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| *重量:90.68t | | *重量:90.68t |
| *動力:核動力([[ニュートロンジャマーキャンセラー]]搭載) | | *動力:核動力([[ニュートロンジャマーキャンセラー]]搭載) |
− | *装甲:[[PS装甲|フェイズシフト装甲]] | + | *装甲:[[フェイズシフト装甲]] |
| *開発:[[ザフト]] | | *開発:[[ザフト]] |
| *所属:ザフト | | *所属:ザフト |
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| *メカニックデザイン:大河原邦男 | | *メカニックデザイン:大河原邦男 |
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− | [[ザフト]]が開発した[[モビルスーツ]]。[[ガンダムタイプ]]の内の一機で、[[フリーダムガンダム]]、[[ジャスティスガンダム]]と同時期に開発されていた、いわば兄弟機ともいえる立場にある。ちなみに、プロヴィデンスとはキリスト教の概念で、『神の意思・摂理』、またはそこから転じて『神そのもの・天帝』といった意味を持つ。 | + | [[ザフト]]が開発した[[モビルスーツ]]。[[ガンダムタイプ]]の内の一機で、[[フリーダムガンダム]]、[[ジャスティスガンダム]]と同時期に開発されていた、いわば兄弟機ともいえる立場にある。ちなみに、プロヴィデンスとはキリスト教の概念で、「神の意思・摂理」、またはそこから転じて「神そのもの・天帝」といった意味を持つ。 |
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| 核エンジンや[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]、[[PS装甲]]、マルチロックオンシステムなどが採用されており、出力、運動性、攻撃力、防御力などの全てにおいて、在来機を遥かに凌駕する性能を持つ。宇宙空間での運用を主に想定していたのか、機動力自体はフリーダム、ジャスティスを下回るが、それを持って余りある火力が特徴。その火力を堅持するのが、最大の特徴であるバックパックと腰のジョイントに装備された無線式自動攻撃兵器、通称「[[オールレンジ攻撃|ドラグーン・システム]]('''D'''isconnected '''R'''apid '''A'''rmament '''G'''roup '''O'''verlook '''O'''peration '''N'''etwork・system=DRAGOON SYSTEM:分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システム)」の存在と言えるだろう。 | | 核エンジンや[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]、[[PS装甲]]、マルチロックオンシステムなどが採用されており、出力、運動性、攻撃力、防御力などの全てにおいて、在来機を遥かに凌駕する性能を持つ。宇宙空間での運用を主に想定していたのか、機動力自体はフリーダム、ジャスティスを下回るが、それを持って余りある火力が特徴。その火力を堅持するのが、最大の特徴であるバックパックと腰のジョイントに装備された無線式自動攻撃兵器、通称「[[オールレンジ攻撃|ドラグーン・システム]]('''D'''isconnected '''R'''apid '''A'''rmament '''G'''roup '''O'''verlook '''O'''peration '''N'''etwork・system=DRAGOON SYSTEM:分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システム)」の存在と言えるだろう。 |
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| 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて、[[ラウ・ル・クルーゼ]]が搭乗して出撃し、連合、オーブの[[MS]]をことごとく葬り去った。さらに[[ディアッカ・エルスマン]]の駆る[[バスターガンダム]]を一瞬にして中破させ、[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[ストライクガンダム]]も圧倒的な強さで退けた。その後、[[ジェネシス]]付近の宙域で[[キラ・ヤマト|キラ]]の駆る[[フリーダムガンダム]]と交戦し、[[ミーティア]]を破壊。さらにその後、熾烈な接近戦にもつれこみ、お互い、腕や足などを破壊されるが、最後はフリーダムのビームサーベルでコックピットを貫かれ、クルーゼは戦死。機体も[[ジェネシス]]の爆発の炎に灼かれ、散った。 | | 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて、[[ラウ・ル・クルーゼ]]が搭乗して出撃し、連合、オーブの[[MS]]をことごとく葬り去った。さらに[[ディアッカ・エルスマン]]の駆る[[バスターガンダム]]を一瞬にして中破させ、[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[ストライクガンダム]]も圧倒的な強さで退けた。その後、[[ジェネシス]]付近の宙域で[[キラ・ヤマト|キラ]]の駆る[[フリーダムガンダム]]と交戦し、[[ミーティア]]を破壊。さらにその後、熾烈な接近戦にもつれこみ、お互い、腕や足などを破壊されるが、最後はフリーダムのビームサーベルでコックピットを貫かれ、クルーゼは戦死。機体も[[ジェネシス]]の爆発の炎に灼かれ、散った。 |
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− | 裏話として、実はこの機体については当初案がなかった。しかし「ガンダムでないと今のキラ達に太刀打ちできない」ということから、急遽デザイナーの大河原邦男氏に発注され(彼は1週間で作成したという)、設定が作られた。
