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]が搭乗する[[飛行要塞グール]]に搭載されていたが、[[ファルセイバー]]の攻撃で出撃を阻止されてしまう。それ以降は第2次Z再世篇同様、[[Dr.ヘル一派]]の[[やられメカ|ザコ敵]]として多数登場。
 
:なお、第18話「愛憎!残された大切なもの!」においてグロイザーX10が[[誤字 #スーパーロボット大戦BX|脱字]]によって、元ネタになった機体「'''グロイザーX'''」という表記になっている(もっとも、ライターがあえてそのようにした可能性も考えられるが)。[[#余談|余談]]の欄も参照。
 
:なお、第18話「愛憎!残された大切なもの!」においてグロイザーX10が[[誤字 #スーパーロボット大戦BX|脱字]]によって、元ネタになった機体「'''グロイザーX'''」という表記になっている(もっとも、ライターがあえてそのようにした可能性も考えられるが)。[[#余談|余談]]の欄も参照。
41行目: 49行目:
 
;M
 
;M
 
:
 
:
 +
 +
== パイロットステータス ==
 +
=== [[特殊スキル]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 +
:'''[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[全体攻撃]]L3'''
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]
 
;対[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]
 
:
 
:
 
== 関連機体 ==
 
;グロイザーX
 
:1976年~1977年に放映された巨大ロボットアニメ『グロイザーX』の主役機で、メカニックデザインは原作者の桜多吾作氏。
 
:グロイザーX10の元ネタになった爆撃機形態が基本の「グロイザーX」で、人型形態の「グロイザーロボ」への[[変形]]も可能であるという異色の設定を持つ。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*本機体の元ネタは桜多吾作原作・永井豪監修のアニメ作品『グロイザーX』(SRW未参戦)の主役ロボ「'''グロイザーX'''」。デザインこそ異なっているものの、頭部とカラーリングは元の機体ほぼそのままとなっている。また、3機の兄弟機もグロイザーX10のボツ案を再構成したもので、同様に各部の意匠がグロイザーXやグロイザーロボから引用されている。
 
*本機体の元ネタは桜多吾作原作・永井豪監修のアニメ作品『グロイザーX』(SRW未参戦)の主役ロボ「'''グロイザーX'''」。デザインこそ異なっているものの、頭部とカラーリングは元の機体ほぼそのままとなっている。また、3機の兄弟機もグロイザーX10のボツ案を再構成したもので、同様に各部の意匠がグロイザーXやグロイザーロボから引用されている。
**『グロイザーX』で主人公・海阪譲を演じた[[声優]]の古谷徹氏は、グロイザーXのスパロボ参戦を希望していたが、寺田プロデューサーに「誰も知らないでしょう」と知名度の低さを理由に参戦の可能性を否定されていた。本機体の参戦は変則的な形だが、一応それが叶ったことになる…のだろうか?
+
**『グロイザーX』で主人公・海阪譲を演じた[[声優]]の古谷徹氏は、グロイザーXのスパロボ参戦を希望していたが、寺田プロデューサーに「誰も知らないでしょう」と知名度の低さを理由に参戦の可能性を否定されていた<ref>知名度の低さなら『[[合身戦隊メカンダーロボ]]』もいい勝負だと思われるが、こちらはスパロボ参戦を果たしている。</ref>。本機体の参戦は変則的な形だが、一応それが叶ったことになる…のだろうか?
**『[[スーパーロボット大戦BX]]』では、第2話「決意!引き継がれる意志」にて[[ブロッケン伯爵]]が『グロイザーX』のOP「飛べ! グロイザーX」の歌詞、第18話「愛憎!残された大切な者!」にて[[あしゅら男爵]]が『グロイザーX』のED「ゴーゴー・グロイザーX」の歌詞が元ネタの台詞を発している。
+
**『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では第2話「決意!引き継がれる意志」にて[[ブロッケン伯爵]]が、第18話「愛憎!残された大切な者!」にて[[あしゅら男爵]]が、それぞれ『グロイザーX』のOP「飛べ! グロイザーX」とED「ゴーゴー・グロイザーX」の歌詞が元ネタの台詞を発している。
 
