「ヒュッケバインガンナー」の版間の差分

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{{登場メカ概要
 
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'''ヒュッケバインガンナー'''は『[[スーパーロボット大戦α]]』の登場メカ。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[スーパーロボット大戦α]]』に初登場した[[ヒュッケバインシリーズ]]。[[ヒュッケバインMk-III]][[AMガンナー]]に騎乗し合体した形態。
+
[[ヒュッケバインMk-III]]が換装パーツの[[AMガンナー]]と合体した形態。Mk-IIIがAMガンナーに前傾姿勢で騎乗するようにして合体する。
 
 
Mk-IIIは合体で特定の姿勢をとるため、Mk-IIIの固定兵装のほとんどが使えず、接近戦には対応できなくなる。その代わり屈指の機動力と長大な射程を得た移動砲台となる。
 
 
 
トロニウム・エンジンの力を最大限に使う「フルインパクト・キャノン」は、Mk-IIのGインパクト・キャノンを4門同時に発射するという、トロニウムバスターキャノン並の破壊力を持つ武器である。
 
 
 
αではロシュセイバーもファング・スラッシャーも使えるため、高火力で長射程の武器を持ちながら接近戦もこなす化け物として君臨した。豊富な射撃武器も合わさってエネミーフェイズでは[[反撃]]で殆どの敵を撃墜してくれるだろう。長射程・弾数性の武器グラビティリングはフルインパクトキャノンでは勿体無い敵を攻撃でき、地味ながら優秀。唯一の弱点は、Mk-IIの時に使い勝手が良かった「チャクラム・シューター」が格闘武器だった事。ガンナーの武装は大半が射撃武器(以後の作品だと格闘武器なので勘違いしがちだが、'''αでは「ファング・スラッシャー」も射撃武器である''')なので、ガンナーをフルに活躍させたい場合、Mk-IIの時に「チャクラム・シューター」を使うのを控えた方が良い…… という事態が発生してしまう点だろうか。ただし、それを差し引いても充分すぎるほどに強い。それだけなく、使い勝手のいい着弾式の2種類の[[MAP兵器]]版ミサイルも搭載しているので暇さえあれば[[資金]]稼ぎも容易に出来てしまうため、益々ボクサーの立場がない。正に何でもござれな機体である。α時代のガンナーのスペックは、現在までのスパロボシリーズにおいてすら間違いなく最強候補の1つとされるほどに高いものであった。
 
  
αであまりに強すぎたせいか、これ以降の作品では性能が弱体化してしまう。OG2ではロシュセイバー、ファング・スラッシャー、グラビティ・リングが使用不能となり、αより継戦能力は遥かに落ちた上、接近戦はバルカンしか使えなくなり、文字どおり移動砲台となった。最大火力も相対的に下がっている。使うならデフォルトのリョウト+リオの組み合わせより、「[[ヒット&アウェイ]]持ちのユウキ」+「[[突撃]]を覚えるカーラ」の組み合わせの方が性能を生かせる。
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Mk-IIIは合体で特定の姿勢をとるため、接近戦には対応できなくなるが、代わり屈指の機動力と長大な射程を得た移動砲台となる。
 
 
αではガンナーにコックピットがあるという設定にも関わらず1人乗りだったが(リアル系では恋人キャラが[[グルンガスト弐式]]で固定だったため)、OG2以降は2人乗りとなった。その代わり、[[AMガンナー]]を別に出撃させて[[合体]]しなくてはならない。「コックピットがあるなら、ガンナーに恋人を乗せればいいのに」という声はαの頃からあったのだが、それを採用した結果使い勝手が悪化してしまったのは皮肉である。
 
 
 
=== 構成機体 ===
 
;[[ヒュッケバインMk-III]]
 
:
 
;[[AMガンナー]]
 
