「カノン・マルディーニ」の版間の差分
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また、[[企業|化粧品ブランドの経営]]にも携わっているらしく、彼自身も自社製のファウンデーションを愛用している。しかも、その化粧品はブリタニア皇族の御用達になる程、大きな人気を得ている。 | また、[[企業|化粧品ブランドの経営]]にも携わっているらしく、彼自身も自社製のファウンデーションを愛用している。しかも、その化粧品はブリタニア皇族の御用達になる程、大きな人気を得ている。 | ||
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シュナイゼルの我欲や執着を全く持たない虚無的な気質を誰よりも深く理解しており、その上で彼を個人的に尊敬して忠誠を誓っており、ずっと傍近く付き従っている。それ故に、シュナイゼルに害をもたらしうる者に対しては味方であろうとも冷淡な対応を示す。 | シュナイゼルの我欲や執着を全く持たない虚無的な気質を誰よりも深く理解しており、その上で彼を個人的に尊敬して忠誠を誓っており、ずっと傍近く付き従っている。それ故に、シュナイゼルに害をもたらしうる者に対しては味方であろうとも冷淡な対応を示す。 | ||
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決戦後、ルルーシュの意向によって、カノンは[[黒の騎士団]]のメンバー達と同様に処刑を待つ身となっていたが、[[ゼロレクイエム]]に基づきゼロに扮したスザクがルルーシュを討った事で、解放される。その後もシュナイゼルの側近として活動している。 | 決戦後、ルルーシュの意向によって、カノンは[[黒の騎士団]]のメンバー達と同様に処刑を待つ身となっていたが、[[ゼロレクイエム]]に基づきゼロに扮したスザクがルルーシュを討った事で、解放される。その後もシュナイゼルの側近として活動している。 | ||
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+ | :2章Part10から登場するNPC。『R2』の登場人物の中で唯一『双貌のオズ』のシナリオで先行登場する。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]] | ;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]] | ||
:仕える主君。[[貴族]]学校時代からの縁<ref>当時のカノンは、相当な問題児であったが、監督生であったシュナイゼルによって、顔面を鞭で打ち据えられてしまう程の過激な制裁を受けた結果、彼の本質を見抜いて惹かれるようになり、更には「心を持たないシュナイゼルが為していく先を見てみたい」という、やや狂信的な願望から、現在の関係にまで至った。</ref>で、彼の本質を誰よりも理解し、現皇帝である[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]や[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]を打倒して、彼が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]の頂点に立つ事を望んでいた。 | :仕える主君。[[貴族]]学校時代からの縁<ref>当時のカノンは、相当な問題児であったが、監督生であったシュナイゼルによって、顔面を鞭で打ち据えられてしまう程の過激な制裁を受けた結果、彼の本質を見抜いて惹かれるようになり、更には「心を持たないシュナイゼルが為していく先を見てみたい」という、やや狂信的な願望から、現在の関係にまで至った。</ref>で、彼の本質を誰よりも理解し、現皇帝である[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]や[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]を打倒して、彼が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]の頂点に立つ事を望んでいた。 | ||
− | :[[漫画]] | + | :[[漫画]]『[[コードギアス 双貌のオズ]]』では、自身をシュナイゼルの心の一部と評している。 |
;[[ロイド・アスプルンド]]、[[セシル・クルーミー]] | ;[[ロイド・アスプルンド]]、[[セシル・クルーミー]] | ||
:共にシュナイゼル直属の部下であり、個人的にも親交があった模様だが、[[ゼロレクイエム]]の際は敵対する事になった。 | :共にシュナイゼル直属の部下であり、個人的にも親交があった模様だが、[[ゼロレクイエム]]の際は敵対する事になった。 | ||
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]] | ;[[コーネリア・リ・ブリタニア]] | ||
