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、 2012年8月12日 (日) 23:13
== リオンシリーズ(Lion Series) ==
[[フィリオ・プレスティ]]らが[[ディバイン・クルセイダーズ]](以下、DC)の主力機動兵器として開発した[[アーマードモジュール]](AM)シリーズ。DC総帥[[ビアン・ゾルダーク]]の依頼を受けて[[イスルギ重工]]が生産を行った。
戦闘機[[F-32シュヴェールト]]をベースとした、洗練された単純な構造をしており、製造コストが安く戦力的な費用対効果が大きいのが特徴。研究が進んだ[[EOT]]の技術転用により小型化した[[テスラ・ドライブ]]を標準で内蔵しており、[[宇宙]]空間での高速航行や大気圏内での[[飛行]]が可能。
武装は主として実体弾を用いており、携行弾数を多く確保しつつ、機体の機動性を保つという目的から弾体が小型で済むレールガンを主兵装に採用している。また、用途に合わせて数多くのバリエーションやカスタマイズ機が存在する。
[[L5戦役]]では、[[EOT特別審議会]]の策謀によって量産が遅れた[[マオ・インダストリー|マオ社]]の[[量産型ゲシュペンストMk-II]]の代わりに、連邦軍の主力兵器として大量生産され、大きな戦果を挙げた。その後も生産は続けられており、イスルギ重工[[社長]]の[[ミツコ・イスルギ]]の意向によって、[[ノイエDC]]、[[インスペクター]]などどの組織にも提供されている。
なお、[[プロジェクトTD]]もこのリオンシリーズに属するが、設計目的が異なっている。詳しくは[[プロジェクトTD]]の項を参照されたし。
=== 主なリオンシリーズ ===
==== リオン ====
;[[リオン]]
:空戦用で、基本となる。装甲は薄いが重量が軽く、機動性が高い。
;リオン・タイプT
:[[テンザン・ナカジマ|テンザン]]が強引に受領したテストタイプのリオン。調整中の機体だが、機体性能は後続機と同等。
;リオン・タイプF
:リオンの武装強化型。[[リョウト・ヒカワ]]が搭乗した。他にも、[[リクセント公国]]軍にも防衛戦力として配備されている。
;リオン・タイプV
:近接戦闘用に機動性を強化したリオン。[[ラストバタリオン]]などに与えられた。
==== コスモリオン ====
;[[コスモリオン]]
:宇宙戦用。宇宙戦におけるリオンの役割を果たす。
;コスモリオン・タイプF
:コスモリオンの武装強化型。武装の性能が通常のコスモリオンとは異なる。
;コスモリオン・タイプV
:コスモリオンの機動力強化型。トロイエ隊の専用カラーも存在する。
==== バレリオン ====
;[[バレリオン]]
:砲撃用。鈍重だが重装甲で、長射程・高火力を誇り、空を飛ぶ移動砲台のような機体。
;バレリオンV
:バレリオンの近接戦闘能力強化型だが、接近戦用の武装は追加されていない為、照準周りが調整されているものと思われる。
;バレリオン・カスタム
:バレリオンの指揮官用強化型。OGSでは出番が激減した不遇の機体である。
;[[ヘビーバレリオン]]
:バレリオンシリーズの最上級機体。頭部をツインヘッド・レールガンに変更されたのが最大の特徴。
==== ガーリオン ====
;[[ガーリオン]]
:リオンシリーズにおける指揮官機。マップ中でも確認できる事だが、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]が搭乗していたカスタム機は[[ガーリオン・カスタム]]ではなく本機である。
;[[ガーリオン・カスタム]]
:ガーリオンのカスタム機。主にエースパイロットに与えられ、それぞれ別のカラーリングが施されている。
;ガーリオン・トロンベ
:[[エルザム・V・ブランシュタイン|エルザム]]専用のガーリオン・カスタムで、いわゆる『[[トロンベ]]カラー』に塗装されている。
;ガーリオン・LB
:[[ラストバタリオン]]専用のガーリオン・カスタム。エース機とは異なり性能はそれほど高くない。
==== 対特機型 ====
アニメ『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』で初登場した対特機型。全長50m以上、重力系の武装を使用する。
;[[グラビリオン]]
:
;[[ソルグラビリオン]]
:
==== その他 ====
;[[ランドリオン]]
:陸戦用。汎用性に欠けるのか、バリエーション機が無い。
;[[シーリオン]]
:水中用。ランドリオン同様、バリエーション機が無い。武装も1つしかなく、火力も低い。
