「ボドル・ザー」の版間の差分

 
(9人の利用者による、間の23版が非表示)
1行目: 1行目:
== ボドル・ザー / ゴルグ・ボドルザー(Boddole Zer) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[マクロスシリーズ]]
+
| 別表記 =  
**[[超時空要塞マクロス]]
+
;【劇場版】
**[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]
+
:'''ゴル・ボドルザー'''
*[[声優]]:市川治
+
| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]
*種族:[[ゼントラーディ]]
+
*{{登場作品 (人物)|超時空要塞マクロス}}
*性別:男
+
*{{登場作品 (人物)|超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか}}
*所属:
+
| 声優 = {{声優|市川治|SRW=Y}}
**ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官(TV版)
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α}}
**ゼントラーディ軍第425基幹艦隊・ボドル艦隊(劇場版)
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*階級:司令
+
}}
  
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官。[[ゼントラーディ]]を束ねる長のような存在。[[ブリタイ・クリダニク|ブリタイ]]が連れ帰った地球人の捕虜が持つ文化を目の当たりにし、地球人がプロトカルチャーではないのかという疑問を抱き、[[マクロス]]へスパイを送り込む。そのスパイの調査とブリタイが[[地球]]側と同盟を締結したことを聞き、プロトカルチャーの文化に汚染されることを恐れ、ブリタイもろとも地球人類の抹殺を企てる。地球の99%を全滅させることに成功するが、マクロス・ブリタイ艦隊による「リン・ミンメイ作戦」により戦力は低下し、「マクロス・アタック」で葬られた。
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[ゼントラーディ]]
 +
| 性別 = 男
 +
| 所属 = ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官(TV版)<br/>ゼントラーディ軍第425基幹艦隊・ボドル艦隊(劇場版)
 +
| 階級 = 司令
 +
}}
 +
'''ボドル・ザー''' / '''ゴル・ボドルザー'''は『[[超時空要塞マクロス]]』及び『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』の登場人物。
  
劇場版では名称が「ゴルグ・ボドルザー」となり、ゼントラーディ軍第425基幹艦隊を率いる、[[ボドル旗艦]]の中枢生体ユニットとなっている。外見も大きく変更され、通常のゼントラーディよりもさらに巨大となっている。文化を解読する能力を有しており、プロトカルチャーの残した歌のメロディを探している。ブリタイ7018が捕えた[[リン・ミンメイ]]の歌から[[メルトランディ]]を撃退しようとするが、歌が完成しないことに業を煮やしマクロスごとメルトランディを殲滅させようと[[ラプラミズ艦隊]]を砲撃で撃墜させる。しかしそれがブリタイの反感を買い、ゼントラーディ軍を敵に回すことになり、最期は[[一条輝]]が操縦する[[VF-1S ストライクバルキリー]]によって撃ち落とされる。
+
== 概要 ==
 +
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官。劇中の[[ゼントラーディ]]を束ねる長のような存在。
 +
 
 +
[[ブリタイ・クリダニク|ブリタイ]]が連れ帰った地球人の捕虜が持つ文化を目の当たりにし、地球人が[[プロトカルチャー]]ではないのかという疑問を抱き、[[マクロス]]へ[[スパイ]]を送り込む。そのスパイの調査とブリタイが[[地球]]側と同盟を締結したことを聞き、プロトカルチャーの文化に汚染されることを恐れ、ブリタイもろとも地球人類の抹殺を企てる。地球の99%を全滅させることに成功するが、マクロス・ブリタイ艦隊による「リン・ミンメイ作戦」により戦力は低下し、「マクロス・アタック」で葬られた。
 +
 
 +
劇場版では名称が「ゴル・ボドルザー」<ref group="注">エンドクレジットでの表記。劇中では「'''ゴルグ'''・ボドルザー」とも呼ばれており、その後の公式媒体においても表記揺れがしばしば見られる。</ref>となり、ゼントラーディ軍第425基幹艦隊を率いる、[[ボドル旗艦]]の中枢生体ユニットとなっている。外見も大きく変更され、通常のゼントラーディよりもさらに巨大となっている。文化を解読する能力を有しており、プロトカルチャーの残した歌のメロディを探している。ブリタイ7018が捕えた[[リン・ミンメイ]]の歌から[[メルトランディ]]を撃退しようとするが歌が完成しないことに業を煮やし、マクロスごとメルトランディを殲滅させようと、射線上の味方を巻き添えにしてまでラプラミズ艦隊を砲撃で撃墜させる。しかし、これが地球人に理解を示すようになっていたブリタイの反感を買って部下たちの離反を招くこととなり、呼応したラプラミズ艦隊の残党も合流。彼らと統合軍から総攻撃を受け、最期は[[一条輝]]が操縦する[[VF-1S ストライクバルキリー]]によって撃ち落とされる。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
全て劇場版設定での登場。
 +
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]][[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版}})
:劇場版設定で登場。
+
:初登場作品。[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|劇場版]]設定で登場しており、名前は「ゴルグ=ボドルザー」となっている。戦えるのは第62話「愛・おぼえていますか(後) 」のみだが、ゼントランとの最終決戦シナリオだけあって開始前にさまざまな演出があり、ボドルザーにも[[DVE]]がいくつもあるので同じ総司令の[[ラプ・ラミズ|ラプラミズ]]と比べかなり待遇が良い。また、撃墜時は原作の最期の表情が再現される。
 +
:同シナリオの効果で敵の気力は50になるが、ボドルザーのみ気力100スタートかつ[[性格|強気]]な上に本人の射撃、[[ボドル旗艦]]の火力は共に高く、他の機体を全滅させた頃にはスーパー系ですら一撃で沈めかねないダメージを叩き出せるようになっているので気をつけたい。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
:劇場版設定で登場。
+
:
 +
 