− | : | + | :『双貌のオズ』によるとシュナイゼルが異母妹である彼女を銃撃した事に関しては思う所があった模様で、独断でノネットに連絡を取り安全な場所に連れて行って治療して欲しいと頼み引き渡している。なお、引き渡す前には許可を得ている。『小説版』ではシュナイゼルに彼女の処置を一任されて、彼の許可を得てから保護している。 |
;[[枢木スザク]] | ;[[枢木スザク]] | ||
:彼がブリタニア側の人間でありながらゼロの秘密を黙っていた事には憤りを感じていた様で、ゼロの捕獲に失敗した後、自分がどうすればいいのか解らずにいた彼に対し、冷たく突き放した言葉をぶつけている。 | :彼がブリタニア側の人間でありながらゼロの秘密を黙っていた事には憤りを感じていた様で、ゼロの捕獲に失敗した後、自分がどうすればいいのか解らずにいた彼に対し、冷たく突き放した言葉をぶつけている。 | ||
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:旧知の間柄。漫画『双貌のオズ』では、ハンカチや身だしなみに無頓着すぎる彼女を心配しており、化粧直しなどを行い、仲の良さを見せていた。 | :旧知の間柄。漫画『双貌のオズ』では、ハンカチや身だしなみに無頓着すぎる彼女を心配しており、化粧直しなどを行い、仲の良さを見せていた。 | ||
:しかしその後、彼女の後輩で親友にあたるコーネリアを負傷させた際には、反発されただけでなく、シュナイゼルとの相互依存願望にあるとみなされて決別を言い渡された。 | :しかしその後、彼女の後輩で親友にあたるコーネリアを負傷させた際には、反発されただけでなく、シュナイゼルとの相互依存願望にあるとみなされて決別を言い渡された。 | ||
+ | ;[[ニーナ・アインシュタイン]] | ||
+ | :『R2』の第14話で、シャーリーの死を悲しむ彼女を気遣う。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「羨ましかったんじゃない? [[シャーリー・フェネット|その子]]のこと」<br />「ニーナ…。涙が流せるうちは、大丈夫」 | ;「羨ましかったんじゃない? [[シャーリー・フェネット|その子]]のこと」<br />「ニーナ…。涙が流せるうちは、大丈夫」 | ||
− | : | + | :第14話より。「生前のシャーリーはとても明るい[[性格]]の子だったから、正直苦手だった」と述懐する[[ニーナ・アインシュタイン|ニーナ]]に対する指摘。 |
:ニーナはシャーリーを内心羨んでいた事に気付いて涙を流し、カノンはそんなニーナを後ろから優しく抱き締めるのであった。 | :ニーナはシャーリーを内心羨んでいた事に気付いて涙を流し、カノンはそんなニーナを後ろから優しく抱き締めるのであった。 | ||
;「世界はね、[[枢木スザク|あなた一人]]にだけ優しいわけじゃないのよ…」 | ;「世界はね、[[枢木スザク|あなた一人]]にだけ優しいわけじゃないのよ…」 | ||
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:第24話より。ナナリーを放置してダモクレスを自爆させるという判断に驚く。シュナイゼルの本質を理解して付き従っている忠実な側近であるが全てを肯定できるほど盲目ではない。 | :第24話より。ナナリーを放置してダモクレスを自爆させるという判断に驚く。シュナイゼルの本質を理解して付き従っている忠実な側近であるが全てを肯定できるほど盲目ではない。 | ||
;([[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル殿下]]…。ご自身の命にすら執着の無かった方が…。これが…[[ギアス]]の力…) | ;([[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル殿下]]…。ご自身の命にすら執着の無かった方が…。これが…[[ギアス]]の力…) | ||
− | : | + | :他人はおろか自分の命にさえ執着しないシュナイゼルが、ギアスの力を受けてあっさり服従し、ルルーシュに拳銃を向けたディートハルトを射殺したを目の当たりにした際のカノンが独白。 |
− | :[[資料]] | + | :[[資料]]等でギアスの力について知っていたカノンだったが、虚無としての本質を持つシュナイゼルでさえも従えさせてしまった程の力を見た結果、カノンは改めてギアスの恐ろしさを実感。[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]による勝利宣言後、カノンは抜け殻になってしまったかの様に絶望に打ちひしがれる事になった。彼は「心を持たないシュナイゼルが世界に何を成すのかを見たい」という願望を持っていたため、ギアスにてゼロの史上とする優先順位を強要されたシュナイゼルはもはや「意志を持たない存在」とは言えなくなってしまった。ある意味カノンは自身の目的を喪失してしまったとも言えなくない。 |
=== 漫画版 === | === 漫画版 === | ||
;「女は舐められたらおしまいなんだから」 | ;「女は舐められたらおしまいなんだから」 | ||
;「はい完成」 | ;「はい完成」 | ||
