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原作では10話で[[ファルゲン]]への囮としてキャバリアーは内部に爆薬を詰め、爆破された。 | 原作では10話で[[ファルゲン]]への囮としてキャバリアーは内部に爆薬を詰め、爆破された。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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:キャバリアーから伸びる二門のキャノン砲。 | :キャバリアーから伸びる二門のキャノン砲。 | ||
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:手の甲にあるバルカン。発射速度毎分1500発、携行弾数800発。 | :手の甲にあるバルカン。発射速度毎分1500発、携行弾数800発。 | ||
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;レーザーソード | ;レーザーソード | ||
:両腰2本装備し、柄を合わせてツインソードのバリエーションがある。ケーンはこの形態で使用することが多かった。 | :両腰2本装備し、柄を合わせてツインソードのバリエーションがある。ケーンはこの形態で使用することが多かった。 | ||
− | :実装は『[[スーパーロボット大戦A|A]] | + | :実装は『[[スーパーロボット大戦A|A]]』のみ。リメイク前では原作再現で、キャバリアーを排出した後に斬りかかる。 |
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:主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1800発、鉄甲弾および爆裂弾を装填可能。 | :主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1800発、鉄甲弾および爆裂弾を装填可能。 | ||
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=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
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+ | == 対決・名場面 == | ||
+ | ;炎の日 | ||
+ | :第1話より。戦闘に巻き込まれ、偶然手に入れたディスクでドラグナーを起動させてしまったケーン達。不慣れながらも必死に戦うが[[ダイン]]に組み付かれてしまい窮地に陥る。武装にレーザーソードを発見したケーンは増加装甲を[[分離]]、[[ドラグナー1型]]の姿を現して一刀の下に敵を両断する。 | ||
+ | :GBA版『A』のレーザーソードの演出の元となったシーンだが、原作ではツインソードではなくシングル形態を使っていた。 | ||
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+ | == 関連機体 == | ||
+ | ;[[ドラグーン]] | ||
+ | :量産型ドラグナー。白兵・砲撃・電子戦といいとこ取りの発想は共通だが、D兵器各機のデータを充分に反映・発展させているためキャバリアーよりも使い勝手は良くなっている。 | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *キャバリアーはデザイナーの大河原邦男氏からの提案で誕生した装備。『[[機甲戦記ドラグナー|ドラグナー]]』自体が『[[機動戦士ガンダム]]』を非常に強く意識した作品であり、主役機[[ドラグナー]]自体も『ガンダム』同様の3機編成デザインということから、デザインに対する変化・挑戦を求めての提案であった。大河原氏個人としては、序盤だけでなくキャバリアーを長く活かして欲しかったことを語っている<ref>KADOKAWA『大河原邦男 プロフェッショナルの50年』より。</ref>。 | ||
+ | **モチーフは時代劇の笠と蓑姿。キャバリアーを排出して斬りかかるアクションにモチーフの面影があり、GBA版『[[スーパーロボット大戦A|A]]』で同アクションが再現されている。 | ||
+ | *一部資料では、[[ドラウ]]や[[ドラグナー1型カスタム]]にも専用キャバリアーが存在していた(後者の名称は「キャバリアーCX-3」)。本編ならびにSRWでは未登場。 | ||
+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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2024年2月11日 (日) 17:46時点における最新版
キャバリアー0型 | |
---|---|
外国語表記 | CABARIER-ZERO[1] |
登場作品 | 機甲戦記ドラグナー |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | メタルアーマー |
型式番号 | XC-00 |
動力 | FPW-2D型 超小型核融合炉×2 |
出力 |
21万ポンド(ドライ) 33.6万ポンド(CMP) |
装甲 | マルチプルハイブリッド型ゼライトコーティング済 |
素体 | ドラグナー1型 |
開発者 | ラング・プラート |
所属 | 地球連合軍 |
乗員人数 | 1名 |
パイロット | ケーン・ワカバ |
概要編集
ドラグナー1型が支援ユニット「キャバリアー0」を装着した形態。白兵戦重視のD-1にD-2の砲撃戦能力、D-3の電子戦機能が加わり、1機に3機の機能を備えることを可能とする。