 +
== パイロットステータス ==
 +
=== [[精神コマンド]] ===
 +
; [[スーパーロボット大戦α|α]]
 +
: '''[[自爆]]、[[ド根性]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]'''
  
=== 関連作品 ===
+
=== [[特殊技能]] ===
;[[Another Century's Episode 2]]
+
; [[スーパーロボット大戦α|α]]
:最終的に[[ラストボス|ラスボス]]となる。
+
: '''[[底力]]'''
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
35行目: 55行目:
 
;[[一条輝]]  
 
;[[一条輝]]  
 
:劇場版では彼に引導を渡される。
 
:劇場版では彼に引導を渡される。
 +
 +
== 搭乗機体 ==
 +
;[[ボドル旗艦]]
 +
:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ボドル・ザーを演じた市川治氏は、マクロスのスタッフから「演じるキャラクターは敵の総大将」という説明を受け、自分が演じた[[プリンス・シャーキン|美]][[ガルーダ|形]][[プリンス・ハイネル|悪]][[リヒテル|役]]のノリで演じようとしたが、後に姿を見て驚いたという。
 
*ボドル・ザーを演じた市川治氏は、マクロスのスタッフから「演じるキャラクターは敵の総大将」という説明を受け、自分が演じた[[プリンス・シャーキン|美]][[ガルーダ|形]][[プリンス・ハイネル|悪]][[リヒテル|役]]のノリで演じようとしたが、後に姿を見て驚いたという。
 +
 +
== 注釈 ==
 +
<references group="注" />
  
 
{{マクロスシリーズ}}
 
{{マクロスシリーズ}}

2022年4月19日 (火) 21:36時点における最新版

ボドル・ザー / ゴル・ボドルザーは『超時空要塞マクロス』及び『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の登場人物。

ボドル・ザー
別表記
【劇場版】
ゴル・ボドルザー
登場作品

マクロスシリーズ

声優 市川治
初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 ゼントラーディ
性別
所属 ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官(TV版)
ゼントラーディ軍第425基幹艦隊・ボドル艦隊(劇場版)
軍階級 司令
テンプレートを表示

概要編集

ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官。劇中のゼントラーディを束ねる長のような存在。

ブリタイが連れ帰った地球人の捕虜が持つ文化を目の当たりにし、地球人がプロトカルチャーではないのかという疑問を抱き、マクロススパイを送り込む。そのスパイの調査とブリタイが地球側と同盟を締結したことを聞き、プロトカルチャーの文化に汚染されることを恐れ、ブリタイもろとも地球人類の抹殺を企てる。地球の99%を全滅させることに成功するが、マクロス・ブリタイ艦隊による「リン・ミンメイ作戦」により戦力は低下し、「マクロス・アタック」で葬られた。

劇場版では名称が「ゴル・ボドルザー」[注 1]となり、ゼントラーディ軍第425基幹艦隊を率いる、ボドル旗艦の中枢生体ユニットとなっている。外見も大きく変更され、通常のゼントラーディよりもさらに巨大となっている。文化を解読する能力を有しており、プロトカルチャーの残した歌のメロディを探している。ブリタイ7018が捕えたリン・ミンメイの歌からメルトランディを撃退しようとするが歌が完成しないことに業を煮やし、マクロスごとメルトランディを殲滅させようと、射線上の味方を巻き添えにしてまでラプラミズ艦隊を砲撃で撃墜させる。しかし、これが地球人に理解を示すようになっていたブリタイの反感を買って部下たちの離反を招くこととなり、呼応したラプラミズ艦隊の残党も合流。彼らと統合軍から総攻撃を受け、最期は一条輝が操縦するVF-1S ストライクバルキリーによって撃ち落とされる。

登場作品と役柄編集

全て劇場版設定での登場。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦αDC版
初登場作品。劇場版設定で登場しており、名前は「ゴルグ=ボドルザー」となっている。戦えるのは第62話「愛・おぼえていますか(後) 」のみだが、ゼントランとの最終決戦シナリオだけあって開始前にさまざまな演出があり、ボドルザーにもDVEがいくつもあるので同じ総司令のラプラミズと比べかなり待遇が良い。また、撃墜時は原作の最期の表情が再現される。
同シナリオの効果で敵の気力は50になるが、ボドルザーのみ気力100スタートかつ強気な上に本人の射撃、ボドル旗艦の火力は共に高く、他の機体を全滅させた頃にはスーパー系ですら一撃で沈めかねないダメージを叩き出せるようになっているので気をつけたい。

Scramble Commanderシリーズ編集

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

α
自爆ド根性必中熱血鉄壁かく乱

特殊技能編集

α
底力

人間関係編集

ブリタイ・クリダニク / ブリタイ7018
部下。最終的に離反される。
ラプ・ラミズ / モルク・ラプラミズ
部下。劇場版では敵対関係であり、彼女の艦隊を砲撃する。
一条輝
劇場版では彼に引導を渡される。

搭乗機体編集

ボドル旗艦

余談編集

  • ボドル・ザーを演じた市川治氏は、マクロスのスタッフから「演じるキャラクターは敵の総大将」という説明を受け、自分が演じたのノリで演じようとしたが、後に姿を見て驚いたという。

注釈編集

  1. エンドクレジットでの表記。劇中では「ゴルグ・ボドルザー」とも呼ばれており、その後の公式媒体においても表記揺れがしばしば見られる。