***上述のグロイザーX10を「グロイザーX」と呼ぶ場面と合わせると、[[未参戦作品]]ながらも『グロイザーX』が大事に扱われている…ということになるのか?
 
***上述のグロイザーX10を「グロイザーX」と呼ぶ場面と合わせると、[[未参戦作品]]ながらも『グロイザーX』が大事に扱われている…ということになるのか?
  
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>B000VXU1D2</amazon>
 
<amazon>B000VXU1D2</amazon>
 
 
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:くろいさあX10}}
 
{{DEFAULTSORT:くろいさあX10}}
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]

2023年3月11日 (土) 07:30時点における最新版

グロイザーX10は『真マジンガー 衝撃! Z編』の登場メカ。

グロイザーX10
登場作品

マジンガーシリーズ

デザイン 野中剛
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
分類 機械獣(爆撃獣)
所属 Dr.ヘル一派
テンプレートを表示

概要編集

第5話「強襲! ブロッケン伯爵」および第6話「発射! 光子力ビーム!!」に登場した機械獣

自己爆撃のみに特化した「爆撃獣」とカテゴライズされる特殊な機械獣で、ブロッケン伯爵が初陣を飾るべく出撃させた。機体そのものを巨大な爆弾として自爆させる事が可能で、その破壊力は熱海全域を焦土と化すほどの威力を秘める。また、自爆の障害となるものに対しての攻撃手段も備えている。地表に激突する寸前、マジンガーZが最大出力で放った光子力ビームを喰らい空中で爆散した。

番号違いの兄弟機として「X9」「X11」「X12」も存在する(いずれもSRW未登場)。

登場作品と操縦者編集

Zシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。序盤の日本ルートにのみ登場する。
なお、「爆撃獣」という特殊なカテゴリに属しているためか、他の機械獣と異なりパイロットが人工知能になっている。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
兄弟機が存在するという設定を反映してか、Dr.ヘルと戦う時などに大量に登場する。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦BX
第2話でブロッケンが搭乗する飛行要塞グールに搭載されていたが、ファルセイバーの攻撃で出撃を阻止されてしまう。それ以降は第2次Z再世篇同様、Dr.ヘル一派ザコ敵として多数登場。
なお、第18話「愛憎!残された大切なもの!」においてグロイザーX10が脱字によって、元ネタになった機体「グロイザーX」という表記になっている(もっとも、ライターがあえてそのようにした可能性も考えられるが)。余談の欄も参照。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

爆撃
両翼下部から爆弾の雨を降らせる。
電撃
全身から多方向に放電する。
第2次Z再世篇』で追加。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M

パイロットステータス編集

特殊スキル編集

BX
援護攻撃L3、援護防御L3、全体攻撃L3

対決・名場面編集

マジンガーZ

余談編集

  • 本機体の元ネタは桜多吾作原作・永井豪監修のアニメ作品『グロイザーX』(SRW未参戦)の主役ロボ「グロイザーX」。デザインこそ異なっているものの、頭部とカラーリングは元の機体ほぼそのままとなっている。また、3機の兄弟機もグロイザーX10のボツ案を再構成したもので、同様に各部の意匠がグロイザーXやグロイザーロボから引用されている。
    • 『グロイザーX』で主人公・海阪譲を演じた声優の古谷徹氏は、グロイザーXのスパロボ参戦を希望していたが、寺田プロデューサーに「誰も知らないでしょう」と知名度の低さを理由に参戦の可能性を否定されていた[1]。本機体の参戦は変則的な形だが、一応それが叶ったことになる…のだろうか?
    • BX』では第2話「決意!引き継がれる意志」にてブロッケン伯爵が、第18話「愛憎!残された大切な者!」にてあしゅら男爵が、それぞれ『グロイザーX』のOP「飛べ! グロイザーX」とED「ゴーゴー・グロイザーX」の歌詞が元ネタの台詞を発している。
      • 上述のグロイザーX10を「グロイザーX」と呼ぶ場面と合わせると、未参戦作品ながらも『グロイザーX』が大事に扱われている…ということになるのか?

脚注編集

  1. 知名度の低さなら『合身戦隊メカンダーロボ』もいい勝負だと思われるが、こちらはスパロボ参戦を果たしている。

商品情報編集