一見いいとこどりにも見えるが、宇宙以外では使い勝手が悪く、装着したままではレーザーソードが使えないなど欠点も目立つ。本来は1体に複数の機能を詰め込んだのだが、扱いづらくそれぞれの機能に特化した3機のD兵器に機能を分割したという経緯を持つ(故に0型なのだろう)。
キャバリアーは強制排出による質量弾として扱われることもあった。
原作では10話でファルゲンへの囮としてキャバリアーは内部に爆薬を詰め、爆破された。
登場作品と操縦者編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。序盤の宇宙面でのみ出撃する。レーザーソードやシールドがそのまま使え、レーザーソード使用時は一時キャバリアーを外す。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- レーザーソード使用時にキャバリアーを外さなくなった。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC
- 地上面でもキャバリアーに換装して出撃できるようになったが、レーザーソードが使えなくなる。本作の仕様上マップ内での分離は不可。設定に反しEWACの広域サポート力と長射程のレールキャノンは使い勝手が良く、合体攻撃が無くレーザーソードも空に届かない序盤の1型より使いやすい。ケーンの能力も切り込み役向けなため、単機で先行し後続部隊を支援といった戦法も可能。リフター装備になると何の説明もなく破棄される。
- スーパーロボット大戦XO
- 『GC』の移植版だが、キャバリアーは『A』同様の外装パーツに変更された。分離コマンドか「キャバリアー突撃戦法」でD-1になれるようになった。
関連作品編集
- Another Century's Episode
- 宇宙ミッションでドラグナー1型が装備する。HP減少で破壊されるか、キャバリアーを自発的に分離することでD-1に戻る。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- 220mm レールキャノン
- キャバリアーから伸びる二門のキャノン砲。
- SRWでは本機の使用可能時期の1型は合体攻撃が使用困難な事が多いため、長射程高威力のこの武器主体で戦うのが無難。
- 2連式 25mm 機関砲
- 手の甲にあるバルカン。発射速度毎分1500発、携行弾数800発。
- SRWでは未実装。
- 迫兵戦用アサルトナイフ
- 格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。
- SRWでは未実装。
- レーザーソード
- 両腰2本装備し、柄を合わせてツインソードのバリエーションがある。ケーンはこの形態で使用することが多かった。
- 実装は『A』のみ。リメイク前では原作再現で、キャバリアーを排出した後に斬りかかる。
- 75mm ハンドレールガン LPS9型
- 主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1800発、鉄甲弾および爆裂弾を装填可能。
- マルチディスチャージャー
- アンダーバレルに装備した多目的ランチャー。プラズマグレネード2発を装填。スモーク、チャフ、フレアも装填可能。
- SRWでは未実装。
必殺技編集
- キャバリアー突撃戦法
- 『XO』のみのパターンアタック。レールガンとレールキャノンを連射した後、最後にキャバリアーを分離して質量弾としてぶつける。使用後は機体がドラグナー1型に変化する。
合体攻撃編集
- Dフォーメーションアタック
- ドラグナー2型、ドラグナー3型とのコンビネーション攻撃。
- 『A』ではリアルルート2話で最後の1機を倒す前にケーン、タップ、ライトのレベルを10以上にしないと見れない全滅プレイ必須のレア武装。
- 恐怖のトリプルアタック
- ドラグナー2型、ドラグナー3型とのコンビネーション攻撃。
- 『A』ではDフォーメーションアタック同様レベル制限付きでこちらは2話クリア前に3人のレベルを15以上にしないと見れない。
特殊能力編集
- EWAC
- 『A』では(大)だが、本形態自体の出番がほぼない。
- ジャマー
- 剣装備
- 切り払いが可能。
- 盾装備
- ハイブリットタイプの手持ちシールド。シールド防御が可能。実装は『A』のみ。
- 分離
- キャバリアーを外してドラグナー1型になる。
- 換装
- 『GC』のみ、ドラグナー1型の換装形態扱い。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
- 格闘武器の攻撃力+200
- 『A PORTABLE』にて採用。単純に分離後と同じボーナス。通常プレイの1周目で取得することは不可能であり、ほぼお遊びのレベル。なお、せっかくキャバリアーで追加された火器に全く影響しないため、仮に取得しても分離後以上に活かしづらい。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ドラグーン
- 量産型ドラグナー。白兵・砲撃・電子戦といいとこ取りの発想は共通だが、D兵器各機のデータを充分に反映・発展させているためキャバリアーよりも使い勝手は良くなっている。
余談編集
- キャバリアーはデザイナーの大河原邦男氏からの提案で誕生した装備。『ドラグナー』自体が『機動戦士ガンダム』を非常に強く意識した作品であり、主役機ドラグナー自体も『ガンダム』同様の3機編成デザインということから、デザインに対する変化・挑戦を求めての提案であった。大河原氏個人としては、序盤だけでなくキャバリアーを長く活かして欲しかったことを語っている[2]。
- モチーフは時代劇の笠と蓑姿。キャバリアーを排出して斬りかかるアクションにモチーフの面影があり、GBA版『A』で同アクションが再現されている。
- 一部資料では、ドラウやドラグナー1型カスタムにも専用キャバリアーが存在していた(後者の名称は「キャバリアーCX-3」)。本編ならびにSRWでは未登場。