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*[[レスリオン級宇宙戦艦]]
 
*[[レスリオン級宇宙戦艦]]
 
*[[ギーガ級宇宙戦艦]]
 
*[[ギーガ級宇宙戦艦]]
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== 主題歌と[[BGM]] ==
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「TETSU」の名前で主題歌を担当したのは、後に1990年代のヒット曲の仕掛け人となったシンガーソングライター・織田哲郎氏。氏によれば駆け出しの頃に覆面歌手として歌った作品の1つである。
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;「炎のさだめ」
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:作詞:高橋良輔、作・編曲:乾裕樹、歌:TETSU
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:OPテーマ。サビ後の間奏の終わり際はサブタイトル画面のBGMとしても用いられている。
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:「炎の匂い染みついて、'''むせる'''」という歌詞が有名。また、アニメの主題歌としては割と珍しく、曲中に英語やカタカナ語が一切使われていない。尚、炎の女性形であるFianaとかけて「フィアナとの運命」を示唆している曲名でもある。
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:2009年には「ペールゼンファイルズ 劇場版」の主題歌として歌いなおされたが、織田氏は2001年にスペインで強盗に襲われ喉を痛めたため、全盛期のような声は出せていなかった。
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;「いつもあなたが」
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:作詞:高橋良輔、作・編曲:乾裕樹、歌:TETSU
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:EDテーマ。こちらは「孤影再び」で歌いなおされ、同作品のEDになった。
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;「SCRAMBLE M17」
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:劇中BGM。[[OE]]でステージBGMとして採用。
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== 登場作と扱われ方 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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:長年待ち望まれていたがついに参戦。間のエピソードである『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』と前日談である『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』と併せての参戦。
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:[[ボトムズシリーズ]]のキャラクターたちは「次元振動の影響を受けたアストラギウス銀河からやってきた者たち」という設定であるが、主人公キリコが所属しているギルガメス軍はその中で'''軍自体をそのまま傭兵組織として運用している'''というすごい設定である。また、序盤の舞台であるウドは[[エリア11]]のシンジュクゲットーに組み込まれ、さながら酸の雨が降るゲットーとなっている。『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』との絡みが多いほか、[[レッドショルダー]]隊員をはじめ、ボトムズシリーズの各キャラクターたちが、雇われの傭兵として各勢力の手先として登場する。
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:原作のストーリーはウド編と『ザ・ラストレッドショルダー』までが展開される。
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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:クメン編以降のストーリーが描かれる。ただし、サンサ編は再現が難しいのか[[イプシロン]]との決着部分のみ描かれ、ゾフィーは登場しない。本作では版権の関係で使用出来ないと思われる「レッドショルダーマーチ」をオリジナル曲「戦騎達の行進」で代用している。対策も兼ねてか微妙に違った曲調となっているものの、雰囲気がとてもそっくりでファンからは好評である。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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:後日談である『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』と併せての参戦。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
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:TVシリーズの味方機体は第5章より登場。キリコの[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]に、ル・シャッコの[[ベルゼルガ]]とバニラの[[ATフライ]]の三機でグループとなる。
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:ストーリーはウド編(正確には[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]])までで、エンディングでフィアナを探してクメン王国に向かうことが語られている。他、ボトムズ関連のミッションではサブタイトルでのBGMが再現される。
      
== 用語 ==
 
== 用語 ==
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:いちおうハンドガンではあるのだが、全長450mm・重量7Kg弱ととてつもなく大きく、銃身が極端に短いために有効射程距離・命中精度も低く、発砲時の反動も大きいので、お世辞にも良い銃とは言えない。あくまでもAT相手の護身用であるが、キリコはこれを対人で使った事がある。
 
:いちおうハンドガンではあるのだが、全長450mm・重量7Kg弱ととてつもなく大きく、銃身が極端に短いために有効射程距離・命中精度も低く、発砲時の反動も大きいので、お世辞にも良い銃とは言えない。あくまでもAT相手の護身用であるが、キリコはこれを対人で使った事がある。
 