:
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:圧倒的な戦闘力を誇るガンナーに[[換装]]出来るようになると、プレイスタイルにもよるだろうが、殆どの敵は一撃で倒せる。Mk-IIIの最盛期。
+
:初登場作品。[[ヒュッケバインMk-III]]入手から数話後に[[換装]]可能になる。移動力・射程・火力が大きく向上しており、切り込み役に反撃殲滅役、狙撃役に必殺役とこなせる上に、[[マップ兵器]]もあるので資金稼ぎ役にもなれたりと正に何でもござれな'''ぶっ壊れ機体'''。特にガンナーは距離補正によるダメージ上昇効果の恩恵を最大限受けられる機体の一つで、機体といくつかの武器をフル改造してやるともはや手が付けられず、もうガンナー1機でいいんじゃないかなというレベルになる。欠点はロシュセイバー以外の全てが射撃武器なので、[[ヒュッケバインMk-II|Mk-II]]で鍛えやすかった格闘が全く活かせないというくらいしかない。Mk-IIIの最盛期。
 +
:設定上はAMガンナーにもコックピットはあるが、本作では換装パーツ扱いということもあり誰もその席に座ることはできない。恋人は[[グルンガスト弐式]]で固定。
 +
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 +
::流石に強すぎたためか、フルインパクト・キャノンの攻撃力が大きく低下。代わりに消費ENが60から50に軽減されている。本作では通常のMk-IIIより装甲も上がるようになったが、元々避ける機体なので大した影響はない。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
:汎用[[パーソナルトルーパー]]。デフォルトパイロットは[[リョウト・ヒカワ]]。ちなみに、ガンナーは恋人の[[リオ・メイロン]]がデフォルトパイロットである。
+
:Mk-IIIと同時にAMガンナーも入手できるので、Mk-III入手時から使用可能。改造段階はAMガンナー側のものが適用される。
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
+
:今作からMK-IIIとAMガンナーの[[合体]]形態となり、2人分の[[精神コマンド]]が使えるようになったが、出撃には2枠が必要となる。「コックピットがあるなら、ガンナーに恋人を乗せればいいのに」という声は『α』の頃からあったのだが、それを採用した結果使い勝手が悪化してしまったのは皮肉である。しかし信頼補正の活用や、AMガンナーに修理・補給装置を装備させることによる強さの前には仕方が無いのかもしれない。
:OG2に準拠。[[AMガンナー]]とヒュッケバインガンナーとの[[改造]]が両立している。そのため、2機手に入るうちボクサー使用を前提とした1機のみを改造し、もう1機はガンナー使用を前提として無改造でおく(AMガンナーに改造を加える)とよい。
+
:武装面でも『α』であまりにも便利すぎたためか、ロシュセイバー、ファング・スラッシャーが使用不可になり、移動後に使用可能な武器がバルカン砲だけと純粋に砲撃戦用の形態となった。グラビティ・リングも使用不可となったため、継戦能力も低下している。使うならデフォルトのリョウト+リオの組み合わせより、「[[ヒット&アウェイ]]持ちのユウキ」+「[[突撃]]を覚えるカーラ」の組み合わせの方が性能を生かせる。ただ2人は参入が比較的遅いという問題があるので、それまではレオナ+タスクで加速・幸運を活かす戦い方も十分に強力。援護攻撃を習得させれば、分離して特殊武器を使って相手を弱化させる戦法も使える。注意点としては、フルインパクト・キャノンに念動力が必要と言う点。
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
+
:今作では珍しくもマップ兵器2種持ちで、特にマルチトレースミサイルは低威力なものの広範囲で便利。フルインパクト・キャノンが使えない状態ではグラビトン・ライフルのみで通常戦闘をこなさなければいけない点に留意を要する。
:グラビトン・ランチャーの攻撃力上昇、フルインパクト・キャノンの最小射程緩和及びバリア貫通付加、と武装面で強化された。しかし、移動後武器の乏しさは相変わらず。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 +
:OG2に準拠。本形態時のみグラビトン・ライフルがALL武器となった。ツイン精神コマンドの[[修行]]の効果がサブパイロットにも及ぶので、育成には有用。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
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:グラビトン・ライフルの攻撃力上昇、フルインパクト・キャノンの最小射程緩和及びバリア貫通付加、と武装面で強化された。しかし、移動後武器の乏しさは相変わらず。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
初代[[ヒュッケバイン]]や[[ヒュッケバインMk-II]]を参考にした武装が多く、[[重力兵器]]やチャクラム系などの武装を基本とする。
 