| + | 裏話として、実はこの機体については当初案がなかった。しかし「ガンダムでないと今のキラ達に太刀打ちできない」ということから、急遽デザイナーの大河原邦男氏に発注し(彼は1週間で作成したという)、設定が作られた。なお、意外な事にこの風貌で空が飛べる。 |
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| + | == 登場作品と操縦者 == |
| たった2話しか登場しなかったが、パイロットのクルーゼと相まってSEED系[[MS]]でも一、二を争う人気を誇る。しかし、同時に登場話数の少なさが原因でスパロボでは敵として現れる時は終盤で、さすがに強くはあるが既にこちらのレギュラーメンバーが育ちきっているためにそれほどの強敵でもないという少し残念な事が多い。 | | たった2話しか登場しなかったが、パイロットのクルーゼと相まってSEED系[[MS]]でも一、二を争う人気を誇る。しかし、同時に登場話数の少なさが原因でスパロボでは敵として現れる時は終盤で、さすがに強くはあるが既にこちらのレギュラーメンバーが育ちきっているためにそれほどの強敵でもないという少し残念な事が多い。 |
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− | なお、意外な事にこの形で空が飛べる。ただスパロボでは今のところ重力下での戦闘はない。ちなみに第3次αでは移動タイプに空が無い為、飛べない。
| + | 飛行可能な設定だが、スパロボでは今のところ重力下での空中戦は実現していない。 |
− | | + | === [[αシリーズ]] === |
− | == 登場作品と操縦者 == | |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | :かなり終盤になってからの登場。今作ではU.C.ガンダム系とガンダムWが参戦している上に、主役級パイロットには特殊台詞あり(ヒイロにいたってはクルーゼと名前まで言ってくれる)でクルーゼに返し台詞もあるため、ドリームマッチを楽しむことが出来る。似たような装備をした[[νガンダム]]とも戦える。ドラグーン・システムが実弾なためにSEED系ガンダムとは相性が悪い。 | + | :初登場。かなり終盤になってからの登場。今作では[[宇宙世紀]]系ガンダムとガンダムWが参戦している上に、主役級パイロットには特殊台詞あり(ヒイロにいたってはクルーゼと名前まで言ってくれる)でクルーゼに返し台詞もあるため、ドリームマッチを楽しむことが出来る。似たような装備をした[[νガンダム]]とも戦える。ドラグーン・システムが実弾扱いなため、[[フェイズシフト装甲]]を持つSEED系ガンダムを向かわせると有利。 |
| + | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦J]] | | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | :終盤、クルーゼが乗ってくる。今回のクルーゼは[[特殊技能]]に[[コーディネイター]]を持っているため、かなり強い。[[コン・バトラーV]]との[[戦闘前会話]]では[[浪花十三]]に'''カニ'''呼ばわりされる。 | + | :今回のクルーゼは[[特殊技能]]に[[コーディネイター]]を持っているため、かなり強い。[[コン・バトラーV]]との[[戦闘前会話]]では[[浪花十三]]に'''カニ'''呼ばわりされる。 |
| ;[[スーパーロボット大戦W]] | | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | :第2部の終盤で登場。ヤキン・ドゥーエ戦以外でも、[[ザ・データベース]]との戦いでも登場する。HPが10万を超えているため、倒すのが大変。なお、このステージには隣に[[あしゅら男爵|あしゅら]]の[[地獄王ゴードン|ゴードン]]と[[シンクライン皇太子|シンクライン]]がいるため、余計厄介。 | + | :第2部の終盤で登場。原作のヤキン・ドゥーエ戦以外では[[ザ・データベース]]との戦いでも登場する。HPが10万を超えているため、倒すのが大変。なお、このステージには隣に[[あしゅら男爵]]の[[地獄王ゴードン]]と[[シンクライン皇太子]]がいるため、余計厄介。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲 | | ;MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲 |
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| <!-- :「曲名」:採用作品や解説など --> | | <!-- :「曲名」:採用作品や解説など --> |
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− | == 対決 == | + | == 対決・名場面など == |
| ;対地球連合軍 | | ;対地球連合軍 |
− | :初出撃後、周囲に展開していた多数の[[ストライクダガー]]をドラグーンシステムによる一斉攻撃で撃破する。殲滅後、クルーゼの高笑いでこのエピソードは終わるが、視聴者に高い印象を残したのは言うまでも無い。 | + | :初出撃後、周囲に展開していた多数の[[ストライクダガー]]をドラグーンシステムによる一斉攻撃で撃破する。殲滅後、クルーゼの高笑いでこのエピソードは終わるが、視聴者に強烈な印象を残したのは言うまでも無い。 |
| ;対[[バスターガンダム]] | | ;対[[バスターガンダム]] |
| :[[アークエンジェル]]を守るため、バスターが攻撃を加えたが、プロヴィデンスの前にそれは掠りもせず、逆にドラグーンを交えた猛攻で数秒でぼろぼろにされてしまった。 | | :[[アークエンジェル]]を守るため、バスターが攻撃を加えたが、プロヴィデンスの前にそれは掠りもせず、逆にドラグーンを交えた猛攻で数秒でぼろぼろにされてしまった。 |
