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'''ヴォルフ・フラーケン'''は『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』の登場人物。
  
 
== 概要 ==
 
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[[大ガミラス帝星]]の軍人で、[[ガル・ディッツ]]の部下。長い前髪と蓄えた口髭が特徴で、青基調の軍服と紅褐色のスカーフを身に着けている。その風貌と確実に獲物を仕留める数々の戦果から「猟犬」と呼ばれている。
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[[大ガミラス帝星]]の軍人で、[[ガル・ディッツ]]の部下。
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長い前髪と蓄えた口髭が特徴で、青基調の軍服と紅褐色のスカーフを身に着けている。その風貌と確実に獲物を仕留める数々の戦果から「猟犬」と呼ばれている。
  
 
亜空間戦闘のスペシャリストであり、「亜空間戦闘で右に出る者はいない」と評されている。その腕を買われて、総統直轄の特務艦「次元潜航艦UX-01」の艦長を務める。ガル・ディッツの采配で[[エルク・ドメル|ドメル将軍]]のドメル幕僚団に配属されることもある。
 
亜空間戦闘のスペシャリストであり、「亜空間戦闘で右に出る者はいない」と評されている。その腕を買われて、総統直轄の特務艦「次元潜航艦UX-01」の艦長を務める。ガル・ディッツの采配で[[エルク・ドメル|ドメル将軍]]のドメル幕僚団に配属されることもある。
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[[性格]]は粗野で、権力を振るう者を非常に嫌っており、たとえ上官であろうと反発し命令を拒否する。艦艇指揮官としての腕は確かだが、その性格から扱いの難しい人物とされている。副官の[[ゴル・ハイニ]]をはじめとした一筋縄ではいかない人物達を部下としており、彼等も権力を振らず実力で戦果を挙げているフラーケンを[[信頼]]している。
 
[[性格]]は粗野で、権力を振るう者を非常に嫌っており、たとえ上官であろうと反発し命令を拒否する。艦艇指揮官としての腕は確かだが、その性格から扱いの難しい人物とされている。副官の[[ゴル・ハイニ]]をはじめとした一筋縄ではいかない人物達を部下としており、彼等も権力を振らず実力で戦果を挙げているフラーケンを[[信頼]]している。
  
フラーケン本人は生粋の一等ガミラス人だが、異民族である二等臣民に対しては偏見を持っておらず、常に平等に接しようとする等、人間的な器の大きさを垣間見せている。
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フラーケン本人は生粋の一等ガミラス人だが、異民族である二等臣民に対しては偏見を持っておらず、常に平等に接しようとする人間的な器の大きさを垣間見せている。
  
第12話のラストから初登場し、以後は物語の影で重要な役割を果たす。
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原作12話のラストから初登場し、以後は物語の影で重要な役割を果たす。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:初登場作品。[[NPC]]
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:初登場作品。[[NPC]]。残念ながら乗艦のUX-01と戦闘する事は無い。
  
 
== 人間関係 ==
 
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=== 大ガミラス帝星 ===
 
;[[アベルト・デスラー]]
 
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:総統。
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:総統。[[ヘルム・ゼーリック|ゼーリック]]の暗殺未遂を見抜いていた彼を次元潜航艦で匿っていた。
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;[[ガル・ディッツ]]
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:ガル・ディッツの采配で、彼の率いるドメル幕僚団に配属される。
 
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;[[ゴル・ハイニ]]
 
:副官。彼からの信頼は厚く、フラーケンも彼をはじめとした部下達に対して強い信頼を持っている。
 
:副官。彼からの信頼は厚く、フラーケンも彼をはじめとした部下達に対して強い信頼を持っている。
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=== ヤマトのクルー ===
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;[[薮助治‎]]
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:惑星レプタポーダの収容所で彼を拾い、機関士として雇う。
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== 名台詞 ==
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;「ハイニ、この戦争……楽しめそうだぞ」
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:第13話で発言したセリフ。UX-01の襲撃を受けた[[ヤマト]]が障害物の多い原始恒星系に隠れ、なかなか姿を見せようとしない事にハイニが苛立つが、フラーケンは不敵な笑みを浮かべながらこのセリフを呟いていた。
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;ハイニ「こりゃまた、機械化兵だらけだ」<br>フラーケン「どこも似たようなもんだ。今やブリキの兵隊なしでは、領土を維持することすら、ままならん。拡大政策のツケってやつさ」<br>ハイニ「無敵ガミラスよ、今いずこ」
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:第21話、レプタポーダの港にて桟橋が渡されるのを待っている間のやり取り。ガミラスの落日を匂わせるようである。
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;「召還命令を無視しているんだ。閣下には逮捕命令が出ております。……軍事法廷があんたを待ってるよ」
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:第25話、ヤマトを阻止しようとするゲール艦隊の目前に浮上して、こう言い放つ。この見得を切った登場に、ハイニも、「艦長も好きだねぇ」とこぼしていた。
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== 搭乗機体 ==
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;次元潜航艦UX-01
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:総統直轄の特務艦。亜空間推進機関「ゲシュ=ヴァール機関」を搭載しており、異次元空間へ往来・航行する次元潜航が可能。
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:旧作に登場した次元潜航艇「ガルマンウルフ」のリメイク版。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*旧作のフラーケンはガミラス人ではなく、「ガルマン人」である。スカーフの色は黄色で、マントを身に着けている等の違いがある。
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*『[[宇宙戦艦ヤマト2199|2199]]』におけるフラーケンの「ヴォルフ」というファーストネームは、リメイクに伴って設定されたものである。また、旧作では眉が太くスカーフの色は黄色でマントを身に着けている等の差異がある。
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*旧作では設定と登場時期が大きく異なり、ガルマン・ガミラス帝国東部方面軍の所属。劇中でヤマトに完全勝利した稀有な人物。
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**地球もヤマトも知らなかったため、ガルマン・ガミラス帝国成立後に参入したガルマン人(大マゼランに入植したガルマン人の末裔がガミラス人)だとされている。
 