 
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
[[OGシリーズ]]の一部の武装は、パイロットの[[念動力]]Lvが一定値以上ないと使用できない。念動力者を乗せないとMk-IIIの真価を発揮できない場合がある。
+
[[ヒュッケバインMk-III]][[AMガンナー]]それぞれの武装が使用可能。ただし『OG2』以降はMk-III側の武装を中心に使用不可になった武装も多く、MK-IIIに装備させた[[換装武器]]も反映されない。
  
武器が個別改造の作品では、改造段階を共有する武器が分かりにくくなっており、運用時には確認が必要。
+
;ツインバルカン / バルカン砲
 
+
:Mk-IIIの頭部に装備された二門装備のバルカン砲。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
==== ヒュッケバインMK-III ====
 
αではAMパーツを換装しても殆どのMK-IIIの武装は使用可能だが、OGシリーズではAMパーツを換装した場合、一部の武装が使用不可能になる。
 
 
 
;ツインバルカン
 
:頭部二門装備のバルカン砲。「バルカン砲」表記の場合も。
 
 
;マルチトレースミサイル
 
;マルチトレースミサイル
:二基の推進器の背部マルチコンテナに装備された小型ミサイル。着弾指定型の[[マップ兵器]]で使い勝手は抜群である。
+
:Mk-IIIのバックパックに搭載された背部マルチコンテナに装備された小型ミサイル。コンテナを射出しそこからミサイルが一斉に発射される。着弾指定型の[[マップ兵器]]
 
;ロシュセイバー
 
;ロシュセイバー
:高出力プラズマソードを二本携帯。ガンナーではセイバーを構えて、突撃しつつすれ違い様に敵機を斬り裂く。OGシリーズでは[[換装武器]]
+
:Mk-IIIが装備している非実体剣。セイバーを付き出すようにして構えて突撃し、すれ違い様に敵機を斬り裂く。
 +
:『OG2』以降は使用不可。
 +
;リープミサイル
 +
:AMガンナーから[[ミサイル]]を一斉に発射する。方向指定型のマップ兵器。射程はともかく範囲が狭いため、意外と扱い辛い。
 +
;グラビトン・ライフル
 +
:Mk-IIIが装備しているライフル。Mk-IIIと同様の演出で使用する。
 +
:『OGs』からはMk-IIIやボクサーとは異なる仕様になり、全体攻撃の武器になった。
 
;ファング・スラッシャー  
 
;ファング・スラッシャー  
:2つ重なった形状のゾル・オリハルコニウム製のブーメランを十字手裏剣のように展開して投擲する。αでは低燃費、中々の射程、移動後使用可能な強力な武器であり、これを主軸に戦うと安定しやすいだろう。左腕部の装備の為、Mk-IIIのどの形態でも使用可能。しかし、OGシリーズではガンナーによる使用が不可能になっている。
+
:Mk-IIIが装備している十文字ブーメラン。Mk-IIIやボクサーのように投擲するのではなく、左腕を振りその勢いで標的に向けて射出される。
;グラビトン・ライフル
+
:『OG2』以降は使用不可。
:MK-IIに装備されていたG・インパクトキャノンを小形・軽量化し片手で扱えるようにしたもの。新機能として[[グランゾン]]のグランワームソードのように異空間からライフルを召喚して敵機を攻撃する事が可能となった。この機能により、母艦から離れた状況でも長時間の戦闘による武装不足に陥った際の攻撃力の低下を気にする必要が無くなり、突如ライフルを召喚する事で敵に不意打ちを仕掛けるといったユニークな使い方も出来る。この機能が組み込まれたのはやはりMK-IIIの開発に[[シュウ・シラカワ|シュウ]]が関わっていたためだろう。αでのこれの戦闘デモは必見。α以降のシリーズでは異空間からライフルを召喚する事は無くなってしまった。出力調整によりバーストモード「BST」で発射可能。普段は射出兵器として使用。通常のMk-IIIやガンナーでは長射程武器になるが、ボクサーだと射程が短くなり、代わりにP属性が付く。<br />使用時、OG2では他の汎用武器と同じく普通に取り出すだけ、BSTでは文字通りブースターで飛んでくる。
 
 
 
