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+ | 地球連邦軍と[[宇宙革命軍]]の熾烈な戦いとなる「第7次宇宙戦争」は多大な犠牲を経てなし崩し的に終結を迎えたが、いずれ宇宙革命軍が8度目の戦争を仕掛けてくる事を予期していた地球連邦軍は、15年の歳月の中で宇宙革命軍との戦争に備え、ドートレスとは異なる開発思想の試作型モビルスーツを幾つも開発していた。本機もまたその一機として開発されており、試作機の形式番号である「NRX-009」からも、[[コルレル]]や[[ブリトヴァ]]、[[ガブル]]、[[ラスヴェート]]といった[[デマー・グライフ|ニュー]][[ドゥエート・ラングラフ|タイプ]][[ミルラ・ドライド|候補]][[アベル・バウアー|生達]]の搭乗した試作機の兄弟機となっている。 | ||
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+ | 空間戦闘主体のコンセプトで設計が行われており、下半身のみに簡易的な「トランスシステム」が組み込まれ、脚部を変形させる形で飛行形態となり、脚部は歩行用では無く着陸・駐機用のランディングギアとして機能する。これにより、本格的にトランスシステムを採用している[[ガンダムエアマスター]]や[[ガンダムアシュタロン]]には及ばないながらも高い機動性を備えた空戦能力を発揮し、出力・機動性共に現行の量産機である[[ドートレス]]に飛行用のバックパックユニットを装着させた「ドートレス・フライヤー」を数段上回る性能を持つ。また、飛行形態時においては上半身が非変形状態である事から、マニピュレータを用いた武装もそのまま使用可能となっており、安定した飛行と対モビルスーツ戦闘能力を両立させる事に成功している。空中戦だけでなく宇宙戦も想定した設計が行われている為、宇宙空間でも良好な機動性を維持しており、「NRX」の形式番号を持つモビルスーツの中では非常に高い汎用性を確立している。武装面に関しても「ビームライフル」や「ビームサーベル」の他、前腕下部に内蔵されている「ミサイルランチャー」等、モビルスーツとしては標準的で信頼性の高い物が揃っており、ビームライフルに関しては命中精度の向上を目的とした新規格のレーザー式照準補助システムが備わっている。また、機体各部には将来的に装備増設を予期したハードポイントも設けられている。 | ||
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+ | 試作機による運用テスト後、性能バランスの良さや対抗勢力が空戦用機体を持っていなかった事からの優位性、機体の一部のみにトランスシステムを採用した事での生産性の高さ等が評価された結果、正式なドートレスの後継機となる[[ドートレス・ネオ]]に先駆ける形で量産が決定。新たに「NR-001」の形式番号が与えられ、空から地上を制圧する攻撃機的な存在となった。先行量産機は[[フロスト兄弟]]率いる「フロスト親衛隊」に配備され、量産体制が整ってからは配備の遅れていたドートレス・ネオを補う形で「主力量産機」の立場を引き継ぐ事になる。 | ||
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+ | 劇中では中盤より登場。先行量産機と思われる機体がフロスト親衛隊所属の機体として運用され、圧倒的な物量と制空権を生かした編隊を組んでの連携攻撃は、[[ガロード・ラン]]の[[ガンダムエックス・ディバイダー]]や[[ロアビィ・ロイ]]の[[ガンダムレオパルド]]を追い込んでいき、空中戦を得意とする[[ウィッツ・スー]]の[[ガンダムエアマスター]]も大きく苦戦させている。その後、[[ゾンダーエプタ]]の戦闘では、ガロードに強奪された[[ガンダムダブルエックス]]に集団で仕掛けるも、流石に最新鋭機を相手には不利となっており、ダブルエックスのハイパービームソードで切り裂かれる形で次々と撃墜されている。このシーンは番組の後期オープニングでも採用されており、皮肉にも本機は視聴者にとって印象の残るモビルスーツとなっている。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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2024年8月24日 (土) 22:57時点における最新版
バリエントは『機動新世紀ガンダムX』の登場メカ。
バリエント | |
---|---|
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 試作機及び量産機 |
型式番号 |
NRX-009(試作型) NR-001(正式量産型) |
頭頂高 | 17.0 m |
重量 | 6.2 t |
開発 | 新地球連邦軍 |
所属 | 新地球連邦軍 |
概要編集
