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元々は銀河辺境に存在したとある種族の名称で、人間に限らずあらゆるものに存在する「消滅しようとする力」の結晶、つまり死を司る、元来の意味での「[[死神]]」の一族である。尸空を含むこの種族の人間は「歌」によって「消滅しようとする力」を操り、それによって[[次元力]]を制御する。また、この種族は生死の境界を渡る伝説の生き物「尸逝天」の死骸を一族の宝としており、それに寄生している「沈黙の巨蟹のスフィア」と共に代々の総領の証として受け継いできた。 | 元々は銀河辺境に存在したとある種族の名称で、人間に限らずあらゆるものに存在する「消滅しようとする力」の結晶、つまり死を司る、元来の意味での「[[死神]]」の一族である。尸空を含むこの種族の人間は「歌」によって「消滅しようとする力」を操り、それによって[[次元力]]を制御する。また、この種族は生死の境界を渡る伝説の生き物「尸逝天」の死骸を一族の宝としており、それに寄生している「沈黙の巨蟹のスフィア」と共に代々の総領の証として受け継いできた。 | ||
− | + | しかし、その力に目をつけたサイデリアルによって一族郎党の大半を滅ぼされ、軍門に降ることとなった。 | |
− | + | その本来の役儀は、生きる者が自然と迎える死に際し、その魂と「消滅しようとする力」を正しい方向へ導くことにある<ref>力の関係上、この種族の人間は生命力や活気とは反対の暗く冷たく重い空気を纏い、総じて人としての情動を押し殺している。</ref>が、サイデリアルに吸収されて以降は自分達の方から命を奪いに行くという本末転倒な状態に陥っていた。 | |
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名前の由来は蟹座の中心領域にある、星宿の二十八宿の一つで、中国の思想では死者の魂が集う場所とされている。 | 名前の由来は蟹座の中心領域にある、星宿の二十八宿の一つで、中国の思想では死者の魂が集う場所とされている。 | ||
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:尸逝天の子供を武装した存在。 | :尸逝天の子供を武装した存在。 | ||
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− | : | + | :サイデリアルから提供された機体。鬼宿仕様は赤のカラーリング。 |
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:アンゲロイと同様にサイデリアルより提供された無人機。 | :アンゲロイと同様にサイデリアルより提供された無人機。 | ||
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2021年12月11日 (土) 13:59時点における最新版
鬼宿(きしゅく)は『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』に登場する組織。
概要編集
サイデリアルの特殊部隊の一つ。隊長である尸空の指揮のもと、Z-BLUEと戦いを繰り広げる。
『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』では名称のみが語られ、かつて惑星ジェミナイを無人機部隊を率いて急襲、ガドライトを組織に迎えたことが語られている。
元々は銀河辺境に存在したとある種族の名称で、人間に限らずあらゆるものに存在する「消滅しようとする力」の結晶、つまり死を司る、元来の意味での「死神」の一族である。尸空を含むこの種族の人間は「歌」によって「消滅しようとする力」を操り、それによって次元力を制御する。また、この種族は生死の境界を渡る伝説の生き物「尸逝天」の死骸を一族の宝としており、それに寄生している「沈黙の巨蟹のスフィア」と共に代々の総領の証として受け継いできた。
しかし、その力に目をつけたサイデリアルによって一族郎党の大半を滅ぼされ、軍門に降ることとなった。
その本来の役儀は、生きる者が自然と迎える死に際し、その魂と「消滅しようとする力」を正しい方向へ導くことにある[1]が、サイデリアルに吸収されて以降は自分達の方から命を奪いに行くという本末転倒な状態に陥っていた。
天獄戦争で尸空が戦死、尸逝天も消滅したことにより、尸刻を含む僅かな人数を残して壊滅しているが、残存勢力はサイデリアル及びハイアデスとアンタレスの残党と協力し宇宙怪獣及び御使いの勢力から地球を守るために奮戦。超時空修復後は本来の世界へと帰っていった。
名前の由来は蟹座の中心領域にある、星宿の二十八宿の一つで、中国の思想では死者の魂が集う場所とされている。
所属人物編集
関連機体編集
関連人物編集
- 熱気バサラ
- 歌によって生命の力を引き出す事が出来る、ある意味で対極の存在。鬼宿が操る「消滅しようとする力」と反発しあうのか、搭乗機に関わらず彼の歌によってダメージを受ける。
関連用語編集
資料リンク編集
脚注編集
- ↑ 力の関係上、この種族の人間は生命力や活気とは反対の暗く冷たく重い空気を纏い、総じて人としての情動を押し殺している。