「地球 (スパロボK)」の版間の差分
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シベリア、ロンドン、ヤーパン(日本)といった地球と同一の地名を持つほか、シベリアエリアの料理をロシア料理と認識し、逆にシベリアエリアの食材で日本料理を作ることができ、これをシベリアエリアの住人はヤーパン料理と認識したことから、文化的な特徴は双方の地球で共通しているようである。さらに[[ガズム]]が[[メックスブルート]]の[[オーバースキル]]を応用して[[ピンクカバ]]の幻覚を出現させた際には、双方の地球人は幻覚を発症しながら異星人とのハーフは発症しなかったことから、双方の地球人は遺伝子レベルで酷似している可能性がある。 | シベリア、ロンドン、ヤーパン(日本)といった地球と同一の地名を持つほか、シベリアエリアの料理をロシア料理と認識し、逆にシベリアエリアの食材で日本料理を作ることができ、これをシベリアエリアの住人はヤーパン料理と認識したことから、文化的な特徴は双方の地球で共通しているようである。さらに[[ガズム]]が[[メックスブルート]]の[[オーバースキル]]を応用して[[ピンクカバ]]の幻覚を出現させた際には、双方の地球人は幻覚を発症しながら異星人とのハーフは発症しなかったことから、双方の地球人は遺伝子レベルで酷似している可能性がある。 | ||
− | なお、''' | + | なお、'''『K』作中において二つの惑星が「地球」という同一の名前を持っている理由は、特に明かされない'''。ただの偶然の可能性もある。そもそも「地球」という言葉には「球状の大地」という程度の意味しかないため、ほかの惑星の異星人が自分の母星につけた名前を日本語として翻訳すれば「地球」となるのは何もおかしくはない(例としては『[[伝説巨神イデオン]]』において、異星人[[バッフ・クラン]]が呼ぶ自らの母星の名称を地球の翻訳機にかけると、「地球」という単語に翻訳された、というシーンがある)。 |
類似した文化をもっていた理由も明かされなかったが、SF全般を見れば宇宙のどこかに地球に酷似した惑星があって地球人に酷似した人間が地球に酷似した文化を送って生活している、「もう一つの地球」がある、という作品は珍しい設定ではない(例としては手塚治虫の『アトム大使』は、母星を失った地球人が長い旅の末に移住先となる惑星を見つけるも、地形が地球と全く同じでしかも同じ人間が住んでいたという物語で、また藤子・F・不二雄の『ドラえもん』では地形や住人の性別が反転した地球を見つける話がある)。 | 類似した文化をもっていた理由も明かされなかったが、SF全般を見れば宇宙のどこかに地球に酷似した惑星があって地球人に酷似した人間が地球に酷似した文化を送って生活している、「もう一つの地球」がある、という作品は珍しい設定ではない(例としては手塚治虫の『アトム大使』は、母星を失った地球人が長い旅の末に移住先となる惑星を見つけるも、地形が地球と全く同じでしかも同じ人間が住んでいたという物語で、また藤子・F・不二雄の『ドラえもん』では地形や住人の性別が反転した地球を見つける話がある)。 |
2023年3月25日 (土) 23:01時点における最新版
地球は『スーパーロボット大戦K』に登場する「もう一つの地球」。
概要編集
宇宙のどこかにある惑星で、主に惑星エンドレス・イリュージョンとシベリアの世界観が統合された世界「シベリアエリア」が存在している。また惑星Ziの世界観を持つ「エリアZi」と呼ばれる区域もこちらの星にあるが、標高5000mの山脈と強力な磁気嵐に囲まれていたためK本編以前は殆ど交流が無かったらしく、殆ど別の世界に近い状態となっている。宇宙旅行や空飛ぶ艦を製造する技術は持っていない。
ここの住民は自らの星を「地球」と呼ぶ。それゆえに『K』作中では互いに相手の星を「もう一つの地球」と呼んでいる。
シベリア、ロンドン、ヤーパン(日本)といった地球と同一の地名を持つほか、シベリアエリアの料理をロシア料理と認識し、逆にシベリアエリアの食材で日本料理を作ることができ、これをシベリアエリアの住人はヤーパン料理と認識したことから、文化的な特徴は双方の地球で共通しているようである。さらにガズムがメックスブルートのオーバースキルを応用してピンクカバの幻覚を出現させた際には、双方の地球人は幻覚を発症しながら異星人とのハーフは発症しなかったことから、双方の地球人は遺伝子レベルで酷似している可能性がある。
なお、『K』作中において二つの惑星が「地球」という同一の名前を持っている理由は、特に明かされない。ただの偶然の可能性もある。そもそも「地球」という言葉には「球状の大地」という程度の意味しかないため、ほかの惑星の異星人が自分の母星につけた名前を日本語として翻訳すれば「地球」となるのは何もおかしくはない(例としては『伝説巨神イデオン』において、異星人バッフ・クランが呼ぶ自らの母星の名称を地球の翻訳機にかけると、「地球」という単語に翻訳された、というシーンがある)。
類似した文化をもっていた理由も明かされなかったが、SF全般を見れば宇宙のどこかに地球に酷似した惑星があって地球人に酷似した人間が地球に酷似した文化を送って生活している、「もう一つの地球」がある、という作品は珍しい設定ではない(例としては手塚治虫の『アトム大使』は、母星を失った地球人が長い旅の末に移住先となる惑星を見つけるも、地形が地球と全く同じでしかも同じ人間が住んでいたという物語で、また藤子・F・不二雄の『ドラえもん』では地形や住人の性別が反転した地球を見つける話がある)。
登場作品編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦K
- 地球だけでなく惑星アトリームの植物や文明らしきものまで存在していたが詳細は語られず。過去にあった大変動が関係しているらしいが…。