劇中では戦後に初めて開発・量産に成功した主力モビルスーツとして、地球・宇宙の双方で活躍する事になる。
機体概要 編集
地球連邦軍と宇宙革命軍の熾烈な戦いとなる「第7次宇宙戦争」は多大な犠牲を経てなし崩し的に終結を迎えたが、いずれ宇宙革命軍が8度目の戦争を仕掛けてくる事を予期していた地球連邦軍は、15年の歳月の中で宇宙革命軍との戦争に備え、ドートレスとは異なる開発思想の試作型モビルスーツを幾つも開発していた。本機もまたその一機として開発されており、試作機の形式番号である「NRX-009」からも、コルレルやブリトヴァ、ガブル、ラスヴェートといったニュータイプ候補生達の搭乗した試作機の兄弟機となっている。
空間戦闘主体のコンセプトで設計が行われており、下半身のみに簡易的な「トランスシステム」が組み込まれ、脚部を変形させる形で飛行形態となり、脚部は歩行用では無く着陸・駐機用のランディングギアとして機能する。これにより、本格的にトランスシステムを採用しているガンダムエアマスターやガンダムアシュタロンには及ばないながらも高い機動性を備えた空戦能力を発揮し、出力・機動性共に現行の量産機であるドートレスに飛行用のバックパックユニットを装着させた「ドートレス・フライヤー」を数段上回る性能を持つ。また、飛行形態時においては上半身が非変形状態である事から、マニピュレータを用いた武装もそのまま使用可能となっており、安定した飛行と対モビルスーツ戦闘能力を両立させる事に成功している。空中戦だけでなく宇宙戦も想定した設計が行われている為、宇宙空間でも良好な機動性を維持しており、「NRX」の形式番号を持つモビルスーツの中では非常に高い汎用性を確立している。武装面に関しても「ビームライフル」や「ビームサーベル」の他、前腕下部に内蔵されている「ミサイルランチャー」等、モビルスーツとしては標準的で信頼性の高い物が揃っており、ビームライフルに関しては命中精度の向上を目的とした新規格のレーザー式照準補助システムが備わっている。また、機体各部には将来的に装備増設を予期したハードポイントも設けられている。
試作機による運用テスト後、性能バランスの良さや対抗勢力が空戦用機体を持っていなかった事からの優位性、機体の一部のみにトランスシステムを採用した事での生産性の高さ等が評価された結果、正式なドートレスの後継機となるドートレス・ネオに先駆ける形で量産が決定。新たに「NR-001」の形式番号が与えられ、空から地上を制圧する攻撃機的な存在となった。先行量産機はフロスト兄弟率いる「フロスト親衛隊」に配備され、量産体制が整ってからは配備の遅れていたドートレス・ネオを補う形で「主力量産機」の立場を引き継ぐ事になる。
劇中の様相 編集
劇中では中盤より登場。先行量産機と思われる機体がフロスト親衛隊所属の機体として運用され、圧倒的な物量と制空権を生かした編隊を組んでの連携攻撃は、ガロード・ランのガンダムエックス・ディバイダーやロアビィ・ロイのガンダムレオパルドを追い込んでいき、空中戦を得意とするウィッツ・スーのガンダムエアマスターも大きく苦戦させている。その後、ゾンダーエプタの戦闘では、ガロードに強奪されたガンダムダブルエックスに集団で仕掛けるも、流石に最新鋭機を相手には不利となっており、ダブルエックスのハイパービームソードで切り裂かれる形で次々と撃墜されている。このシーンは番組の後期オープニングでも採用されており、皮肉にも本機は視聴者にとって印象の残るモビルスーツとなっている。
その後、新地球連邦軍の主力モビルスーツとして大量生産が行われ、フリーデン一行に幾度も仕掛けているのだが、ダブルエックスに加え、大幅にパワーアップしたガンダムエアマスターバーストやガンダムレオパルドデストロイ、新たにジャミル・ニートが搭乗したディバイダーによって悉く撃墜される展開となっている。しかし、終盤にて本来の戦闘を想定した相手である宇宙革命軍との戦いでは、その高い機動性を生かす形で敵のモビルスーツや戦艦の撃破を行う等、ドートレス・ネオと共に新地球連邦軍の主力モビルスーツに相応しい奮戦を見せている。
登場作品と操縦者編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。現在までこの作品でしか登場しない。空を飛んでいる為地上用の敵よりは厄介だがそれ以外は特に特徴の無い敵。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- ミサイルランチャー
- 前腕下部にミサイルを2発内蔵する。
- ビームサーベル
- 標準的な連邦仕様のビームサーベル、手首に収納している。
- ビームライフル
- 照準用のレーザーセンサーが追加された新規格のビームライフル、ドートレス・ネオが色違いの物を使用している。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
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