==== ワンオフのカスタム機 ====
;[[アーマリオン]]
:[[リョウト・ヒカワ]]が自身で改良したカスタム機。ベースになったのはリオン・タイプFだが、ベース機の面影を残さない機体に仕上がっている。
;[[ズィーガーリオン]]
:レオナのガーリオン・カスタムをベースに、[[レオナ・ガーシュタイン]]専用に改良した専用機。
;[[ガーリオン・カスタム“無明”]]
:[[ムラタ]]の専用機。シシオウブレードを持ち、接近戦で無類の強さを発揮する。
==== ゲーム未登場 ====
;バレリオン改
:『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル|OGクロニクル]]』のVol3に登場した機体。ビッグヘッド・レールガンをオミットし、超大型ミサイルを装備しているのが最大の特徴。
;ガーリオン ブースト・ドライブ搭載型
:OG2に登場した[[アーチボルド・グリムズ|アーチボルド]]の部隊が運用し、[[量産型ヒュッケバインMk-II]]を4機強奪する事に成功した。ゲーム中での表記は『ガーリオン』なので、『ガーリオン ブースト・ドライブ搭載型』という表記ではゲーム内に登場しない。
;テスト用ガーリオン
:OGのドラマCDに登場した。[[プロジェクトTD]]所属のパイロットによる[[テスラ・ドライブ]]用訓練機であるが、機動性の上昇の代価として、装甲が犠牲になっている。
;ガーリオン・ブースター
:OGクロニクルのVol.3に登場した機体で、搭乗機が整備中だった[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]が代替機として使用した。[[タスク・シングウジ|タスク]]が急遽改造を施したこの機体はレオナには不評であった。OGSでは[[ズィーガーリオン]]に改められている。
;ガーリオン・テストベッド
:OGクロニクルのVol.5に登場した機体で、ストランドウィック&アルウィックの兄弟が独自に改修を施した。攻防の強化を図るも、理論が先行し過ぎの機体であり、実際の総合性能はガーリオン以下。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の駆る[[サイバスター]]によって撃破された。
;ゼンガー専用ガーリオン
:[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]が搭乗したカスタム機。ファンの間での通称は『ストライク・ガーリオン』。両腕が格闘戦用の撃発型貫手になっている為、機能を凍結しない限りは携行武器が使えない。不完全な急造の機体だったが、ゼンガーの技量により、格闘戦で[[ヒリュウ改]]と交戦した。
;コスモリオン・トロンベ
:[[エルザム・V・ブランシュタイン|エルザム]]専用のコスモリオン。ディバイン・ウォーズにて登場。
=== [[プロジェクトTD]] ===
;[[アステリオン]]
:[[アルテリオン]]の試作機的扱い。造型からもアルテリオンの試作機であることが容易に見て取れる。
;[[アステリオンAX]]
:アステリオンを強化した機体。機体の推進力の全てを[[テスラ・ドライブ]]でまかなっているのが最大の特徴。その為、機体の扱いが難しくなり、それに伴って[[ツグミ・タカクラ|ツグミ]]がサブパイロットになった。
;[[カリオン]]
:リオンシリーズには珍しく、人型ではなく戦闘機型を採用している(いわば戦闘機から進化したリオンシリーズの先祖帰りといえる)。プロジェクトTDの原点。こちらはベガリオンの試作機にあたる機体で、やはり造型が類似している。
;[[フェアリオン]]
:[[リクセント公国]]の式典用として依頼され、製作された機体。コストを度外視して作った為、式典用とは信じがたいほどの極めて高い戦闘力を有する。<br />また、その風変わりなシルエットが印象深い。[[ラトゥーニ・スゥボータ|ラトゥーニ]]機のタイプSと[[シャイン・ハウゼン|シャイン王女]]機のタイプGが存在する。
;[[アルテリオン]]
:可変システムを採用している機体で、人型は基本的に作業用である。
;[[ベガリオン]]
:こちらは[[カリオン]]同様、戦闘機型をしている。アルテリオン以上の火力を持つ。
;[[ハイペリオン]]
:[[アルテリオン]]と[[ベガリオン]]の[[合体|合体形態]]であり、外宇宙航行用として完成した[[プロジェクトTD]]の集大成。
== 資料リンク ==
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[[Category:戦略・戦術兵器]]
[[Category:OGシリーズ]]