==== AMガンナー ====
 
;リープミサイル
 
:ガンナーのコンテナ部から発射。軌道消失弾。αではガンナーでのみ使用可能であり、MK-IIIのマルチトレースミサイルと同様に着弾指定型のMAP兵器のため、使い勝手が良い。OGシリーズでは方向指定型の[[マップ兵器]]。「ホーミングミサイル」表記の場合も。
 
;ホーミングミサイル
 
:ガンナーのコンテナ部から発射。
 
 
;グラビティ・リング  
 
;グラビティ・リング  
:重力波リングを形成して、圧殺する。[[アンティノラ]]のドラウプニールリングにエフェクトが酷似している事から、恐らくこれを参考に開発されたのだろう。アンティノラの機体特性から考えると、パイロットの念動力で制御する武装かもしれない。この時のMk-IIIの挙動が実に印象深い。発動時に両手を合わせ念じる動作をしつつ、リングを発射した後、左手の人差し指でターゲットを狙う。中々演出が細かい。OGシリーズでは未装備。アンティノラが存在しないためか。
+
:AMガンナーのG・インパクトキャノンから帯状のゾル・オリハルコニウムを発射し、標的の周囲でリングを形成し高重力で締め上げる。Mk-IIIは発動時に両手を合わせ念じる動作を行い、発射した後には左手の人差し指でターゲットを狙う動作を行う。
:重力波リングのモチーフは「西遊記」に登場する「孫悟空」の頭にはめられた「緊箍児」から。また、Mk-IIIの念じる動作はそれを締め付ける術式である「緊箍呪」から来ている。
+
:リングのモチーフは「西遊記」に登場する「孫悟空」の頭にはめられた「緊箍児」から。また、発射時にMk-IIIが念じる動作はそれを締め付ける術式である「緊箍呪」から来ている。
 +
:[[アンティノラ]]のドラウプニールリングにエフェクトが酷似しているが関連性は不明。
 +
:『OG2』以降は使用不可。OGシリーズにはアンティノラが登場していないのが理由という説もある。
 +
:実際にはOGシリーズではなかったことになっているわけではなく、『第2次OG』にて追加武装として登場予定でエピソードまで用意されていたが、諸事情により取りやめになってしまった事が寺田PのX(旧Twitter)で語られた。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1708024534815920140 寺田貴信の2023年9月30日のツイート、Twitter]</ref>
 
;フルインパクト・キャノン
 
;フルインパクト・キャノン
:[[ヒュッケバインMk-II]]の「Gインパクト・キャノン」を四基装備。砲門にG・テリトリーを発生させ、四基のキャノンを集束発射する。<br />αではこれと[[]]([[捨て身]])による一撃は最強クラスの攻撃。パイロットの能力次第では'''99999'''(当時のダメージリミッター)のダメージを叩き出し、ラストボスも一撃で倒せてしまう。トロニウム・エンジンの出力調整にT-LINKシステムを用いているため、使用には念動力Lvが一定値以上必要。
+
:AMガンナーのG・インパクトキャノン4門を一斉発射し、G・テリトリーで集束させ巨大な重力場を形成する。
 +
:使用にはトロニウム・エンジンの出力上昇が必要であり、出力調整にはT-LINKシステムを用いているため、使用には一定値以上の[[念動力]]Lvが必要になる。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
;[[グラビティ・テリトリー]]/G・テリトリー
+
;[[グラビティ・テリトリー|グラビティ・テリトリー / G・テリトリー]]
:グラビコン・システムの応用により発生する重力波[[バリア]]。全属性のダメージを一定値以下まで無効化するが、Mk-IIIの高い能力ゆえに必要性は薄く、無効化系のバリアの為、扱い難い。
+
:Mk-IIIと同様の重力場の[[バリア]]。全属性のダメージを一定値以下まで無効化する。ただし基本的に避ける前提なので有用性は低い。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
 
;[[換装]]
 
;[[換装]]
:
+
:インターミッション時にAMガンナーと分離しヒュッケバインMk-IIIに戻す。『α』ではこちら。
 
;[[分離]]
 
;[[分離]]
:AMガンナーを切り離し、素のヒュッケバインMk-IIIになる。
+
:マップ上でヒュッケバインMk-IIIに戻す。『OG2』以降はこちら。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ヒュッケバインボクサー]]
 