:この銃のせいでATは「'''ハンドガンにも負けるロボット'''」という誇れない肩書きを背負うこととなっている。
 
:この銃のせいでATは「'''ハンドガンにも負けるロボット'''」という誇れない肩書きを背負うこととなっている。
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== 楽曲 ==
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「TETSU」の名前で主題歌を担当したのは、後に1990年代のヒット曲の仕掛け人となったシンガーソングライター・織田哲郎氏。氏によれば駆け出しの頃に覆面歌手として歌った作品の1つである。
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;オープニングテーマ
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:;「炎のさだめ」
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::作詞:高橋良輔、作・編曲:乾裕樹、歌:TETSU
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::サビ後の間奏の終わり際はサブタイトル画面のBGMとしても用いられている。
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::「炎の匂い染みついて、'''むせる'''」という歌詞が有名。また、アニメの主題歌としては割と珍しく、曲中に英語やカタカナ語が一切使われていない。尚、炎の女性形であるFianaとかけて「フィアナとの運命」を示唆している曲名でもある。
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::2009年には『ペールゼンファイルズ 劇場版』の主題歌として歌いなおされたが、織田氏は2001年にスペインで強盗に襲われ喉を痛めたため、全盛期のような声は出せていなかった。
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::『第2次Z』『OE』『時獄篇』で採用。
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;エンディングテーマ
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:;「いつもあなたが」
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::作詞:高橋良輔、作・編曲:乾裕樹、歌:TETSU
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::こちらは『孤影再び』で歌いなおされ、同作品のEDになった。
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;劇中BGM
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:;「THE UNIVERSE END M-14」
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::『破界篇』で採用。
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:;「SCRAMBLE M17」
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::『OE』でステージBGMとして採用。
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== 登場作と扱われ方 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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:長年待ち望まれていたがついに参戦。間のエピソードである『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』と前日談である『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』と併せての参戦。
 +
:[[ボトムズシリーズ]]のキャラクターたちは「次元振動の影響を受けたアストラギウス銀河からやってきた者たち」という設定であるが、主人公キリコが所属しているギルガメス軍はその中で'''軍自体をそのまま傭兵組織として運用している'''というすごい設定である。また、序盤の舞台であるウドは[[エリア11]]のシンジュクゲットーに組み込まれ、さながら酸の雨が降るゲットーとなっている。『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』との絡みが多いほか、[[レッドショルダー]]隊員をはじめ、ボトムズシリーズの各キャラクターたちが、雇われの傭兵として各勢力の手先として登場する。
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:原作のストーリーはウド編と『ザ・ラストレッドショルダー』までが展開される。
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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:クメン編以降のストーリーが描かれる。ただし、サンサ編は[[イプシロン]]との決着部分のみ描かれ、ゾフィーは登場しない。本作では版権の関係で使用出来ないと思われる「レッドショルダーマーチ」をオリジナル曲「戦騎達の行進」で代用している。対策も兼ねてか微妙に違った曲調となっているものの、雰囲気がとてもそっくりでファンからは好評である。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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:後日談である『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』と併せての参戦。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
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:TVシリーズの味方機体は第5章より登場。キリコの[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]に、ル・シャッコの[[ベルゼルガ]]とバニラの[[ATフライ]]の三機でグループとなる。
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:ストーリーはウド編(正確には[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]])までで、エンディングでフィアナを探してクメン王国に向かうことが語られている。他、ボトムズ関連のミッションではサブタイトルでのBGMが再現される。
    
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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*恐ろしい事に、'''内戦中のカンボジア(クメン編のモデル)でも放送されていた'''らしい…… カンボジアの人々はクメン編を見てどう思ったのだろうか。
 
*恐ろしい事に、'''内戦中のカンボジア(クメン編のモデル)でも放送されていた'''らしい…… カンボジアの人々はクメン編を見てどう思ったのだろうか。
 
*ATが弱かったり、作品全体に漂う泥臭い戦争描写(特にクメン編)ゆえに勘違いされがちであるが、実は作中の文明は、'''銀河レベルでの戦争が可能な領域に達している'''ので、スパロボ内でも屈指の技術力を保有していることになる。
 
*ATが弱かったり、作品全体に漂う泥臭い戦争描写(特にクメン編)ゆえに勘違いされがちであるが、実は作中の文明は、'''銀河レベルでの戦争が可能な領域に達している'''ので、スパロボ内でも屈指の技術力を保有していることになる。
**例を挙げれば、ギルガメス軍のギーガ級宇宙戦艦は'''約2週間で13万光年を移動可能'''という描写が存在するし、惑星破壊作戦に用いることが可能なミサイルも存在している。比較として、マクロスFにおけるフロンティア船団の第七次超長距離フォールドの移動距離は、かなりの準備を経た上でも'''約800光年'''と言う描写であった。レベルが違う……。
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**例を挙げれば、ギルガメス軍のギーガ級宇宙戦艦は'''約2週間で13万光年を移動可能'''という描写が存在するし、惑星破壊作戦に用いることが可能なミサイルも存在している。比較として、『[[マクロスF]]』におけるフロンティア船団の第七次超長距離フォールドの移動距離は、かなりの準備を経た上でも'''約800光年'''と言う描写であった。レベルが違う……。
 
**そんな非常に高度な技術を持った文明でありながら、それを用いて泥臭い戦争を続けているあたり、争いごとをやめられない哀しき人間の業と性(さが)を描いているともいえる。
 
**そんな非常に高度な技術を持った文明でありながら、それを用いて泥臭い戦争を続けているあたり、争いごとをやめられない哀しき人間の業と性(さが)を描いているともいえる。
 
*『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の放送当時、プラモデル連動企画の中に、「[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]隊の隊員となり、その証である'''右肩がオレンジ色の[[ザクウォーリア|ザク]]'''をプレゼント」というものがあった。これが本作のレッドショルダーそのまんまだったので盗作疑惑が持ち上がったが、真相は闇の中。ちなみに、キャンペーンが告知された翌週にハイネが戦死してしまった……タイミングが悪すぎる。
 
*『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の放送当時、プラモデル連動企画の中に、「[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]隊の隊員となり、その証である'''右肩がオレンジ色の[[ザクウォーリア|ザク]]'''をプレゼント」というものがあった。これが本作のレッドショルダーそのまんまだったので盗作疑惑が持ち上がったが、真相は闇の中。ちなみに、キャンペーンが告知された翌週にハイネが戦死してしまった……タイミングが悪すぎる。
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