− | : | + | :『双貌のオズO2』より。[[マリーベル・メル・ブリタニア|マリーベル]]に挨拶に行くノネットの世話を焼く。身嗜みに気を遣うカノンと大雑把なノネット、正反対のようだが相性は良いようだ。 |
;―――そうこれはもう剣や騎士といった闘争の矜持を超えた次元の力 | ;―――そうこれはもう剣や騎士といった闘争の矜持を超えた次元の力 | ||
;この輝きが殿下の力! | ;この輝きが殿下の力! | ||
;シュナイゼル殿下は人類を絶滅させうる力をお手になさった…!!! | ;シュナイゼル殿下は人類を絶滅させうる力をお手になさった…!!! | ||
;殿下は―――この輝きで何をなさろうと… | ;殿下は―――この輝きで何をなさろうと… | ||
− | :フレイヤの予想以上の威力を痛感しながらの心境。頬に両手を添えてうっとりとシュナイゼルの背を見ている姿は'''恍惚のヤンデレポーズ'''に似ている。 | + | :フレイヤの予想以上の威力を痛感しながらの心境。頬に両手を添えてうっとりとシュナイゼルの背を見ている姿は'''恍惚のヤンデレポーズ'''<ref>アニメ『未来日記』のワンシーンの通称。</ref>に似ている。 |
;「わたしは…殿下が欠けおとされた心の一部――…」 | ;「わたしは…殿下が欠けおとされた心の一部――…」 | ||
− | : | + | :『双貌のオズO2』より。シュナイゼルが負傷させた[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]を引き渡した際、シュナイゼルの真意を詰問<ref>直前に腹を殴られている。</ref>してきたノネットに対しての返答。『R2』ではシュナイゼルがコーネリアを負傷させた時に、悲しげにも見える複雑な表情を浮かべていたが、『オズ』では明確に心を痛めた描写がされており、ノネットに連絡と取って頼んだ際には最後、涙ぐんでいた。 |
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2024年3月30日 (土) 09:32時点における最新版
カノン・マルディーニは『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の登場人物。
カノン・マルディーニ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 三戸耕三 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | 神聖ブリタニア帝国 |
役職 | シュナイゼル・エル・ブリタニア補佐官 |
爵位 | 伯爵 |
概要編集
シュナイゼル・エル・ブリタニアの腹心であるブリタニア軍人で、爵位は伯爵。中世的な顔立ちをした美男子で、喋り方や性格、雰囲気は女性的。
また、化粧品ブランドの経営にも携わっているらしく、彼自身も自社製のファウンデーションを愛用している。しかも、その化粧品はブリタニア皇族の御用達になる程、大きな人気を得ている。
シュナイゼルの我欲や執着を全く持たない虚無的な気質を誰よりも深く理解しており、その上で彼を個人的に尊敬して忠誠を誓っており、ずっと傍近く付き従っている。それ故に、シュナイゼルに害をもたらしうる者に対しては味方であろうとも冷淡な対応を示す。
ひたすらシュナイゼルに従い行動し続けており、彼が皇帝シャルル・ジ・ブリタニアに反逆を起こす決意をした際や、ルルーシュ・ランペルージに宣戦布告を行った際も、迷わず同行している。しかしその結果、カノンが目の当たりにしたのは、敬愛するシュナイゼルがギアスによってルルーシュの傀儡に成り下がってしまう光景であり、ギアスの力の脅威を思い知ったカノンは、ルルーシュによる勝利の宣言後、絶望に打ちひしがれている様子を見せていた。
決戦後、ルルーシュの意向によって、カノンは黒の騎士団のメンバー達と同様に処刑を待つ身となっていたが、ゼロレクイエムに基づきゼロに扮したスザクがルルーシュを討った事で、解放される。その後もシュナイゼルの側近として活動している。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。ほぼ原作に沿った行動を取ることになる。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part10から登場するNPC。『R2』の登場人物の中で唯一『双貌のオズ』のシナリオで先行登場する。
人間関係編集
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- 仕える主君。貴族学校時代からの縁[1]で、彼の本質を誰よりも理解し、現皇帝であるシャルルやルルーシュを打倒して、彼がブリタニアの頂点に立つ事を望んでいた。
- 漫画『コードギアス 双貌のオズ』では、自身をシュナイゼルの心の一部と評している。
- ロイド・アスプルンド、セシル・クルーミー
- 共にシュナイゼル直属の部下であり、個人的にも親交があった模様だが、ゼロレクイエムの際は敵対する事になった。
- コーネリア・リ・ブリタニア