;[[ヒュッケバインボクサー]]
:
+
:ヒュッケバインMk-IIIのもう一つの換装形態。
  
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:ひゆつけはいんかんなあ}}
 
{{DEFAULTSORT:ひゆつけはいんかんなあ}}

2023年12月19日 (火) 21:51時点における最新版

ヒュッケバインガンナーは『スーパーロボット大戦α』の登場メカ。

ヒュッケバインガンナー
外国語表記 Huckebein Gunner
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 パーソナルトルーパー
ヒュッケバインシリーズ
型式番号 RTX-011AMG
全長 42.6m
重量 136.4t
動力 トロニウム・エンジン
基本OS TC-OS
補助システム グラビコン・システム
補助MMI T-LINKシステム
所属
主なパイロット
  • スーパーロボット大戦α主人公
  • リョウト・ヒカワ(OGシリーズ)
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    概要編集

    ヒュッケバインMk-IIIが換装パーツのAMガンナーと合体した形態。Mk-IIIがAMガンナーに前傾姿勢で騎乗するようにして合体する。

    Mk-IIIは合体で特定の姿勢をとるため、接近戦には対応できなくなるが、代わり屈指の機動力と長大な射程を得た移動砲台となる。

    登場作品と操縦者編集

    αシリーズ編集

    スーパーロボット大戦α
    初登場作品。ヒュッケバインMk-III入手から数話後に換装可能になる。移動力・射程・火力が大きく向上しており、切り込み役に反撃殲滅役、狙撃役に必殺役とこなせる上に、マップ兵器もあるので資金稼ぎ役にもなれたりと正に何でもござれなぶっ壊れ機体。特にガンナーは距離補正によるダメージ上昇効果の恩恵を最大限受けられる機体の一つで、機体といくつかの武器をフル改造してやるともはや手が付けられず、もうガンナー1機でいいんじゃないかなというレベルになる。欠点はロシュセイバー以外の全てが射撃武器なので、Mk-IIで鍛えやすかった格闘が全く活かせないというくらいしかない。Mk-IIIの最盛期。
    設定上はAMガンナーにもコックピットはあるが、本作では換装パーツ扱いということもあり誰もその席に座ることはできない。恋人はグルンガスト弐式で固定。
    スーパーロボット大戦α for Dreamcast
    流石に強すぎたためか、フルインパクト・キャノンの攻撃力が大きく低下。代わりに消費ENが60から50に軽減されている。本作では通常のMk-IIIより装甲も上がるようになったが、元々避ける機体なので大した影響はない。

    OGシリーズ編集

    スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
    Mk-IIIと同時にAMガンナーも入手できるので、Mk-III入手時から使用可能。改造段階はAMガンナー側のものが適用される。
    今作からMK-IIIとAMガンナーの合体形態となり、2人分の精神コマンドが使えるようになったが、出撃には2枠が必要となる。「コックピットがあるなら、ガンナーに恋人を乗せればいいのに」という声は『α』の頃からあったのだが、それを採用した結果使い勝手が悪化してしまったのは皮肉である。しかし信頼補正の活用や、AMガンナーに修理・補給装置を装備させることによる強さの前には仕方が無いのかもしれない。
    武装面でも『α』であまりにも便利すぎたためか、ロシュセイバー、ファング・スラッシャーが使用不可になり、移動後に使用可能な武器がバルカン砲だけと純粋に砲撃戦用の形態となった。グラビティ・リングも使用不可となったため、継戦能力も低下している。使うならデフォルトのリョウト+リオの組み合わせより、「ヒット&アウェイ持ちのユウキ」+「突撃を覚えるカーラ」の組み合わせの方が性能を生かせる。ただ2人は参入が比較的遅いという問題があるので、それまではレオナ+タスクで加速・幸運を活かす戦い方も十分に強力。援護攻撃を習得させれば、分離して特殊武器を使って相手を弱化させる戦法も使える。注意点としては、フルインパクト・キャノンに念動力が必要と言う点。
    今作では珍しくもマップ兵器2種持ちで、特にマルチトレースミサイルは低威力なものの広範囲で便利。フルインパクト・キャノンが使えない状態ではグラビトン・ライフルのみで通常戦闘をこなさなければいけない点に留意を要する。
    スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
    OG2に準拠。本形態時のみグラビトン・ライフルがALL武器となった。ツイン精神コマンドの修行の効果がサブパイロットにも及ぶので、育成には有用。
    スーパーロボット大戦OG外伝
    グラビトン・ライフルの攻撃力上昇、フルインパクト・キャノンの最小射程緩和及びバリア貫通付加、と武装面で強化された。しかし、移動後武器の乏しさは相変わらず。