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| ;対[[フリーダムガンダム]](ボンボン版) | | ;対[[フリーダムガンダム]](ボンボン版) |
| :TV版とは全く異なり、フリーダムから一度もダメージを受けないほどに圧倒。機体の大部分を破壊し、残された武装も頭部バルカンとバラエーナ1門のみとなったその時、離脱したムウがメビウス・ゼロに乗って再度クルーゼとの戦闘に舞い戻る。機体性能の差によってやはり圧倒するも、ガンバレルのワイヤーによってプロヴィデンスの行動を封じ込められてしまう。ムウはキラに自分ごとクルーゼを撃ち抜くよう告げるが、キラは躊躇する。機体の動きを封じられながらも、ドラグーンの端末を射出し、フリーダムにダメージを与え続けるクルーゼ。ムウの必死の説得によりキラはプラズマ砲でプロヴィデンスを撃ち抜くという苦渋の選択をする。そして、プロヴィデンスとメビウス・ゼロは宇宙に散った。 | | :TV版とは全く異なり、フリーダムから一度もダメージを受けないほどに圧倒。機体の大部分を破壊し、残された武装も頭部バルカンとバラエーナ1門のみとなったその時、離脱したムウがメビウス・ゼロに乗って再度クルーゼとの戦闘に舞い戻る。機体性能の差によってやはり圧倒するも、ガンバレルのワイヤーによってプロヴィデンスの行動を封じ込められてしまう。ムウはキラに自分ごとクルーゼを撃ち抜くよう告げるが、キラは躊躇する。機体の動きを封じられながらも、ドラグーンの端末を射出し、フリーダムにダメージを与え続けるクルーゼ。ムウの必死の説得によりキラはプラズマ砲でプロヴィデンスを撃ち抜くという苦渋の選択をする。そして、プロヴィデンスとメビウス・ゼロは宇宙に散った。 |
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− | == 名場面 ==
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− | ;最後の一撃
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− | :最後のフリーダムとの一騎打ち。
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− | :フリーダムはドラグーン・システムの攻撃によりミーティアを破壊され、片腕片足を破壊されながらも同じくプロヴィデンスの腕を撃ち抜くなど壮絶な戦いを繰り広げる。お互いに武装の多くを失うダメージを受けるも、最後はフリーダムが残ったビームサーベルを展開、頭部を潰されながらもドラグーンの雨を掻い潜ってプロヴィデンスのコクピットを貫き、クルーゼを倒す。
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− | :そして決着の直後にジェネシスが発射される。フリーダムは間一髪のところで離脱したが、プロヴィデンスはそのままジェネシスの炎に焼かれ、爆散した。
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
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| :フリーダムの後継機。元はザフトがフリーダムと同時期に開発していた量産機だが、後にクライン派が強奪しキラ専用機となる。レジェンドに採用された第2世代ドラグーンと同じ、コントロールの一部をコンピューター制御により簡略化したドラグーンを搭載している。徹底的に扱い易さを重視した為か、各端末の砲門も1門のみに限定されている。頻繁に設定が変わる事で有名な機体でもある。 | | :フリーダムの後継機。元はザフトがフリーダムと同時期に開発していた量産機だが、後にクライン派が強奪しキラ専用機となる。レジェンドに採用された第2世代ドラグーンと同じ、コントロールの一部をコンピューター制御により簡略化したドラグーンを搭載している。徹底的に扱い易さを重視した為か、各端末の砲門も1門のみに限定されている。頻繁に設定が変わる事で有名な機体でもある。 |
| ;ニクスプロヴィデンスガンダム | | ;ニクスプロヴィデンスガンダム |
− | :ある組織が開発したプロヴィデンスの後継機。ドラグーンを主力兵器として運用すべく様々な改良がされている。スパロボ未登場。 | + | :『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(SRW未参戦)に登場するプロヴィデンスの後継機。秘密組織「ライブラリアン」が開発した。ドラグーンを主力兵器として運用すべく様々な改良がされている。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
− | <amazon>B000FI9JQI</amazon><amazon>B00030EUWG</amazon><amazon>B00062J9J0</amazon><amazon>B000NIJ2X0</amazon> | + | <amazon>B00030EUU8</amazon><amazon>B00062J9J0</amazon><amazon>B00030EUWG</amazon><amazon>B000FI9JQI</amazon><amazon>B000NIJ2X0</amazon> |
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| {{ガンダムシリーズ}} | | {{ガンダムシリーズ}} |
| [[Category:登場メカは行]] | | [[Category:登場メカは行]] |
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| [[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | | [[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]] |