- 『双貌のオズ』によるとシュナイゼルが異母妹である彼女を銃撃した事に関しては思う所があった模様で、独断でノネットに連絡を取り安全な場所に連れて行って治療して欲しいと頼み引き渡している。なお、引き渡す前には許可を得ている。『小説版』ではシュナイゼルに彼女の処置を一任されて、彼の許可を得てから保護している。
- 枢木スザク
- 彼がブリタニア側の人間でありながらゼロの秘密を黙っていた事には憤りを感じていた様で、ゼロの捕獲に失敗した後、自分がどうすればいいのか解らずにいた彼に対し、冷たく突き放した言葉をぶつけている。
- ノネット・エニアグラム
- 旧知の間柄。漫画『双貌のオズ』では、ハンカチや身だしなみに無頓着すぎる彼女を心配しており、化粧直しなどを行い、仲の良さを見せていた。
- しかしその後、彼女の後輩で親友にあたるコーネリアを負傷させた際には、反発されただけでなく、シュナイゼルとの相互依存願望にあるとみなされて決別を言い渡された。
- ニーナ・アインシュタイン
- 『R2』の第14話で、シャーリーの死を悲しむ彼女を気遣う。
名台詞編集
R2編集
- 「羨ましかったんじゃない? その子のこと」
「ニーナ…。涙が流せるうちは、大丈夫」 - 第14話より。「生前のシャーリーはとても明るい性格の子だったから、正直苦手だった」と述懐するニーナに対する指摘。
- ニーナはシャーリーを内心羨んでいた事に気付いて涙を流し、カノンはそんなニーナを後ろから優しく抱き締めるのであった。
- 「世界はね、あなた一人にだけ優しいわけじゃないのよ…」
- 第17話より。自分に答えを求めようとしたスザクに対し、冷たく突き放した台詞。
- カノンから見ればこの時のスザクは、「自分のしていた事の重大さを理解していない、甘ったれの子供」にしか見えなかっただろう。
- (やっとご決断なされたわ)
- 第20話より。スザクに促されて皇帝になるとシュナイゼルが述べた際の反応。以前から彼はシュナイゼルが皇帝になる事を望んでいた事を窺わせた。
- その後に「でも……」と続いたのはクーデターとなる事への不安なのだろうか。
- 「元々、裏切りの連続で成り上がった男ですから」
- 第21話より。なぜスザクがルルーシュと組んでいるのか疑問を懐くコーネリアに対しての台詞。
- 実に辛辣だがこれまでのスザクの経歴だけを顧みればこう評価されても仕方ないことだろう。
- 「はい、これで黒の騎士団は殿下の手足です」
- オープンチャンネルで”人質がいてもフレイヤを使う”とルルーシュに通告し、それに異議を唱えた星刻からフレイヤを使わないのを条件に黒の騎士団の指揮権を奪う事に成功したシュナイゼルに対する称賛の言葉。この事はカノンの予想通りだったとの事で、カノンの有能さが伺える。因みに後に約束を反故にしフレイヤを容赦無く使う事となる。
- 元々シュナイゼルはルルーシュを討てれば良いので、各合衆国代表がいようがいまいが関係のないこと。第一からして、シュナイゼルには彼らを助けなければいけない理由も義理もない。事実上ルルーシュとシュナイゼルの両方に各国代表を人質に取られるような状態になってしまっては星刻とて選択の余地などないだろう。
- 「まさか、見捨てるのですか!?」
- 第24話より。ナナリーを放置してダモクレスを自爆させるという判断に驚く。シュナイゼルの本質を理解して付き従っている忠実な側近であるが全てを肯定できるほど盲目ではない。
- (シュナイゼル殿下…。ご自身の命にすら執着の無かった方が…。これが…ギアスの力…)
- 他人はおろか自分の命にさえ執着しないシュナイゼルが、ギアスの力を受けてあっさり服従し、ルルーシュに拳銃を向けたディートハルトを射殺したを目の当たりにした際のカノンが独白。
- 資料等でギアスの力について知っていたカノンだったが、虚無としての本質を持つシュナイゼルでさえも従えさせてしまった程の力を見た結果、カノンは改めてギアスの恐ろしさを実感。ルルーシュによる勝利宣言後、カノンは抜け殻になってしまったかの様に絶望に打ちひしがれる事になった。彼は「心を持たないシュナイゼルが世界に何を成すのかを見たい」という願望を持っていたため、ギアスにてゼロの史上とする優先順位を強要されたシュナイゼルはもはや「意志を持たない存在」とは言えなくなってしまった。ある意味カノンは自身の目的を喪失してしまったとも言えなくない。
漫画版編集
- 「女は舐められたらおしまいなんだから」
- 「はい完成」
- 『双貌のオズO2』より。マリーベルに挨拶に行くノネットの世話を焼く。身嗜みに気を遣うカノンと大雑把なノネット、正反対のようだが相性は良いようだ。
- ―――そうこれはもう剣や騎士といった闘争の矜持を超えた次元の力
- この輝きが殿下の力!
- シュナイゼル殿下は人類を絶滅させうる力をお手になさった…!!!
- 殿下は―――この輝きで何をなさろうと…
- フレイヤの予想以上の威力を痛感しながらの心境。頬に両手を添えてうっとりとシュナイゼルの背を見ている姿は恍惚のヤンデレポーズ[2]に似ている。
- 「わたしは…殿下が欠けおとされた心の一部――…」
- 『双貌のオズO2』より。シュナイゼルが負傷させたコーネリアを引き渡した際、シュナイゼルの真意を詰問[3]してきたノネットに対しての返答。『R2』ではシュナイゼルがコーネリアを負傷させた時に、悲しげにも見える複雑な表情を浮かべていたが、『オズ』では明確に心を痛めた描写がされており、ノネットに連絡と取って頼んだ際には最後、涙ぐんでいた。