    装備・機能編集

    武装・必殺武器編集

    ヒュッケバインMk-IIIAMガンナーそれぞれの武装が使用可能。ただし『OG2』以降はMk-III側の武装を中心に使用不可になった武装も多く、MK-IIIに装備させた換装武器も反映されない。

    ツインバルカン / バルカン砲
    Mk-IIIの頭部に装備された二門装備のバルカン砲。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
    マルチトレースミサイル
    Mk-IIIのバックパックに搭載された背部マルチコンテナに装備された小型ミサイル。コンテナを射出しそこからミサイルが一斉に発射される。着弾指定型のマップ兵器
    ロシュセイバー
    Mk-IIIが装備している非実体剣。セイバーを付き出すようにして構えて突撃し、すれ違い様に敵機を斬り裂く。
    『OG2』以降は使用不可。
    リープミサイル
    AMガンナーからミサイルを一斉に発射する。方向指定型のマップ兵器。射程はともかく範囲が狭いため、意外と扱い辛い。
    グラビトン・ライフル
    Mk-IIIが装備しているライフル。Mk-IIIと同様の演出で使用する。
    『OGs』からはMk-IIIやボクサーとは異なる仕様になり、全体攻撃の武器になった。
    ファング・スラッシャー
    Mk-IIIが装備している十文字ブーメラン。Mk-IIIやボクサーのように投擲するのではなく、左腕を振りその勢いで標的に向けて射出される。
    『OG2』以降は使用不可。
    グラビティ・リング
    AMガンナーのG・インパクトキャノンから帯状のゾル・オリハルコニウムを発射し、標的の周囲でリングを形成し高重力で締め上げる。Mk-IIIは発動時に両手を合わせ念じる動作を行い、発射した後には左手の人差し指でターゲットを狙う動作を行う。
    リングのモチーフは「西遊記」に登場する「孫悟空」の頭にはめられた「緊箍児」から。また、発射時にMk-IIIが念じる動作はそれを締め付ける術式である「緊箍呪」から来ている。
    アンティノラのドラウプニールリングにエフェクトが酷似しているが関連性は不明。
    『OG2』以降は使用不可。OGシリーズにはアンティノラが登場していないのが理由という説もある。
    実際にはOGシリーズではなかったことになっているわけではなく、『第2次OG』にて追加武装として登場予定でエピソードまで用意されていたが、諸事情により取りやめになってしまった事が寺田PのX(旧Twitter)で語られた。[1]
    フルインパクト・キャノン
    AMガンナーのG・インパクトキャノン4門を一斉発射し、G・テリトリーで集束させ巨大な重力場を形成する。
    使用にはトロニウム・エンジンの出力上昇が必要であり、出力調整にはT-LINKシステムを用いているため、使用には一定値以上の念動力Lvが必要になる。

    特殊能力編集

    グラビティ・テリトリー / G・テリトリー
    Mk-IIIと同様の重力場のバリア。全属性のダメージを一定値以下まで無効化する。ただし基本的に避ける前提なので有用性は低い。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
    換装
    インターミッション時にAMガンナーと分離しヒュッケバインMk-IIIに戻す。『α』ではこちら。
    分離
    マップ上でヒュッケバインMk-IIIに戻す。『OG2』以降はこちら。

    移動タイプ編集

    飛行可能。

    サイズ編集

    M

    カスタムボーナス編集

    最大EN+15%
    AMガンナーと同じ。

    機体BGM編集

    「Ace Attacker」
    ヒュッケバインMk-IIIのテーマ。

    関連機体編集

    ヒュッケバインボクサー
    ヒュッケバインMk-IIIのもう一つの換装形態。

    脚注編集