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2020年9月29日 (火) 20:49時点における最新版

ヴォルフ・フラーケンは『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。

ヴォルフ・フラーケン
外国語表記 Wolf Frakken
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 中田譲治
デザイン 結城信輝
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
異名 猟犬
種族 ガミラス人
性別
年齢 34歳相当
所属 大ガミラス帝星
役職 次元潜航艦UX-01艦長
軍階級 中佐
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概要編集

大ガミラス帝星の軍人で、ガル・ディッツの部下。

長い前髪と蓄えた口髭が特徴で、青基調の軍服と紅褐色のスカーフを身に着けている。その風貌と確実に獲物を仕留める数々の戦果から「猟犬」と呼ばれている。

亜空間戦闘のスペシャリストであり、「亜空間戦闘で右に出る者はいない」と評されている。その腕を買われて、総統直轄の特務艦「次元潜航艦UX-01」の艦長を務める。ガル・ディッツの采配でドメル将軍のドメル幕僚団に配属されることもある。

性格は粗野で、権力を振るう者を非常に嫌っており、たとえ上官であろうと反発し命令を拒否する。艦艇指揮官としての腕は確かだが、その性格から扱いの難しい人物とされている。副官のゴル・ハイニをはじめとした一筋縄ではいかない人物達を部下としており、彼等も権力を振らず実力で戦果を挙げているフラーケンを信頼している。

フラーケン本人は生粋の一等ガミラス人だが、異民族である二等臣民に対しては偏見を持っておらず、常に平等に接しようとする人間的な器の大きさを垣間見せている。

原作12話のラストから初登場し、以後は物語の影で重要な役割を果たす。

登場作品と役柄編集

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
初登場作品。NPC。残念ながら乗艦のUX-01と戦闘する事は無い。

人間関係編集

大ガミラス帝星編集

アベルト・デスラー
総統。ゼーリックの暗殺未遂を見抜いていた彼を次元潜航艦で匿っていた。
ガル・ディッツ
上官。
エルク・ドメル
ガル・ディッツの采配で、彼の率いるドメル幕僚団に配属される。
ゴル・ハイニ
副官。彼からの信頼は厚く、フラーケンも彼をはじめとした部下達に対して強い信頼を持っている。

ヤマトのクルー編集

薮助治‎
惑星レプタポーダの収容所で彼を拾い、機関士として雇う。

名台詞編集

「ハイニ、この戦争……楽しめそうだぞ」
第13話で発言したセリフ。UX-01の襲撃を受けたヤマトが障害物の多い原始恒星系に隠れ、なかなか姿を見せようとしない事にハイニが苛立つが、フラーケンは不敵な笑みを浮かべながらこのセリフを呟いていた。
ハイニ「こりゃまた、機械化兵だらけだ」
フラーケン「どこも似たようなもんだ。今やブリキの兵隊なしでは、領土を維持することすら、ままならん。拡大政策のツケってやつさ」
ハイニ「無敵ガミラスよ、今いずこ」
第21話、レプタポーダの港にて桟橋が渡されるのを待っている間のやり取り。ガミラスの落日を匂わせるようである。
「召還命令を無視しているんだ。閣下には逮捕命令が出ております。……軍事法廷があんたを待ってるよ」
第25話、ヤマトを阻止しようとするゲール艦隊の目前に浮上して、こう言い放つ。この見得を切った登場に、ハイニも、「艦長も好きだねぇ」とこぼしていた。

搭乗機体編集

次元潜航艦UX-01
総統直轄の特務艦。亜空間推進機関「ゲシュ=ヴァール機関」を搭載しており、異次元空間へ往来・航行する次元潜航が可能。
旧作に登場した次元潜航艇「ガルマンウルフ」のリメイク版。

余談編集

  • 2199』におけるフラーケンの「ヴォルフ」というファーストネームは、リメイクに伴って設定されたものである。また、旧作では眉が太くスカーフの色は黄色でマントを身に着けている等の差異がある。
  • 旧作では設定と登場時期が大きく異なり、ガルマン・ガミラス帝国東部方面軍の所属。劇中でヤマトに完全勝利した稀有な人物。
    • 地球もヤマトも知らなかったため、ガルマン・ガミラス帝国成立後に参入したガルマン人(大マゼランに入植したガルマン人の末裔がガミラス人)だとされている。